英語アプリの良いところは、手ぶらでも英語学習ができるところです。
スタディサプリENGLISHには【オートリスニング機能】が付いているのですが、これが非常に便利で優秀なんです。
今回はスタディサプリENGLISHのオートリスニングの使い方&おすすめの活用法をくわしく解説します。
ちなみに、スタディサプリENGLISHは7日間無料なので、まだの人はぜひ試してみてください(※無料期間は申込日が1日目となります)。
オートリスニングの使い方
スタディサプリENGLISHは3つのコースに分かれているのですが、以下の2コースがオートリスニングに対応しています(TOEIC対策コースはオートリスニング非対応)。
ここでは、僕が課金している新日常英会話コースのスマホ画面を使って、オートリスニング機能の使い方を説明していきます。
まずはアプリを立ち上げましょう。アプリのトップ画面を下にスクロールすると、【オートリスニング】という項目があるのでタップします。
すると、各Lv(レベル)とテーマを選択する画面になるので、聞きたいコンテンツをタップして【再生】ボタンを押せば音声がスタートします。
オートリスニング機能ではありますが、スクリプト(台詞)も一緒に表示されます。
そのため、聞き流しだけでなく、画面を見ながら音声に合わせて音読・シャドーイングしたいときにも便利です。再生速度も【速い・普通・遅い】の3段階から選べます。
好きな範囲を決めてリピートも可能
「この範囲だけ繰り返しリスニングしたい!」という場合、自分で範囲指定をして、その範囲内でリピート再生することもできます。
たとえば、001〜005 だけを再生したい場合、その範囲をタップします。すると、選択した項目が青く変わるのを確認したら【再生】を押しましょう。
再生画面左下のマークをタップすると、リピート再生の範囲を選ぶこともできます
リピート再生は以下の3種類から選べます。
- ・選択した範囲ごとにリピート再生
- ・再生中のレッスンのみがリピート再生
- ・リピートなし
ちなみに、再生したい範囲は連続でしか選べません。飛び飛び(たとえば、001 と 005)で選択することはできません。
範囲指定してリピート再生できるアプリや音楽アプリって意外と数が少ないんですよね。そういった意味でもスタサプは貴重な存在です。
リピート再生があれば、自分が苦手な範囲を集中的に取り組むことができるので、弱点克服による上達が見込めます。
ダウンロードしておけば、電波の悪いところでも快適
オートリスニングを活用したいときって、通勤時間とか外出先でのスキマ時間が多いと思います。
外出先だとどうしても電波状況が悪いことも多いので、その都度通信をしてオートリスニングをしていると時間がかかることも少なくありません。
また、音声だけとはいえ通信が発生するので、モバイル通信下ではデータ容量を少なからず圧迫してしまいます。
その点、スタディサプリENGLISHのオートリスニングは、あらかじめ音声データをダウンロードしておくことができます。
やり方はいたってかんたんで、左上の【ダウンロード】というボタンを押すだけです。ダウンロードが完了すると左上に【ダウンロード済】と表示されます。
たとえば、自宅や会社などWi-Fiがつながるところで事前にダウンロードしておけば、通信不要でリスニング音声が聞けるので、屋外の電波が悪いところでも安心してオートリスニングを活用できちゃいます。
ちなみに、オートリスニング機能はアプリ版のみ対応しています。パソコンからは利用できないので注意しましょう。
スタサプのオートリスニングで効果を上げるコツ
オートリスニング機能は非常に便利ですが、少しでも効果を高めるために僕が意識しているポイントについてお話したいと思います。
ポイントは以下の3つです。
- オートリスニングの効果を高めるコツ
- ・内容を理解したうえで聞く
- ・聞いてもわからない発音をリスニングしても効果は薄い
- ・声が出せる状況なら、シャドーイング。出せないときは口パク
内容を理解したうえで聞く
