【ブログ歴10年が語る】英語学習ブログが続かない5つの原因と解決策

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英語学習ブログが続けられず、記事が書けないで苦しむ人はたくさんいます。

ブログは継続しないとアクセス数も伸びませんし、収益も得られません。

どうすればブログを続けられるのか?ブログ継続歴10年以上の僕が、ブログ運営で陥りやすいワナ&解決策を解説していきます。

このブログの運営者
あゆむ

書店員→出版社→フリーランス10年目丨年間50万人以上に読まれる英語学習ブログ pima.net を運営丨独学でTOEIC450→830丨英検1級合格&900点超えを目指して勉強中丨Versant 44丨夫婦+保護猫🐱で生活丨趣味は格闘技(特にMMA)を観ること丨noteで洋書初心者向けの入門講座やってます

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続かない原因① なにを書けばいいかわからない

パソコン

英語学習ブログを始めたてのころは、「そもそも何を書けばいいのかわからない…」という悩みにぶつかります。

僕が初心者の人におすすめしたいのが、まずは自分の英語勉強記録をブログに書いてみることです。

英語学習ブログの良さは、自分の勉強や努力がそのまま記事になるところ。そのメリットを活かさない手はありません。

具体的には以下の内容を記事に書いてみるといいでしょう。

  • ・勉強時間
  • ・使った教材
  • ・できたこと、できなかったこと

「こんなの書いて、何の意味があるの?」と思うかもしれませんが、じつは大アリです。

たとえば、その教材を使おうか迷っている人や学習効果が気になってる人。そういう人の役に立つ可能性が高いからです。

実際、僕も新しい英語教材を買うときは、必ずブログやSNSを調べて口コミをチェックします。

自分にとってはただの勉強記録でしかない記事も、他の誰かの役に立つことがあるのです。

また、勉強記録は基本的に自分の言葉で書く(書かざるを得ない)ので、オリジナリティも確保できます。

他のブログにはない一次情報は重宝されますし、Googleからの評価も高まります(ブログの評価と検索順位はGoogleが決めています)。

まずは英語学習記録をブログに書きつつ、ブログが習慣化してきたら他のトピックに挑戦してみるといいでしょう。

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続かない原因② 記事ネタが尽きた

  • 記事ネタが尽きたときの対処例
  • 他の英語教材やオンライン英会話のレビュー記事を書く
  • ▫ 自分がやってる英語勉強法を書く
  • ▫ いまの悩み、失敗体験を正直に書く
  • ▫ なぜ自分は英語を勉強しているのか?目的と目標を書く
  • ▫ これまで書いた記事の「まとめ記事」を書く

上記について、1つずつ説明していきますね。

対処例1. 他の英語教材やオンライン英会話のレビュー記事を書く

もし「英語学習ブログを運営しつつ、収益も得たい!あわよくば仕事を辞めたい!」と思っているなら、勉強記録だけでは厳しいものがあります。

というのも、ブログ収入=アフィリエイトが必須なので。

アフィリエイトで収入を得るには、商品やサービスを紹介する必要があります。

記事ネタが尽きてブログを続けられないのであれば、新しい商品やサービスに取り組む良い機会です。

具体的には新しい教材やアプリ、オンライン英会話を使ってみましょう。書くことが増えるので、世界が一気に広がります。

たとえば、いますでに使っているオンライン英会話があるのなら、他のオンライン英会話を試してみましょう。

そうすると、今まで使っていたオンライン英会話の良いところ(悪いところ)に気づけるので、それをもとにオンライン英会話の比較記事を書けますよね。

僕も記事ネタを尽きさせないために、日々あたらしい教材やサービスに目を向けるようにしています。

アプリを片っ端からインストールしてみたり、書店に行って面白そうな英語教材を探してみたり、他のオンライン英会話に乗り替えてみたり。

そういう日ごろのアクションが、記事ネタにつながるのです。

対処例2. 自分がやってる英語勉強法を書く

別に専門家じゃなくても良いのです。自分がどうやって、どんなこだわりをもって英語を勉強しているのか、あらためて書いてみましょう。

例をあげると、僕は英語の音読に対して思い入れがあり、実際に音読を継続したことで英語力が伸びました。

その経験があるので「もっといろんな人に英語音読の良さを伝えたい」と思い、複数の記事を書きました。

最強の勉強法は「英語の音読」。毎日継続すると、劇的に英語力がアップします
最強の英語勉強法は、間違いなく「音読」です。僕は音読を継続することで、英語力が上がりましたし、TOEICスコアも伸びました。効果を実感しています。
正直しんどいけど効果抜群!僕が英語音読を強くオススメする3つの理由
英語力を身につけるには音読学習が効果的です。僕は何度も挫折してきましたが、ようやく英語の音読が習慣化できました。英会話や英語リーディングにも高い効果がある音読学習のコツをご紹介します。

