僕はコレで洋書が読めるようになった。初心者におすすめの洋書10冊&挫折しない読み方

  • 洋書を読んでみたいけど、なにを読めばいいかわからない

  • 洋書に挫折してしまった…

  • 英語の勉強を兼ねて洋書を読んでみたい

という人の悩みを解決するために

「洋書初心者におすすめの本&挫折しない読み方」

について記事を書きました。

ちなみに、この記事を書いている僕はこれまでに洋書を100冊近く読み、洋書多読のおかげでTOEICスコアを450→830まで伸ばすことに成功。

英語学習を兼ねて洋書を読むことで、趣味と実益を両方ゲットできるので最高です。

とはいえ、最初のころは挫折の連続でした。

というのも、自分に合う洋書がわからなかったからです。

書店で洋書を買ってみたものの、全然読めない…。

その失敗経験が多すぎて、本当に心が折れかけました。

自分なりに失敗の原因を分析してみたのですが、

「自分の英語力に合う洋書を選べてない」

ということが判明。

つまり、裏を返せば「ちゃんと洋書を選べば、最後まで読める!」ということなんですよね。

これから洋書を読む人も、すでに挫折を経験している人も大丈夫です。

正しい洋書=無理なく読めるレベルの本を選ぶ知識」さえ身につければいいだけなので。

そんな「本当に読める洋書を選ぶ知識」をこの記事でわかりやすく解説していきます。

この記事の全体像はこんな感じ。洋書の「初歩の初歩」から解説してます↓

  • 最初はレベル別の洋書(GR)がおすすめ

  • 洋書の挫折原因「単語の意味がわからない」をなくす

  • 街の本屋でも買える「ラダーシリーズ」は鉄板

  • 偉人の伝記や古典作品もラダーシリーズで読みやすく

  • 二度美味しい「マイケル・ジャクソン」の本は3回も読んだ

  • レベルUPでもスラスラ読めた「ビートルズ」

  • ただし、最低限の英文法と英単語は必須

  • なぜ初心者に「Oxford Bookworms」がおすすめなのか?

  • ペーパーバックでも「見出し」が多ければ読みやすい

  • 洋書初心者がやってはいけない、挫折を生む「NG行為」

  • 背伸びしてむずかしい洋書を選びがち

  • 日本語の対訳をすぐに確認するのは何でダメなの?

  • 辞書を引きながら洋書を読むのは苦痛

  • 理想は英単語や文法を勉強しながら洋書を読むこと

  • 英単語を1つも知らない超初心者は「◯◯」がおすすめ

  • 洋書初心者に贈る「洋書スタートガイド」まとめ

最初に選ぶ洋書を失敗すると、100%挫折するといっても過言ではありません。

しかし、この記事を読んでもらえれば、初めての人でも間違いなく洋書を1冊最後まで読破できるはずです。

  • 「もう英語から逃げたくない」

  • 「洋書がスラスラ読める生活を送りたい」

という人は、ぜひ記事を読んで【洋書が読める自分】を手に入れてください。

【結論】最初はレベル別の洋書(GR)がおすすめ

まず知っておきたいのが、

なぜ、洋書が読めないのか?

ということです。

原因はいろいろありますが、最も多いのが

「単語の意味がわからない」

というもの。

つまり、語彙力が足りてないというのが大きな原因なんですね。

もちろん文法も大切ですが、単語さえわかれば読める洋書もあるということです。

自分がわかる英単語だけで書かれた洋書を読めば、挫折せずに読める可能性は高まります。

もちろん、「知っている英単語しか載ってないのに読めない」というケースもゼロではありません。

ただ、やさしい英語で書かれた洋書は、英単語だけでなく英文法もやさしく書かれていますから、挫折しにくいです。

では、具体的にどんな洋書を読めばいいのか?

結論からお伝えすると、洋書初心者の人は

レベル別の洋書

がおすすめです。

レベル別の洋書というのは、本のなかで使われる英単語の数が制限されている本のこと。

わかりやすくいえば「かんたんな英単語だけで書かれた洋書」です。

一般的には「Graded Readers(略して「GR」)」という総称で呼ばれています。

グレード分けされた本ということですね。

GRという言葉はこのあとちょいちょい出てくるので覚えておいてください。

街の本屋でも買える「ラダーシリーズ」は鉄板

まず最初におすすめするのは「ラダーシリーズ」というGRです。

上記のような表紙の本を書店で見たことがある人もいるはず。

ラダーシリーズはIBCパブリッシングという日本の出版社が出している本でして、

ラダーシリーズは、使用する単語を限定して、やさしい英語で書き改められた、多読・速読に最適な英文リーダーです。巻末にワードリストが付属しているため、辞書なしでどこでも読書が楽しめます。(IBCパブリッシング公式サイトより)

