僕はレアジョブとビズメイツを両方使ったことがあります。
結論からお伝えすると、個人的にはレアジョブがおすすめです。
しかし、「人によってはビズメイツを使ったほうが英語力がつきやすいかな」と感じたのも正直なところ。
というわけで、レアジョブとビズメイツを比較しつつ、どちらを使うべきなのか解説していきます。
レアジョブとビズメイツの違いを比較
※表は横スクロールできます
レアジョブ | ビズメイツ | |
---|---|---|
1レッスン | 25分〜 | 25分 |
月額料金 | 【日常英会話コース】 月8回 4,620円 毎日25分 6,380円 【ビジネス英会話コース】 毎日25分 10,780円 【中学・高校生コース】※年齢制限なし 毎日25分 10,780円 【あんしんパッケージ】※オプション 月額料金 + 1,078円 ・日本人カウンセラーへの相談 ・レッスンの自動予約が可能 | 初月50%OFF※ 【毎日25分プラン】 13,200円 → 6,600円 【毎日50分プラン】 19,800円 → 9,900円 【毎日75分プラン】 29,700円 → 14,850 円 【毎日100分プラン】 39,600円 → 19,800円 ※無料会員登録後3日以内に 有料プランに加入した人が対象 |
教材数 | 29 | 38 |
カランメソッド | ー | ー |
英語資格対策 | 英検 (中学・高校生コースのみ) | ー |
講師の国籍 | フィリピン ※一部の講師はTESOL資格保有 | フィリピン ※講師全員がビジネス経験者 |
日本人講師 | ● | ー |
講師の勤務体制 | 在宅 / オフィス | 在宅 / オフィス |
講師の評価 | ★5段階評価 | ー |
レッスン録画機能 | ー | ● |
レッスン予約 | ● | ● |
直前予約 | 5分前まで | 5分前まで |
レッスン 可能時間 | 6:00~25:00 | 5:00~25:00 |
無料体験 | 2回分 | 1回分 |
公式サイト | レアジョブ英会話 | ビズメイツ |
レアジョブとビズメイツの決定的な違いは講師の品質にあります。
ビズメイツは「ビズ = Biz」という名がつくとおり、ビジネス英語に特化しています。講師は全員がビジネス経験者で、中には起業家や弁護士という肩書を持つ人もいるぐらい、ハイレベルな人材です。
一方、レアジョブは幅広いニーズに対応しているのが特徴。裾野が広い日常英会話コースもあれば、ビジネス英語コースや中学・高校生コースまで揃っています。レアジョブにもビジネス英語コースはありますが、ビズメイツとは違って必ずしもビジネス経験者の講師とは限りません。
レアジョブとビズメイツの比較についてはこのあとくわしく説明していきますが、さきに結論をお伝えすると以下のようになります。
- レアジョブがおすすめの人
- ・少しでも安い料金でレッスンが受けたい
- ・英語学習をしつつ、英会話を学びたい
- ビズメイツがおすすめの人
- ・ビジネス英会話に特化したい人
- ・現場経験のある講師のレッスンが受けたい人
ちなみに、レアジョブもビズメイツも無料体験レッスンが受けられます。まずは無料でレッスンを受けてみて、気に入ったほうを使ってみるのがおすすめです。
ビジネス英語重視なら、ビズメイツ一択
オンライン英会話は「万能型」と「特化型」に分けることができます。万能型を標榜するオンライン英会話のほうが圧倒的に多く、特化型は数が少ないです。
レアジョブは多彩なコースがあるので万能型といえるでしょう。教材も日常英会話、ビジネス英会話、英文法、発音、英検対策など幅広いです。
一方のビズメイツはビジネス英会話特化型になります。扱っている教材もビジネスに特化しているので、より仕事で実践しやすい英語を学ぶことができます。
ビズメイツは講師全員がビジネス経験者
ビジネス英語に特化したオンライン英会話は意外と数が少なく、そのなかで規模が最も大きいのは(おそらく)ビズメイツです。ビジネス英語に特化したい!という人は、ビズメイツを選んでおけば間違いないと思います。
僕もビジネス英語を習っていた時期があるのでよくわかるのですが、ビジネス英語ってやっぱり実地の経験というか、現場の経験がある講師とのレッスンのほうが圧倒的に勉強になるんですよね。
さきほど説明したとおり、ビズメイツの講師は全員がビジネス経験者です。だから、レッスン中に出てくる英語フレーズも講師自身の体験に基づいた内容が入ったりします。
