TOEIC対策といえば公式問題集やアプリで勉強するのが定番ですが、オンライン英会話を活用するのも1つの方法です。
QQ EnglishにはTOEIC対策講座が用意されているので、英会話レッスンをしつつTOEICの学習ができます。
実際のところ、QQ EnglishのTOEIC対策はやる価値があるのか?本音でレビューしていきます。
QQ EnglishのTOEIC対策、こんな人におすすめ
- QQ EnglishのTOEIC対策をやるべき人
- ・自分ひとりではモチベーションを保てない
- ・TOEIC対策をしながら、話す力も身につけたい
- ・TOEIC®S&Wを受ける
自分ひとりではモチベーションを保てない人
僕の個人的な意見ですが、TOEIC®L&R(リスニングとリーディング)を受験する人で「スコアを最優先で考えてる」という人は、テキストを使った独学だけで十分だと思います。つまり、QQ Englishを使わなくても対策できます。
というのも、TOEICのリスニングとリーディングは、独学で音読とシャドーイングをすれば十分に高いスコアが取れるからです。
しかし、TOEICの独学は誰でも継続できるわけではありません。これも僕の個人的な感想ですが、正直いってTOEICの勉強ってつまらないんですよね…。出てくる話題はすべて架空だし、自分の仕事を結びつける想像力がないとモチベーションを保つのはしんどいと思います。
このような「TOEICを独学でやる自信がない」「やる気が出ない」という人は、QQ Englishをやる価値があるはずです。
TOEIC®L&R TEST講座は予約が必要なので、先にスケジュールにレッスンを入れてしまえば良い意味での強制力が働きます。また、QQ Englishの講師は良い人ばかりで教えるのも上手なので、勉強(レッスン)の時間が楽しくなります。
TOEIC対策をしながら、話す力も身につけたい人
大半の人がTOEICのL&Rを受けると思います。ただ、多くの人が目指すのは「英語を話せるビジネスパーソン」のはず。つまり「英会話スキル」を身につけたいわけです。
もちろん、L&Rで学んだことに英会話に活かされますが、結局のところスピーキングもやらないと話す英語は身につきません。そして、L&Rの勉強を独学でやるだけでは話す力はほとんど身につかないのが実情です。これは「TOEIC900点なのに英語が話せない」という人が多いことが物語っていますよね。
TOEIC対策をしつつ、スピーキング力を身につけるにはどうすればいいか?そこで出てくるのが、QQ EnglishのTOEIC®L&R TEST講座です。
QQ EnglishのTOEIC®L&R TEST講座では、すべて英語でのレッスンになります。つまり、レッスン中にTOEICの対策をしながら英会話も身につくわけです。
TOEIC®L&R TEST講座は問題を解いたあとに、答え合わせをします。そのとき「この問題はどんなタイプの問題か?」「なぜこの回答ではダメかわかりますか?」といった講師からの質問に英語で答える時間があるので、必然的に英語でのやり取りが求められます。
こうしたレッスンが受けられるので「TOEIC対策をしつつ、スピーキング力も上げたい」という人にはQQ EnglishのTOEIC®L&R TEST講座がぴったりです。
TOEIC®S&Wを受ける人
TOEICといえばL&Rが定番で、S&W(スピーキング&ライティング)の知名度はそこまで高くありません。これは、ほとんどの企業がTOEICのL&Rを人事評価に採用していることに起因します。
しかし、英語を「話す・書く」というアウトプットを伸ばすためには、S&Wにも大いに意義があります。そして、QQ EnglishにはS&Wのうち、スピーキングに特化したTOEIC®S&W TESTスピーキングというカリキュラムがあります(ライティングには非対応)。
英語を話す力を身につけるという意味では、L&Rの対策をするよりも即効性があります。そして、QQ Englishはそもそも英会話レッスンを提供している会社なので、スピーキング対策との相性も抜群です。
TOEIC®S&W TESTのスピーキング問題は音読問題、応答問題、写真描写問題などがありますが、QQ Englishの対策講座ではすべてをカバーしています。
TOEIC®S&W TESTのスピーキングは独学よりも、むしろQQ Englishなどのオンライン英会話を活用したほうが最短でスコアを伸ばせるようになるはずです。
ちなみに、TOEIC®S&W TESTに対応しているオンライン英会話は数が非常に少ないので、QQ Englishは貴重な存在だと思います(欲をいえばライティングにも対応してほしいけど)。
QQ EnglishのTOEIC対策の注意点
最初に説明しておくと、QQ Englishは月額料金に応じてポイントを受け取り、それをレッスンごとに消費していく仕組みです。