僕がオートリスニングを使うときは、画面を見ずに音声のみで聞くことが多いです。たとえば、散歩中や電車での移動中など。その場合、スクリプトを見られないので、音声だけが頼りになります。
内容を理解できてない状態で音声を聞いてもなんのこっちゃわかりませんから、必ずスクリプトを読んで内容を理解したうえでオートリスニングをするようにしています。
そもそも、英語が聞けるようになるためには、知識として(頭のなかで)わかっている英語を、音声と結びつけて体得しなければいけません。
だから、そもそも知識として知らない英語をリスニングしても効果は薄いと言わざるを得ないと思います。
僕は自宅ではスマホやパソコンを使って学習をし、外出先などで音声だけを使う感じです。なので、オートリスニングは復習的な意味合いで使っています。
いきなり音声だけを聞いて理解できる人はいいですが、そうでない人は必ずスクリプト(台詞)を見てからオートリスニングを活用するようにしましょう。
聞いてもわからない発音をリスニングしても効果は薄い
オートリスニングでは発音もかなり意識して聴くようにしています。
さきほどの内容と重複しますが、内容だけでなく発音についても、知識として理解しておく必要があります。
自分でスクリプトを読んで発音をし、そのあと音声だけを頼りにその英語が聞き取れるかどうかというプロセスを踏むべきです。
ですから、まずはスクリプトを読みながら実際に発音をしてみる → そのあとオートリスニングで音声だけ聴くという流れを取ったほうが学習効果は高まります。
声が出せる状況なら、シャドーイング。ダメなら口パク
英語学習は聞くだけよりも、聞いて発音するほうが効果が高まると言われています。
音読やシャドーイングがその好例ですが、僕はスタディサプリENGLISHのオートリスニングで音声を聞きながら、できるだけ声に出してシャドーイングをするようにしてます。
電車やカフェなどでは声が出せませんから、その場合は口パクです。
スタディサプリENGLISH講師の関正生さん曰く「口パクでも十分効果はある」とのこと。ただ聞くだけよりも、口パクでもいいので口を動かすようにしています。
電車・車のなかでオートリスニング
オートリスニングの活用場所として一番多いのは電車の中かもしれません。
電車内で本を広げるのはシンドいですし、混雑状況によってはスマホすら出せないこともありますよね。
そんなときは、イヤホンからスタサプの音声を流し、ひたすらオートリスニングです。通勤・通学時間が素晴らしい英語学習タイムに生まれ変わります。
車通勤の人にもおすすめです。カーステレオでオートリスニングを活用すれば、自分だけの英語学習空間になります。
車のオーディオがBluetoothに対応していれば、スマホのスタサプを接続して、車内で音声を流すことができます。僕はドライブするときにたまに音声を流しっぱしで運転することもありました。
お風呂のなかでオートリスニング
僕は風呂場に防水のBluetoothスピーカーを置いてあるので、シャワーを浴びながら英語のリスニングをしています。
風呂に入る前にスマホやパソコンで学習をして、そのあとお風呂でオートリスニングを活用。こうすることで、お風呂の時間を復習にあてることができます。
仕事終わりの疲れた状態のときにデスクで勉強するのはなかなかシンドいですが、シャワーを浴びながらだったら負担軽減になりますよね。
あと、湯船につかっているときは意外とヒマだったりするので、入浴中のヒマつぶしにもスタサプのオートリスニングが役立ちます。
仕事をしながら流しっぱなし
僕は自宅で仕事をすることも多いのですが、気が向いたときはスタディサプリENGLISHの音声を流しっぱなしにして作業をすることもあります。
「聞き流しは意味ない」と言われることもありますが、無意識でも英語を聞きとっているので、何もやらないよりは少なからず効果はあります。
もちろん、集中力を高めたいときには不向きですが、気分転換にBGM代わりにスタサプのオートリスニング機能を活用するのは意外とおすすめです。
ちなみに、スタディサプリENGLISHのオートリスニング機能は無料体験中でも使えます。少しでも気になる人は、まずは実際に使ってみて、その良さを味わってみてください。