オンライン英会話を上手に活用すれば、1ヶ月間という短い期間でも英語が話せるようになります。
今回は、オンライン英会話を使って1ヶ月の短期間で英語力を伸ばす方法&注意すべきポイントについて解説。
ちなみに、1ヶ月という短期間で「英語を話せた…!」という経験を得たいのであれば、QQ Englishというオンライン会話がおすすめです。
そもそも、1ヶ月で英語が話せるようになるか?
結論からいうと、1ヶ月という短い期間でも英語を話せるようになります。
そもそも、英語が話せない理由は大きく分けて2つあって、
- ① 知識はあるけど、話す練習が足りてない人
- ② そもそも文法や単語の知識がない人
といういずれかが原因になっています。
【① 知識はあるけど、話す練習が足りてない人】というのは、1ヶ月といわず、2〜3回レッスンを受けるだけでも「意外と英語話せるかも」と実感できる可能性があります。単純に話す機会がなかっただけ、という可能性が高いからです。
一方で【② そもそも文法や単語の知識がない人 】という人でも、最低限の中学英文法や英単語を身につけてしまえば、ごく簡単な挨拶や会話であれば英語でコミュニケーションがとれてしまいます(どんなに簡単な英会話でも「自分にも英語が話せた」と胸を張るべきです)。
程度の差はあるにせよ、どんな人でも1ヶ月で英語を話せるようになります。
到達レベルがどうであれ、英語が話せることを体感するためには「短期間でいかに濃密な時間を過ごすか」ということが求められますので、その方法論をくわしく解説していきたいと思います。

可能であれば1日2レッスン受ける
1ヶ月という短い期間で英語力を伸ばすには、1日に使う英語の量を最大化する必要があります。
ですから、可能であれば1日2レッスン(計50分)を確保するのが理想です。
結局のところ、英語を話せるようになるには「英語を話す時間を増やす」ことが不可欠になります。そのため、できる限りレッスンの量は多いほうがいいでしょう。
ただし、闇雲にレッスンを受けまくればいいか?というと、決してそうではありません。レッスンの効果を最大化するためには「予習」と「復習」が必要です。
予習・復習のやり方についてはあとで説明しますが、予習・復習の有無で英語力の伸び方に大きな差が生まれます。予習・復習なしで英会話レッスンを続けるのは、損をしていることにほかなりません。
とはいえ、予習・復習はそれなりに時間もかかりますし、負荷も大きいですよね。
そのため、1レッスン目は予習をしてから、2レッスン目は予習なしで臨むという方法をおすすめします。

1レッスン目は予習あり、2レッスン目は予習なし
1レッスン目は予習をしてからレッスンに臨みます。オンライン英会話には無料で使える教材がありますので、レッスン前に教材を予習しておきましょう。
そして、2レッスン目は予習なしのぶっつけ本番でやるのがおすすめです(もちろん時間を取れる人は予習・復習をやってもOK)。
予習をしないということは、レッスン中に即興で会話をする必要があります。いわば、より実践に近い感じで英会話をするということです。
予習をしないと負荷はキツくなりますが、日常英会話やビジネス英会話ではフリートークが当然のように求められます。そもそも、ふだんの会話に台本などはないですよね。
「実践に即した体験をすることができる」という意味で、予習なしのオンライン英会話も非常に効果があります。
ちなみに、オンライン英会話の場合、教材を選ばずに「フリートーク」(英語では free conversation)を選択すればOKです。
もしレッスンの途中でフリートークを挟みたくなったら、I would like to have a free conversation lesson. (フリートークのレッスンをやりたいです。)と言えば通じます。