特徴 | 講師はTESOL資格保有 |
無料体験 | 25分 2回分 (計50分) |
料金プラン (税込) | 【月4回プラン】 2,980円 【月8回プラン】 4,980円 【月16回プラン】 7,980円 【月30回プラン】 11,980円 |
1レッスンあたり | 25分 (教材によっては50分) |
講師の国籍 | フィリピン ※全員がTESOL資格保有 |
日本人スタッフ | あり(カウンセリングのみ) |
講師の勤務体制 | 自社オフィス |
教材数 | 非公表 |
カランメソッド | ◯ |
英語資格対策 | TOEIC 英検 IELTS |
テレビ電話 | 自社開発の無料ツール【Classroom】を使用 ※以前まではスカイプ |
対応デバイス | スマホ、タブレット、PC |
営業時間 | 24時間 |
予約 | 15分前まで ※キャンセルも15分前まで |
公式サイト | QQ English |
なぜわざわざポイント制を導入しているかというと、カリキュラムや講師のランクによっては必要なポイントが異なるからです。基本的に25分のレッスンは50ポイントですが、人気講師の場合は70ポイントだったり100ポイントだったりします。
QQ English講師のレッスンポイント | |
---|---|
5ポイント教師 | デビュー直後の教師 |
40ポイント教師 | トレーニング中の教師 |
50ポイント教師 | 一般的な教師で、ほとんどの教師が該当 |
70ポイント教師 | 予約率が著しく高く、生徒様から定評のある限られた一部の教師 |
100ポイント教師 | 教師を監督、指導する立場のベテラン教師 |
さきほど説明したとおり、QQ Englishのレッスンは基本的に1回25分(50ポイント)なのですが、TOEIC®L&R TEST講座とTOEIC®S&W TESTスピーキングについては150ポイント消費となります。そのため、1回あたりのレッスン料は通常の英会話レッスンより高いです。
これは、TOEIC®L&R TEST講座は1回50分のレッスンと長いことが要因です。レッスン前半でリーディングパートをやり、後半でリスニングパートをやります。TOEIC®S&W TESTスピーキングも同様に1回50分のレッスンです。
つまり、通常のレッスンよりも時間が長いので、そのぶんだけ必要なポイントも多くなります。また、QQ EnglishのTOEIC講座は専門のトレーニングを受けた講師が担当するので、そのぶんコストが高くつくのだと思われます。
QQ Englishはそもそも講師全員にTESOLという英語教授法を学ぶことを義務付けているため、他のオンライン英会話よりも講師レベルが高いです。そのうえさらにTOEIC対策教授のトレーニングを社内でおこなっているわけなので、講師の品質はかなり高いです。
ちなみに、QQ EnglishのTOEIC講座は以下のレベルを対象にしています。
- ・過去2年以内のTOEIC®スコアが550点以上の方
- ・「QQE BASICS」でBook4以上を受講の方
さきほど説明したとおり、レッスンでは英語で解説が行われるので、相応の英語力がないと理解は厳しいです。TOEIC550点でも厳しい気がします。あくまでも個人的な感覚ですが、700点くらいはあったほうが良いかなという印象です。
TOEIC®L&R TEST講座を受講する方法
QQ EnglishでTOEIC®L&R TEST講座を受けてみたい!という人は、早速レッスンの予約をしてみましょう。
ちなみに、QQ Englishを使うのが初めての人は無料体験レッスンを受けられます。やり方は以下の記事を参考にしてみてください。
まず、QQ Englishにログインしてマイレッスンのページを開きます。レッスンの予約画面から予約したい日時選び、カリキュラムは【50分】を選択。選択肢の中から受講したいTOEICのカリキュラムを選んで【この条件で検索する】をタップします。ちなみに、QQ EnglishのTOEIC L&R対策講座は「TOEIC
目指せ!ハイスコアラー」という名称です。
すると、TOEICの講座に対応している講師が一覧で表示されますので、自分がレッスンを受けたい時間を指定して予約を完了させてください。あとは当日、レッスンを受けるだけです。
レッスン本番前に教材で予習したいところですが、授業で使用するテキストは授業開始時に教師が生徒に伝える流れになっているので、予習はできません。これは、限られた時間内で問題を理解し、解く力を身につけることを目的にしています。
当然ながら、TOEIC本番は初見の問題を見るわけなので、ふだんの勉強でも本番を意識して「予習はしない」「初めて見る英文を理解することに慣れる」という方法をとったほうが効果は上がると思います。ただし、その代わり、復習には時間を多く割きましょう。