英語を話すためのトレーニングとして人気が高い「瞬間英作文」ですが、DMM英会話でも正式に教材として採用されています。
しかし、個人的にはDMM英会話で瞬間英作文をやるのはおすすめしません。なぜなら、非効率だからです。
今回は、DMM英会話で選ぶべき教材と瞬間英作文の活用法を解説していきます。
ちなみに、DMM英会話は無料レッスンが体験できますので、まだ使ったことがない人はぜひ試してみてください。
DMM英会話の瞬間英作文をおすすめしない理由
瞬間英作文は日本語を英語に訳すトレーニングです。本家の教材は以下のように左ページに日本語、右ページに英語が書かれています。
最初に述べたとおり、DMM英会話で瞬間英作文をやるのはおすすめしません。
DMM英会話でも実物の教材を使ってレッスンをおこなうのですが、正直なところわざわざ英会話レッスンのなかで瞬間英作文をやるメリットがありません。
なぜなら、瞬間英作文は1人でもトレーニングができるからです。
「レッスンで講師と一緒にやったほうが効率的なのでは?」と思われるかもしれませんが、講師とやるときも結局は【日本語→英語】に変換するトレーニングをやるだけです。
もちろん、それなりのコミュニケーションがあるので完全にムダというわけではありませんが、瞬間英作文だけを切り取って考えると時間のムダと言わざるを得ません。
つまり、DMM英会話でやろうと、1人の自習時間にやろうと瞬間英作文でやることは本質的には同じなのです。
DMM英会話に少なくないお金を払うわけですから「貴重なレッスン時間を瞬間英作文に費やすのはもったいない」というのが僕なりの持論です。
瞬間英作文は1人でトレーニングするようにして、DMM英会話のレッスンは他の教材を使ったほうが効果は高くなります。
DMM英会話のおすすめ教材3選
DMM英会話の教材一覧 | レベル 1 - 10 |
---|---|
キッズ英語 | 1 |
会話 | 1 - 7 |
Let's Go | 1 - 4 |
Side by Side | 1 - 7 |
瞬間英作文 | 2 - 7 |
スピーキングテスト | 2 - 8 |
文法 | 2 - 8 |
Elementary Reading Series | 3 - 4 |
Speak Now | 3 - 7 |
Grammar in Use | 3 - 8 |
英検対策(5級〜準1級) | 3 - 9 |
Passport | 4 |
発音 | 4 |
テーマ別会話 | 4 - 7 |
IELTSスピーキング対策 | 4 - 8 |
写真描写 | 4 - 8 |
健康とライフスタイル | 5 - 8 |
旅行と文化 | 5 - 8 |
デイリーニュース | 5 - 10 |
TOEICスピーキングリアル模試 | 6 |
ビジネス | 6 - 7 |
TOEFL iBT スピーキング | 7 |
語彙 | 7 |
Practical Business English | 7 - 8 |
ディスカッション | 7- 9 |
世界の文学 | 9 - 10 |
DMM英会話は教材の種類が非常に豊富ですので、瞬間英作文という選択肢が消えても他に良い教材がたくさんあります。
僕がこれまでレッスンを受けてきた経験から、おすすめの教材を3つピックアップしてみました。
- DMM英会話のおすすめ教材
- ・Daily News デイリーニュース
- ・Conversation 会話
- ・Discussion ディスカッション
【教材①】Daily News デイリーニュース
ニュース記事を使って英会話レッスンをおこなう教材です。
政治経済、国際問題、エンタメ、健康、スポーツなどあらゆるジャンルから自分の好きな記事を選んで、その内容をもとにレッスンをおこないます。
レッスンの流れは以下のとおりです。
- Daily News レッスンの流れ
- ① Vocabulary ボキャブラリー
- ② Article ニュース記事
- ③ Questions 質問
- ④ Discussion 議論
- ⑤ Further Discussion 一歩踏み込んだ議論
まず最初にニュース記事内で使われている英単語をチェックして、実際に記事を読んでいきます。
そのあと記事について講師から質問があり、議論をおこなっていくという流れです。
デイリーニュースが優れているのは、教材の内容に興味が持てるところにあります。
多くの英語教材は無味乾燥な内容が多いのですが、デイリーニュースは実際のニュースを取り扱うので、教養を身につけながら英会話を学ぶことができます。
英会話に不慣れが人がいきなりデイリーニュースをやると少しハードルが高く感じると思いますので、最初のうちは次に紹介する【Conversation 会話】という教材がおすすめです。
【教材②】Conversation 会話
英会話に不慣れな人は、基本的な【Conversation 会話】という教材からはじめるのがおすすめです。
この教材は最初のあいさつ Nice To Meet You からはじまる内容で、最低限知っておきたい英会話フレーズから学ぶことができます。
最初のうちは、【Conversation 会話】でレッスンを重ねて、慣れてきたらデイリーニュースに進むという流れが良いと思います。
【教材③】Discussion ディスカッション
【Discussion ディスカッション】は1つのテーマについて、講師と議論をする教材です。
議論といっても決して難しい内容ばかりではなく、どちらかというと生活に役立つテーマが多いので楽しく取り組めます。
たとえば「瞑想の始め方(How to Start Meditating)」や「在宅勤務中に腰痛を避ける方法(How to Avoid Back Pain While Working from Home)」といった身近なテーマが多いので、興味をもって取り組めると思います。
こちらもニュース記事をもとにレッスンをおこなうので、デイリーニュースに近い内容です。
瞬間英作文の効果的なトレーニング方法
DMM英会話の教材として瞬間英作文をやるのはおすすめしませんが、英語学習において瞬間英作文は非常に効果があるトレーニングです。
実際、僕も瞬間英作文と英語音読を英語学習のメインにしてから、英語力がUPしたのを実感しています。
特に瞬間英作文については、英会話ですぐに活かせる内容なので、即効性という点からも優れています。
では、その瞬間英作文はどのようにトレーニングを進めればいいのでしょうか?ここでは僕のトレーニング方法を紹介します。
- 瞬間英作文のトレーニング方法
- ① まずは左ページの日本語を見て、英文を作ってみる
- (わからないときは、すぐに英語を見てOK)
- ② 英文を声に出して3回読む
- ③ 最後に日本語を見て、英文を作ってみる
やり方に正解はありませんが、自分なりにトレーニングのルールを決めて取り組んだほうが効率的に勉強できると思います。
むやみにやると、1つの英文に時間をかけすぎてしまったりして非効率なので、回数を決めるのが効果的です。
ちなみに瞬間英作文はノートに書いてもいいですが、回数をこなして反復したほうが効果が高いので、口頭でのトレーニングがおすすめです。
気になる人は、無料体験で瞬間英作文を
さきほどお伝えしたとおり、個人的にはDMM英会話で瞬間英作文をやるのはおすすめしません。
しかし、人によっては「それでも試してみたい」ということがあるかもしれません。
幸いなことに、DMM英会話は2回分の無料体験レッスンが受けられます。まずはいろんな教材を試してみて、自分に合うかどうかチェックしてみるのもおすすめです。