英語を話せなくて、悔しい経験をしたことがある人は多いと思います。僕もその1人でして、その悔しい経験が、英語学習を本気で始めるキッカケを与えてくれました。
今回は、英語を話せなっくて悔しい思いをした僕の体験談と「そこからどうやって英語を話せるようになるまで勉強してきたのか」について紹介していきます。
お台場の道案内で悔しい思い
英語を話せずに悔しい体験をしたことはたくさんあります。
まず、1つ目は道案内です。もしかしたら、多くの人が経験している ことかもしれませんが、ベタに外国人に道で話しかけられ「この場所を教えてほしい」と英語で聞かれた時のことです。
場所は東京お台場でした。僕がそのときいたのは、お台場のフジテレビ周辺だったのですが、そこから「ビーナスフォートはどこ?」と聞かれて、道案内をしようとしました。
しかし、当時の僕は英語が全くできず、かろうじて「ビーナスフォート」という言葉だけが聞こえたので、おそらくビーナスフォートに行きたいんだろうということだけがわかった、そのレベルです。
「この道をまっすぐ行って、右に曲がって、橋を渡って突き当たりにビーナスフォートがあります」なんてことは英語で言えません。
そのため、とりあえず何か相手の役に立つ情報を伝えないといけないと思い、 それっぽい英語を発しながら、ビーナスフォートの方角を指差して、あっちの方に行けばわかるというような意思表示だけをしました。
それでなんとなく伝わったのか、外国の人はそこから去っていきました。
方角を伝えるだけで、それとなく道の案内はできたのかもしれませんが、 僕としては非常に悔しい経験でした。しかも、当時付き合っていた彼女と一緒だったので「カッコ悪いところを見せてしまったなあ…」という情けなさも同時に溢れてきます。
これが英語学習をもっと頑張ろう、英語を話せるようになろうと、強く思った、悔しい体験談の1つ目です。
帰国子女の友人とバーで…
2つ目の悔しい体験談は、帰国子女の友人と、とあるバーに行った時のことです。
その友人とは昔から仲良くしていて、彼が留学している時も定期的に連絡を取り合う仲でした。
僕は日本で過ごしていて、なおかつ英語もそんなに勉強していません。そのため、5年以上も留学していた友人との英語力には大きな差があります。
さて、その友人が日本に帰国してきた時に、一緒にバーに飲みに行く機会がありました。もちろん普通の会話は日本語なのですが、そのお店にいる外国人の店員やお客さんは英語で話します。
お酒が入ってくると、僕の友人は日本語ではなく、少しずつ英語で話すようになってきて、次第に周りの外国人のお客さんや店員さんと打ち解けた様子になってきます。
そうなってくると、日本語しか話せない僕はそのやりとりをなんとなく見つめて、なんとなく笑って過ごすしかありません。完全の蚊帳の外です。何を言っているのか断片的にしかわからない状況で理解もできず、当然会話に入っていくこともできません。これほど悔しい経験はありませんでした。
そこで僕が英語を話せれば、 友人も気兼ねなく、もっと英語で楽しくおしゃべりできたでしょうし、僕自身もこの上ない至福のひとときだったと思います。
その経験があってから「意地でも英語を話せるようになってやろう」とさらに強く誓ったのでした。
自分には何が足りないのか?
