もう失敗しない。英語教材を本屋で選ぶときの正しい選び方【5つのポイント】

英語学習

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本屋には驚くほど多くの英語教材が売られています。特に、大型書店に行くと目がくらむほどの量に圧倒されることも。

正直、英語教材は玉石混交なので、適当に選んでしまうと英語上達に時間がかかってしまうこともあります。

今回は、本屋で年間20冊近くの英語教材を買っている僕が【失敗しない英語教材の選び方のポイント】について解説していきます。

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このブログを書いている人
あゆむ

英語学習者、書評家、文具好き。書店員→出版社→フリーランス10年目。TOEIC450→830。英検1級の勉強中。

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① 発売されたばかりの新刊は買ってはいけない

本屋には良くも悪くもいろんな「罠」が仕掛けられています。自分が興味のなかった本との思いもよらぬ出会いが本屋の醍醐味だったりするわけですが、裏を返せば「本当はそこまで良くない(自分に合わない)本が魅力的に見えたりする」こともあります。

たとえば新刊がいい例です。発売されたばかりの新刊は多くの書店で5〜10冊の入荷があるので(店舗によりますが)、たいていは平積みで店頭に並べられます。

お客さんからしてみれば新刊かどうかは区別がつかないので、パッと見て「お、こんなにたくさん置いてあるんだから、この本はきっと売れているに違いない(良い本に違いない)」と思ってしまいますよね。

しかし、新刊というのは、いわば「読者の審査」を通っていません。どんなに良さそうな新刊の英語教材であっても、読者が買って効果を実感できなければ淘汰されていきます。

言い方を変えると「自分が新刊の英語教材を買って、わざわざ実験台になる必要はない」ということです。

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② 長く売れている定番書を選ぶのが良い理由

読書

新刊の英語教材を買わないほうが良いということは、裏を返すと長く売れている定番書を選んだほうが良いということです。

定番英語教材の中には、発売されてから10年以上も本屋で売られ続けているものがあります。

比較してもらうと一目瞭然ですが、今日発売されたばかりの新刊と10年以上売れている定番書。どちらのほうが英語力UPに効果がありそうでしょうか?

もちろん、新刊の中には画期的で効果の得られるものもあるでしょう。とはいえ、確率的に考えれば定番書のほうが失敗が少ないのは間違いないはずです。

僕たちはついつい「新しい本=良い本」と認識してしまいがちです。しかし、時事的な内容の本(新しい情報が重要な本)でない限り、英語教材については多少古くても長く売れ続けている本を選ぶべきです。

また、長く売れている本は、ブログやSNSの投稿も多く、Amazonレビューも豊富です。そういった情報が多いことで、使い方やモチベーションを保ちやすいというメリットもあります(くわしくは後述)。

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③ Amazonレビューを参考にして本屋で買う

どんなに長く売れている英語教材であっても、必ず自分に合うとは限りません。さきほどの説明と矛盾するようですが、定番書だからといって自分にとって良い本とは限らないということです。

なぜなら、人によって英語レベルは違うし、英語を学ぶ目的も違うからです。

本屋の店頭で中身をよく吟味すれば、おおむね自分にとって良い英語教材かどうかは判別できます。しかし、それを判断する自信がない人や、もっと情報を集めてから買いたいという人は、Amazonのレビューを参考にしましょう。

実際、僕は本屋で英語教材を買うときは100%、Amazonのレビューを読んでから買うようにしています。

なぜわざわざAmazonのレビューを見て本屋で買うの?Amazonで買えばいいのでは?と思われるかもしれません。Amazon+本屋を組み合わせる理由は、情報のいいとこ取りができるからです。

まず本屋では立ち読みができるので、本の内容・厚み・表紙の質感など細かい情報を手に触れて体感できます。そこにAmazonのレビューという情報が加われば、自分が感じた一次情報+他の読者が感じた客観的な情報を組み合わせることができます。

また、長く売れていてレビュー数の多い英語教材だと「自分はこんなふうに使って英語力がUPしました」という情報も豊富になります。

英語教材の中には、使い方や勉強法が読者に委ねられている本が多いので、具体的な使い方がネット上に多い本のほうが勉強を進めやすいというメリットがあります。

さらに、その英語教材を使って挫折しそうになったとき、レビューやSNS・ブログなどの情報があるおかげでモチベーションを復活させることができたりします。

実際、僕は心が折れそうになったときにAmazonのレビューを検索して、他の人が頑張っているのを見ることで挫折を回避したことが何度もあります。

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④ 買う本は、多くても2冊までに留める

英語が上達

これは僕の経験則なのですが、本屋の語学書コーナーに行くとテンション(モチベーション)がすごく上がるんですね。それ自体はいい体験なんですが、そこで調子に乗って5冊とか10冊とか英語教材を買ってしまうと、間違いなく後悔します。

言うまでもないですが、英語教材を買いすぎても全部やりきることはできません。いろんな本に目を通したとしても、すべてが中途半端になってしまい、英語学習が希薄化してしまいます。

個人的におすすめなのは、文法の本1冊+単語帳1冊といった組み合わせです。これらはお互いを補完する関係にあるので、たとえば単語帳の例文を読んで文法の理解ができないときは、別で買った文法の本を参考にできます。

こうすることで、1冊で勉強するよりも効率的に学習を進めることが可能です。

この補完関係が3冊〜4冊でもうまくいけばいいですが、僕の経験上は2冊が限界でした。

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⑤ なんとなく買わない。目的をキッチリ決める

読書

本屋に行くといろんな種類の英語教材が売っているので、ついつい目移りしてしまいます。

たとえば、英単語帳を買いに行ったのに、英語フレーズの面白い本を見つけてしまったり。海外ドラマの解説本に興味を引かれたり。

こういう出会こそが本屋の醍醐味ですが、英語を学ぶ目的からは外れていることを認識しなければいけません。そういった「目的外」の本を買っても、結局長続きしないし、たとえ勉強したとしても、実生活では使えない英語しか身につきません(自分の目的とは違うので)。

最初に英単語帳を買うと決めたら、他のジャンルの本には目もくれず、英単語帳(自分が必要な英語学習)だけにフォーカスしましょう。他の英語教材は、目的の本が決まったあとに娯楽感覚で見るようにして「この勉強が終わったら、次はこの本をやるぞ…!」と一つの目標にするのがおすすめです。

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ここまで本屋における英語教材の選び方を説明してきましたが「英語の教材を買う=本屋で選ぶもの」という先入観が強すぎると、損をすることがあります。

本だけでなく、アプリにも目を向けるべきです。

僕自身もかつては、英語の教材は必ず本屋で買っていました。本には良いところもありますが「勉強する場所を選ぶ(持ち運びが不便)」「気軽に勉強できない」「音声の再生が面倒(特にCDの場合)」といったマイナス面があります。

僕は英語学習が好きなので、いろんなアプリを使ってきましたが、やはりアプリには紙の英語教材にはないメリットがあります。

個人的に大きなメリットだと思うのが【勉強の導線が1つで済む】ということです。

紙の本だと、英語のリスニングをする場合、本を見る→スマホで音声再生という目線の動き・導線が多くなりがちです。これって面倒だし、集中力の低下にもつながるんですよね。

でも、アプリを使えばテキストも音声もすべて画面一つの操作で完結します。この快適性は本の教材にはない強力なメリットです。

もちろん、僕は本の英語教材も大好きなので両方使っていますが、ぜひアプリの良さも皆さんに知ってもらいたいと思っています。

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