オンライン英会話をやっていると「今日はめんどくさいな…」と感じる日があります。
誰しもサボりたくなる時はあるものですが、めんどうな気持ちにずっと従ってしまっていては英会話は一向に上達しません。
今回は、オンライン英会話がめんどくさいと感じたときに僕がやってきた対処法をご紹介します。
たまにはめんどうな気持ちを優先させてみる
いきなりですが、たまにはめんどうな気持ちに従ってレッスンを休むのもアリだと思います。
僕もそうなんですが、毎日のように英語を勉強し、レッスンを受けていると「英語をやりたくない」という日が出てくるんですよね。
そういうときにまで無理をして継続しても、英語に対して嫌な気持ちがどんどん募っていってしまいます。下手すると、英語が嫌いになってしまう可能性も。
それだったら、適度に休息をとることが必要だと思います。
実際、僕もめんどうな気持ちが強すぎる日はレッスンや英語の勉強を休むようにしています。とはいえ、1日だけでも英語をやらない日があると、結局「やっぱりやりたい」という気持ちになってきます。不思議なものです。
ただし、これはいつも継続的に英会話レッスンをやっている人が、息抜きとして休むという意味です。
まだ英会話レッスンを始めたばかりの人や、散発的にレッスンを受けている人がめんどうな気持ちに負けてしまうのは避けるべきです。
サボる事と休息はまったく別物なので、明確に区別するようにしましょう。
英会話をやる目的・目標を再認識する
英語がめんどうに感じるのは、当初の熱意や意欲が薄れてしまっている証拠です。
英会話レッスンがめんどうになってきたら、あらためて「なぜ自分は英語を学ぼうと思ったんだろう?」と思い返してみましょう。
「海外旅行を楽しみたい」「仕事で英語を活かしたい」「外国人への恐怖心をなくしたい」など、大なり小なり色んな目的があったはずです。
そういった目的をすぐに忘れてしまうという人は、視覚化することをおすすめします。
具体的には、デスクの目に入る場所に紙に書いて貼っておくのです。あるいは、ふだん持ち歩く手帳やノートに書いておいてもかまいません。とにかく、目に入る場所に「自分は〇〇がしたいから英会話を頑張る」という旨を書いておきましょう。
ベタなやり方ですが、毎日のように同じ内容を目にすると英語に対する意識が少しずつ増強されていくので、英会話を継続しやすくなります。英会話や英語学習を習慣化させるのにも有効です。
たまには違う教材を使ってみる
「めんどくさい=レッスンに飽きている」という可能性もあるので、思い切っていつもとは違う教材を試してみるのもおすすめです。
オンライン英会話は教材の種類が非常に豊富なので、いろんな興味や目的に合わせて使い分けると良いでしょう。
オンライン英会話はカリキュラムが用意されていて、そのとおりに進めることで効果を得られるものです。そのため、教材をコロコロ変えるのはあまりおすすめはできません。
とはいえ、めんどくさくて英会話をやめてしまうよりはずっとマシなので、1つの対処法として知っておくのが良いと思います。
僕の場合、ふだんはニュース記事を使ってレッスンを受けることが多いですが、飽きてしまったときはよくあるロールプレイング型のレッスンにしてみたり、自分の英作文を添削してもらったりしています。
また、英会話のレッスンというよりも、情報交換を目的にしてみるのもいいかもしれません。たとえば自分の好きな映画や音楽の話をレッスンで試してみるとか。
いつもと違う講師のレッスンを受けてみる
僕はお気に入りの講師を見つけて、基本的には同じ講師を予約するようにしています。そのほうが自己紹介の時間も省けるし、関係性が深まるのでより内容の濃い英会話ができるからです。
しかし、飽きてしまったり、めんどうな気持ちが出てきたときは思い切って他の講師(新規の講師)を予約したりします。
当たり前の話ですが、講師が変わるとレッスンの雰囲気もガラッと変わるんですよね。
僕は落ち着いて話をしてくれる講師が好きなんですが、以前、気分転換で他の講師を予約なしで受けたところ、レッスン中にJ-POPを歌いまくるフィリピン人講師にあたったことがあります。
