洋書を多読!”Sherlock Holmes Short Stories”(シャーロック・ホームズ短編集)あらすじ&感想【Oxford Bookworms レベル2】

Sherlock Holmes Short Stories

シャーロック・ホームズは本当に作品数が多いですね。Oxford Bookwormsで読むのはこれで3冊目です。

今回読んだのは1冊に3つの作品が収録されている短編集。1冊が40ページ程なので、そのなかに3作品を収録するってなかなかすごい。

というわけで“Sherlock Holmes Short Stories”(シャーロック・ホームズ短編集)のあらすじ&感想をご紹介します。

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この記事を書いた人
あゆむ

書店員 → 出版社 → 自営業|30代|英語学習と読書についてブログを書いてます|ブログの累計読者は400万人を突破|Versant 44。TOEIC900点超えを目指して勉強中|LINEで友だち追加すると更新通知を受け取れます

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“Sherlock Holmes Short Stories”のあらすじ

“Sherlock Holmes Short Stories”は全部で3つの作品が収録されていまして、大まかに題材を紹介するとこんな感じです。

  • ① 父親と妹の殺人事件
  • ② 王様のスキャンダル
  • ③ 人種差別に端を発する殺人事件

さきほど説明したとおり、1冊約40ページに3作品が収録されているので、1作品あたりは非常に短いです。

ただ、その短い文字数のなかに起承転結がしっかり盛り込まれているので、このあたりはOxford Bookwormsの凄さを感じました。短く、文法もやさしく、それでいて読み応えがある話に編集するというのは簡単ではないと思うので。

肝心のストーリーについてですが、どの作品も特段ハラハラさせるような内容ではありません。

僕は日本語訳のシャーロック・ホームズを読んだことがないのですが、シャーロック・ホームズって完全無敵の探偵だと思っていたらそうでもないんですね。

本書2作品目の「王様のスキャンダル」では、”一泡吹かせられる”結末となっていて、ちょっと意外でした。

殺人事件が2つ織り込まれていますが、トリックの描写がわりと細かく書かれているので、推理小説が好きな人は楽しく読めると思います。

矢継ぎ早に登場人物が喋るシーンは混乱必至

洋書を読むたびに痛感しているのが、登場人物の多さに混乱することです。

この作品では2作品目の「王様のスキャンダル」において、矢継ぎ早にいろんな人の会話が飛び交う描写があります。

日本語の会話文は「」(かっこ)でくくられますが、英語の場合は””(クォーテーション)でくくられます。

このクォーテーションになかなか慣れていないせいで、どこからどこまでが会話文なのかを見落としやすいです。このあたりは、まだまだ多読が足りないなと痛感させられます…。

自分の知らない単語がトリックで使われていたら

本書はOxford Bookwormsレベル2なので、難易度は高くありません。

Oxford Bookworms単語数レベル目安(英検)レベル目安(TOEIC)
Starter250 語
Stage 1400 語英検3〜5級、250〜380点
Stage 2700 語英検準2級310〜400点
Stage 31,000 語英検2級380〜560点
Stage 41,400 語英検準1級420〜700点
Stage 51,800 語
英検準1級520〜750点
Stage 62,500 語英検1級800点以上

ただ、作品内には知らない単語がいくつかありました。みなさんがこの本を読むときの1つの指標となるよう、以下に単語を挙げてみます。

  • air-vent 通気口
  • speckled 斑点のついた
  • majesty 陛下

最初、air-vent という単語が出てきたときは意味がわからなかったのですが、例のごとく読み飛ばして推測読みを試みました。

ただ、air-vent という単語がそのあと何度も登場したものですから「あ、この単語は作品のキーワードなのかもしれない」と思い、辞書を引きました。

結果的に air-vent はトリックに使われる重要な役割を果たしていたので、意味を調べてなかったらよく理解できずに読み終わってしまったと思います。

洋書の多読は原則として辞書は引かないのですが、その単語が文章内で何度も出てくるような場合は、思い切って辞書で意味を調べてしまったほうが良いですね。

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