英語は長期間勉強して身につくものなので、どうしても「飽き」との戦いが必要になります。
社会人になってから、僕もかれこれ5年以上は英語の勉強をしてきましたが、過去には英語に飽きてしまって「もうやめてしまおうか…」と思ったことが何度かあります。
どうすれば英語学習の飽きは克服できるのか?実際に僕が試してきた解決策を紹介していきます。
飽きる最大の原因は「目的意識」
英語学習に飽きてしまう最大の要因は「なぜ英語をやるのか?」という目的意識がないことです。
たしかに、目的意識があっても飽きてしまうことはあります。でも、頑張る理由や目的がハッキリしていると、たとえ飽きたとしても復活できるんですね。「ああ、自分はこのために英語を続けてきたんだよな」と。
英語を学ぶ理由は人それぞれだと思います。受験で英語が必要な人、海外転勤で急に英語が必要になった人、留学で英語を学んでいる人、定年後に思い立って英語をやり直している人。
どんな理由であれ、その目標を見失わければ、たとえ飽きがきたとしても立ち直ることが可能です。
もし目標があるのに飽きたまま立ち直れない人は、目標設定が間違っている可能性もあります。
飽きたらまずやるべき「教材の見直し」
英語に飽きたとき、最も手っ取り早く変化を付けるには「教材の見直し」が効果的です。
使っている参考書、問題集、アプリを新しくすることで新鮮な気持ちで英語学習に取り組むことができます。
教材が原因で飽きてしまっている場合「繰り返しやりすぎて飽きる」「興味・レベルに合ってないから飽きる」のどちらかです。
いずれにせよ、教材を変えるだけで英語学習を継続できるのであれば、たとえ多少の費用がかかったとしても長い目で見たら安いものです。
英語学習は1冊の本(1つのアプリ)を何度も反復するのが理想ではあります。とはいえ、飽きてしまって英語に挫折してしまうくらいなら、思い切って他の教材にチェンジしたほうが良いと僕は思っています。
実際、僕も英語に飽きてしまったときに他の教材に切り替えることで学習を継続できた経験があります。
もし新しい教材に買い替えるのであれば、次は「この本なら何周も反復して取り組めるか?」という視点で決めるのがおすすめです。
勉強場所を変えてみる
教材を変える以外にも、「場所を変える」というのもおすすめです。
人のやる気や意欲というのは環境に左右されることも多いので、場所を変えるだけで集中力を取り戻すことができるかもしれません。
僕は基本的に自室で勉強しているのですば、飽きてしまったらリビングに移動したり、近所のカフェに行って勉強することもあります。あと、車で勉強するのもけっこうおすすめです。
暗記だけでは飽きて当然
英語教材とも関係してきますが、暗記ばかりしていては飽きて当然です。
英単語帳などはどうしても暗記が中心になってしまいますが、そんな英単語帳の暗記も工夫次第で飽きずに継続できます。
たとえば、例文の中で覚えるタイプの暗記帳を使うこと。DUOなどの英単語帳は、1つの例文に見出し語が2〜4つ入っているので、効率的に楽しく覚えられます。
また、「文で覚える単熟語」「速読速聴英単語シリーズ」などは英語の長文を読みつつ英単語を身につけるタイプの教材なので、単純な暗記をすることなく語彙力を強化できます。
英単語は【見出し語+語義】を暗記してしまったほうがたしかに量をこなすことはできます。でも、量をこなしても実際の英文で使いこなせなければ意味がありません。
そういった意味でも、暗記だけの勉強はトータルでデメリットが多いということです。
思い切って英語学習から離れてみる
英語に飽きてしまったら、思い切って一度距離をとってみるのもおすすめです。
僕は過去に、英語に飽きてしまい「もうやめようかな…」と思って2ヶ月ほど英語学習をやらずに過ごした期間がありました。
でも、英語をまったく勉強してない期間でも、英語自体に触れる機会はあるわけです。Youtube観たり、映画を観ていれば自然と英語を見聞きする機会が出てきます。
そうなってくると、英語に飽きていたはずの自分に再び闘争心みたいなものが芽生えてくるんですね(笑)
シンプルにわかりやすくいえば、英語が理解できないのが悔しい。それが積み重なると、いつしか自然と「英語勉強するか…!」という気持ちになっていたのです。
おそらく、人生に英語が必要な人は自然と英語学習に気持ちが向かうんだと思います。それが趣味であれ仕事であれ。
だから、自分の気持ちに嘘をついてまで英語学習を続ける必要はないのかなと。英語学習がつまらなくて、本当に飽きてしまったのであれば、他のもっと楽しいことに時間を使うべきだと思います。
反対に、しばらく英語を休んでみて、それでも「やっぱりやりたい」と思えるのであれば、それは本当に英語が人生に必要な人なのかなと。休むことでわかることもあると思っています。
飽きにくい英語アプリを活用する
「本とアプリ、どっちのほうが飽きにくいですか?」と質問すれば、おそらくほとんどのがアプリと答えると思います。
最近の英語アプリは進化がものすごく、操作性が格段に上がっていて、”勉強感”がかなり薄れています。
記憶の定着には「クイズ化」が良いと言われていて、ただ暗記するよりもクイズ形式にしたほうが覚えやすいと言われているんですね。
英語アプリはまさにそのクイズ化の極みでして、ほとんどの英語アプリがクイズ形式を取り入れています。
勉強に飽きたらひとまずアプリを使ってみる。これだけで勉強に対する意識がかなり変わると思います。
おすすめのアプリはいろいろありますが、僕が特に愛用しているのは以下の3つです。
- ・スタディサプリENGLISH
- ・Real英会話
- ・物書堂(英単語アプリ)
いずれのアプリもクイズ形式に対応しているので、記憶への定着率を高めつつ、ゲーム感覚で英語を学ぶことができます。
また、スタディサプリENGLISHに関しては動画講義やディクテーション(英語を聞き取って入力)のトレーニングに対応しています。
1つのアプリですべての英語学習を完結させたい人は、スタディサプリENGLISHがおすすめです。