スタディサプリENGLISHを使えば、TOEICスコアを効率的に伸ばすことができます。
実際、僕もスタディサプリENGLISHのおかげでTOEICスコアが上がりました。
というわけで今回は、僕の経験も交えながら、スタディサプリENGLISHでTOEICスコアを伸ばす効果的な使い方について解説します。
使い方は3パターン
スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースはコンテンツが豊富なので「どこから手をつければいいかわからない」という悩みが生じます。
ここでは使い方を3パターン紹介するので、お好みに合わせて選んでいただければOKです。ちなみに、どの使い方でも最終的に目指すゴール(TOEICのスコアアップ)は達成できますのでご安心を。
- スタサプTOEIC対策 3つの使い方
- ・ 「パーフェクト講義」を順番に進める
- ・「実践問題集」から始める
- ・英文法などの基礎英語から始める
【王道】「パーフェクト講義」を順番に進める
まず1つ目のやり方が、「パーフェクト講義」を順番に進めるというものです。
パーフェクト講義というのは、スタディサプリENGLISHの中心となるコンテンツで、Part 1 から順番に例題を解いていきます。
パーフェクト講義は1つの例題に対して、以下のトレーニングをおこないます。
- パーフェクト講義の流れ
- ① 例題を解く
- ② 例題講義(動画)を視聴
- ③ ディクテーション(聴き取って入力する)
- ④ シャドーイング
スタディサプリENGLISHのTOEIC対策が素晴らしいのは「例題を解きっぱなししないところ」です。
市販の問題集を買ってやる場合、【問題を解く→解説を読む】というだけでわかった気になってしまいます。
しかし、スタディサプリENGLISHは例題講義で講師の関正生さんが動画で解説してくれるうえ、そのあとにディクテーションとシャドーイングのトレーニングをおこないます。
つまり、自分が解けなかった問題をそのままにせず、完全に理解できるまでトレーニングが行われるということです。
「パーフェクト講義」を順番に進めるという使い方は「あまり詳しいことはわからないから、ひとまずTOEIC対策に手を付けてみたい」「TOEICは初心者なので、まずは手取り足取り教えてほしい」という人におすすめです。
ちなみに、僕はパーフェクト講義を順番に進めていきつつ、それが終わってから実践問題集に移行する流れで取り組みました。
「実践問題集」から始める
2つ目のやり方は、「実践問題集」から始めるというものです。
TOEICなどの試験では、ひとまず本番で出題される問題を解くことから始めたほうがいいと言われます。それは、本番の形式に慣れるとともに、自分はどんな問題が苦手なのかを把握するためです。
スタディサプリENGLISHでは、先ほど紹介したパーフェクト講義とは他に「実践問題集」というコンテンツも用意されています。これはその名のとおり、本番を意識した問題集をひととおり解いて、そのあと解説を確認していくというものです。
この使い方は、ある程度はTOEICの経験があって、より実践を意識した対策をしたい人におすすめです。
英文法などの基礎から始める
3つ目のやり方は、英文法などの基礎から始めるというものです。
スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースには、TOEICとは別に、基礎的な英語が学べるコンテンツが2つあります。
1つが【パーフェクト講義 英文法編】です。このコンテンツでは、TOEICで頻出の英文法に的を絞って、関先生の講義で学ぶことができます。「最短でTOEICのスコアアップがしたいけど、英文法が苦手」という人にピッタリです。
そして、もう1つが【基礎講座】というコンテンツ。こちらはTOEICというよりも、英語そのものを基礎から学ぶ講座です。中学英文法から学びなおしたい人や、英文法がまったくわからない超初心者におすすめ。
また、英単語についてもフラッシュカード4択式のコンテンツが用意されているので、基礎単語もスタディサプリENGLISHで学ぶことができます。
TOEICの英単語は「金フレ」を使う
TOEIC対策はスタディサプリENGLISHだけで十分!と言いたいところですが、語彙力強化に関しては他の教材を使ったほうが良いと思います。
もちろん、狙うスコアにもよりますが、800点や900点を狙っていくのであれば英単語帳や他のアプリを使ったほうが最短でスコアアップを実現できるはずです。
実際、僕はメインのTOEIC対策をスタディサプリENGLISHでやりつつ、語彙力強化については「金のフレーズ」というアプリを使いました。
「金のフレーズ(通称、金フレ)」はもともと書籍として販売されているもので、TOEICの英単語帳(厳密にはフレーズ集)としておそらく最も売れている本です。
金のフレーズにはアプリ版もあり、僕は本もアプリも両方買いました。最初の1周は本でやって、そのあとの反復はひたすらアプリでやるという感じです。
アプリを使うとスキマ時間でTOEICの語彙力を伸ばすことができます。電車移動や、レジの待ち時間などでコツコツとやり続けたところ、目に見えて英語力が伸びるのを感じました(実際、スコアも伸びました)。
というわけで、TOEICスコアをとことん伸ばしたい人は、スタディサプリENGLISH+金フレという組み合わせをおすすめします。
2時間の本番を想定して、公式問題集を解く
スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースで勉強を行うのは、非常に効率的です。しかし、唯一足りないものがあります。それは、2時間という試験時間を意識した対策です。
スタディサプリENGLISHは例題をコツコツと解いていくので、あまり長い時間の勉強を想定して作られていません。むしろ、勉強を習慣化しやすくするために、1日1〜2分でも取り組めるように作られています。
TOEICの試験時間は2時間です。試験を受けたことがある人ならわかると思いますが、この2時間って相当長いんですよね。精神的にも肉体的にも、かなりのストレスがかかります。
ですから、ふだんからある程度この時間の長さに慣れておかないと「試験本番で実力の50%も発揮できなかった…」なんてことが十分に起こりえます。
ではどうやって対策をするか?おすすめは、TOEICの公式問題集を使う方法です。TOEICは過去問を公開してないのですが、TOEICの公式問題集は運営が出版している本なので、限りなく試験本番に近い内容が盛り込まれています。
そして、それを使って2時間という時間を計測しながら、本番を意識して問題を解いてみましょう。これをやっておくと、試験当日も自信をもって臨むことができます。
本気でTOEICスコアを上げたい人は、ぜひスタディサプリENGLISHとTOEIC公式問題集をセットで使いましょう。
できればパソコンから使うのが好ましい
スタディサプリENGLISHはスマホで使うのが基本になると思いますが、もし可能であればパソコンから利用するのがおすすめです。
パソコンのほうが画面が大きいので見やすいですし、なによりディクテーションがしやすいからです。
ディクテーションは音声を聴き取って文字を入力するのですが、スマホよりもパソコンのキーボードのほうが断然打ちやすいというメリットがあります。
最近はパソコンを持っている人が少なくなってきてますが、もし持っているのであればパソコンから使うのがおすすめ。
僕も自宅ではパソコンでやって、外出先などのスキマ時間ではスマホを使っていました。
スタディサプリENGLISHの使い方【まとめ】
- ・基本は「パーフェクト講義」から始める
- ・TOEIC経験者は「実践問題集」からやるのもアリ
- ・英語初心者は「基礎講座」からスタートする
- ・語彙力強化は「金フレ」を並行してやる
- ・2時間の試験時間に慣れるため、TOEIC公式問題集を使う