QQ Englishは24時間レッスンが受けられますし、予約のキャンセルも可能です。
レッスンを欠席しなければならない場合、どのように手続きをすればいいのでしょうか?
また無断キャンセルした場合はどうなってしまうのか?くわしく解説していきます。
ちょっと複雑なQQ Englishの料金システム
キャンセル方法を説明するまえに、QQ Englishの料金システムについてかんたんに説明しておきます。キャンセル方法を知る上でも料金システムは不可避なので、ぜひお付き合いください。すでに知っている人は読み飛ばしてOKです。
QQ Englishではポイント制を導入しており、支払った料金に応じてポイントが付与されます。レッスンを予約するごとに、そのポイントが消費されていく仕組みです。
特徴 | 講師はTESOL資格保有 |
無料体験 | 25分 2回分 (計50分) |
料金プラン (税込) | 【月4回プラン】 2,980円 【月8回プラン】 4,980円 【月16回プラン】 7,980円 【月30回プラン】 11,980円 |
1レッスンあたり | 25分 (教材によっては50分) |
講師の国籍 | フィリピン ※全員がTESOL資格保有 |
日本人スタッフ | あり(カウンセリングのみ) |
講師の勤務体制 | 自社オフィス |
教材数 | 非公表 |
カランメソッド | ◯ |
英語資格対策 | TOEIC 英検 IELTS |
テレビ電話 | 自社開発の無料ツール【Classroom】を使用 ※以前まではスカイプ |
対応デバイス | スマホ、タブレット、PC |
営業時間 | 24時間 |
予約 | 15分前まで ※キャンセルも15分前まで |
公式サイト | QQ English |
そして、QQ Englishでは予約に必要なポイントが講師ごとに異なります。かんたんに言ってしまえば、指導経験があったり人気がある講師は指名手数料が高くなるということです。
QQ English講師のレッスンポイント | |
---|---|
5ポイント教師 | デビュー直後の教師 |
40ポイント教師 | トレーニング中の教師 |
50ポイント教師 | 一般的な教師で、ほとんどの教師が該当 |
70ポイント教師 | 予約率が著しく高く、生徒様から定評のある限られた一部の教師 |
100ポイント教師 | 教師を監督、指導する立場のベテラン教師 |
たとえば月30回コース (1,500ポイント)で加入した場合、毎回の予約で50ポイント講師を選んだ場合に月30回のレッスンが受けられるということです(50ポイント×30日 = 1,500ポイント)。
75ポイントの人気講師を毎日予約すると、月20回のレッスンになります(75ポイント × 20日 = 1,500ポイント)。
ちなみに、月会費プランで付与されるポイントは翌月に繰り越すことはできません。当月に使い切るようにレッスンを受けるようにしたいところです。
このように、QQ Englishではどの講師を予約するかによってレッスン回数が変わってくるということです。
ただし、ほとんどの講師は50ポイントで、なおかつ50ポイントの講師でも十分に質の高いレッスンを提供してくれるのでそこまでこだわる必要はないかな?と個人的には思います。
ちょっと複雑な料金システムですが、講師ごとに差をつけているのは講師のモチベーションを高める狙いがあるのだと思います。頑張っている講師にはちゃんと報いる。そういった意味で、QQ Englishは講師のことをしっかり考えているオンライン英会話だと思います。
また、利用者から見ても「ポイントが高い講師は良い講師である」という判断ができるので、講師選びの失敗を減らすことができます。
QQ Englishのレッスンをキャンセルする方法
さて、肝心のキャンセルについてですが、QQ Englishのレッスンは15分前までキャンセルが可能です。
ただし、生徒都合によるキャンセルには以下のようなルールがあります。
- QQ Englishのキャンセルルール(生徒都合)
- ・12時間以上前のキャンセル :レッスンポイントを返還
- ・12時間〜1時間前のキャンセル :レッスンポイントの50%を返還
- ・1時間を切ってのキャンセル:レッスンポイントを消費
- ・連絡なしのキャンセル:レッスンポイントの200%を消費
このように、レッスン開始時間から12時間以上前までなら無料でキャンセルが可能です。つまり、無料でキャンセルしたければ12時間以上前に判断する必要があります。
レッスン開始時間から12時間〜1時間前になるとレッスンポイントの50%しか返還されません。たとえば、50ポイントの講師を予約していた場合は25ポイントしか戻ってこないということです。
さらに、レッスン開始1時間前を切ってからのキャンセルはレッスンポイント喪失となります。ですから、【15分前までキャンセル可能】という情報を鵜呑みにしてキャンセルを連発すると、ポイントがどんどん失われていくので注意が必要です。
無断キャンセルになると、予約時のポイントが喪失するどころか、追加で倍のポイントを支払わなければいけません。50ポイントの講師を予約していた場合は合計で100ポイントの支払いになるので、無断キャンセルは絶対に避けるべきです。
他のオンライン英会話(たとえばDMM英会話)では、15分前のキャンセルをしても特にペナルティ(追加の支払い等)はありません。そういった意味で、QQ Englishは予約キャンセルに対してきびしい姿勢をとっています。不便に感じるかもしれませんが、講師にとっては真っ当な仕組みともいえるかもしれません。
ちなみに、ごくまれですが講師都合のキャンセルが発生することも。その場合は、生徒に対してレッスンポイントが返還されます。
- QQ Englishのキャンセルルール(講師都合)
- ・12時間以上前のキャンセル :レッスンポイントを返還
- ・12時間〜1時間前のキャンセル :レッスンポイントの150%を返還
- ・1時間を切ってのキャンセル:レッスンポイントの200%を返還
