英語学習はすぐに成果が出ないので「果てしなすぎる…」と絶望しそうになることがあります。
僕は何度も挫折しかけたことがあって、そのたびに試行錯誤してきました。
今回は果てしない英語の勉強をどうやって継続するか?メンタルの保ち方と勉強法を紹介します。
英語学習が果てしない理由
事実、英語学習は果てしないものだと思います。厳しいかもしれませんが、むしろ「そういうものだ」と意識したほうが、勉強はラクに続けられます。
なぜ英語学習が果てしないのかとうと、言語力というのは無限に伸びるものだからです。
英単語なんて無数といえるぐらい多いし、日々スラングや流行語など新しい言葉が生まれます。
上を見ればキリがなく、果てしなく終わりのない道に感じられるわけです。
英語の上達を実感する方法
英語学習の果てしない現実を受け入れることができても、モチベーションは日々変化します。日によっては「もうやりたくない…」と感じることもあるでしょう。
挫折を回避するには、ほんの少しでもいいので「英語が上達した」という実感を得ることが大切です。
英語に限らず、なにかができるようになることはモチベーション維持に欠かせません。上達すれば自然と「もっと頑張ろう」という気持ちになるので、果てしなく感じていたあの頃は遠い過去になります。
具体的にどうすれば上達を実感できるのか?僕が実際にやっていた(現在もやっている)やり方を紹介します。
- ・TOEIC、英検を定期的に受験する
- ・好きな映画、ドラマを観る
- ・洋書、洋楽を聴く
- ・オンライン英会話をやってみる
一番わかりやすいのが、TOEICや英検を定期的に受験することです。特にTOEICはほぼ毎月受験できますし、スコアが点数でわかるので自分の成長度合いを客観的な数値で測定できます。
僕は過去に、英語学習が果てしなすぎて絶望しかけているときにTOEICを受験して「自分が思ってたよりもスコアが伸びてる!」という経験をしてから、再び英語を頑張るようになりました。単純ですが、やはり点数が伸びてるとやる気が出ます。
また、僕は洋書を読むようにしていて「以前、読めなかった本が読めるようになった」というのがめちゃくちゃ嬉しいので、1つの起爆剤にしています。
このあたりは映画でもドラマでも洋楽でもなんでも良いと思います。自分が好きな娯楽を英語学習のモチベーションにつなげていきましょう。
あるいは、オンライン英会話で講師と会話してみるのもいいと思います。僕もオンライン英会話を始めたばかりのころは全然話せなくて撃沈しましたが、ちょっと英語フレーズを覚えるだけでも見違えるほどやり取りができるようになります。
成長を感じるには「英語ができない」という体験が不可欠なので、たとえ内容が理解できなくても落ち込む必要はありません。あとは上昇するだけです。
計画を立てて、一定期間でゴールを決める
「上達を実感する」という話をつながってきますが、英語学習では計画がとても大切です。
むやみに勉强を続けていても終わりがありませんが、計画を立てることで自分なりに終わり(区切り)を設定することができます。
手帳などで「ひとまずここまで頑張ろう」という区切りを設定することで、ひとつの目標となるゴールが決まるので、そこに向けて意欲的になれるのです。
さきほどは「TOEICや英検などの試験を上達の目安にしよう」と説明しましたが、ここではもっと小さいゴールを決めていきます。たとえば以下のような。
- ・◯月◯日までに、この参考書を読み終える
- ・1日100単語やって、30日間で1冊の英単語帳を1周する
- ・土日の休みは、問題集を必ず20ページ分やる
- ・洋書を1日1ページ読む
ゴールを決めるとき、期間は短くても長くてもOKです。1日1ページ洋書を読むというゴールの場合、毎日のように目標を達成できるので効果は高いでしょう。
長くても短くてもいいので、期限を設定してプランを立てることが大切です。
また、1日何ページやるのかといった具体的な数値まで決めておくと行動に映しやすくなります。
このあたりは、自分がどれだけ英語学習に時間を割けるかによってスケジュールを決めていく必要があります。
黙読より、音読&シャドーイング
英語学習は果てしないですが、少しでも成長の度合いを早めることで絶望感を期待感に変えていくことができます。
そのためには、日々の英語勉強法(トレーニング法)が重要です。わかりやすくいえば、上達しやすいやり方で勉強しましょう。
具体的には、音読とシャドーイングがおすすめです。英単語帳もリスニングもリーディングも、必ず声に出して読みましょう。声に出すことで発音が強化されるだけでなく、読む・話す・聞くというトレーニングを同時におこなうことができます。
シャドーイングは、英語音声に少し遅れて付いていく方法で、通訳のトレーニングでも採用されています。音だけが頼りなので難しく感じるかもしれませんが、効果は抜群です。
音読もシャドーイングも負荷は大きいですが、そのぶん上達スピードを早めてくれます。
最短で一定のレベルまで英語力を上げたいのであれば、音読とシャドーイングはぜひ取り入れたいところです。
分厚い参考書はご法度です
「これ何ページあるんだ…」というような分厚い参考書・問題集をやろうとすることは、自分から果てしなく終わりがない道に足を踏み入れているようなものです。
とはいえ、本屋やAmazonで英語の教材を探しているときってだいたいモチベーションが高いときなんですよね。特に僕みたいに分厚い本に目がない人は、勢いで分厚い本を買ってしまいがち。そして、買ってから後悔するのです…(笑)
そうならないためにも、分厚い参考書や問題集は英語に慣れてから手を出すようにしましょう。最初は薄い本を何周もやるだけでOKです。
どんな参考書や問題集であっても、それなりのページ数はあります。本を見るだけで果てしなくて絶望してしまう人は、アプリで勉強するのがおすすめ。
幸いなことに、最近はアプリ1つですべての英語学習が完結できるスタディサプリENGLISHなどの英語アプリがあります。
僕も使っていますが、アプリを活用することで英語学習への意欲を高いまま維持できるので非常におすすめです。