英語のスピーキングを伸ばすには、とにかくインプットとアウトプットを繰り返すのが効果的です。
つまり、「学んだ英語を実際に使ってみる」という流れが必要になります。
それを実現できるのがスタディサプリENGLISHです。僕も使っていますが、スタディサプリENGLISHを活用することで、英語を話す力を短期間で伸ばすことができました。
今回は「スタディサプリENGLISHでスピーキング力を伸ばす方法」について具体的に紹介します。
スタサプで「話す力」が伸びる理由
世の中にある多くの英語アプリが、知識を覚える(わかりやすくいえば暗記する)タイプです。もちろん、それはそれで役に立ちますが、スピーキング力を伸ばすにはやはり「実際に声に出して、英語を使ってみる」という体験が不可欠です。
スタディサプリENGLISHは、英語のインプットとアウトプットのバランスがよく取れた英語アプリです。
以下は、スタディサプリENGLISH 新日常英会話 のカリキュラムですが、クイズから始まり、実際に英文を作る「瞬間発話」をおこないます。
- スタディサプリENGLISHの流れ
- ① 会話理解クイズ
- ② 単語・イディオムチェック
- ③ ディクテーション(英語を聞いて入力する)
- ④ 会話文チェック
- ⑤ キーフレーズチェック(動画講義)
- ⑥ リード&ルックアップ
- ⑦ 瞬間発話プラクティス
- ⑧ 重要表現チェック
僕がやっている「新日常英会話コース」はドラマ仕立てでストーリーが進んでいくのですが、各レッスンは【会話理解クイズ】から始まります。
音声だけを聞いて、登場人物がどんな会話をしているのかクイズで答える流れです。
「いきなりクイズはむずかしそう…」と思われるかもしれませんが、知らない英語をいきなり聞くという体験は実際の英会話でも生きてきます。そもそも、リアルな英会話って相手が何話してくるかわからないですからね。
クイズのあとは単語チェック&答え合わせがあるので、自分が聞き取れた英語・聞き取れなかった英語を確認できます。
特に、聞き取れなかった英語は自分の弱点を知るチャンスでもあるので、僕はそこを重点的に学習するようにしています。
【⑥ 瞬間発話プラクティス】というのは、そのレッスンで習ったフレーズを、実際の英会話の場面を想定して喋ってみるというものです。
相手の発言を聞いたあとに、自分の発音を録音してチェックすることができます。
最初に説明したとおり、英語のスピーキング力UPには「実践的に話してみる」という行程が絶対に必要です。
そういった意味で、スタディサプリENGLISHは英語を話すために必要な要素が全部入りになっているアプリといえるでしょう。
スタサプは英語の習慣化にもぴったり
英語のスピーキング力は、一朝一夕で伸びるものではありません。ある程度、長期間にわたって継続する必要があります。
しかし、残念ながら多くの人が英語学習に挫折してしまい、話す力を身につけることができません。すぐに成果が出ないと、モチベーションが下がるからです。
そういった意味で考えると、「英語を習慣化できるかどうか」というのは非常に重要な要素です。なぜなら、習慣が身についてしまえば自然と継続できるようになるから。モチベーションに頼らずとも、英語学習ができるようになります。
スタディサプリENGLISHは、英語学習の習慣化を身につけるのにも最適です。その理由は2つあります。
- スタサプENGLISHが習慣化しやすい理由
- ① 1日最短3分からスタートできる
- ② 学習時間や成果を体感しやすい
① 1日最短3分からスタートできる
張り切りすぎて、初日から頑張ってしまう人がいます。ランニングをしようと思い立って、いきなり5km とか走ってしまう人ですね。
よくある話ですが、何かを習慣化するためには、スモールスタート(小さく始めること)が不可欠です。
スモールスタートにして「ちょっと物足りないな」と感じるくらいでやめると、次の日に続きをやりたくなるので、学習を継続しやすくなります。
スタディサプリENGLISHは、最短3分から始められるつくりになっているので、スモールスタートにはうってつけです。
たとえば、最初に紹介した【①会話理解クイズ】は、1分程度の短い会話です。そして、1レッスン全体を通しても、10分程度で終わらせることが可能なので、時間的な負担は非常に軽いんですね。
② 学習時間や成果を体感しやすい
スタディサプリENGLISHは、TOP画面に学習時間や目標などが表示される仕様になっています。
上記の画像は、実際に僕の学習時間なのですが、こうやって視覚化されることで「こんなに頑張ったんだな…!」と、1人で少しだけテンション上げることができます。
反対に、学習時間が少ないときはそのままそれが視覚化されますから「もっと頑張ろう」というモチベーションになります。