たとえば「教材にはこう書いてあるけど、実際の会議ではこう発言することのほうが多いよ」みたいな感じで。こういうアドバイスをしてもらえると実践で自信を持って英会話ができるし、記憶に残りやすいと思います。
さらに、講師予約のときにどんな職種の経験があるのかを選ぶことができます。人事、経営計画、法務、広報、営業、ITなどの職種から、チェックボックスで講師を絞り込むことができるので、自分の仕事に合わせて講師を選ぶことが可能です。
僕が知る限り、ここまでできるオンライン英会話はビズメイツ以外にありません。
レアジョブのビジネス英会話コースはTESOL資格保有講師
一方のレアジョブにもビジネス英会話コースがありますが、講師は必ずしもビジネス経験者ではありません。
しかし、その代わりというわけではありませんが、レアジョブのビジネス英会話コースの講師は全員がTESOLという英語教授の資格を取得しています。そのため、英語を教えるという点においてはプロ中のプロです。
もちろん、中にはビジネス経験を持つ講師もいるので、そういった講師から学べることを考えるとレアジョブのビジネス英語コースにも利点はあります。
ちょっと極端な言い方になってしまいますが【ビジネス経験を重視するならビズメイツ】、【英語の教え方が上手い講師を重視するならレアジョブ】という感じて比べて考えるとわかりやすいかもしれません。
ビズメイツは教材の凄さが光る
続いてはレアジョブとビズメイツの教材を比較していきましょう。
さきほど説明したとおり、レアジョブは「万能型」、ビズメイツは「特化型」です。見てもらうとわかりますが、レアジョブは幅広いジャンルに対応しているのに対して、ビズメイツは完全にビジネス英会話の教材に特化しています。
レアジョブの教材一覧 | |
---|---|
オンライン英会話準備 | レベル1〜5 |
文法 初級 | レベル1〜3 |
文法 初中級 | レベル4〜5 |
発音 ベーシックサウンド | レベル1〜10 |
実用英会話 | レベル3〜8 |
ビジネス英会話 | レベル3〜10 |
NHK実践ビジネス英語 | レベル7〜10 |
ビジネスディスカッション 初中級 | レベル4〜5 |
ビジネスディスカッション 中級 | レベル6〜7 |
ウィークリーニュースアーティクル | レベル4〜6 |
デイリーニュースアーティクル | レベル7〜10 |
ビジネスシチュエーション クエスチョン 初中級 | レベル4〜5 |
ビジネスシチュエーション クエスチョン 中級 | レベル6〜7 |
カンバセーション クエスチョン 初級 | レベル2〜3 |
カンバセーション クエスチョン 初中級 | レベル4〜5 |
カンバセーション クエスチョン 中級 | レベル6〜7 |
Go for it! | 中学・高校生コースで使用 |
ビズメイツの教材 | レベル 0 - 5 |
---|---|
Bizmates Starter はじめてのオンライン英会話 | レベル 0 - 1 |
スモールトーク | レベル 0 - 3 |
海外出張 | レベル 0 - 3 |
Eメールライティング | レベル 0 - 3 |
電話会議 | レベル 0 - 3 |
プレゼンテーション | レベル 0 - 3 |
電話応対 | レベル 0 - 3 |
ミーティング | レベル 0 - 3 |
ネゴシエーション | レベル 0 - 3 |
異文化対応 | レベル 0 - 3 |
オンラインチャット | レベル 0 - 1 |
面接対策 | レベル 0 - 3 |
採用面接官 | レベル 2 - 3 |
ITコース | レベル 2 - 3 |
ITマネージャー | レベル 2 - 3 |
ホテル | レベル 2 - 3 |
レストラン | レベル 2 - 3 |
ショップ | レベル 2 - 3 |
マネジメントコース | レベル 0 - 3 |
エグゼクティブ | レベル 0 - 3 |
新入社員・内定者向けコース | レベル 0 - 3 |
社会テーマディスカッション | レベル 4 - 5 |
ビジネステーマディスカッション | レベル 4 - 5 |
レアジョブの教材は見やすさこそ優れているものの、内容的には他社のオンライン英会話と大差ありません。
一方のビズメイツは、職種や状況に合わせてかなり細かく教材が用意されており、なおかつ完全にビジネスに特化していることがわかります。
