英語の勉強をしていて「頭が痛い」「首が痛い」という症状に苦しむ人は意外と多いと思います。
じつは僕もそのうちの1人で、一時期は英語の勉強を続けるのがシンドい時期がありました。
そこから試行錯誤をして「こうすれば頭や首の痛みから開放されるのか!」という、英語学習のコツを見つけることができましたので、くわしく紹介していきます。
英語の勉強で「頭や首が痛くなる」原因
まずは英語学習で頭や首が痛くなる原因を考えていきましょう。
最初に結論からお伝えすると、痛みの原因の多くは「血流の悪化」「筋肉の過緊張」によるものです。
具体的には、長時間の英語学習で姿勢が悪くなり、身体の血流が悪化することで痛みが発生します。
多くの人が椅子に座って英語を勉強すると思いますが、長時間イスに座っていると猫背になってしまい、肩や首、さらには頭を巡る血流が阻害されます。
また、デスクで教材を読みながら英語学習をすると、首が下に向いた状態が続くため、自然とストレートネックになっていきます。
ストレートネックになると、神経が圧迫されたり、首の筋肉がこわばってしまい、それが頭痛や首の痛みを引き起こすのです。
つまり、本(英語の参考書など)を手に持って下方向を向きながら勉強するのは、首などに過度の負担を強いていることになるのです。
いい姿勢を保ち、血流や筋肉を良い状態にする
頭の痛み、首の痛みを治すためには「良い姿勢で英語を勉強する」ということを最優先で心がけましょう。
さきほど説明したとおり、良い姿勢がキープできれば猫背にならないので血流が阻害される心配もないですし、筋肉に過度の負担がかかることもありません。
良い着座姿勢としては、以下の条件を満たしているのがベストです(以下はパソコン作業の事例ですが、英語学習でも当てはまります)。
- ・できるだけ椅子には深く座る
- ・骨盤を立てる意識を持って座る
- ・英語教材は目線より5〜10度ほど下が理想
実際、僕はこの座り方&目線の位置を意識するようにしてから、頭や首の痛みがかなり改善しました。
以前までは、英語の本を机に置いた状態で目線をかなり下に向けて読んでいたのですが、それだと首に過度の負担がかかります。
また、座り方を意識してないとどんどん猫背になってしまって、よくありません。
良い姿勢で英語学習をするのは基本中の基本でありながら、長時間の勉強にも生かせる重要なスキルの1つです。
英語教材を本 → アプリに切り替えた結果…
さきほど説明したとおり、僕は以前まで紙の本(教材)で英語を勉強していました。
しかし、それだと頭痛や首の痛みはなかなか取れません。
紙の本で勉強をしていると、本を手に持ったまま継続するのはむずかしいですよね。机に本を置かざるを得ないので、どうしても姿勢が悪くなってしまいます。
そこである日、英語の勉強をアプリ(スタディサプリENGLISH 新日常英会話
なぜアプリにすることで改善できたのか?最大の理由は【目線の自然な位置で画面をキープしやすい】からだと思っています。
僕はスタサプの新日常英会話コースをメインで使っているのですが、これはスマホやタブレット、さらにはパソコンにも対応しているんですね。
スマホなら本よりも軽いので、ある程度の時間なら手に持ったままでも疲れません。自然な目線の位置にキープしたまま勉強ができます。
そして、僕はパソコンでスタディサプリENGLISHをやることが多いのですが、パソコンスタンドを活用することで、目線を高く保ったまま英語を勉強できています。
本に比べると猫背になりにくく、目線も自然な位置でキープしやすい。これが、頭痛や首の痛みのない英語学習につながっているというわけです。
もちろん、どの英語アプリでも姿勢改善には効果がありますが、”英語学習の効果”という点でみると、スタディサプリENGLISHは非常におすすめです。
ストレッチで痛みは予防&緩和できる
英語アプリを使っていても、さすがに完全解決するわけではありません。良い姿勢を保っていても、長時間座っていれば身体はガチガチになってしまいます。
そのため、僕は30分に1回は椅子から立ち上がるようにし、軽めのストレッチをやるようにしています。
体側を伸ばす、前屈をする、アキレス腱を伸ばすといったシンプルなストレッチで十分です。これをやるだけで、全身の血行が良くなるので、頭痛や首の痛みや腰痛にも効果があります。
同じ姿勢を取り続けるのは身体に良くないので、タイマーなどを上手く活用して一定時間でストレッチを挟むようにしてみてください。