that is exactly what 〜 は「それがまさに〜」という意味で使われます。
this is exactly what〜 だと「これがまさに〜」という訳になるので、意味はほぼ同じ。
exactly という単語は、「正確に」「ぴったり、ちょうど」という意味の副詞です。
あとに続く what〜 ですが、これは名詞句をつくるものです。日本語訳にすると「〜するもの・こと」となります。
- This is exactly what I want.
- これがまさに私が欲しいものです。
例文で考えるとわかりやすいですね。what I want の部分が名詞の役割を果たしています。
exactly があると文がややこしく見えますので、This is what I want. (これが私の欲しいものです)としたほうが、スッキリ理解できるかもしれません。
ちなみに、この構文は英検準1級の過去問でも登場しています。
However, in 1997, that is exactly what a deal with the government allowed a local fruit juice company called Del Oro to do.
ところが1997年、政府との取り決めにより、デル・オーロ社という地元のフルーツジュース会社がまさにその許可を得たのである。
【平成30年 第1回筆記試験より】
that is exactly what という構文の意味を知らなくても、丁寧に直訳していけば文の意味を理解することはできます。
とはいえ、やはり知っていたほうが読解スピードが上がるのは言うまでもありません。
英検のように試験時間に制限があるようなケースでは、構文を知っているかどうかで試験結果が大きく左右されますから覚えておきたいところです。
最後に、that is exactly what を使った例文を紹介して、記事を締めたいと思います。
- That is exactly what I was thinking.
- それ、まさに考えてたことです。
- This is exactly what I have wanted to eat for a long time.
- これはまさに、僕が長い間食べたかったものです。