QQ EnglishとDMM英会話は一見すると大差がないようにも見えます。
しかし、実際に比較してみると「ハッキリ違いがある」と断言できるくらい差があります。
今回はQQ English と DMM英会話はどっちが良いのか、両方使って比較しながらレビューしていきたいと思います。
どちらも使ってみたうえで先に結論をお伝えすると、僕はQQ Englishをおすすめします。
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※表は横スクロールできます
1レッスン | 25分 | 25分 |
月額料金 | 【月4回プラン】 2,980円 【月8回プラン】 4,980円 【月16回プラン】 7,980円 【月30回プラン】 11,980円 | 【スタンダードプラン】 毎月8レッスン 4,880円 毎日1レッスン 6,980円 毎日2レッスン 11,980円 毎日4レッスン 19,980円 【ネイティブプラン】 毎月8レッスン 12,980円 毎日1レッスン 19,880円 毎日2レッスン 38,980円 毎日4レッスン 72,980円 |
教材数 | 非公表 | 13,000以上 |
カランメソッド | ● | ー |
英語資格対策 | TOEIC 英検 IELTS | TOEIC 英検 TOEFL IELTS |
講師の国籍 | フィリピン | 120カ国以上 |
日本人講師 | ● (カウンセリングのみ) | ● |
講師の勤務体制 | オフィス | 在宅 |
通信環境(通信速度) | 安定している | 講師によって差がある |
生徒による講師の評価 | ★5段階評価 | ★5段階評価 |
レッスン予約 | ● | ● |
直前予約 | 15分前まで | 15分前まで |
レッスン 可能時間 | 24時間 | 24時間 |
レッスンに使う通信ツール | パソコン:Classroom スマホ:QQ Englishアプリ | Eikaiwa Live パソコン タブレット スマホで利用可 |
無料体験 | 2回分 | 2回分 |
公式サイト | QQ English | DMM英会話 |
最初に結論からお伝えします。安い料金を優先したいならDMM英会話、質の高い講師のレッスンを受けたいならQQ Englishを選びましょう。
くわしくはこのあと説明していきますが、DMM英会話とQQ Englishの決定的な違いは「講師の質」にあります。
DMM英会話も良い講師が多いですが当たりハズレがあると思っています。
僕は過去にDMM英会話でレッスンを50回以上受けましたが、5回に1回は「ちょっと自分には合わないな…」と感じる講師がいました(結局、相性の問題ですが)。
一方、QQ Englishはどの講師も安定して良いので個人的にはQQ Englishがおすすめです。
▶【無料体験】QQ English 公式サイトはこちらレッスン時間はどちらも25分が基本
- 1レッスンあたりの所要時間
- QQ English → 25分
- DMM英会話 → 25分
まず最初に1レッスンあたりの所要時間ですが、QQ EnglishもDMM英会話も25分単位が基本となっています。
予約は9:00〜、9:30〜、10:00〜といった感じで30分単位です。
たとえば朝9:00にレッスンを予約すると、9:25にレッスンが終了します。
QQ EnglishやDMM英会話に限らず、ほとんどのオンライン英会話は25分単位のレッスンとなっています。
個人的には「25分単位がちょうどいい」と思います。25分だと短く思う人もいるかもしれませんが、あまり長いと集中力が持たないのでこれくらいが最善です。
特に初心者のうちは長く感じることがあるはず。10分くらい経ったところで時計をチラッと見て「まだ15分もあるのかよ…」という絶望的な気分になることも少なくありません(笑)
英会話に慣れてきて「25分じゃ足りない」と感じてきたら、1回のレッスンを50分にしていけばいいと思います。
ちなみに、QQ Englishはレッスン予約時に「25分」or「50分」を選ぶことができます。同じ教師で25分レッスンを2コマ連続予約した場合は、1コマ目終了後に5分間の休憩を挟みます。
DMM英会話には「毎日50分」「毎日75分」というコースがありますが、いずれも25分単位のレッスンを複数回やるプランです。毎日50分なら25分のレッスンを2回分、毎日75分なら25分のレッスンを3回分になります。