というコンセプトをもとに作られました。レベルは5つに分かれており、以下のようになっています。

洋書初心者の人は自分の英語力に関係なくレベル1からスタートすることをおすすめします。

たとえば「英検2級持ってるんだから、レベル4は読めるでしょ」と思って手を出すと、意外と読めずに挫折することが多々あるので。

▩ 英文を長時間読むことに慣れるために

なぜ挫折するかといえば、ふだんの英語学習と洋書を読むのは別物だからです。

洋書はふだんの英語学習にはない「長文を長時間にわたって読み続ける」という行為が含まれています。

「英語レベルは十分なはずなのに、なぜか読めない」ということが頻発します。

ですから、どんな人でも最初はレベル1からスタートすることをおすすめします。

▩ 自信がつけば、次の本も読みたくなる

洋書を読み始めるとき、1番大切なのは自信を深めることです。

これは本当に大切。マジです。

「洋書、最後まで読めた!」

という達成感は、とてつもない効力を秘めています。

とりあえずは自分にとって簡単すぎるかもしれないと感じるレベルから読み始めて、1冊の読破を目標にしましょう。

どんなやさしい洋書でも、1冊読了すると自信につながります。

「世の中には、自分でも読破できる洋書があるんだ」

というのを知ることが、大きな第一歩。

それを終えたあとに自分の洋書レベルを再確認すればいいのです。

レベル1を読んで、簡単すぎると感じたらレベル2に進むようにしましょう。

レベル1がちょうどいいと感じたなら、他のレベル1作品を読んでみるのもアリです。

ちなみに、ラダーシリーズには巻末に単語リストが掲載されています。

作品のなかで使われている英単語の日本語訳も確認できるので、学習にも役立てることができます。

偉人の伝記や古典作品もラダーシリーズで読みやすく

ラダーシリーズはさまざまなジャンルの作品が揃っているのですが、レベル1には伝記もいくつかあります。

「ピーターパン」や「グリム童話」などの物語系もあるのですが、僕はどうしても興味が持てなかったので偉人のお話をいくつか読みました。

たとえば、エジソンやアインシュタインなど歴史上の偉人について書かれた本はおすすめです。

「名前は知っているけど、くわしい功績は知らない」という人も多いと思います。

洋書を読みつつ、教養も身につけちゃいましょう。

▩ 二度美味しい「マイケル・ジャクソン」の本は3回も読んだ

ちょっとレベルは上がりますが、ラダーシリーズレベル3の本をご紹介します。

その本とは「マイケル・ジャクソン」です。

中学生くらいのときに初めてマイケル・ジャクソンを聴いて以来、すっかりハマりました(特にRemember The Timeという曲が大好き)。

とはいえ、音楽以外のことは全然知らなくて、彼がどんな生い立ちを送ってきたのか知りたくて本書を手に取りました。

僕としては、自分の好きなマイケル・ジャクソンのことが知れるし、しかも洋書が読めるし、二度美味しい本です。

▩ 難易度UPでもスラスラ読めた「ビートルズ」

ラダーシリーズを何冊も読んでいると、本当にレベルが着実に上っていくのが実感できて嬉しいんですが、扱っている本も素晴らしいです。

次に紹介するのはレベル4の「ビートルズ」です。

さきほど紹介したマイケル・ジャクソンと同じように、彼らの生い立ちから成功に至るまでのストーリーが描かれています。

ラダーシリーズのレベル4ですから、英語レベルでいえばTOEIC600〜700点、英検2級レベルです。けっこうむずかしめですよね。

僕がこの本を手にとったのはたしかTOEIC550点くらいのときだったので、正直なところ完全に背伸びです。

ただ、自分が好きなことって読めてしまうものですね。

ビートルズのことを知りたいという気持ちが強かったせいもあって、スラスラ読めてしまいました(笑)