自分の体験談や使った教材など「生の声」を書けるので、読者にも喜ばれるし、Googleからも評価されます。

実際、上記の2記事は累計で20,000人近くに読まれていて、そこからアフィリエイト報酬が発生することもあります。

プロではない「いち、英語学習者のリアルな体験を読める」というのがブログの良いところでもあります。

自分のやり方を卑下することなく、英語勉強法を書いてみてください。新しい広がりに気づけるはずです。

対処例3. いまの悩み、失敗体験を正直に書く

「ブログには役に立つことを書かなきゃ」という気持ちが強すぎると、前向きでポジティブなことを書く意識が強くなりすぎてしまいます。

その結果「もう良いことを書くストックがない…」というネタ切れ状態を引き起こしてしまうのです。

ポジティブな情報も大事ですが、じつはネガティブな記事にも価値があるということを忘れてはいけません。

最近の英語学習での失敗談や悩みを素直に書いてみましょう。それだけでも、少しは書ける記事が増えるはずです。

また、失敗や悩みなどのマイナス情報は他人の共感を呼びやすいため、ブログのファンが付きやすいというメリットもあります。

弱みを見せてくれる人は不思議と好かれるものです。その心理をブログにも応用してみましょう。

たとえば以下の記事は、TOEICの個人受験における失敗談を書いたものです。約25,000人に読まれています。

TOEICのIPテストを個人受験したら失敗した。「いますぐ」オンラインで受験する方法
TOEICの試験にはいろいろとネックになることがあるんですよね。 特にわたしが感じる、TOEIC受験のマイナスポイントは以下のとおり。 ・試験会場まで遠い(行くのが大変) ・大勢の人が集まる場所はいろいろ心配&疲れる ・2時間の試験が長くて...

対処例4. 自分が英語を勉強している目的や目標を書く

英語の勉強を長く続けていると、モチベーションが低下する時期がやってきます。

成長が感じられなかったり、集中力が続かなかったり。そういうときは、ブログを書く意欲も低下しがちです。

ブログを続けるのがしんどいと感じたら、もう一度「自分が英語をがんばる理由」を記事にしてみましょう。

そもそも、英語の勉強をはじめるにあたって、誰にでも大なり小なり目的や目標があったはずです(僕の目的は「海外のスポーツ実況を聴き取ること」「洋書を読むこと」の2つ)。

目的や目標を記事化することで、自分がなぜ英語を勉強しているのか原点に立ち返ることができます。

「英語学習ブログの継続」と「英語の勉強」は切っても切れない関係なので、片方が失速すればもう片方も苦戦します。両輪がうまく回るように意識したいところですね。

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対処例5. これまで書いた記事の「まとめ記事」を書く

記事ネタが尽きたときの対処法として鉄板なのが「まとめ記事を書くこと」です。

ある程度記事が溜まってから使える手法なのですが、これまでに書いた記事を1つの記事にまとめるイメージ。

たとえば、英語リスニング対策の教材やアプリについての記事が増えてきたら「英語リスニングを伸ばしたい人に読んで欲しい、おすすめ記事5選」みたいな記事を書くわけです。

これって一見すると手抜き?みたいに思われるかもしれませんが、運営側にとっては記事を書くネタになるし、読者にとっても欲しい情報が1つの記事にまとまっているから便利なんですよね。

えてして、こういうまとめ記事というのはアクセス数も伸びやすいので、PVやアフィリエイト収入を増やすという意味でも効果があります。

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続かない原因③ 読まれてないからやる気になれない

  • 解決策
  • ▫ 誰もが最初は「アクセス数0人」から始まる
  • ▫ 自分の成長のために記事を書く
  • ▫「勉強記録を書く=復習できてる」ことに気づく

特にブログを始めたばかりのころは、アクセス数0人という日が続くので心理的にかなりキツい時期が続きます。

僕も同じように、ブログをはじめたばかりの頃はアクセス数がなく、「誰も読んでないのに、続ける必要あるか?」と心が折れそうになる日の連続でした。

Google Analyticsというアクセス解析を毎日開くたびに「また0人か…」と凹むのです。

それでもなぜ続けられたか?それは「まずは自分のために記事を書く」という意識がもてたからだと思います(あとになって気付いたことですが)。

さきほども説明しましたが、自分の勉強記録や努力が記事になるいうのが英語学習ブログの良いところです。

勉強したことを書くことで復習する機会にもなり、それがひいては自分の英語力を底上げしてくれます。

ブログを書いているとついつい「誰かのために書かなきゃ」「報酬が発生するような記事を」という意識になりがちです。

しかし、それだと続けるのがしんどくなってしまい、すぐに心が折れます。

自分が悩んでいるということは、きっと他の誰かも同じ悩みを抱えています。

まずは自分ファーストで。自分のために、自分の役に立つ記事を書くことを意識してみましょう。それがやがて、誰かの助けになるはずです。

そうすれば、アクセス数が少ない黎明期も乗り越えられるはずです。

たとえば、僕は英文法でわからないことがあると、自分で調べて記事にまとめることがあります。こういう記事は、ほとんど自分の勉強のために書いている感覚です。

「All と all of の違い」「Most と most of の違い」【English Grammar in Use で学ぶ英文法】
「All と all of の違い」「Most と most of の違い」を例文を使いながらわかりやすく解説します。