ただし、DMM英会話でも同じ講師で予約枠が空いている場合は、25分のレッスンを2コマぶっ通しで=50分1回にすることも可能です。
料金はDMM英会話のほうが安いけど、要注意
- QQ Englishの月額料金
- 【月4回コース】 2,980円
- 【月8回コース】 4,980円
- 【月16回コース】 7,980円
- 【月30回コース】 11,980円
- DMM英会話の月額料金
- スタンダードプラン 毎日25分 6,980円
- スタンダードプラン 毎日50分 11,980円
- スタンダードプラン 毎日75分 17,900円
- ネイティブプラン 毎日25分 19,880円
- ネイティブプラン 毎日50分 38,980円
- ネイティブプラン 毎日75分 72,980円
月額料金を比較すると、DMM英会話のほうが安いことがわかります。
プランが多くてわかりにくいと思いますが、非ネイティブのレッスンが受けられる最もベーシックなプラン(上記太字部分)で比較するとわかりやすいです。
DMM英会話のベーシックなプランは毎日25分で6,980円、QQ English でほぼ同じ条件のプランは【月30回プラン】で11,980円。おおよそ、4,000円ほどの差があります。
つまり、単純な料金だけで比較するとDMM英会話がかなりお得であることがわかります。これだけの料金差があると、QQ Englishを使うメリットはないと感じてしまうはず。
もちろん「とにかく安い料金を最優先したい!」という人はDMM英会話でも全然OKだと思いますが、僕は総合的に見てQQ Englishのほうが好みでした。
▶【無料体験】QQ English 公式サイトはこちら僕が QQ English を選ぶ理由
なぜQQ Englishの料金が高いのか?それは講師の質が高いからです。
DMM英会話の講師は時給制のいわばアルバイトです。もちろんプロ同然の講師もいますが、正直なところ玉石混交。言葉はよくないですが、ハズレの講師に当たることも少なくありません。
しかも、生徒からの★評価(レビュー)が4.9と高い講師なのにイマイチだった経験が僕にはあります。
一方、QQ Englishは講師全員が正社員で雇用されています。しかも、講師全員にTESOLという英語を教えるための国際資格の取得を義務付けている徹底っぷり。
DMM英会話とQQ Englishの料金の差は、講師の差にあるというわけです。
僕は「とにかく自分に合う、良い講師のレッスンを受けたい」というのが最優先なので、安いDMM英会話より、多少料金が高くても質が安定しているQQ Englishを選びます。
「レッスンで重視したいこと」を考えて選ぶ
どっちを選ぶかは「自分がなにをレッスンで優先させたいか?」によって決まってきます。
「とりあえず外国人とトークができればOK」という人は、DMM英会話で十分でしょう。DMM英会話も決して悪いわけではなく、講師や教材の質も一定水準の高さにあります。
一方で「きちんとした英語を学びたいし、質の高いレッスンを受けたい」という人はQQ Englishを選ぶべきです。繰り返しになりますが、QQ Englishは講師全員にTESOLを義務付けているので、その裏付けがあるのは大きいと思います。
あと、DMM英会話の講師は自宅勤務、QQ Englishの講師はオフィス勤務。この違いも地味に大きいです(くわしくは後述)。
個人的にはDMM英会話は講師の当たりはずれがあったので、QQ Englishを選ぶようになりました。
▶【無料体験】QQ English 公式サイトはこちら教材の数はほぼ同数なので、好みの問題
- 教材の数
- QQ English → 21
- DMM英会話 → 23
- (目視で集計。参考程度に)
自分の目的や好みに合った教材があればレッスンがより充実したものになりますよね。
QQ EnglishもDMM英会話も、レッスンごとに自分で教材を選んで、レッスン開始時に「この教材を使いたいです」と伝えてレッスンを始めることになります。
教材は QQ Englishが21、DMM英会話が23なので、数だけでいえば大きな差はありません。
ただ、個人的にはDMM英会話の【Daily News】という教材が素晴らしいと思っています。文字通り、専用サイトのニュース記事を題材にして英会話レッスンを進めるのですが、新しい知識も得られるのでレッスンが楽しいです。ディスカッションの練習にもなります。
