本屋で本を効率的に探すために僕がやってる2つのこと

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「せっかく本屋に行ったのに、読みたい本が見つからなかった…」

「探している本が全然見つからない」

おそらく誰もがこんな経験をしたことがあると思います。

せっかく本屋に行くのであれば、やっぱり良い本と巡り会いたいですよね。

今回は、ほぼ毎日のように本屋に足を運んでいる僕が、本屋で本を効率的に探す方法について紹介したいと思います。

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このブログを書いている人
あゆむ

英語学習者、書評家、文具好き。書店員→出版社→フリーランス10年目。TOEIC450→830。英検1級の勉強中。

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まずは本屋に行く目的を決めるところから

蔦屋書店

本を効率的に探す方法を紹介する前に、まず「なぜ本屋に行くのか?」という目的をしっかり持つことが大切です。

いかにも自己啓発っぽくて暑苦しく感じるかもしれませんが、その目的によって本屋で取るべき行動が変わってきます。

僕の場合、本屋に行く目的を以下の3つに分けています。

  • ① 欲しい本を買うため(目的買い)
  • ② 売れ筋の本を見て、世間の動向を知るため
  • ③ 気分転換に本屋を散歩するため

① 欲しい本を買うために行く(目的買い)

読書

欲しい本を買うために本屋に行くというのは至極真っ当ですね。一番わかりやすいと思います。

要するに「◯◯という本が欲しいから買いに行く」という目的を持って行くパターンです。

この場合、本屋での効率的な本の探し方は以下のどちらかです。

  • ・店内の検索機で棚、および在庫を調べる
  • ・店員さんに在庫を調べてもらう

店内の検索機を使って、棚の場所と在庫数を調べる

欲しい本が決まっているなら、店内の検索機で在庫と店の位置を調べましょう。

最近は中規模の本屋さんでも検索機を設置しているところが多く、誰もが気軽に使えるようになっています。

僕も本屋の検索機はたびたび使いますが、自分なりに効率的に本を探す方法を実践しています。

その一つが検索方法です。

検索機ではいろいろな調べ方ができますが、多くの人は「本のタイトル」で検索をしていると思います。

もちろんそれでもいいのですが、

  • ・タイトルを入力するのが面倒(特に長い場合は大変)
  • ・他の本が検索結果に表示されてしまう

というデメリットがあります。

本屋の検索機はタッチパネルになっていて、あまり操作性が良いとは言えません。

なので、なるべく少ない手数で効率的に探す方法が求められます。

僕の場合、本屋の検索機では十中八九「ISBN」で調べています。

ISBNというのは、13桁の数字が書かれたバーコードのことです(本の裏表紙にあるやつ)。

International Standard Book Numberの頭文字を取ったもので、世界中の本に割り当てられています。

ISBNは、本1冊ごとにちがう数字が割り当てられていて他の本とカブることがありません。そのため、目的の本を一発で探すのに役立ちます。

「ISBNなんてどうやって調べるの?」という人もいるかもしれません。そんな人におすすめなのが、Amazonです。

僕はAmazonのスマホアプリに「欲しい本リスト」を作っていて、そこからISBNを調べています。調べるというよりは、商品の詳細情報には必ずISBNが載っているので、そこを見る、という感じです。

