「英語がなかなか上達しない」「昔から苦手意識がある」
こういう人には特徴・共通点があって、それを見直すだけで英語の苦手意識は克服できます。
今回は英語の苦手意識を解消して、英語を得意なものに変えていく方法について解説していきます。
英語が苦手な人の特徴・問題点
- 英語への苦手意識が消えない理由
- ① 勉強法が良くない(反復学習をしてない)
- ② 何のために勉強するのか定まってない(目標の欠如)
- ③ 上達を実感できてない(本当は伸びてる)
- ④「英語が話せない」という劣等感が強い(まわりと比べすぎ)
- ⑤ 使っている教材が良くない
勉強法が良くない(反復学習をしてない)
英語に苦手意識を持ち続けている人の特徴として、「勉強法が良くない」ということが挙げられます。
苦手という感情が芽生えるのは「やる気が起きない」「楽しくない」「やる意味が感じられない」といろいろな理由が考えられますが、すべては勉強法に起因する可能性が高いです。
つまり、勉強法を変えるだけで苦手意識は解消できます。
いまみなさんはどんな勉強法で英語を学んでいるでしょうか?正直、英語勉強法はいろいろあるので「全員にコレがおすすめ!」と断言することはできません。が、自分に合う勉強法を見つけることはできます。
結局、いろいろ試してみて(失敗もしながら)自分に合う英語勉強法を見つけていくしかないと思います。
言い方を変えると、苦手意識を解消できた人は「自分に合う英語勉強法を見つけている」という共通点があるわけです。
ちなみに、僕が英語への苦手意識を払拭できたのはまさに自分に合う勉強法を見つけたおかげだと思っています。
僕がやっているのは「音読」と「英作文」のトレーニングです。
何のために勉強するのか定まってない(目標の欠如)
ちょっと荒療治的な感じになるかもしれませんが、ハッキリした目標や目的が定まっていれば「英語が苦手…」なんて言っているヒマはなくなるはずです。
一番わかりやすい例は「会社の転勤で急に英語が必要になった」というケース。この場合、仕事にモロに英語力が影響してくるので「英語は苦手だから…」なんて言ってられません。
このケースは極端かもしれませんが、しっかりと目的や目標が決まれば苦手意識がどうこう言っているヒマはなくなります。
ですから、自分にとって緊急性 or 必要性の高い目的・目標を見つけることで、苦手な気持ちを雲散霧消させることができるはずです。
僕も以前までは英語力が全然伸びずに苦手意識が強い典型的なタイプでした。しかし「洋書を読みたい」「海外の格闘技(UFC)を英語で観戦したい」という目標ができてからは、かなり変わりました。
「英語でやりたいことがハッキリ決まってるんだから苦手なんて言ってられない」というメンタルになれたのは大きかったです。
上達を実感できてない(本当は伸びてる)
英語が苦手な人は「上達を実感できてない」という特徴があります。つまり「英語が苦手」という人ほど、じつはちゃんと上達してる可能性が高いということです。
英語力って本当に成果がわかりにくいんですよね。そのせいで、せっかく上達してるのにそれが実感できないというジレンマが生じやすい。
もし何ヶ月、何年と英語を勉強してるのに苦手意識が消えない人は、一度「客観的な方法」で英語力を測ってみることをおすすめします。
一番わかりやすいのは、英検やTOEICなどの資格試験です。スピーキング力を測りたいのであれば、電話だけで受験ができるVERSANT(ヴァーサント)もおすすめ。
いずれもスコアや成績が点数でわかりますので、以前と比べて成長しているか?というのが一目瞭然です。
「苦手と思っていた英語だけど、じつは上達していた」というケースは本当に多いので。
資格試験を受ける他にも「以前はわからなかった本を読んでみる」「理解できなかった洋画を観てみる」という方法もあります。
「英語が話せない」という劣等感が強い(まわりと比べすぎ)
英語の勉強をしていると、ついつい周りと比較してしまうんですよね。特にTwitterとかInstagramをやってると「英検合格しました!」「TOEICスコアアップ!」「このまえネイティブと英会話をして…」みたいな報告で溢れているので、自然と比べてしまいます。
もちろん、それが糧になってモチベーションにつながることもありますが、英語への苦手意識が強い状態だと「自分はやっぱりダメなんだな〜」という劣等感が勝ってしまいます。
劣等感が全面に出てきてしまうと、苦手意識が増幅されてしまうのでよくありません。
比較しないようにするためには、まずSNSの情報を遮断することが大切です。完全に使わないのが難しければ、英語系のアカウントの情報が目に入らないようにアンフォローやミュートなどを活用しましょう。
また「比較したところで何か変わるものではない」というメンタルも大切です。
使っている教材が良くない
英語の苦手意識が消えないのは、使っている教材が合ってないのが原因かもしれません。
英語レベルが合ってない教材、内容に興味が持てない教材を使っていれば英語力が伸びないのも当然の帰結といえます。
よくある失敗例が「いま売れてる人気本をとりあえず買ってみる」「表紙がカッコいいから洋書を読んで見る」というものです。要するに、内容を吟味せずに買った教材というのは、失敗する可能性が高い。
使っている教材が合ってないと英語力が伸びないので、苦手意識が消えなくて当然です。
教材が合ってないかも?という心当たりが少しでもある人は、いますぐ他の教材に切り替えてみることをおすすめします。
使うのは書籍でもアプリでもOK。実際に使ってみて、「コレなら続けられそうだ」という教材を選びましょう。
スマホアプリなら気軽に始められるので、迷っている人は試してみるのがおすすめです。