英語を話せずに悔しい思いをしたことで、僕の英語学習への意思ははっきりと固まりました。そこで、まず何をすべきだろうかと考えた時、最初にやったのは正しい勉強法、そして「自分には何が足りないのか?」という分析でした。
今でこそ確信していることですが、英語力を最短で伸ばすためには、自分が足りない部分、自分の弱点を伸ばすことが特に重要です。すでにできるところ、知っているところを伸ばしても、時間がもったいないですし、非効率なので。
当時の僕は文法力も単語力もなかったので、まずは基礎的な中学英文法、中学英単語を始めるとこからスタートしました。
人によって英語力に差があると思うので、何から始めるべきかは一概には言えません。ただ、悔しい思いをしたその後にすべきは、まず自分の英語力のチェックだと断言できます。
「中学英文法や中学英単語が理解できているけど英語が話せない」という人は、基礎はできているので、早速英会話フレーズや英会話レッスンを始めるのがいいと思います。
一方、 中学英文法や中学英単語のレベルに達しておらず、それ以前にアルファベットからすでに怪しいという人は、もっと基礎の基礎から始める必要があります。
繰り返しになりますが、まず始めるべき最初の1歩は、自分に足りないところはどこか、という分析だと思います。
まずは中学英文法から手を付ける
僕は自分なりに分析をして、 自分が足りないポイントは中学英文法・中学英単語の知識だと思ったので、そこからスタートしました。
僕が1番最初に手に取った教材は、英会話ぜったい音読という教材です。音読、そしてシャドーイングの重要性を解いており、英語の長文を音読、シャドーイングしながら、英語の基底力(基礎力)を上げていきます。
本文では中学校の教科書の英文が採用されています。教科書の英文=つまらないというイメージがあるかもしれませんが、意外と教養が学べるような内容も多く、 僕はとても楽しみながら英語の勉強ができました。
この教材と出会ったことで、僕の英語力は一気に伸びたと実感しています。ただ、これだけでは英文法や英単語の知識が足りないので、英文法書として『フォレスト』や『1億人の英文法』などを使いました。
英単語帳は▶『DUO 3.0』はコチラを使い、とにかく何度も何度も何周も同じ単語帳を繰り返し覚えました。ちなみに、DUOは中学英語よりも少々レベルが高いので、いま思えばちょっと難易度の高いものを選んでしまったなと思っていま。ただ、英単語帳としての完成度は抜群に高いので、万人におすすめしたい1冊です。
英語をどんどん話してみる練習
中学英文法と英単語が身についたら、次に英会話フレーズ、そして英会話のレッスンに取り組みました。
具体的にやったのは、オンライン英会話でレッスンを受けてみたり、英会話フレーズ集やアプリを買って、自分の英語表現のストックを増やしていくことです。
ちなみに、英語を話したいからといっていきなり英会話フレーズの本を買って、丸暗記するのはあまりおすすめできません。なんとなく会話はできるようになると思いますが、自分の意思を表現したり、理由を述べたり、細かい説明をすることはできないからです。
長い目で見た時に、英単語やフレーズだけを暗記していても応用力が効かないので、英語力が伸びていきません。
と余談になりましたが、中学レベルの文法が身についたら、どんどん英会話で話していくべきだと思います。実際、僕はそうして英語力を伸ばしてきました。
なぜたくさん話していくべきかというと「英語を知っていることと、使えることは別物だから」です。知っている知識を使えるようになるには、何度も反復して、英語を話す練習をしていくしかありません。そうすると、頭で考えずに、反射的に英語が少しずつ話せるようになっていきます。
もちろん、最初のうちは英語を話せずに、悔しい思いをすることが多いと思います。しかし、反復してくうちに反射的に英語が話せるようになっていくものです。
ちなみに、僕が初めてレッスンを受けたのは、DMM英会話でした。そこからいろんなオンライン英会話を使ってみて、現在はQQ Englishに落ち着いています。
英会話レッスンを受けつつ、ふだんの英語の勉強では英会話フレーズの本を買ってストックをどんどん増やすようにしていきましょう。
僕が特に気に入って使っていたのは『英会話ペラペラビジネス100』という本です。これは、本当に必要な英会話のフレーズを100個に厳選して、それを具体的な英会話のシチュエーションごとに解説しています。あの、有名なスティーブ・ソレイシィ先生が書いている本ということもあり、内容はとてもわかりやすく、なおかつネイティブ視点で「こういう表現はよく使う」、「こういう表現は使うべきではない」という解説も載っているので、非常に参考になります。
英会話は早く始めたものが勝つ。
悔しい思いをして、自分の分析をし、そこから少しずつ勉強をしながら英会話の練習を始めました。
当然、英語がすぐに話せるわけはありません。失敗をして、そこからどうすれば改善できるかというトライアンドエラーをとにかく繰り返しました。
そうすることで少しずつ英語が話せるようになり、現在はそれなりに自信を持って英会話ができるようになりました。
もちろん、ネイティブの猛烈なスピードに追いつくことはまだできませんが、
日常会話のやり取りはできるようになったので、今となっては英語を話せない悔しい経験があってよかったと思えています。
英会話の習得、英語力のアップには時間がかかります。そのため、思い立ったらすぐに英語の勉強を始めてみることが肝心です。
また、オンライン英会話は現在フィリピン人の講師が中心です。1回当たりのレッスンが数百円という破格の料金でレッスンが受けられます。
このレッスンが受けられるのは、日本とフィリピンの物価の差があるからです。しかし、近年徐々にその物価の差も縮まってきており、最近ではフィリピンを拠点とするオンライン英会話の料金も上がりつつあります。そのため、少しでも早く始めて、オンライン英会話の料金が安いうちにレッスンを受けた方が絶対にお得です。
まずは、コツコツ自分にできることから始めてみましょう。ちなみに、最初に オンライン会話を始めるのであればQQ English がおすすめです。無料体験レッスンも受けられるので、ぜひ試してみてください。
▶【無料体験】QQ English 公式サイトはこちら