QQ Englishにも【News Alert】という教材がありますが、あまり使い勝手が良くない印象です。講師が用意したニュース記事を使うレッスンでして、予習なしでおこなうので、好き嫌いが分かれると思います。
ちなみに、カランメソッドという英会話トレーニング法についてはQQ Englishのみで受講できます(カランメソッドについて詳しくはこちら)。
英語の資格試験対策については、【英検・TOEIC・IELTS】はQQ EnglishもDMM英会話も両方が対応しています。ただし、TOEFLはDMM英会話のみで対策可能です。
まとめると、教材の種類や質だけで考えるならDMM英会話のほうがやや優位といえるかもしれません。
講師はDMM英会話のほうが多国籍
- 講師の国籍
- QQ English → フィリピン人のみ
- DMM英会話 → 134カ国以上(随時変動します)
QQ Englishがフィリピン人講師、DMM英会話は134カ国以上の国籍の講師が在籍しています。
正直、英語を学ぶという点だけで考えるのであれば国籍の多寡はそこまで重要じゃないというのが僕の持論です。というのも、フィリピン人の英語は十分キレイな発音だし、特に問題ないと思うからです。
とはいえ、いろんな国の人と話す楽しさというのが魅力なのも事実。
DMM英会話も基本的にフィリピン人講師が多いのですが、東欧(ボスニアやチェコ)やアフリカ(ジンバブエや南アフリカ共和国)などの国の講師がいたりするのでワクワクします。「自分はすごい遠くの国の人と会話してるんだなー凄いなー」と悦に入る感じです(笑)
いろんな国の講師が在籍しているということは、それだけいろんな国の文化に触れられるということを意味します。
最初のうちは英語を話すことに精一杯で内容を楽しんでる余裕はないかもしれませんが、慣れてきたらいろんな国籍の講師と英会話してみるのもおすすめです。
ただ、最初に言ったとおり、英語を学ぶということだけを考えるのであればフィリピン人講師でも十分です。
ちなみに、アメリカやイギリスなどのネイティブ講師のレッスンが受けたい人は、DMM英会話の【プラスネイティブプラン】を選びましょう。
QQ Englishにはネイティブと会話できるプランはありません(すべて正社員のフィリピン人なので)。
日本人講師のレッスンはDMM英会話のみ
DMM英会話は【プラスネイティブプラン】を選ぶと、ネイティブ講師に加えて日本人講師のレッスンを受けることができます。
日本人講師のレッスンだと、文法的にわからないことは「これが上手く表現できない」というときにも気軽に質問ができるメリットがあります。
ただ、英会話レッスン中に英文法を学ぼうとするのは非効率なのであまりおすすめしません。英会話レッスンでは「とにかく英語を話してみる」ということに時間を使ったほうが良いからです。
英文法や英単語については自習の時間にしっかり学んでおいて、それを英会話レッスンで実践するほうが効果が出やすいです。
とはいえ、初めてオンライン英会話をやる人にとっては心理的なハードルが低い日本人講師のほうが始めやすいかもしれません。
なお、QQ Englishは日本人講師のレッスンは提供していません(講師は基本的にフィリピン人)。あくまでもカウンセリングなので、英会話や英語学習の悩みを相談する感じです。
意外と重要な「講師の勤務体制」
さきほども説明しましたが、QQ Englishは講師全員が正社員なのでオフィスに勤務しています。そのため、講師はQQ Englishのオフィスからレッスンを提供します。
一方、DMM英会話は時給制の講師なので、講師がそれぞれの自宅等からレッスンをおこなうスタイルです。
講師の勤務体制は、オンライン英会話においてかなり重要です。最大の理由は、通信環境(通信速度)に差があるから。
QQ English は自社オフィスの通信環境なので、通信速度も早くテレビ電話の電波も安定しています。映像も比較的きれいですし、声もクリアで聞き取りやすいです。
一方、DMM英会話は講師それぞれの通信環境に依存するので、自宅の通信速度が遅い場合には遅延したり、映像や音声が途切れることがあります。また、使っているWEBカメラやマイクもそれぞれちがうので、映像と音声にはかなりの差があります。
せっかくお金を払ってレッスンを受けているのに、通信が途切れてしまうのは大きなマイナスです。最近でこそ、DMM英会話の通信も安定してきていると思いますが、それでも通信環境が良くない講師は一定数存在します。