予習と復習で最大限の効果を得るコツ
さきほど説明したとおり、1ヶ月という短期間で英会話を身につけるには予習と復習が不可欠です。
では、具体的にどのように予習・復習をすればいいのでしょうか?
予習で英作文=カンペを作っておく
- レッスン前の予習でやること
- ・教材に目をとおして、内容を把握
- ・わからない英単語は調べておく
- ・聞かれる質問に対して、答えを英作文しておく
予習はレッスンの1時間前からスタートし、その流れで本番を迎えるのがベストです。予習の時間でエンジンをあたためておくイメージ。
英会話レッスンの予習において、絶対に欠かせないのが「英作文」です。
オンライン英会話のレッスン教材には、必ず質問文が組み込まれています。予習のときに質問文をチェックし、それに対する回答を英語でノートに書いておきましょう。
予習で英作文をすると、英語を組み立てる練習にもなりますし、本番でまごつくことなく英語を話せるようになります。
ちなみに、本番中にカンペを見ても全然OKです。たとえカンペを見たとしても、実践で英語を話せたという経験があるだけで、英語力のUPにつながります。
結局のところ、どんなかたちであっても「英語を使ってみる」というのが1番大切だということです。
レッスン後の”悔しさ”を、復習で次の課題に昇華
1ヶ月という短い期間で英語力を伸ばそうとすると「言いたいことが言えない」「講師の言っていることが聞き取れない」という場面に出くわすと思います。
僕も経験があるのでよくわかりますが、レッスン中に上手くできないことがあると、必ず悔しさが残ります。
ただ、その悔しさは英語力UPの大きなエネルギーになります。なぜなら、レッスンでできなかったことは自分の弱点であり、その弱点を重点的にカバーすれば英語力は短期間で伸ばすことができるからです。
つまり、「できなかったこと=自分が次にやるべきこと」なので、効率的に英語が勉強できるようになります。
できなかった部分をそのまま放置すると不安がつのりますが、復習のときに解消できると次のレッスンに自信が持てるようになるはずです。
ちなみに、予習はレッスン直後の30分間がおすすめ。時間をおくと熱が冷めてしまうし、自分ができたところ・できなかったところを忘れてしまうので要注意です。
使った教材をもう一度読んでみてレッスン中のやり取りを思い出しながら復習しましょう。「言えたこと」「聞き取れたこと」などを反芻しつつ、「ここができなかった」というポイントもおさえていきます。
スマホやタブレットやPCは【画面録画】ができますので、記録を残しておいて復習に活用するのもおすすめです。

なるべく同じ講師を予約する
オンライン英会話はレッスンごとに好きな講師を予約できますが、1ヶ月という短期間で英会話を身につけるには、なるべく同じ講師のレッスンを受けるようにしましょう。
同じ講師のレッスンを受けるメリットは以下のとおりです。
- 同じ講師のレッスンを受けるメリット
- ・自己紹介の時間を省略できる
- ・より深い内容のトークができる
自己紹介の時間はもったいない
英会話の開始約5分間は自己紹介タイムがあります。予約時に「自己紹介は省略する」という選択ができる場合もありますが、やはり最低限の挨拶会話は避けられません。
レッスンのたびに講師を変えていると、毎回自己紹介をしなければいけないので非効率です。そもそも、自己紹介で言うことなんて限られてますから、同じことの繰り返しでは表現力のUPも見込めません。
1ヶ月という限られた時間で英会話を伸ばしたいのであれば、自己紹介タイムは時間の浪費でしかありません。
より深い内容のトークができる
同じ講師のレッスンを続けることで関係性が深まり、内容の濃いトークができるようになるという利点もあります。
最初のころは自己紹介やお互いの好きな食べ物といった”当たり障りのない”話になりますが、相手のことがわかってくると「日本の保険制度の話」とか「コロナ対策はどうなっているか」といった少しディープな話題になったりします。
話題が深くなれば、当然のように必要となる英語表現や英単語も変わってきますから、それだけ英会話スキルはUPするわけです。

レッスンの開始時間を固定して習慣化する
1ヶ月という短い期間とはいえ、途中でモチベーションが下がることは十分に起こります。
「やる気が出ないからレッスンをサボる」という感じで、やる気に左右されてしまうと英会話はなかなか身につきません。
やる気に関係なく英会話レッスンを受けられるようにするためには、習慣を味方につけましょう。
つまり、英会話レッスンを習慣化することで、やる気の上下に関係なくレッスンを受けられるようになります。
毎日お風呂に入ったり、歯を磨いたりというのは当たり前のようにやっているわけですが、これも習慣化のおかげです。
習慣化することで「やらないと気持ち悪い」と感じるようになるので、結果的に継続しやすくなります。
習慣化で1番大事なのが、時間の固定です。やるタイミングを決めてしまうことで、頭で考えることなく行動に移せるようになります。
オンライン英会話の例でいうと「朝ごはんを食べて、歯を磨いた直後」とか「夜、ベッドに入る前」といった感じで、レッスンを受けるタイミングを毎日固定するのがおすすめ。もちろん、「毎日朝8時から」とか「毎日夜21時から」という感じで固定してもOKです。

