これまでいろいろな英語の本で勉強をしてきましたが、中でも特に気に入っているのが、NHKの英語教材「Enjoy Simple English」(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)です。
今回はEnjoy Simple Englishが読み放題になる「Kindle Unlimited」を紹介しつつ、英語多読のやり方なんかも解説していきたいと思います。
圧倒的にコスパが良い「Kindle Unlimited」
Kindle UnlimitedはAmazonが運営している本の読み放題サービスです。
スマホやタブレットに専用アプリをダウンロードすれば、誰でもスグに読み始めることができます。
具体的には書籍、雑誌、コミックなど200万冊以上が読み放題という圧倒的なサービスです(洋書も含む)。
読み放題の対象作品のなかにはEnjoy Simple Englishも含まれていて、好きなだけ読むことが可能です(厳密には、『Enjoy Simple English Readers』という書籍版が対象)。
Enjoy Simple Englishは毎月発売されていて、1冊あたりが550円。NHKのテキストなので決して高くはないですが、毎月買うことを考えると馬鹿にならない出費ですよね。
僕はKindle Unlimitedを使い始めてから2年以上経ちますが、Enjoy Simple Englishはかなりの冊数読み込んできました(最低でも10冊は読んだと思う)。
ここまでの冊数を読むと予算的に厳しいはずなんですが、Kindle Unlimitedなら月額980円(税込)しかかかりません。
Enjoy Simple Englishを単品で10冊買ったら、合計で5,000円を超えてしまいますから、その差は歴然です。
これだけの安い料金でEnjoy Simple Englishが読めるサービスは他にないので、かなり重宝しています。
しかも、読み放題には洋書もたくさん含まれてますから、洋書を使って英語多読することもできちゃうというのも相当なメリットです。
ちなみに、Kindle Unlimitedは30日間無料で体験ができます。ぜひEnjoy Simple Englishを読んでみて、コスパの良さを体感して欲しいです。
早速、Enjoy Simple Englishを読んでみよう
それでは、Kindle Unlimitedを使ってEnjoy Simple Englishを読む方法を見ていきましょう。
まずはAmazonでEnjoy Simple Englishを調べましょう。すると、以下のようにタイトルが並びます。
このうち、「kindle unlimited」というロゴが付いているものが、読み放題の対象作品となります。
気になるタイトルが見つかったらタップします(読み放題なので、片っぱしからダウンロードしてみるのもアリ)。
タイトルの詳細画面が開いたら、あとは【今すぐ読む】をタップすればKindleアプリに自動でダウンロードされます。
気になるEnjoy Simple Englishの読み心地はどうか?
説明したとおり、Kindle Unlimitedの読み方(ダウンロード)はめちゃくちゃ簡単です。
とはいえ、肝心なのは読み心地ですよね。
これまで紙の本に馴染んできた人のなかには、Kindleで本を読むことに抵抗感がある人もいるかもしれません。
ここでは実際にKindleの画面をお見せしながら、読み心地や使い勝手について紹介したいと思います。
まずはKindleアプリをインストールしましょう。Kindleアプリは以下のようなアイコンです。
[Kindle-Unlimited-icon]
アプリをインストールして、さきほど説明したように読みたいタイトルをダウンロードしたらスグに読み始めることができます。
ここではEnjoy Simple English Readersの『Edogawa Rampo in English』を開いてみました。
挿し絵があるページもあるので、レイアウトは非常に読みやすいです。
また、文字の大きさやフォントを自由に変えられるのもKindleアプリの大きな魅力です。
こんな感じで文字サイズを選んだり、ゴシックと明朝を切り替えることもできます。
人によっては「字が小さすぎて読む気がしない…」ということもあるでしょうが、Kindleならその心配もありません。
Enjoy Simple Englishを複数冊、自由に持ち歩ける気軽さ
僕がもう一つ気に入ってるポイントは、好きなだけ本を持ち歩くことができるということです。
紙の本とは違って、Kindleならかさ張りません。1冊持とうが、100冊持とうが、荷物の重さは一緒です。全部スマホに入ってしまうので。
紙の本を持ち歩くのであればせいぜい2〜3冊が限度ですから、Kindleで持ち歩ける冊数の多さにはいつも助けられています。
僕の場合、電車に乗るときはほぼ100%の確率でKindleで本を読んでいます。
もちろん、Enjoy Simple Englishを読むこともありますが、ちょっと気乗りしないときはマンガを読みます(「キングダム」と「クレヨンしんちゃん」がお気に入り)。
以前まで、電車待ちなどのスキマ時間はSNSやニュースを見たりしていたのですが、いま思えば無為な時間を過ごしていたなぁと思います。
いまはKindle Unlimitedで読みたい本をすかさず読むことができるので、長時間の電車移動もまったく苦ではなくなりました(目的地に着くのがビックリするぐらい早く感じる)。
なにより、読書時間が増えるのが嬉しいですね。
Enjoy Simple Englishを卒業したら、洋書多読に挑戦
Enjoy Simple Englishを読んでいる人の多くは、「いつかは洋書をスラスラ読みたい!」という願望を持っていると思います。
さきほど説明したとおり、Kindle Unlimitedは洋書を含め120万冊以上が読み放題です。
ということは、Enjoy Simple Englishだけではなく、読みたいと思った洋書も好きなだけ読めてしまいます。
言葉を選ばずにいうと、これは本当にヤバいです。
ご存知の方も多いと思いますが、日本で洋書のペーパーバックを手に入れるのはなかなかハードルが高めです。
そもそも、洋書を売ってる本屋が少ないし、本の値段も和書より高い。つまり、いろんな意味で手に入れるのが難しいんですよね(余談ですが、洋書を安く買う方法は以下の記事で解説しました)。

「洋書が手に入りづらい」という悩みは、Kindle Unlimitedを使えば一瞬で解決します。
繰り返しになりますが、月額980円(税込)で好きなだけ本が読めるので、コスパは最強だと思います。
僕もたまにペーパーバックを買うことがあるんですが、一般的な厚さの本だと最低でも2,000円はするんですよね。
洋書の装丁ってデザインが優れているので、ついつい買いたくなっちゃうんですが…。
洋書多読にありがちな「挫折」も回避しやすい
「この本、思ったよりおもしろくなかった」とか「自分には難しすぎた」と感じたとしても、Kindle Unlimitedならスグに他の本に切り替えることができます。
そのおかげで、洋書多読につきものの「挫折」を回避しやすくなります。
これはEnjoy Simple Englishにも同じことが言えます。Enjoy Simple Englishといえども、作品によっては難しかったり、つまらなく感じるものです。
そうなった場合、その本は「投げて」他の本に切り替えれば済む話なんですよね。
Kindle UnlimitedはEnjoy Simple Englishはもちろん、洋書多読には最適なサービスです。
僕も長いこと使い続けてますが、もう手放すことはないでしょう。
30日間無料でお試しができますし、解約も非常に簡単です。ぜひKindle Unlimitedで洋書生活をスタートさせましょう。