「そんなことするならAmazonで直接買えばいいのに」という意見はごもっともです。

ですが、僕は本屋で実際に本の中身を確認してから買いたいことが多いので、上記のやり方を採用しています。

ちなみに、紀伊國屋書店や丸善・ジュンク堂書店のように各店舗の在庫をスマホで調べられる場合があります。

「せっかく行ったのに在庫がなかった…」という悲劇を起こさないためには、最寄りの本屋に在庫があるかまずはネットで探してみると効率的です。

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店員さんに在庫を調べてもらう

本屋によっては検索機が設置されていないので、その場合は店員さんに在庫を調べてもらうのも1つの方法です。

ただ、僕は書店員さんに在庫を調べてもらったことはほとんどありません。というか、これまでの人生で1回か2回ぐらいしかないと思います。

僕が書店員さんに在庫を聞かない理由は以下のとおりです。

  • ・自分で本を探すのが好き
  • ・そもそも、店員さんに話しかけるのが苦手(人見知りなので)
  • ・詳しくない店員さんに聞くと、余計に時間がかかることも

まず僕は本屋が好きで、本棚を見て回るのが好きです。元々、書店員として働いていたというのもありますが、在庫を調べるのはけっこう慣れています。

あと、人見知りなので店員さんに話しかけるのにけっこうなエネルギーを使います。

そして、仮に聞いたとしてもその書店員さんがお店の棚配置や本について詳しくないと、余計に時間がかかることもあります。そのため、僕は店員さんに在庫は聞きません。

とはいえ、店員さんに聞いてしまったほうがスグに見つかるケースもありますので、話しかけるのが得意な人は聞いちゃったほうがいいですね。

ちなみに、書店には「ジャンル担当」というものがあって、各ジャンルには担当の書店員さんがいます。「文芸書担当」、「ビジネス書担当」みたいな感じのやつです。

もし在庫を聞くのであれば、欲しい本のジャンルを担当している書店員さんに聞いたほうがスムーズです。そのジャンル担当者であれば、在庫を把握している可能性が高いからです。

ただし、残念ながら、誰がどのジャンル担当者なのかを明確に判別する方法はありません。

「この人、見た目からして文才がありそうだし、きっと文芸書担当だろう!」と思っても、平気で理工書担当だったりします(人は見た目で判断できない)。

探している本のジャンルに近い棚で作業をしている書店員さんに声をかけるか、難易度は高いですが書店員が付けている名札をチェックしてみましょう(余談ですが、ジュンク堂書店は名札に担当ジャンルが書いてあることが多いです)。

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② 売れ筋の本を見て、世間の動向を知る

読書をする

本屋で売れている本を見れば、いま世の中で流行っていることや、どんなことで人は悩んでいるのか?というのがわかります。

「本屋に行けば、世の中がわかる」というのは、自己啓発書で何度もこすられている考え方ですが、たしかにその見方は有用だと思います。

世間の動きをキャッチするためには、どんな本の探し方をすればいいか?最初に見るべきは以下の2箇所です。

  • ・売り上げランキング
  • ・新刊、話題の本

どんな本屋でも、たいていはランキングコーナーを設けています。そこでの売り上げランキングを見れば、世間の動向はなんとなく把握できるでしょう。

大型書店であればジャンル別のランキングも見られるので、さらに面白いです。

また、新刊や話題の本もチェックしておきたいですね。

この2箇所をチェックしておけば、話題の本を手っ取り早く探すことができます。

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③ 暇だからブラブラと本屋をウロつく

僕が個人的に好きなのが「散歩がてら本屋をウロつくこと」です。

家の近くにわりと大きな本屋があるので、自宅での仕事に飽きてしまったら気分転換に本屋まで足を運びます。

本屋には毎日のように行っているので、さすがに毎日欲しい本があるわけではありません。ですから、無目的で本屋に行くことも多いわけです。

目的もなく本屋に行くのは無為な時間にも思えますが、これが意外と良いんですよね。

というのも、頭を空っぽにして本屋に行くと、普段は目にとまらないような本が気になったりするからです。

たとえば、何も考えずに本屋を歩いていると、普段なら絶対に足を運ばない児童書コーナーや医学書コーナーの本を手にとっていることがあります。

本を効率的に探すという行為とは真逆ですが、こうした無目的な本屋歩きは、新しい本と出会えることも多いので有用です。

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本屋での効率的な本の探し方【まとめ】

  • ・目的の本は、店内の検索機で調べる
  • ・調べるときは本のバーコード番号(ISBN)がおすすめ
  • ・在庫を聞く場合は、なるべくジャンルを担当している書店員に聞く
  • ・売れ筋を探すなら、ランキングコーナーを見る
  • ・無目的な本屋散歩は、意外とおすすめ

読書術
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