僕の場合はマイケル・ジャクソンやビートルズでしたが、みなさんも自分の興味があるテーマのラダーシリーズをぜひ見つけてみてください。

女性でしたら「美女と野獣」「ローマの休日」なんかもおすすめです。

▩ ただし、最低限の英文法と英単語は必須

注意したいのは、洋書入門と英語入門は別物ということです。

これは誤解しやすいポイントなので注意しましょう。

つまり、入門者向けの洋書であっても、最低限の英文法と英単語がわからないと読むのはむずかしいということです。

さきほど紹介したレベル別洋書(ラダーシリーズ)ですが、レベル1でも英検4級=中学校中級程度の英語力が必要です。

なので、be 動詞もわからないという英語レベルの人は、洋書よりもまず英語の勉強を先にやっておくことをおすすめします。

「英語力0から洋書が読めるようになる勉強法」については、以下の記事にくわしく書いてます。

薄い本なら読破もしやすい!「Oxford Bookworms」がおすすめ

レベル別の洋書をもう一つご紹介します。

その名も Oxford Bookworms(オックスフォードブックワーム) というシリーズです。

Oxford Bookwormsはオックスフォード大学出版局が刊行している洋書で、こちらも英単語の数を制限したレベル別の洋書シリーズです。

ラダーシリーズとはちがってすべて英語で書かれています。

そのため、ラダーシリーズよりもOxford Bookwormsのほうが ”洋書感” は強く感じるはずです。

僕は実際にOxford Bookwormsを大量に読み漁りました。

なぜなら、Oxford Bookwormsには以下のような「3つの推しポイント」があるからです。

  1. 1冊あたりのページ数が少ない(つまり本が薄い)

  2. 全部で7つのステージに分かれている

  3. 巻末に英英辞書、確認問題がついている

上記を1つずつ深掘りしていきます。

① 1冊あたりのページ数が少ない(つまり本が薄い)

僕がOxford Bookwormsを特に評価しているのは、本の薄さにあります。

一見すると、本が薄いとボリューム感がなくてマイナス評価につながりそうなもんですが、洋書初心者にとってはむしろ歓迎すべきです。

なぜなら、薄い洋書なら読破しやすいから。

左がOxford Bookworms、右がふつうの洋書

比べれば明確ですよね。厚みが全然ちがいます。

さきほどもチラッと説明しましたが、洋書初心者の人に必要なのは「自分でも洋書1冊を読み終えることができた」という自信です。

洋書初心者の人がいきなる分厚いペーパーバック(海外の文庫)を読もうとしても、確実に挫折します。

でも、Oxford Bookwormsなら薄いので、早ければ1日で読み終えることができます。

Oxford Bookwormsはだいたい本編が60ページ前後で構成されているので、1冊を読み切るハードルがとても低いのです。

② 全部で7つのステージに分かれている

ラダーシリーズは5段階のレベルに分かれていましたが、Oxford Bookwormsは7つのレベルに分かれています(Oxford Bookwormsではレベルではなく Stage と表現します)。

こんな感じで、分かれているんですが実際に読んだ感想としては「全体的に難易度が高い」ということ。

僕はステージ1をどっさり買ってきてまとめて読んだのですが、ステージ3くらいになってくると読むスピードが落ちたり、途中で挫折したりしました。

つまり、ラダーシリーズよりもOxford Bookwormsのほうが全体の難易度は高いということです。

ただ、Starterやステージ1であれば洋書初心者でもわりと読みやすいとは思います。

いずれにしても、自分にとって簡単と感じるくらいの低いレベルから始めることが肝心です。

③ 巻末に英英辞書、確認問題がついている

Oxford Bookwormsの巻末には、その本に出てきた英単語の英英解説が出てきます。

あくまでも洋書なので日本語による解説はないのですが、やさしい単語なので理解しやすいです。

また、その本の大意を掴めているのかを確認する問題が巻末に掲載されています。

あくまでも任意ではありますが、確認問題を解くことでより理解が深まるはず。僕はやりませんでしたが(笑)

迷ったら「ラダーシリーズ」がおすすめ

ラダーシリーズとOxford Bookworms、どちらにすべきか?

個人的には、最初に取っ掛かりとしてはラダーシリーズのほうが良いと思います。

書店でも手に入りやすいし、本文以外は日本語で書かれている箇所もあるから、心理的なハードルも低い。

また、Kindle版もあるので、スマホでも読めるという気軽さもあります。

ペーパーバックは「薄い」「見出しが多い」を選ぶ

さて、ここまではレベル別の洋書をご紹介しましたが、

  • 「そんなの洋書とは呼ばない!」

  • 「自分が読みたいのはペーパーバックなんだよなぁ…」

と感じる人もいるはずです。

僕もその気持ちはよくわかるといいますか、結局のところペーパーバックを読んでこそ「洋書が読めた!」なんですよね。

とはいえ、やみくもにペーパーバックに手を出すとほぼ確実に挫折するので、やはり本選びは慎重に行うべき。

これまで数え切れないくらい洋書で挫折してきましたが、その経験のなかで「こういう本さえ選んでおけば、間違いない」という本がわかるようになりました。

それはズバリ、

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