使う教材は”興味”と”即効性”で選ぶ
1ヶ月の短期間で英会話スキルを身につけるのであれば、自分にとって必要な教材を使うようにするべきです。
自分にとって必要な教材というのは以下のようなものを指します。
- ・興味、関心が持てる内容
- ・仕事ですぐに使えそうな表現
- ・趣味につながる内容
たとえば僕の場合、英語でニュースを見聞きするのが好きなのですが、幸いなことにDMM英会話には【デイリーニュース】というニュース記事で英会話が学べる教材があります。
「1ヶ月という短期間で英語を身につけるには濃密な時間が必要」という説明をしましたが、興味が持てる教材だと気持ちも高まりますから、1回のレッスンにかける思いも強くなります。
たとえば、1ヶ月間でビジネス英語を身につけたいという人は、仕事ですぐに使えそうなフレーズが学べる教材を選ぶと、即効性があるのでやりがいがあるはずです。
という感じで、どんな人であっても「自分の興味、関心、必要性に近い英語」を学ぶことが絶対に欠かせません。
言い方を変えると「やってて面白くない教材は選んではいけない」ということです。

スキマ時間の自習は瞬間英作文を
英会話はレッスン本番も大切ですが、それ以外の時間をどう過ごすか?というのも重要です。
仕事で忙しい人は勉強時間の確保が大変かとは思いますが、1日10分でもいいので自習するようにしましょう。
自習でやるべきことはただひとつ、瞬間英作文です。
知らない人のために説明しておくと、瞬間英作文というのは日本語を見て、英語を作るトレーニングをいいます。つまり、【日本語→英語】で英作文をするトレーニングです。
英作文ができる市販の教材はたくさんあるので、どれを使ってもいいのですが、個人的には『NOBU式トレーニング』という本がおすすめ。

電車移動などのスキマ時間に集中してコツコツと瞬間英作文を続けていけば、1ヶ月という短期間で英語を話す力は飛躍的にUPします。
英会話レッスンの予習・復習とは別に、ぜひとも瞬間英作文のトレーニングを取り入れてほしいと思います。

おすすめはネイティブキャンプ
1ヶ月間で英語を話せるようになりたいのであれば、1日2レッスン(合計50分)を受けるべきです。
「どのオンライン英会話を受けるべきか?」ということですが、おすすめはQQ Englishかネイティブキャンプ
です。
なかでも、ネイティブキャンプはレッスン受け放題という絶大なメリットがありますので「1ヶ月間で大量の英会話を経験したい」という人には強い味方となるはずです。
QQ Englishでも1日2レッスンを受けることができますが、その分だけ料金が高くなるので注意が必要。
それぞれの料金やプラン内容は以下のとおりです。
ネイティブキャンプ | |
---|---|
1レッスン | 25分 (途中退出可) |
月額料金 | 【プレミアムプラン】 回数無制限 6,480円 【ファミリープラン】 回数無制限 月額1,980円 |
教材数 | 13 |
カランメソッド | ● |
英語資格対策 | TOEIC |
講師の国籍 | 120カ国以上 |
日本人講師 | ● |
講師の評価 | ★5段階評価 |
レッスン 可能時間 | 24時間 365日 |
無料体験 | 7日間 |
公式サイト | ネイティブキャンプ![]() |
QQ English | |
---|---|
料金プラン (税込) | 【月4回(200ポイント)】 2,178円 【月8回(400ポイント)】 4,053円 【月16回(800ポイント)】 7,348円 【月30回(1500ポイント)】 10,648円 |
1レッスンあたり | 25分 |
講師の国籍 | フィリピン ※全員がTESOL資格保有 |
日本人スタッフ | あり |
講師の勤務体制 | 自社オフィス |
特徴・強み | 講師全員がTESOL資格を保有の正社員 |
カランメソッド | ◯ |
英語資格対策 | TOEIC 英検 IELTS |
テレビ電話 | 自社開発の無料ツール【Classroom】を使用 ※以前まではスカイプ |
対応デバイス | スマホ、タブレット、PC |
営業時間 | 24時間 |
予約 | 15分前まで ※キャンセルも15分前まで |
無料体験 | 25分 2回分 (計50分) |
公式サイト | QQ English![]() |
僕はどちらのオンライン英会話も使ったことがありますが、正直かなり拮抗しています。
講師の質や教材の使いやすさはQQ Englishに軍配が上がりますが、ネイティブキャンプはレッスン受け放題なのでコスパが抜群です。
ちなみに「1日1レッスンしか受ける時間がない」という人は、迷わずQQ Englishを選べばOKです。
どちらのオンライン英会話も無料体験ができますので、まずは実際に体感してみてください。