レオナルド・ダ・ヴィンチの伝記本を洋書で読んでみた感想【Oxford Bookworms “Leonardo da Vinci”】

Oxford Bookworms "Leonardo da Vinci"

レオナルド・ダ・ヴィンチといえば「モナ・リザ」や「最後の晩餐」といった絵画で有名です。

もっと彼の人生を知りたいと思ったので、今回は洋書多読でおなじみのOxford Bookwormsで “Leonardo da Vinci”を読んでみました。

読んだ結果、「レオナルド・ダ・ヴィンチってこんなこともしてたのか!」と、発見の連続で非常に面白かったです。くわしくレビューします。

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この記事を書いた人
あゆむ

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ヴィンチ村出身のレオナルド

最初に豆知識というか、レオナルド・ダ・ヴィンチという名前について説明しておきたいと思います。

わりと有名な話ですが、レオナルド・ダ・ヴィンチの「ダヴィンチ」というのは「ヴィンチ村の(出身の)」という意味です。

つまり、レオナルド・ダ・ヴィンチというのは「ヴィンチ村のレオナルド」という意味なんですね。

本の中では以下のような英文で説明があります。

Leonardo was born on 15 April 1452 near a small town called Vinci. The family name ‘da Vinci’ just means ‘from Vinci’.

レオナルドは1452年4月15日、ヴィンチという小さな村の近くで生まれた。「ダヴィンチ」というファミリーネームは、単に「ヴィンチ村出身の」という意味である。

ちなみに、父親は Ser Piero da Vinci という名前です。当然のように、ダヴィンチというファミリーネームが付いています。

レオナルド・ダ・ヴィンチは「ダヴィンチ」と略されて呼ばれることが多いですが、レオナルドと呼ぶのが本来は正しいようです。

というわけで、それに倣って、この記事でもレオナルド・ダ・ヴィンチのことをレオナルドと呼ばせていただきます。

人体を解剖していた、天才・レオナルド

レオナルドといえば絵画ですが、じつはそれ以外にもいろいろな分野で功績を残していたようです。

Leonardo started to write about things like maths, paintings, and engineering. His pages are full of beautiful drawings, with notes all around them. He often wrote about different things on the same piece of paper.

レオナルドは数学、絵画、エンジニアリングなどについて書き始めた。彼のノートのページは美しい描画で埋め尽くされていた。彼は時折、同じ紙のなかに違うこと(分野)を書いた。

残されている資料を見る限り、レオナルドがいかに多彩な才能を持っていたかがわかります。

その証拠に、ノートにはジャンルかまわずいろんなことが美しい描画とともに残されていたそうです(同じページにいろんなことを書いていたのは、当時高価だった紙を節約するためという説もある)。

たとえば「モナ・リザ」もそうなんですが、描写が非常にリアルなんですよね。これは、単純に絵が上手いというのもあるんですが、レオナルドが人間の身体というものを細かく研究した成果だとも言われています。

モナ・リザ

モナ・リザ

その証拠に、レオナルドは人体の解剖も行っていたそうです。

One day, Leonardo spoke to a very old man in a hospital in Florence. A few hours later the man died. Leonardo wanted to know why people die, so later he cut the man’s body open and tried to find the answer.

ある日、レオナルドはフローレンスの病院で老人に話しかけていた。数時間後、その男性は死んだ。レオナルドはなぜ人は知るのかを知りたかったので、その後、彼は男性の体を解剖して、答えを知ろうとした。

こう書くと、レオナルドが男性の死を待ちわびていたかのような印象に映りますが、さすがにそうではないかなと思います。

いずれにしてもレオナルドが人体解剖を行っていたことは間違いなく、そしてそれが絵画などの芸術作品に生かされていました。

かの有名な「ウィトルウィウス的人体図」は、レオナルドの解剖による賜物と言えるでしょう。

レオナルド・ダ・ヴィンチ

ウィトルウィウス的人体図

とにかくすごい発明家だったレオナルド

レオナルドをただのすごい画家だと考えるのはもうやめたほうがいいかもしれません。

というのも、読めば読むほどレオナルドがとてつもなく意欲的な発明家だったことがわかるからです。

この本を読んだ限りではありますが、ざっと以下のものを発明および製作しています。

  • ・パラシュート
  • ・運河(水路)
  • ・ダイビングスーツ
  • ・人型ロボット

さらに驚いたことに、レオナルドはミュージシャンとしての一面も持ち合わせていました。

and he was a very talented musician. When he first went to Milan, he was called ‘Leonardo the musician’, not ‘Leonardo the painter’.

彼は非常に才能のあるミュージシャンだった。彼が最初にミランへ行った際、彼は「画家レオナルド」ではなく「音楽家レオナルド」と呼ばれた。

読めば読むほどとてつもない逸材だったことがわかりますが、さらにレオナルドは長髪で見た目も良かったそうです。もう非の打ち所がない、イケメンだったんですかね。

という感じで、この本ではレオナルド・ダ・ヴィンチの生涯がわかりやすく書かれています。

Oxford Bookwormsのレベル2なので、使われている英単語や文法もやさしめです。僕は2日間くらいでさくっと読み終えることができました。非常におすすめの1冊です。

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