オンライン英会話を選ぶときのポイントはいくつかありますが、僕は「講師の質」と「教材の良さ」で選ぶようにしています。
Kimini英会話もQQ Englishも質の高いレッスンが受けられますが、果たしてどっちがおすすめなのか?徹底比較しつつ、本音でレビューしていきます。
さきに結論だけお伝えすると、僕はQQ Englishをおすすめします。
QQ English vs Kimini【一覧で比較】
※表は横スクロールできます
QQ English | Kimini英会話 | |
---|---|---|
1レッスン | 25分 | 25分 ※幼児プランは15分 |
月額料金 | 【月8回プラン】 4,053円 【月16回プラン】 7,348円 【月30回プラン】 10,648円 | 【スタンダードプラン】 毎日1レッスン 6,028円 【ウィークデイプラン】 平日9時-16時1レッスン 4,378円 【幼児プラン】 毎日1レッスン 6,578円 【回数プラン】 月2回 1,078円 月4回 2,156円 月8回 4,312円 |
教材数 | 23 | 101 |
カランメソッド | ● | ー |
英語資格対策 | TOEIC 英検 IELTS | 英検 GTEC |
講師の国籍 | フィリピン | フィリピン |
日本人講師 | ● | ー |
講師の勤務体制 | オフィス | 在宅 / オフィス |
講師の評価 | ★5段階評価 | ★5段階評価 |
レッスン予約 | ● | ● |
直前予約 | 15分前まで | 15分前まで |
レッスン 可能時間 | 24時間 | 毎日6〜24時まで |
無料体験 | 2回分 | 10日間 ※幼児プランは2レッスン無料 ※回数プランは1レッスン無料 |
公式サイト | QQ English
![]() | Kimini英会話
![]() |
まず肝心の料金ですが、QQ EnglishよりもKimini英会話のほうが安いです。
この料金差はどこからくるのでしょうか?それはズバリ、講師の質の差にあります。
QQ Englishの講師は全員が正社員として雇用されており、なおかつTESOLという国際的な英語教授の資格取得を義務付けられています。つまり、全員が英会話レッスンのプロというわけです。
教材の種類についてはKimini英会話のほうが多く、なおつかつ教材の質についてもKimini英会話のほうが上だと個人的に思っています。Kimini英会話は学研が運営しているため、教材の質が高く、なおかつ種類も豊富です。
どっちを選ぶべきか?についてですが、講師の質を重視するのであればQQ Englishがいいでしょう。Kimini英会話は講師の良し悪しにかなりバラつきがある印象です。
一方、教材の種類と質で選ぶならKimini英会話がおすすめです。QQ Englishの教材は見やすいとはいえず、Kimini英会話と比べると種類もそこまで多くありません。
幸いなことに、QQ EnglishもKimini英会話も無料体験ができます。まずはどちらか気になるほうを無料体験してみて、良かったら課金するのがいいかもしれません。
たくさんレッスンする人はKiminiが◎
料金を比較すると、QQ EnglishよりもKimini英会話のほうが安いです。
QQ Englishは回数制のみで、最も多くても【月30回プラン】しかありません。つまり、1日2〜3レッスンがっつりやりたい人には少々物足りない印象です(追加チケットでレッスン回数は増やせますが)。
一方、Kimini英会話は【スタンダードプラン】が毎日1レッスンで6,028円という料金設定なので、非常にお得です。2〜3レッスン受けたい場合はレッスンチケットを購入することでレッスン回数を増やすこともできます。
また、最安プランについてもKimini英会話に軍配が上がります。1番安いプランが月2回 1,078円なので「まずはお試しで何回かやってみたい」というニーズに応えられるのもKimini英会話の魅力です。
教材はKimini英会話が優秀
さきほど述べたとおり、教材の充実度はKimini英会話のほうが上です。学研はもともと学習塾や教材販売の会社としてスタートしたこともあり、歴史と実績があります。
実際に出版物(本)として売られているものを英会話レッスンの教材にしているものも少なくありません。
教材の種類もそうですし、内容のわかりやすさもKimini英会話のほうが一枚上手です。細かい部分でいうと、レイアウトやビジュアル的な見やすさも優れています。
一方のQQ Englishは教材のデザインがあまり洗練されておらず、決して見やすいとは言えません。また、テイストが少々古臭い印象があります。
子どもがやるならKimini英会話がおすすめ
もし子どもにオンライン英会話を受けさせるのであれば、Kimini英会話を選ぶのがおすすめです。
Kimini英会話には「幼児プラン」というものがあり、1レッスンが15分間と短くなっています。子どもの集中力に合わせた設計になっており、このあたりはさすが学研といったところ。
また、教材についても「幼児向け」「小学生向け」「中学生向け」「高校生向け」などハッキリわかれているので、教材選びがわかりやすいです。
ただし、QQ Englishにも【QQキッズ】という子ども向けのオンライン英会話(QQ Englishとは別のサービス)が用意されているので、そちらを使うことでより子どもに特化したレッスンを受けることができます。
TOEICやIELTS対策ならQQ English
英検対策はKimini英会話もQQ Englishも両方が対応しています。しかし、TOEICとIELTSについてはQQ Englishのみで対策可能です。
僕が使った限りの印象では、TOEICとIELTSの教材は使い勝手がよく、なおかつ内容も十分優れていました。
TOEICのL&Rについては市販教材で座学をすれば十分に対策が可能ではありますが、独学では飽きてしまう人や集中力が続かない人は、QQ Englishのレッスンを上手く組み合わせることで学習効果をUPさせることができるはず。
教材をとるか、講師をとるか
結局のところ、QQ EnglishとKimini英会話は甲乙つけがたいオンライン英会話です。
最初に説明したとおり、講師の質についてはQQ Englishが抜きん出ています。TESOL資格を全員に義務付けているオンライン英会話はQQ English以外にないと思います(おそらく)。それくらい、QQ Englishは講師の品質に力を入れているということです。
一方、Kimini英会話は教材が使いやすく、なおかつ料金が安いのが魅力です。教材のバリエーションはオンライン英会話業界随一といっても過言ではないでしょう。
正直、僕自身もどっちを選ぶか迷う部分があります。僕はQQ Englishをメインに使っているので、結論としてはQQ Englishがおすすめです。しかし、人によってはKimini英会話が良いかもしれません。
ということで、これらの評価をもとに結論を出すのであれば、以下のような選び方をおすすめします。
- 講師の質、教え方の上手さを重視する人 → QQ English
- 教材の質、バリエーションを重視する人 → Kimini英会話