レッスンの質の良し悪しは置いといて(笑)、気分転換としては良かったと思います。当初はめんどうな気持ちだったのですが、結局楽しかったし、レッスン後は元気が出ました。
予習なしでレッスンを受けてみる
レッスン前に必ず予習をしている人は、予習の時間まで込みで考えるからめんどうに感じるのかもしれません。
僕はレッスン前に必ず1時間の予習をしているのですが、予習+レッスン+復習までコミコミで考えると2時間近く費やすことになるので、やる前から気持ちが萎えるときがあります。
そういうときはサボるのではなく、「予習なしでレッスンを受けちゃおう!」と開き直るのも1つの手です。
レッスンで使う教材を予習しないと、当然わからないところが出てくるわけですが、それも込みで有益なレッスンだと捉えることもできます。なぜなら、レッスンでわからないところに直面すると記憶に強く残るので、定着率が高くなるからです。
たとえわからない部分があったとしても、レッスンを受けたほうが、めんどうな気持ちに負けてダラダラ過ごすより遥かに有益な時間です。
いつもと場所を変えてレッスンを受けてみる
場所と気分というのは密接に結びついてると思います。思い切って場所を変えてみると、レッスンがはかどることがあるのでおすすめです。
たとえば、いつもは自宅のデスクでレッスンを受けている場合。その場所とめんどうな気持ちが結びついてしまっている可能性もあります。
ですから、思い切って外でレッスンを受けてみることで、めんどうな気分が解消されて英会話が楽しめるかもしれません。
また、思い立ったときにスグにレッスンを受けてしまうというのもおすすめです。
僕だけかもしれませんが、モチベーションって移ろいやすいんですよね。外出先では「よし、家に帰ったら英会話やるぞ!」と思っていたのに、いざ家に着いたら「英会話なんてめんどくせぇ!」という気持ちになっているのです(笑)
モチベーションが高いときにすぐレッスンを受けてしまえば、めんどうな気持ちに悩まされることもなくなります。「英会話レッスン=家で受けるもの」という固定概念を捨てることも時には必要です。
外で英会話レッスンを受けるのはハードルが高そうに思うかもしれませんが、意外とできなくもないです。以下の記事はレアジョブを題材にしていますが、外レッスンを受けるうえで参考になると思います。
毎日、時間を決めて習慣化するのがベスト
めんどうな気持ちが出てきてしまうのは、英会話レッスンが習慣化できていないからです。言い換えれば、習慣化できればめんどうな気持ちに悩まされることはなくなります。
”決断疲れ”という言葉がありますが、習慣化されてない行動というのは「やるか・やらないか」という意志力を要します。そして、人の意志力というのは有限なので、決断が多いと疲れてしまって余計なパワーを使うことになるんですね。
つまり、習慣化されている行為・行動というのは、無意識でできるということです。厳密にいえば「やろうという意志」(意志力)を消費せずに行動できます。
習慣化=無意識にやってる状態だからです。歯を磨く、風呂に入るという行為はあまり頭で考えませんよね。「今日は歯磨こうかなー。お風呂入ろうかなー」と悩む人はごく少数派だと思います。
英会話レッスンも歯磨きやお風呂を入るのと同じような領域にまで持っていければ、めんどうな気持ちが介在することもなくなるわけです。
英語学習を習慣化するには「時間と場所を決める」「最初は5分間だけ(ハードルを下げる)」などの方法があります。くわしくは以下の記事をご覧ください。
始めてみれば、結局楽しいという真実
身も蓋もない話ですが、英会話がめんどうに感じても「とにかくやっちゃう」という強引な考え方が大事だったりします。
何でもそうですが、やるのがめんどうなことって、いざ始めちゃうと夢中になったりするんですよね。
僕は毎日のようにブログを書いていて、毎日のように「書くのめんどうだな」と思っていますが(笑)、いざ書き始めちゃうとスラスラ楽しく書けてしまいます。
英会話も同じで、やる前は陰鬱な気持ちでも、いざ始めてしまうと「超楽しい!」とハイな気分になるものです。
「めんどうでも、とにかく始めてみる」という単純な割り切り方が有効なこともあるので、覚えておいて損はないと思います。