ここ1ヶ月は、Amazonの「Audible」(オーディブル)を使って、”耳で聴く本”を楽しんでいます。
今回は僕がAudibleを使ってみて感じた良いところ・残念なところを正直にレビューしたいと思います。
ちなみに、Audibleは最初の30日間は無料なので、少しでも気になる人はぜひ試してみてください。
Audibleなら音楽を聴くように、本が読める
Audibleとは、いわゆるオーディオブックのことです。
プロのナレーターや俳優が朗読してくれるので、音楽と同じように耳で本を聴くことができます。
ちなみに、AudibleはAmazonが運営しているので、聴ける本のラインナップも12万以上と豊富でアプリも使いやすいです。
「ながら読書」が最高
普通の本の場合、本を読みながら他の作業することはむずかしいですよね。なぜなら、本を手に持って読まなければいけないからです。
これだと読書ができる時間や場所が限られてしまいます。
しかし、それが音声だったらどうでしょう。本の内容が音声化されていれば、音を聴きながら他の作業をすることもできますよね。
たとえば僕の場合、以下のようなシチュエーションでAudibleを使って読書をしています。
- ・パソコンで仕事をしながら
- ・車の運転をしながら
- ・風呂に入りながら
- ・料理をしながら
- ・散歩をしながら …etc
とまあ、こんな感じで日常生活のあらゆる場面でAudibleが活躍しています。
さきほど説明したとおり、普通の読書だと「ながら」はむずかしいんですが、Audibleは聴きながらでも他の何かができます。
なので、読書をできる時間が圧倒的に増えるんですよね。
たとえば毎朝の満員電車が典型かもしれません。もみくちゃにされる状況だと本を読むことなんかできませんが、Audibleなら聴くことができます。
「本を読む時間がない」という人は、ぜひ使ってみてください。1日の読書時間が圧倒的に増えます。
活字を読むのが苦手な人ほど、Audibleがおすすめ
「読書をしたいけど、活字を読むのが苦手」という人にもAudibleはおすすめです。
繰り返しお伝えしているように、Audibleは音楽と同じような感覚で聴くことができるので、字を読むのが苦手でもまったく問題ありません。
あと、人によっては「座ってじっくり読むのが苦手」という人もいると思います。集中力が続かない人も、音声で「ながら読書」をすることで解決できます。
僕は読書が好きなので活字を読むのが楽しいのですが、日によっては「やべえ、今日まったく本を読む気が起きない…」ということもあります。
そんな日はわりきって「今日はひたすらAudibleを聴く!」という感じに切り替えています。
こんなふうに、読書をする方法の選択肢がひとつ増えるというのもAudibleの魅力かもしれません。
有名女優・俳優が本を読んでくれるのがおもしろい
Audibleの音声はプロのナレーターによって音読されているので、非常に耳に心地いいです。
そして、プロのナレーターだけでなく、作品によってはみんなが知ってるような俳優や芸人が音声を担当していることも。
- 【朗読者の一例】
- 真木 よう子 (『ホテルローヤル』桜木紫乃)
- 杏 (『犬にきいてみろ』池井戸潤)
- 唐田 えりか (『勝手にふるえてろ』綿矢りさ)
- 橋本 愛 (『だれかのいとしい人』角田光代)
- 加瀬 亮 (『はだか』谷川俊太郎)
- 上川 隆也 (『神保町奇譚』池井戸潤)
- 上白石萌音 (『君の名は。』新海誠)
- 宮沢りえ (『雨ニモマケズ』宮沢賢治)
- 大久保佳代子 (『コンビニ人間』村田沙耶香)
- 堤真一 (『火花』又吉直樹)
- … and more
と、こんな感じで有名なナレーター陣によってAudibleの音声は朗読されています。
「その人の顔が頭に浮かんでしまって、作品に入り込めない」という人もいるとは思いますが、有名な俳優・女優が朗読していることで、作品との距離感がぐっと縮まりますよね。
実際に聴いてみるとわかりますが、俳優さんの声の良さにあらためて気づかされます。めちゃくちゃ良い。
いつもは映像ばかり観ているので気がつきにくいんですが、俳優さんの声の良さには感嘆します。
Audibleで読める本はラインナップが豊富
AudibleはAmazonが運営しているだけあって、聴ける本のラインナップが豊富です。
