TOEICのIPテストを個人受験したら失敗した。「いますぐ」オンラインで受験する方法

TOEICのIPテストをオンラインで個人受験してみた

※この記事はプロモーションを含みます

こんにちは、あゆむです。

TOEICの試験にはいろいろとネックになることがあるんですよね。

特にわたしが感じる、TOEIC受験のマイナスポイントは以下のとおり。

  • ・試験会場まで遠い(行くのが大変)
  • ・大勢の人が集まる場所はいろいろ心配&疲れる
  • ・2時間の試験が長くて集中できない

じつはこれらのマイナスポイントを解消する方法があります。それがTOEIC IPテストです(IP=Institutional Program)。

いわゆる「オンライン受験」でして、基本的に24時間いつでも受けられます。

TOEIC公開テストとIPテストの違いを解説しつつ、「個人でIPテストを受ける方法」についても紹介していきます!

実際に個人でIPテストを受けたので、失敗談を踏まえて良し悪しを正直にレビューしていくよ。

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このブログを書いている人
あゆむ

英語学習者、書評家、文具好き。書店員→出版社→フリーランス10年目。TOEIC450→830。英検1級の勉強中。

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【結論】完全な個人でもTOEICは受験できる

IPテストのTOEICスコア結果

実際のスコアシートはこんな感じ

わたしがTOEICを個人受験したテスト結果の実物(一部情報を加工してます)は上記のとおり。IPテストで取得したスコアも履歴書などに記載可能です。

結論としては、TOEICのオンライン受験を活用すれば個人でも受験できます。

ただし、TOEICの運営会社(IIBC)が個人向けに受験を実施しているわけではなく「何らかのスクール」を介して受験する必要があります。

とはいえ、高額なスクールに入る必要もないし、「TOEIC対策教室的な場所」に通う必要もありません。

記事のなかでくわしく解説していますが、わたしは【English Company Mobile】という英語学習アプリに課金して、そのオプション(追加料金)でTOEICを個人受験しました。

いろいろと比較した結果、他のTOEICスクールよりも割安だったので選んで正解だったと思ってます。

ただし、前月1日〜15日前後申し込み→翌月受験という流れになっており、いますぐ受験できるわけではないので要注意です。

たとえば、4月中に受験したいのであれば、3月1日〜15日前後にあらかじめ申し込みをしておく必要があるということ。

とはいえ、個人で最安で受験ができたので満足しています。気になる人は、【English Company Mobile】を活用してみてください。

いますぐ受験したいのであれば、後述するLanglandというオンライン講座がおすすめです。

TOEIC公開テストとIPテストの違い

※表は横スクロールできます

TOEIC公開テストIPテスト(ペーパー)
IPテスト(オンライン)
受験料7,810円(税込)4,230円(税込)4,230円(税込)
試験時間2時間2時間約1時間
リスニング約25分間
リーディング約37分間
試験の場所指定された試験会場学校、会社など自宅など
試験の日程月1回、日曜日の午前・午後団体が指定する日時24時間いつでも
問題の内容新規に作成された問題過去に出題された問題過去に出題された問題
公式認定証の有無ありなしなし
テスト結果の通知試験日から17日後に
ネットでスコア確認可能

試験日から30日以内に
公式認定証発送

※2024年度以降、
紙の公式認定証は廃止予定
試験から17日目以降テスト終了後すぐ
履歴書へのスコア記載可能可能可能

前提の知識として、TOEIC公開テストとIPテストの違いについてチェックしておきましょう。

TOEIC公開テストというのは、TOEIC公式サイトから申し込んで、指定された会場に行って試験を受けるものです。最も一般的なTOEIC受験方法になります。

一方のIPテストは、学校や会社などが開催するTOEICのことです。

  • ① 所属先が指定した会場に行く(ペーパー方式)
  • ② 自宅でオンライン受験する

という2つのパターンがあります。

大きなちがいは「試験時間」「受験料」「試験形式」

公開テストとIPテストで最も違いが出るのは、「試験時間」「受験料」「試験形式」です。

公開テストの試験時間は2時間ですが、IPテストのオンラインは試験時間が1時間です。

また、受験料は公開テストが7,810円(税込)(リピート割引だと7,150円(税込))。IPテストは4,230円(税込)です。

試験形式にも微妙なちがいがあって、たとえば「リスニング問題は先読みできない」といった制限があったりします(後述)。

公開テストもIPテストも履歴書にスコアを書くことはできますが、公式認定証が発行されるのは公開テストのみです。

学校や会社などで公式認定証が求められる場合には公開テストを受ける必要があります。

テスト終了後すぐに結果通知がくる

その他にも、試験後の結果通知までにかかる時間にもかなり差があります。

TOEIC公開テストは、試験日から17日後にネット上で結果が確認でき、試験日から30日以内に公式認定証が発行されます(紙の公式認定証は2024年度以降から廃止され、デジタル認定証に移行する予定)。

