オンライン英会話でフリートークを選ぶ人は多いですが、僕はフリートークが苦手なのでやることはほぼありません(過去に1回あるかないか)。
しゃべるのが苦手な人はフリートークを無理にやる必要はないと思います。というのも、オンライン英会話には優れた教材がたくさんあるからです。
記事の前半では「フリートークを選ぶべき人」について解説し、後半では「フリートークが苦手な人におすすめの教材」について紹介していきます。
フリートークを選ぶべき人とは?
むやみにフリートークを選ぶのはおすすめしませんが、目的をもってフリートークを選ぶなら意味があると思います。
そもそも、フリートークはどんな人が選ぶべきなのでしょうか?
- フリートークを選ぶべき人
- ・英語に自信があって、さらに洗練させたい
- ・台本なしで英会話ができる度胸を身につけたい
- ・教材にはない、自分なりのレッスンをお願いしたい
これは僕の個人的な意見ですが、フリートークというのは英語力がしっかりある人がやるべきだと思います。英文法や英単語などの基礎だけでなく、ネイティブに近い発想で英語が話せる人です。
なぜかというと、知識やスキルが微妙な状態でフリートークをしても、正しい英語は身につかないし、下手するとブロークンイングリッシュが定着してしまうからです。
オンライン英会話というのは、ある意味”お客様商売”なので、講師は生徒の拙い英語をなんとか汲み取ろうとします。ですから、生徒は「これでも通じるんだ」と勘違いしてしまうのです。実際の仕事や日常生活では、通じない英語を話す人にそこまで気を遣ってはくれません。
ですから、僕が思うに、フリートークは「英語力が高くて、さらに英語に磨きをかけたい人」がやるべきだと思っています。
また、即興で英会話をできる能力・度胸が欲しい人もフリートークを試してみる価値があるでしょう。ただし、これも相応の英語力を前提にすべきです。
そしてもう1つ、自分独自のやり方教材でレッスンをしてもらいたいときにフリートークを選ぶ場合があります。たとえば、自分が作った英作文を添削してもらいたいときなどです。
上記の要件にあてはまらない場合は、用意された教材を使うことをおすすめします。
フリートークが苦手な人におすすめの教材
ここからは、フリートークが苦手な人におすすめの教材を紹介していきます。
ここではQQ English というオンライン英会話の教材を紹介しますが、基本的にどのオンライン英会話でも同じような教材が揃っていますので、どのオンライン英会話でもおおむね目的は達成できます。
つまり「フリートークが苦手な人におすすめのオンライン英会話はコレ!」というのはなく、それよりも「どの教材を使うか?」についてよく吟味したほうが良いです。
- フリートークが苦手な人におすすめの教材
- ・カランメソッド
- ・Basic English
- ・トピックカンバセーション
- ・News Alert
カランメソッドはフリーの会話はほぼ皆無
フリートークが苦手な人に最もおすすめの教材が「カランメソッド」です。
カランメソッドとは、講師の質問に生徒が瞬時に回答するというプロセスを繰り返すトレーニング方法です。大量の英語に触れられるだけでなく、正しい英文法が身につくので、自ずと正しい英語が話せるようになります。
正直、最初は面食らうと思います。講師と生徒の声がずっと重なっているので、はたから見ると「これは何をやっているんだ…?」と思うはず(笑)
しかし、カランメソッドは他の教材よりも生徒が話す英語量が圧倒的に多いというメリットがあります。他の学習方法と比べて1/4の学習時間でケンブリッジ試験に合格できることが実証されているくらいです。
また、カランメソッドはカリキュラムががっちり決まっているので、フリートークがありません。レッスン冒頭の How are you ? 程度の会話はありますが、そこからは教材の内容に沿ってレッスンが進むので、話が脱線することはありません。
さらに、生徒の質問も禁止されているくらいなので、いかにガチガチに内容が決まっているかがわかると思います。そのため、講師と自由に喋って、質問も気軽にしたい人にカランメソッドは向きません。
一方で「フリートークは苦手だし、何を話せばいいかわからない」という人にはカランメソッドがピッタリだと思います。他の教材よりも、良い意味で自由度が低いので、会話ネタなど余計なことを考える必要もありません。
ちなみに、カランメソッドはイギリスのロンドン発祥であり、認定校でしかレッスンを受けられません。QQ Englishは日本初の数少ないカランメソッド認定校です。
▶【無料体験】QQ English 公式サイトはこちらBasic Englishで基礎から学ぶ
Basic Englishは英語の読む・聞く・話す・書くをバランス良く伸ばすための基礎教材です。
英文法や英単語を中心に学びつつ、ロールプレイングを取り入れたレッスンで初心者の人でも始めやすい教材になっています。
教材のなかには、生徒に対する質問文なども含まれているため、英語で考える力(答える力)も養われます。
講師によっては教材から(良い意味で)脱線することがありますが、フリートークとは違ってある程度は話す内容が決まっているので、話すことが苦手な人でも心配いりません。
トピックカンバセーション
「英語で会話したいけど、ネタがない」という人は、教材を活用するのがおすすめ。トピックカンバセーションは、会話のネタに困っている人に最適な教材です。
写真描写やトピックに対して自分なりの考えを述べたり、説明したり、メリットやデメリットを言えるようになる教材です。
話すのが苦手な人が、自分の言葉で意見が言えるようになるための教材とも言えるかもしれません。
フリートークとは違って、話すトピックが決まっているので、自分で題材を考える必要がないのも嬉しいポイント。
英語で自分の考えや意見を言えるようになりますし、ちょっとした世間話ができるようになるので、日常生活での英会話がもっとラクになります。
News Alert:ニュース記事で英会話
話すネタが無いという人は、ニュース記事を使って英会話するという方法もあります。QQ EnglishではNews Alertというカリキュラムがあり、ニュース記事を使ってレッスンが受けられます。
使われるニュース記事はレッスン開始時にわかるので、予習はできません。初見の記事を読んで、意見交換したりするので、それなりにハードです。
しかし、語彙力は強化されるし、自分の考えを述べる力は身につくし、良いことづくめだと思います。
ニュース記事で何らかのトピックが与えられるわけなので、フリートークで話すのが苦手な人にとっては、ネタがあるだけでも助かるはず。
とはいえ、News Alertについては少々使い勝手が良くないというか、個人的には予習ができないのは痛いです。やっぱり予習をして、事前に英作文をしておきたいタイプなので。
ニュース記事で英会話をやりたい!という人は、QQ EnglishよりもDMM英会話の Daily News という教材を使うのがおすすめです。きちんと英会話学習用に編集されている記事なので、かなり勉強しやすい。
イチオシはQQ Englishのカランメソッド
「フリートークが苦手」という場合、「話すのが苦手」という人と「話すネタがないから困る」という人の2パターンに分かれると思います。
話すネタがないというだけなら、ニュース記事やトピックカンバセーションを活用すればいくらでもネタは用意されているので、それを活用するのがいいでしょう。
一方で、そもそも人と会話するのが苦手という場合は、カランメソッドがおすすめです。
さきほど説明したとおり、カランメソッドは講師への質問が禁止されています。つまり、脱線は絶対にしないので、余計な世間話もありません。
人見知りでスモールトークが苦手な人にとって、カランメソッドは最もおすすめのトレーニングです。
▶【無料体験】QQ English 公式サイトはこちら