- 【文学作品の一例】
- 『陸王』池井戸潤
- 『人間失格』太宰治
- 『理由』宮部みゆき
- 『善の研究』西田幾多郎
- 『変身』フランツ・カフカ
- 『芥川龍之介全集 一』 芥川龍之介
- 『日の名残り』カズオ・イシグロ
- 『罪の声』塩田武士
- 『鋼と羊の森』宮下奈都
- 『教場』長岡弘樹
- 『八日目の蝉』角田光代
- 『下流の宴』林真理子
- and more
- 【ビジネス書の一例】
- 『自分を操る超集中力』DaiGo
- 『ゼロ』堀江貴文
- 『Think clearly』 ロルフ・ドベリ
- 『反応しない練習』草薙 龍瞬
- 『「やる気が出ない」が一瞬で消える方法』大嶋 信頼
- 『うまくいっている人の考え方』 ジェリー・ミンチントン
- 『道は開ける』 D・カーネギー
- 『人生がときめく片づけの魔法』近藤麻理恵
- 『武器になる哲学』山口 周
- 『考えない練習』小池 龍之介
- 『東大読書』西岡 壱誠
- 『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』Testosterone
- and more
過去の名作(古典作品含む)から、新刊まで幅広いラインナップが揃っています。
僕の場合、新刊は紙の本(あるいはKindle)で読むようにしていて、「何度でも読みたい」と思える名著や古典作品はAudibleで読むことにしています。
何度も読む価値のある本は、音声で聴いたほうが自分の血肉になるような気がするので、Audibleがピッタリなのです。
子ども向けの作品もある
Audibleには子ども向けの作品もあります。いわゆる童話や昔話が中心です。
- 三匹のこぶた
- かぐや姫
- 一休さんのとんちばなし
- オズの魔法使い
- ピノッキオ
スマホアプリやゲームなど、子どもが遊ぶオモチャが非常に充実している昨今で、オーディオブックに子どもが興味を示すかどうかは未知数です。
ただ、Audibleを使って子どもと一緒に昔話を聴くというのは新しい時間の過ごし方だと思います。
本を選んで失敗しても、聴き放題だから安心
本屋なら立ち読みをして中身を確認できるので、失敗を減らすことができます。
しかし、ダウンロード型のコンテンツって実際に読んでみないと良し悪しがわからないですよね。
オーディオブックの場合、内容だけじゃなくて読む人(ナレーター)との相性もあります。
「この人の声、好きだな」ということもあれば「この声、苦手…」と感じることもありますよね。
自分に合わない声で朗読されるのは、けっこうツラかったりします。どんなに本の内容が良くても台無しです。
そんなときでも、Audibleなら聴き放題なので問題なし。「この作品、自分には合わない」と思ったら、次の本を選びましょう。
ちなみに、Audibleには作品ごとにサンプル音声があります。購入前に自分の好みかどうかをチェックできるので、失敗は減らすことができるはずです。
Audibleは退会もスムーズにできるので安心
サブスク(定額サービス)の良いところって、使い始めて「イマイチだな」と感じたらすぐに退会ができるところですよね。
ただ、世の中のサブスクには「わざと退会手続きを面倒にしている」サービスがたくさんあります。
退会手続きが複雑だと、利用者は退会が面倒で課金を継続してくれるかもしれませんからね。
そういった害悪でしかないサブスクとは違って、Audibleの退会はいたって簡単です。
退会手続き自体は非常にスムーズでわかりやすいです(スマホからでも退会はできます)。
退会が簡単なサービスなら、安心して無料体験を試せるので良いですよね。
30日間は無料なので、とりあえず試す価値はアリ
さきほども説明しましたが、Audibleは定額で聴き放題です。好きな作品をダウンロードして、場所を選ばずに好きなタイミングで”読書”ができます。
Audibleは基本的にスマホアプリを使うのがおすすめですが、じつはタブレットやパソコンでも聴くことができます。
なので、外出先ではスマホで聴いて、自宅ではパソコンで聴く、みたいな使い方も可能です。
僕は仕事をしながら聴くときはパソコンを開いてAudibleを再生することが多いです。
繰り返しになりますが、Audibleは30日間無料です。まずは1冊無料で聴いてみてください。お試し期間中はいつでも解約できるので安心です(解約も簡単)。