IPテストのオンライン受験は試験後すぐにスコアが表示されます。そのため、今スグにスコアが知りたい!という人におすすめ。

オンラインで受験して、すぐに結果を受け取りたい人はIPテストを選んだほうが良いです。

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IPテストの最大のメリットは時間とお金

TOEIC

公開テストとIPテストの違いを見てもらいましたが、IPテストを利用する最大のメリットは時間とお金が節約できることです。

さきほど説明したとおり、TOEICの受験料は公開テストが7,810円(税込)(リピート割引だと7,150円(税込))。

IPテストは4,230円(税込)です。これだけの差があると、当然IPテストを受けるメリットを強く感じます。

また、IPテストをオンラインで受験すれば試験時間が1時間なので、従来の公開テストの半分で済みます。

さらに、自宅でもオンライン受験ができるので、会場までの移動時間(さらには交通費)や体力も節約できます。

スコアが載っている公式認定証は公開テストでしか発行されないのですが、IPテストでも履歴書にスコアが書けるわけです。

そう考えると、純粋にTOEICスコアが欲しい人にとっては、IPテストで十分とも言えるでしょう。

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オンラインかつ半分の時間でも試験ができる理由

「試験時間も半分で試験料も安いしオンラインだし…本当にちゃんと英語力測定できるの?」という疑問を持つ人もいると思います。

その点については、TOEICの公式サイトでも「少ない問題数でも適切にスコアが出せる」と説明されているので安心です。

多くの企業・団体、学校で活用されているTOEIC L&R IPテスト(オンライン)では、CATが用いられています。CATとは、Computer Adaptive Testの略称で、受験者の能力に合わせてリアルタイムで出題問題が変化するテストシステムのことです。

 少ない問題数(=短時間)で受験者の能力(スコア)を算出することが可能になります。

正確なデータはないですが、IPテストのほうが公開テストよりも高いスコアが出やすいと言われています。

それは問題の難易度どうこうよりも、試験時間が半分の1時間で済むから集中力がキープしやすいという理由だと思います(勝手な推測です)。

少しでもスコアを上げたい人は、IPテストを選んだほうが良いといわれてます。

個人的な意見「オンライン受験はむずい!」

オンライン英会話

一見するとTOEICのIPテストは良いことづくめに見えるのですが、実際はそんなことありませんでした。

初めてTOEICのオンライン受験をしてみたのですが、感想としては「全然むずいじゃねぇか…!」という感じだったからです。

正直、「オンライン受験は自宅で集中できるし、試験時間も短いから絶対スコアは伸びるでしょ!」と思っていたのですが、体感的にはTOEIC公開テスト(ペーパーテスト)のほうが良いスコアが取れそうな気がします…。

なぜかというと、IPテストには「TOEIC公開テストにはない難しさ」があるからです。

  • IPテストで感じた「むずかしさ」
  • ・リスニング問題は「先読み」ができない
  • ・リスニング問題は進む、戻るが自由にできない
  • (時間が経つと自動で次の問題に進んでしまう)
  • ・リーディング問題の文字が小さくて読みづらい
  • ・全体的に操作に慣れてないからむずい