個人的に感心したのが「新入社員・内定者向けコース」や「採用面接官(採用する側)」までもが用意されていることです。僕が知る限り、ここまで細分化された教材を扱っているオンライン英会話は他にないと思います。
何度も言っていますが、ビジネス英語に特化して英会話を習いたいのであれば、ビズメイツを選んでおけばまず間違いありません。
▶【無料体験】ビズメイツを試してみる料金の安さをとるならレアジョブ
もう一つ、レアジョブとビズメイツで決定的に違うのが料金です。
レアジョブはコースに応じて料金が分かれていますが、他のオンライン英会話と比べても決して高くはなく、いってみれば業界水準的な料金です。
一方のビズメイツは、レアジョブの最安プランの約2倍以上となっており、高いことがわかります。
- レアジョブの月額料金(毎日25分)
- 日常英会話コース 6,380円
- ビジネス英会話コース 10,780円
- 中学・高校生コース 10,780円
- ビズメイツの月額料金
- 毎日25分コース 13,200円
- 毎日50分コース 19,800円
そもそも、ビジネス英語を習うつもりはないという人はビズメイツは除外してOKです。レアジョブ一択で選びましょう。
そうではなく「ビジネス英会話ならどっちにすべきか…」と悩んでいるなら、講師のビジネス経験の有無が自分にとってどれくらい重要か?という基準で考えるのが良いと思います。
繰り返し説明しているとおり、ビズメイツは講師全員がビジネス経験者であり、優れた人材ばかりです。そういった講師を雇用する以上、相応の給与を支払う必要があるわけですから、それが料金プランに反映されていると考えるべきでしょう。
僕の個人的な考えとしては、英会話レッスンではビジネス経験よりも英語指導力を重要視しています。つまり、教えるプロであるレアジョブが好きです。
もちろん、ビズメイツの講師も十分な訓練を積んでいるので教えるのは上手です。ただ、レッスンを受けてきた印象としては、レアジョブのほうが僕には合っていました。
というわけでまとめると、日常英会話を習いたい人はレアジョブ一択です。そして、少しでも安い料金でビジネス英会話を習いたい人もレアジョブがおすすめです。
一方、ビジネス経験のある人に英会話を習いたい人は、ビズメイツを選びましょう。
ビズメイツは講師の評価が見られない
講師の良し悪しを知る上で重要なのが、生徒からのフィードバックです。
レアジョブ、DMM英会話、ネイティブキャンプなど大手のオンライン英会話では漏れなく講師の良し悪しが★5段階によって評価されます。
1回のレッスンが終わるごとに生徒が評価を下しているので、わりとリアルな意見が反映されていて、DMM英会話では講師に対する評価コメントも残せます。
僕も講師を選ぶときは他の生徒の5段階評価をかなり参考にしていて、やはり評価の高い講師は教え方も上手いし、人柄も良いです(ごくたまに合わない講師もいるけど)。
と、メリットだらけの5段階評価なのですが、ビズメイツでは講師の評価システムを採用していません。つまり、レッスンを受けてみないと良し悪しはわからないということです。
結局のところ、講師と生徒は人対人。相性によって決まるものではありますが、やはり第三者の客観的な5段階評価が欲しいなというのが個人的な気持ちです。
ビズメイツは日本人によるコーチングも
オンライン英会話ではカリキュラムがしっかり組まれているので、その流れに沿ってレッスンを進めれば迷うことは少ないはずです。
ただ、モチベーションが保てるかどうかは結局のところ個人差が大きいのも事実。英語を勉強しなきゃいけないのに、ついついサボっちゃう人は多いと思います。
最近では英語学習(および英会話レッスン)の伴走者として、英会話コーチングというものが一般的になってきています。コーチは学習プランの選定や英語学習における悩みなどに応えてくれる存在です。
ビズメイツには通常の英会話レッスンとは別に、Bizmates Coaching(ビズメイツコーチング)というプランがあり、以下のような流れでレッスンを受けられます。
- ビズメイツコーチングとは
- ① 日本人コンサルタントが学習プラン作成
- ② 外国人講師によるレッスン+自己学習
- ③ 日本人コンサルタントによる定期アドバイス
- ④ チャットで英語学習の悩みを相談
料金は1ヶ月あたり 33,000円(税込)〜と高くはなりますが、他社の英会話コーチングに比べて1/4以下の料金なのでかなりお手頃です。
一人でオンライン英会話を継続するのはシンドイという人は、ビズメイツコーチングを選択してみるのも1つの手段です。