本を読みたくても、自分に合った本や読みたい本がなくて困ることってありますよね。
本好きで本選びが得意な人ならともかく、読書をしてこなかった人にとって「本の選び方」は大きな難問かもしれません。
読みたい本が見つからないとき、どうやって本を選べばいいか?読みたい本がスグに見つかる4つの方法をご紹介します。
自分に合う本はたくさん読まないとわからない。これが現実
いきなり現実を突きつけてしまいますが、誰かが面白いといってすすめてくれた本や、ベストセラー本が自分にとって面白い本であるとは限りません。
こればかりは実際に読んでみて、数をこなして初めてわかります。
「ああ、自分は青春小説が好きなんだな」「推理小説の伏線とか面倒だわ」「純文学が意外と楽しい」「仕事に活きるビジネス書がいいね」などなど、こうした感想は読んでみてこそ得られるものです。
だから、悩みに悩んで「コレだ!」と思って読んだ本がつまらなくても、それで終わりにしないで欲しいのです。期待して読んだ本に裏切られることは往々にしてあります。結局、本というのは読んでみないとわからないものなので。
つまらないと感じた本は中断して、次の本にトライしましょう。読めば読むほど面白い本に出会う確度が上がります。
少ない予算で大量の本を読む方法
「面白い本かどうかは読んでみないとわからない」という話ですが、1点だけ問題があります。それは費用のことです。
「読んだ本が面白くなかったら、次の本に切り替えよう」というのは簡単ですが、せっかく買った本をすぐに手放すのはちょっと抵抗感がありますよね。
ですから、気軽に本を読み漁れる読書環境があったほうが、本当に読みたい本(面白い本)と出会える確率が高まります。
僕はAmazonのKindle Unlimitedという読み放題サービスを使っていますが、980円で500万冊以上が読める圧倒的なコスパを誇ります。
「読みたい本が見つからない」「本を買う予算がない」という人にはうってつけのサービスです。
ちなみに、僕もKindle Unlimitedのヘビーユーザーです。少しでも気になった本は片っ端から読んでいって、少しでも自分に合わないと感じたら読むのをやめて他の本を読んでいます。
Kindleのスマホアプリで読むことが多いのですが、ちょっとしたスキマ時間(待ち合わせやカップラーメンの3分間)でもサッと読めるので重宝してます。本当におすすめです。
Kindle Unlimited | |
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読める冊数 | 500万冊以上 |
対象作品 | 書籍、雑誌、マンガ、洋書、参考書 |
無料お試し期間 | 30日間 |
月額料金 | 980円 |
公式サイト→ | Kindle Unlimited |
① 本屋のランキングコーナーから本を選ぶ
売れている本は良くも悪くも話題性があります。その売れている本を、手っ取り早くチェックするには本屋のランキングコーナーをチェックしましょう。
ランキング上位にある本を読んでおくと世間の関心がわかりますし、仕事やプライベートで会話のネタにもしやすいというメリットがあります。
本を読んでそれが役に立つ実感を得られると本を読む楽しさがわかるので、読書へのモチベーションを高めることもできるでしょう。
いろいろな意味で”即効性のある本”を選ぶことで、「読みたい本が見つからない」「本って読む意味あるかな?」という悩みを断ち切ることができるはずです。
また、本屋だけでなく、Amazonなどのネット書店のランキングも参考になります。Amazonの書籍ランキングのほうが、より世相が反映されやすい印象があるので、話題の本を見つけやすいです。
さらにいうと、Amazonは1冊の本の商品ページを見るだけで関連本がサジェストされます。【他の人はこんな商品も買っています】という例のやつですが、僕はAmazonからの提案も大いに活用していて、実際に(まんまと)購入したことが何度もあるくらいです。

② 本屋で平積み or 面陳の本を選ぶ
①のランキング以外にも、売れている本を見つける方法があります。それは本屋の「平積み」や「面陳」の本をチェックするというもの。
平積みや面陳は、数冊まとめて在庫している本です。新刊か売れ筋のどちらかなので、なにを読んでいいかわからない人におすすめです。
もっと厳密に選ぶなら新刊は避けて、売れ筋の平積みや面陳の本をチェックしましょう。新刊は読者からの評価=審査を通っておらず、玉石混交だからです。
一方の既刊は、売れている本や評価されている本の可能性が高いので、本選びの失敗確率も低くなります。本の奥付を見れば発行年月がわかるので、既刊で売れている本を選べばハズレを引く可能性は低くなるはずです。
③ 自分の好きな人 or 有名人が読んでいる本を読む
あなたには好きな人や、尊敬する有名人や偉人がいるでしょうか。
もしいるのであれば、その人が読んでいる本を真似して読んでみるのがおすすめです。
わかりやすい例でいえば、学校で同じクラスの好きな子が読んでいる本を自分も読んでみたことがある人は多いはず。これなら、本の中身がどうであれ「読みたい本」が自動的に見つかります。
恋愛でなくても、尊敬する偉人や有名人が読んでいる本をそのまま読んでみるのも同じことです。
「あの人に少しでも近づきたい」「あの人みたいになりたい」という動機を、本選びに昇華してみましょう。無条件で本が決まるので、手っ取り早いですよ。
ちなみに、僕は自分の好きな実業家やスポーツ選手が読んでいる本を積極的に読むようにしています。
④ 書評サイトを使って本をさがす
本を読むのが得意な人(読書家)は、面白い本をたくさん知っています。読みたい本がないときは、得意な人のおすすめ本を参考にしましょう。
書評サイトにもいろいろ種類がありますが、「いろいろなジャンルの本を、いろいろな人が紹介しているサイト」がおすすめです。
特定の人が紹介しているサイトだと、ジャンルが偏りやすくなるからです。もちろんその人と好みが合えばいいですが、最初は幅広い意見を参考に本を選んだほうが良いと思います。
「この人がおすすめする本は全部おもしろい!」というお気に入りの書評家を見つけることができると、本選びはラクになりますね。
- 【おすすめの書評サイト】
- ・Book Bang -ブックバン-
- ・HONZ – 読みたい本が、きっと見つかる!
- ・好書好日|Good Life With Books
読みたい本をスグに見つける方法【まとめ】
- ・自分にとって面白い本は、数をこなさないと見つからない
- ・書評サイトを参考にする
- ・本屋のランキングコーナーから選んでみる
- ・本屋の平積み or 面陳の既刊書をさがす
- ・好きな人や尊敬する人の読んでいる本を読む