リスニング問題は「先読み」「自由に戻る・進む」ができない

これが決定的にスコアを下げる要因になりました。

TOEICのリスニングPartは次の問題の「先読み」がめちゃくちゃ重要なのですが、オンライン受験の場合は制限時間が経過すると自動で進む仕組みになっています。

ようするに、問題の先読みができず、自分のタイミングで先に進んだり、戻ったりができない仕様なのです。

リスニングにおいて問題(選択肢)の先読みができないのはかなり致命的で、これがスコアを下げる大きな要因になったと思ってます。

リーディング問題の文字が小さくて読みづらい

これは環境によって左右されるのかもしれませんが、リーディング問題の文字が小さくて読みづらかったです。

宇都宮大学が公開している【TOEIC IPテスト受験の手順】でも同じことが書かれていたので、おそらく多くの人が共通してぶつかる問題だと思います。

わたしの場合、TOEIC公式問題集(書籍)で対策する時間が長かったので、紙に書かれた文字に慣れきっていたというのも、スコアを下げる要因になった気がする。

全体的に操作に慣れてないからむずい

単純に、オンライン受験における全体的な操作に慣れてないのも良くなかったと思います。

言葉でうまく説明できないのですが、TOEICのIPテスト画面は独特の世界観みたいなのがあって、すんごい使いづらかった(笑)

操作性に不安が走ってしまって、問題に集中しきれなかったです。

もしIPテストでスコアを伸ばしたいのであれば、何回か受験をして慣れておいたほうがいいと思います。

あくまでも個人的な感想ですが、人生の大事な局面(就職、転職、昇進など)において「ここでTOEICスコア◯◯◯点が絶対に必要!」というタイミングで、いきなりIPテストに賭けるのはやめておくべき。

もちろん、公開テストにも独特の緊張感があったりするから一概には言えないですが、IPテストはマジで甘くないです。

「初めてのIPテスト受験で最高スコアを取るぞ!」と意気込むのは避けたほうが良いと思う。

誤解しやすい「TOEIC IPテストは団体受験のみ」

TOEICには良い所・悪い所あるけど、僕は定期的に受験してます

と、ここまでTOEIC IPテストの魅力と欠点についてお伝えしてきましたが、冒頭にお伝えしたとおり、TOEICは完全な個人でも受験可能です。

一般的に「IPテストは学校や会社の団体受験だけ」と表記されることが多いので、誤解が生じやすいと思っています。

たしかに、アプリであれスクールであれ、なんらかの団体に登録(加入)しなければ個人受験はできないのは事実です。

でも、アプリに課金してオプション代金(IPテスト受験料)を支払えば受験できてしまうので、実質的には個人受験は可能というわけ。

大学生や会社員の団体受験だけではなく、完全な個人(フリーター、主夫・主婦・フリーランスなど)でも個人受験はできます。

前置きはこれくらいにして、その方法について説明していきましょう。

結論からお伝えすると以下のいずれかの方法で個人のオンライン受験ができます。

  • ① 語学学校のTOEIC講座+IPテストのプランを使う
  • ② English Company MobileでIPテストを受ける

上記について1つずつ解説していきます。

語学学校のTOEIC講座+IPテストのプランを使う

渋谷

IPテストの団体受験ができるのは大学だけではありません。誰でも通える語学学校や英会話スクールでも実施している場合があります。

つまり、大学や会社に所属していない人は、語学学校に所属すればいいわけです。

語学学校というと50万円〜100万円といった高額な費用がかかるイメージですが、最近は語学学校もオンライン(動画講義やリアルタイム授業)に力を入れているため、数万円〜10万円程度の費用で済みます。

通学型もありますが、オンライン型のほうが費用が安いです。

もちろん、独学でTOEIC対策をするのに比べると費用はかかりますが、TOEICのカウンセリングや相談ができて、なおかつ動画講義やオンライン授業が受けられるのであれば十分に価値はあると思います。もちろん、IPテスト付きです。

わたしが探すなかで「ここは良いかも」と候補に入れたのが、以下の2つのオンラインスクールです。

  • ・Langland
  • ・and English

【Langland】IPテストの追加受験ができるTOEIC講座

Langland

画像:Langland公式サイトより

Langland【スコア別 ボキャブラリービルディング】(最安)
料金14,810円
動画配信講座
(2ヶ月)
IPテスト受験
(1回)
※初回のみ正会員登録料16,500円がかかる

最初におすすめしたいのが【Langland】という東京(渋谷)にあるスクールです。

こちらは通学型とオンライン型が選べるのですが、TOEIC IPテストを最安で受けたい人は「スコア別 ボキャブラリービルディング」を選びましょう。料金は上記の表のとおりです。

動画配信講座2ヶ月とTOEIC® L&R IPテスト受験(1回)がセットになっており、テストは1ヵ月に最大4回受験可能です。

【スコア別 ボキャブラリービルディング】というプランを選べば、IPテスト込で3万円程度(初回のみ正会員登録料16,500円含む)で受講できます。

2回目以降の講座申し込みなら、正会員登録料が不要になるのでもっと安く受験ができるようになるということです。

IPテストだけでなく、動画講義も受けられるのが心強いかぎり。

他にも料金は高くなりますが【ETS公式問題集 徹底解説】というプランがあり、公式問題集を使ってTOEIC対策をおこなうこともできます。

Langlandなら、申し込み直後にIPテストの受験が可能なので「なるべく早くスコアが欲しい」という人にもおすすめ!