僕も過去にDMM英会話でレッスンを受けたときに、音声と映像の乱れ(遅延)がひどくて、全然レッスンにならなかったことがあります。
通信の安定性という意味ではQQ Englishが群を抜いているので、常に安心してレッスンを受けることができます。
▶【無料体験】QQ English 公式サイトはこちら生徒による講師の評価は5段階
ほとんどのオンライン英会話が、レッスンを受けた生徒が講師へのフィードバックをおこないます。いわゆる、生徒が講師の口コミ(レビュー)を投稿するわけです。
レッスンを受けたあとに講師の評価を送信するのですが、その際は★による5段階評価をおこないます。コメントは任意です。
参考までに、DMM英会話では以下のような感じで講師の評価と口コミが表示されます。
口コミの投稿は生徒の任意ですが、多くの口コミが正直で本音を語っているので非常に参考になります。
僕は笑顔でやさしい講師を選ぶようにしているので、口コミを見るときも「笑顔」とか「明るい」といったワードを拾うようにしてます。
また、5段階評価があると、自分が講師の予約をするときの参考になります。評価が低い講師を避けることで、満足度の高いレッスンを受けられます。
QQ Englishは講師の評価に大きな差はないものの、やはり個々の感じ方には違いがあるので、予約時には5段階評価を参考にしたいところです。
DMM英会話については、僕は5段階評価をさらに重要視しています。というのも、講師の良し悪しに差があるので、たとえば★4を下回る講師だとハズレの可能性大です。
QQ EnglishもDMM英会話も、講師の客観的な評価があるおかげで予約時の講師の判断はつきやすいと思います。
レッスンは24時間可能。予約は15分前まで
QQ EnglishもDMM英会話もレッスンは24時間受けられます。
ただし、QQ Englishはフィリピンの深夜帯(日本時間1時~5時30分)は講師の数が少なくなっています。
直前の15分前までレッスン予約できる点はQQ EnglishもDMM英会話も同じです。
24時間レッスンが受けられるので、「仕事で帰りが遅くなってしまった」とか「なんだか眠れないから」といった個々の事情に合わせて柔軟に英会話のレッスンが受けられます。
ちなみに、QQ English(フィリピン)と日本の時差は1時間と大きな差はありません。
一方、DMM英会話の場合は講師の国籍はさまざまなので、たとえば東欧(セルビアなど)と日本の時差は8時間ほどあります。この時差がその時間に予約できる講師の数に影響してくるわけです。
通信ツールはどちらも独自開発
以前までQQ Englishではスカイプによるレッスンを提供していましたが、現在は独自開発した Classroom という通信ツールを使用します。
DMM英会話は独自開発した Eikaiwa Live というツールを使用します。
スマホの場合は、DMM英会話もQQ Englishも専用のスマホアプリがあります。
「独自ツールってどうなの?」と疑問に思われるかもしれませんが、個人的にはスカイプよりもずっと使いやすいと思っています。
というのも、スカイプだとわざわざアプリを立ち上げて発信をしないといけないので面倒なんですよね。
一方、独自ツールはマイページからすぐにアクセスできるし、教材の画面を講師と共有できたりするので非常に便利です。
通信ツールについては、DMM英会話のほうが優れていると思います。特にDMM英会話のスマホアプリは素晴らしいです。
DMM英会話アプリは「Daily News」、AIの講師とさまざまな場面の英会話を練習できる「AI ロールプレイ」、英語でわからないことがあったらいつでも質問ができる「AI講師」の3つが無料で使えます。
アプリの画面も見やすく、操作性も良いので気分よく英会話の勉強ができると思います。
どちらも2回分の無料体験レッスンあり
QQ EnglishもDMM英会話も、有料課金するまえに無料体験レッスンができます。
まずは実際に講師と英会話をしてみて、よければ課金するし、イマイチだったらキャンセルすればOK。
ちなみに、どちらも有料会員への自動継続がないので安心です。知らぬ間に料金が発生してた!なんてことはありません。
最初に述べたとおり、僕は講師の質が高いQQ Englishのほうが良いと思います。たしかにDMM英会話は安いですが、個人的には安さより質を選びたい。
いずれによ無料体験ができるので、迷っている人はぜひQQ Englishを試してみてください。
▶【無料体験】QQ English 公式サイトはこちら