さきほど説明したとおり、スタディサプリENGLISHは「クイズ」や「瞬間発話」といったレッスンが組み込まれているので、自分の英語力をリアルに試すことができます。
クイズに正解できたときは嬉しいですし、瞬間発話で上手に英文が作れたときはやりがいを感じます。
あと、細かいところですが、スタディサプリENGLISHはBGMや効果音がとても良いです。
スマホでタップしたときに軽快な音が鳴るので、気持ちよく学習ができます(消音にもできます)。
こんな感じで、スタディサプリENGLISHは「やりがい」を感じられるポイントが随所に埋め込まれているので、英語の上達を実感することができます。
ネイティブの感覚を身につけられる
動画講義ではネイティブ講師がフレーズを説明してくれるのですが、「ネイティブの感覚ではこうやって言うほうがいいですよ」というのがよくわかります。
僕もそうなんですが、英語を習っても「これって、本当にネイティブに通じるのかな?」とか「間違ったらどうしよう」という意識が強い人って多いと思うんですよね。
でも、ネイティブ講師に教えてもらうことでその不安は解消できるので、自信を持って英語を話せるようになります。
スタディサプリENGLISHは動画講義が非常に充実しているので、これも他の英語アプリにはない大きな魅力です。
目的に合わせてコースを選べる柔軟性
英語のスピーキングを伸ばすにあたっては、まず「どんな場面で英語を話すか?」ということを最初に考える必要があります。
なぜなら、英語を話すシチュエーションによって必要な語彙やフレーズは変わってくるからです。
たとえば海外旅行で英語を話したいのであれば、入国や買い物のときに使えるフレーズを覚えたいですよね。
一方、仕事を英語を使うのであれば会議や商談のときに使えるフレーズを学んだほうが効率的です。
さらに、人によってはTOEICスコアを伸ばしたいという人もいるでしょう。
幸いなことに、スタディサプリENGLISHは3つのコースに分かれているので、自分の目的に合わせて選択することができます。
細分化されていることで、自分にとって本当に必要な英語を最短距離で身につけることができます。
僕は、海外旅行に行ったときに英語を使いこなしたいのと、映画やスポーツ中継を英語で観たいので、新日常英会話コースを選びました。ゆくゆくはビジネス英語コースもやろうかなと。
ちなみに、どのコースも無料体験ができます。解約もかんたんなので、まずは自分の目的に合わせて選んでみてください。
欠点はリアルな会話での経験を積めないこと
スタサプENGLISHの欠点についても触れておきましょう。すでにお気づきだとは思いますが、スタサプでの勉強はコンピュータに対して発話して録音をしてチェックするという類の練習に過ぎません。ようするに「リアルな人間との会話ができない」ということです。
正直、完成度の高いスタサプにそこまで求めるのは酷か…という気もしますが、結局のところ英語のスピーキングは「リアルの会話で話す経験を積まないと上達しない」という代物です。そのため、スタサプだけで勉強を続けていては、さすがに限界があります。
ではどうするか?スタサプで足りない「人間との英会話」を取りれていけばOKです。単純にオンライン英会話をやるものOKですが、じつはスタディサプリENGLISHには英会話セットコースというものが用意されています。
具体的なフローとしては、ベーシックコース(アプリでの勉強)にオンライン英会話が組み合わさった感じです。
スタサプのアプリで学んだ英会話フレーズや言い回しなどを、講師との英会話で実践することができるように設計されているので、インプット→アウトプットをしっかりおこなうことができます。
なお、スタディサプリENGLISHではネイティブキャンプと提携しており、レッスンの品質は折り紙付き。僕はネイティブキャンプで何度もレッスンを受けてきましたが、講師は丁寧で説明がわかりやすいです。
スタサプの英会話セットを活用すれば、英会話レッスンの教材選びで迷うこともないし(レッスンごとに教材を決めるのってけっこうしんどいので)、勉強した内容がそのまま英会話レッスンで試せるので、勉強と英会話レッスンの相乗効果がハンパじゃないです。
とはいえ、いきなり英会話レッスンをやることに抵抗がある人もいると思うので、まずはベーシックコースでアプリだけ試してみて、そのあとに英会話セットコースに移行するのもアリだと思います。
ちなみに、スタディサプリENGLISHの英会話セットコースも7日間無料(※無料期間は申込日が1日目)でレッスンが体験できるので、少しでも気になる人は試してみてください。
▶ スタサプENGLISH 新日常英会話セットプラン ▶ スタサプENGLISH ビジネス英会話セットプラン