【and English】5日間の短期集中で100点アップを目指す

and English

画像:and English公式サイトより

andEnglish【TOEIC全対策コース】
料金82,500円
期間5日間
レッスン1日6時間以上
9:45〜17:30
IPテスト受験
(1回)
※テキスト代別途

もう少し本格的にTOEIC対策をしたいという人は、料金は少し高くなりますが、オンラインスクール(講座)を利用するのもアリです。

おすすめは【and ENGLISH】というオンラインスクールです。

TOEIC®L&R5日間セミナーのコースは、文字通り5日間という短期間でTOEICスコアUPを図ります。

丁寧なカウンセリングから始まり、「文法力」と「語彙力」を中心にトレーニングをおこないます。

講師は指導経験豊富な日本人なので、英語が苦手な人でも安心です。

もちろん、セミナー受講後はTOEIC IPテストを受けられます。

「600点の壁が超えられない」「短期間で集中的にやりたい」という人におすすめです。

無料カウンセリングでは「自分のレベルがセミナー内容と合っているのか」といった確認もできますので、ぜひ試してみてください。

English Company MobileでIPテストを受ける

English Company MobileでIPテストを受ける

実際にわたしが個人受験したのが、こちら。アプリに申し込んで、IPテストのオプションを追加するだけなので非常に手軽で、なおかつ安い。

一応説明しておくと、English Company Mobileは英語のシャドーイングができるWebアプリです。

料金プランは以下のようになっており、オプションでIPテストを受験することができます。

バリュープランフィードバックプラン
月額料金4,378円21,780円
トレーニング教材週11本配信週11本配信
認知文法動画見放題見放題
ウェビナーの視聴
シャドーイング添削
▫ Nikkei Asia購読権
▫ パーソナルトレーニング※
▫ TOEIC®︎IPテスト※
※オプション

月額料金+IPテスト受験料を合計しても、TOEIC公開テストの受験料7,810円(税込)と大差がないので嬉しいかぎり。

English Company MobileはTOEIC対策用に作られているわけではないのですが、シャドーイング教材に『Nikkei Asia』と『The Japan Times Alpha』を使用しているので、ビジネスに役立つ英語の知識を身につけることができます。

また、月単位での支払いなので、IPテストを受けたあとは解約も可能。最低限の料金でIPテストが受けられるので、非常に助かります。

ただし、IPテストの申し込みはプランの利用開始後に可能となり、IPテスト申し込み期間は受験希望月の前月1〜15日(前後)なので要注意。つまり、申し込んでスグに受験することはできません。

期間を過ぎた場合は希望する受験月で受験できないので、余裕を持って申し込みすることをおすすめします。

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TOEICの必要性はどこにあるのか?長所と短所を比較しながら、僕が思うTOEICの必要性について解説します。

個人的なおすすめはスタサプ+公式問題集+ECM

英語勉強法

個人で手軽にTOEICのオンライン受験を受けたいのであれば、English Company MobileのIPテストが最も安くて良いと思います。

そして、TOEIC対策は以下のような流れで進めていくのがおすすめ。

わたしは実際にこのやり方でスコアUPできました。

  • 個人的にベストな「TOEIC受験」までの流れ
  • ①「金のフレーズ」(本 or アプリ)で語彙を増やす
  • ② スタディサプリENGLISHでTOEICの出題傾向を把握
  • ③ TOEIC公式問題集で実践的な対策
  • ④ English Company MobileでIPテストを受験

金のフレーズ」でTOEICの語彙を鍛えつつ、スタディサプリENGLISHで総合的な対策をして、TOEIC公式問題集で演習をしながらIPテストに向けて勉強するのが僕はベストだと思っています。

自宅で受験できるし、すべて観るのは大変そうな講座も付いてないからスッキリしてるし、なによりIPテストをかなりお得に受験できるから最高です。

ちなみにスタディサプリENGLISHは今スグに始めることができます。

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