話は変わりますが、もしX(Twitter)やインスタなどSNSですでにある程度のフォロワーがいる人は、ブログの更新情報をSNSに投稿してみるのもおすすめ。

特にブログとXは相性がいいので、どちらも育てつつ取り組むのが理想です。

続かない原因④ 収入にならないからモチベ低下

スマホとパソコンで勉強

「純粋にアウトプットするため」という目的でブログをはじめた人も、ブログでお金を稼げるという事実を知ってしまうと、ついついそっちに意識が向いてしまいます。

最初は記事を書くだけで楽しかったりもするのですが、次第に書くことの楽しさを忘れて「稼ぐことが第一」になってしまうのです。

正直、ブログでお金を稼げるようになるには時間がかかります。僕の場合、ブログ開設から6ヶ月を過ぎたあたりで初めての報酬が発生しました。

誰にでも稼げない時期があるものです。継続しないと稼げるようにはならないという事実を腹の底から受け入れる必要があります。

さらにいうと、お金のためにがんばって書いた記事も、まったくお金を生まないことがあります。

「せっかく時間をかけてがんばったのに…」という悔しさから逃れることはできません。

しかし、そんな苦痛をちょっとだけ和らげる経済用語があります。それが【パレートの法則】です

パレートの法則をかんたんにいうと、売り上げの80%は全体の2割によって生み出されるというもの。

ブログでいうと、収入(あるいはアクセス数)の80%は上位20%の記事からもたらされるということです。

僕は10年以上ブログを運営していますが、このパレートの法則は間違いなく当てはまっていると痛感してます。

つまり、渾身の記事が読まれなくても仕方がないということ。逆に、狙って書いたわけではない記事から報酬が発生するなんてこともザラにあります。

とにかく「当たるか外れるかは書いてみないとわからない」というマインドで、記事を量産するしかないのです。

記事を書き続けていれば、パレートの法則に基づいて自然と売り上げが発生します。

「今日書いた記事で絶対に稼ぐぞ!」と意気込むのはやめて、淡々と書き続ける意識を持ちたいところです。

続かない原因⑤ 本業が忙しくて記事が書けない

渋谷

ブログは副業に最適ですが、本業が忙しすぎて記事を書き続けることができないケースもあります。

これについては「いかにブログの時間を確保するか?」これに尽きます。

僕もかつては本業で働きつつ、副業としてブログをやっていた時期があります。

「とにかく会社を辞めて、1人で食っていきたい」という思いが強かったので、朝時間やスキマ時間はとにかくブログに時間を使う日々でした。

いま思えばよくやったなと思いますが、朝5時に起きて、始業の2時間前(朝7時くらい)に職場近くのカフェや屋外のベンチへ行き、ひたすらブログを書いてました。

あと、電車通勤で片道1時間以上かかっていたので、電車内でもノートパソコンを開いて記事を書いてました。

また、仕事から帰ってきても娯楽を差し置いてブログ。土日休みも基本的にブログ。それくらい突き詰めてました。

もちろん、ブログをやるすべての人が独立を目指しているわけではないと思いますが、もし「ブログだけで食っていきたい」と思っているなら、本業のスキマをぬってブログをがんばるしかありません。

英語学習をやる時間との兼ね合いもあるのでむずかしいところですが、あらためて「いつ、どこでならブログに時間を使えるだろうか?」と自己分析してみましょう。

そして、たとえ5分間でも馬鹿にせず、スキマ時間として有効活用していくべきです。

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「続けた者だけが報われる」それが英語学習とブログ

英語学習

ブログが続かない原因を挙げましたが、僕にとってブログを続けられない最大の要因になっていたのは「この記事、書いて意味あるかな?」というものでした。

誰にも読まれない。売り上げも発生しない。

確証が得られない状態でブログ記事を書くのはかなりメンタルが試されます。

ただ、最初に説明したように、

  • 「自分のために記事を書くこと」
  • 「売れる記事はあとにならないとわからない」(パレートの法則)

という2点に気づいてからは、ブログを続けられるメンタルを手に入れられた気がしています。

ブログも英語学習も、続けないと絶対に成果が得られません。

その代わり、続けた人には「英語力」と「1人で食っていける経済力」という絶大なリターンが待っています。

ブログは超低コストで始められる素晴らしい副業です。

すでにブログをやっている人も、これから始めようと思っている人も、以下の記事もセットで読んでいただくと、ブログ運営がはかどると思います。ぜひ。

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