生徒都合のキャンセルで支払いポイントが上乗せされるのと同じように、講師都合のキャンセルでも生徒への返還ポイントが上乗せされます。予約システムは生徒と講師で対等になっているというわけです。
キャンセルでポイントを失っても、追加購入できる
レッスンのキャンセルでポイントを失効してしまった場合、本来受ける予定だった回数分のレッスンが受けられなくなってしまいますよね。
その場合は、ポイントを追加購入することでレッスン回数を追加することができます。
QQ Englishの追加ポイント | ||
---|---|---|
200pts | 2,480円 | ー |
600ポイント | 6,480円 | ー |
1,100pts | 10,480円 | 10%増量 |
5,600pts | 45,980円 | 40%増量 |
ポイントを多く買うことでよりお得にレッスンを受けることができます。
もちろん、キャンセルでポイントを失った場合だけでなく、単純に「レッスン回数を増やしたい」というときにもポイントは追加購入できます。
ちなみに、ポイントの追加購入はベースとなる月会費プランの契約継続が必須条件です。ポイントだけ買うことはできません。
また、追加購入したポイントは月会費が継続している間は使うことができます。
レッスン予約のキャンセル方法
ここからはQQ Englishでレッスンをキャンセルする方法について、実際の画面を見ながら説明していきます。
ちなみに、ここではスマホの画面を使って説明しますが、パソコンでもタブレットでも同様の操作でキャンセルができますので参考にしてみてください。
まずはQQ Englishの【マイレッスン】ページに進みます。すると、カレンダーが表示されますので、キャンセルしたい日付のレッスンをタップしましょう。↓
すると、レッスンの詳細内容についてポップアップが表示されますので、その中にある【×レッスンをキャンセルする】をタップしましょう。↓
タップすると、以下のような確認画面が出てきます。キャンセル日時に間違いがなければ【キャンセルを確定する】をタップしましょう。これでキャンセルは完了です。
QQ Englishのキャンセルの仕組み【まとめ】
- QQ Englishのキャンセルについて
- ・レッスンのキャンセルは15分前まで可能
- ・キャンセルする時間によってはポイントが消費される
- ・無断キャンセルは2倍のポイントが消費される
- ・講師都合のキャンセルはポイントが返還される
- ・キャンセルでポイントを失っても、別途追加購入できる
QQ Englishは他のオンライン英会話に比べるとキャンセルがしにくいと思います。そのため、人によっては不便に感じるかもしれません。じつをいうと僕もそうでした。
ただ、【キャンセルのしやすさ=サボりやすさ】だと気づかせてくれたのもQQ Englishです。というのも、以前までDMM英会話を使っていた僕は、気が乗らなかったらキャンセルをすることが多々あったからです。
しかし、QQ Englishではレッスンまで12時間を切るとポイントが一部消費されてしまうので、キャンセルをしようという気になりません。
こういった仕組みのおかげで、QQ Englishのほうがオンライン英会話を継続しやすいと感じました。さらに、他のオンライン英会話よりも講師の質が高いのも高く評価したいところです。
QQ Englishは2回分のレッスンが無料なので、まだ使ったことがない人はぜひ試してみてください。
キャンセルをしないために僕がやっていること
英会話レッスンのキャンセルは、講師にも少なからず迷惑がかかりますし、なによりも自分自身の英語力UPの妨げになるので避けるべきです。
そもそも、レッスンキャンセルの原因は【仕事】と【自分自身の問題(サボり癖)】の2つに分けることができます。
この原因を理解しておけば、レッスンのキャンセルを未然に防ぐ事が可能です。
急な予定や仕事でキャンセルしないために
仕事で急な予定が入ってしまってキャンセルを余儀なくされることがあります。
「仕事なんだし、キャンセルでも仕方ないのでは…」と思われるかもしれませんが、自分の対策次第でキャンセルにならないようにすることも可能です(もちろんすべては防げませんが)。
急な予定や仕事でキャンセルになってしまうことが多い場合、予定を詰め込みすぎている場合があります。
たとえば、仕事が19時に終わって、帰宅後の20時にレッスンを予約している場合。少しでも仕事が延びたり、電車が遅れでもしたらレッスンはキャンセルせざるを得なくなります。
そうではなく、もう少しバッファー(余裕)を持たせて予約をしておくようにしましょう。そうすれば、多少予定がズレたとしても、英会話レッスンをキャンセルせずに済みます。
また、仕事が原因でレッスンのキャンセルが多い人は、夜ではなく出勤前の朝にレッスンを入れるのも1つの方法です。ある意味、英会話レッスンを最優先にしてしまえば、仕事の影響を受けないので、キャンセルをせずに済みます。
サボるのを防ぐ、唯一の方法
英会話レッスンを続けていると「今日はやる気起きないからサボっちゃおうかな…」という日があるものです。
もれなく僕も過去にレッスンをサボってしまったことがあります(もちろんキャンセルはします)。一度で済めばいいのですが、甘い生活に慣れてしまうとサボり癖がついてしまうことも。
しかし、その日の気分でレッスンを受けるかどうか決めているようでは、決して英語を話せるようにはなりません。なぜなら、英語の習得には継続したアウトプットが不可欠だから。
話すことを続けていかないと、知識英語→感覚英語に変えることができません。
そこで僕は、レッスンをサボらないために復習に時間をかけるようにしました。これがレッスンをサボらないための唯一の方法です。
レッスン前の1時間30分を予習の時間にあてることで、「こんなに時間かけて予習したのにレッスンをサボるのは無駄が多すぎる」という心理状態になります。
時間も大事ですが、それ以上に質を大事にしたほうがいいかもしれません。「こんなちゃんと復習したんだから、レッスンもちゃんと受けよう」という気持ちになれることが大切です。
ちょっとした心がけや工夫でレッスンのキャンセルは防ぐことができるので、ぜひ参考にしてみてください。