僕も英語学習で同じ失敗をしてきました。
新しい教材を買っては、途中でやめてしまう。
単語帳を始める。
数日やる。
なんとなく飽きる。
そしてまた別の教材に手を出す。
この繰り返しをずっとやっていました。
そのときの僕は、「自分に合う教材が見つかっていない」と思っていました。
でも今振り返ると、問題はそこではありませんでした。
単純に「続ける期間が短すぎた」だけだったんですね。
英語の本は何周やるべきなのか?どんな点に気をつけて勉強すべきなのか?
このあたりを解説していきます。
僕は「もっといい教材」を探し続けていた
以前の僕は、常に「もっといい教材はないか」と探していました。
この単語帳は微妙かもしれない。
この参考書はわかりにくい気がする。
そう感じるたびに、別の教材に乗り換えていたんです。
本屋に行って新しい教材を見る。
レビューをチェックする。
評価が高いものを買う。
そしてまた最初からやり直す。
一見、効率よく学ぼうとしているように見えます。
でも実際には、かなり遠回りをしていました。
教材を変えるたびに「リセット」される
英語学習で見落としがちなのが、「慣れ」の存在です。
同じ教材を使っていると、少しずつ慣れていきます。
単語帳なら、見たことがある単語が増える。
文章なら、構造が読みやすくなる。
でも教材を変えると、この積み重ねがリセットされます。
またゼロからスタート。
また慣れるまで時間がかかる。
この状態を繰り返していると、なかなか前に進めません。
英語は「繰り返し」でしか定着しない
英語は一度やっただけでは定着しません。
単語も、文法も、表現も。
何度も繰り返すことで、ようやく頭に残ります。
1回見た単語は忘れる。
2回目で「あれ見たことある」となる。
3回目でなんとなく意味が浮かぶ。
こういうプロセスが必要です。
自分では「もう充分理解できたはずだ」と思っていても、実際には使えるレベルになるまで時間がかかります。
そのためには、反射的に1秒で理解できるレベルまで英語を落とし込む必要があります。
つまり、同じ教材を続けることには意味がある、というか不可欠と言えるかもしれません。
むしろ、ここを飛ばしてしまうと、いつまで経っても定着しないので。
「飽きる」は正常な反応
僕が勘違いしていたのは、「飽きた=合っていない」という考えでした。
でも実際には、飽きるのは自然なことです。
どんな教材でも、同じものを繰り返せば飽きます。
単語帳も、問題集も、洋書も。
ある程度続ければ、刺激は減っていきます。
これは教材の問題ではなく、人間の性質です。
だから「飽きたから変える」という判断をしていると、ずっと教材を変え続けることになります。
続ける基準を決める
英語学習を安定させるために必要なのは、「続ける基準」を決めること。
例えばこんな感じです。
-
最低でも1ヶ月は続ける
-
10周はやる
-
毎日触れる
こういうルールを先に決めておく。
すると、途中で迷いにくくなります。
「飽きたけど、まだ1ヶ月経ってないから続ける」
「まだ1周しかしてないから続ける」
こういう判断ができるようになります。
例えば、僕の場合、単語帳については「1秒で反射的にその単語の意味がわかるようになる」まで何周も繰り返します。
だから、5周10周と積み上がっていくのはいたって当たり前な感じです。
英語は「同じことを繰り返せる人」が伸びる
英語が伸びている人は、特別な教材を使っているわけではありません。
むしろシンプルな教材を、繰り返し使っています。
同じ単語帳を何度も見る。
同じ文章を何度も読む。
同じ音声を何度も聞く。
この地味な繰り返しが、英語力を作ります。
逆に、新しいことばかりやっていると、知識は増えても定着しません。
教材選びより「使い方」の方が大事
英語学習をしていると、「どの教材がいいか」に意識が向きがちです。
もちろん教材選びも大事です。
でもそれ以上に大事なのは「どう使うか」ということ。
どんなに良い教材でも、途中でやめたら意味がありません。
逆に、普通の教材でも繰り返し使えば、しっかり力になります。
僕はこのことに気づいてから、教材を変える回数が減りました。
そのぶん、一つ一つの理解が深くなりました。
途中でやめなければ英語は積み上がる
もし今、いくつも教材に手を出しているなら、一度立ち止まってみてください。
そして「今使っている教材をどこまでやったか」を振り返ってみましょう。
まだ途中であれば、まずはそれをやり切ってみる。
これを意識するだけでも、学習は大きく変わります。
英語は特別な才能が必要なものではないと思っています。。
シンプルに同じことを繰り返せる人が、少しずつ積み上げていくのだと。
途中でやめなければ、それだけで前に進んでいます。
そして気づいたときには、「前よりできるようになっている」と感じられるようになるはずです。
