英語の勉強を続けていると、なかなか上達しない時期がやってきます。その停滞期を「プラトー期」と呼んだりしますが、英語が上達しない状態が続くのはツライですよね…。
僕も長年英語の勉強を続けていますが、英語力が伸びずに挫折しかけたことが何度かあります。
今回は英語が上達しなくてツライ人に知ってほしい処方箋を4つ紹介します。
停滞期は誰にでもやってくる
最初にお伝えしておきたいのは、停滞期(プラトー期)は誰にでもやってくるということです。
プラトーというのはフランス語で「高原」や「台地」を意味しますが、ある程度英語力が上がったところで停滞してしまう状態を指します。
英語に限らず、何かの技術を習得するときには、右肩上がりで直線に能力が伸びるという事はありません。ある程度伸びたあとは横ばいで停滞をして、その後さらに右肩上がりで伸びるというパターンが多いです。
つまり、英語が上達しない辛い状態と言うのは、誰もが等しく経験することです。そのため、英語が上達しないからといって「 自分には英語の才能がないのでは?」と考えることはやめましょう。
① 勉強法をガラッと変えてみる
まず1つ目は、いまやっている勉強法を他のやり方に変えてみるということです。
勉強法は色々なやり方や種類がありますが、いまやっているやり方で上達しないのであれば、思い切って変えてしまった方がいいと思います。
たとえば、いま英文法の勉強をしていて、テキストを読んで問題を解くという勉強法を継続しているのであれば、もっと能動的な勉強法に変えてみるといいかもしれません。
その1つとして、あらゆる英語勉強法の中で最強かつ万能といわれる音読やシャドーイングをしてみるのがいいでしょう。
音読やシャドーイングは英語の4技能を伸ばすことに繋がるので、非常にバランスが良く、コスパのいい勉強法です。
もちろん、英語力が伸びるやり方は音読シャドーイングだけではありませんが、とにかく今やっている勉強法を一旦ストップして、他のやり方に チャレンジしてみるのがいいと思います。
そうすることで、気分も新たに勉強に取り組めますし、少しずつ英語が上達しているのを実感できるようになるはずです。
② 他の教材やアプリに変えてみる
2つ目は、いま使っている教材を他の教材に変えるというものです。
英語が上達しないのは「自分が英語を勉強する目的と教材が合っていない」 あるいは「自分の英語レベルが教材と合っていない」という可能性が考えられます。
英語を学ぶ目的と教材を合わせよう
英語を学ぶ目的と教材が合っていないという点については、たとえば「本当は英会話をできるようになりたいのに、英文法の勉強ばかりしている」という場合です。それではなかなか英語が話せるようにはなりません。
最低限の英文法を身につけたら、そこから脱却して次は英会話フレーズや英語表現などを積極的に学ぶほうが上達につながります。
他にも、英語を読めるようになりたいのであれば、リーディングに特化した教材を使うといった工夫が必要です。
自分の英語レベルと教材のレベル、本当に合ってる?
また、意外と多いのが、自分の英語レベルと教材のレベルが合っていないというパターンです。
人はどうしても自分の英語レベルよりも上の難易度の高い教材を選びがちです。 難しい教材で勉強したほうが英語力が伸びそうな気がするんですよね。僕もその失敗に陥ったことがあります。
しかし、自分の英語レベルよりも高すぎる教材を選んでしまうと理解が追いつかないので、教材の進度・スピードが遅れてしまうため上達が見込めません。また、反対に教材が簡単すぎるのもよくありません。これは、感覚的にわかると思います。
以上を踏まえると、目的やレベルに合わせた教材に変えてみることで、英語の上達スピードが上がる可能性は十分あります。
また、上達を実感できない場合だけでなく教材に飽きてしまった場合も、 潔く他の教材に切り替えてみるのもありだと思います。
もちろん、1冊の教材、あるいは1つのアプリを継続的に何度も繰り返すほうが英語力が伸びることは間違いありません。
ただ、途中で嫌になって挫折してしまうよりは、気分転換に教材を変えてみたほうが英語学習の効率やモチベーションは上がると思います。
③ 英検やTOEICなどを受験してみる
3つ目は、資格(語学試験)を活用する方法です。
英語力というのは、なかなか客観的に上達度を図ることが難しいため、ただ勉強しているだけでは自分の英語が伸びているのかどうかが分かりづらいものです。
そこで活用したいのが、英検やTOEICといった語学試験です。こういった語学試験は試験後に結果が出るため、自分の英語力がどれぐらいなのか、以前に比べて伸びているのか、あるいは停滞しているのかがはっきりわかります。
英検の場合、合格・不合格という結果だけでなく、細かい技能に分けて自分のスコアが分かるので、どの分野がどれぐらいのびか伸びたかがよくわかります。
TOEICについては、スコアが5点刻みでわかるので、以前に比べてスコアが伸びていれば、そのぶん英語が上達したと言えるでしょう。
こうした客観的な英語資格を指標にして自分の英語力を図るのがおすすめです。僕も実際に定期的にこういった試験を受けていて、自分の英語力がどれぐらい伸びているか、上達しているかを図るようにしています。
自分の弱点がわかるのも試験の魅力
英検やTOEICの結果を見れば「自分のどこが足りないのか?」という弱点がわかるというのも大きなメリットです。
例えば、リスニングのスコアが低いのであれば、 今後はリスニングの勉強に力を入れることで、英語力の底上げを図ることができるようになるでしょう。
こうした自分の弱点、今後伸ばすべきポイントを分かるというのも、語学試験のメリットです。
④ 英会話レッスンでアウトプットをする
4つ目は、英会話のレッスンを受けてみるというものです。これは、 英語を話せるようになりたいという目的がしっかりしている人に、特におすすめのやり方です。
多くの人が、教材やアプリを使って勉強するだけで、なかなか実際の英会話にまでたどり着きません。
「英文法や英会話フレーズを覚えてからレッスンを受けよう」「もうちょっとできるようになってから…」という気持ちはよくわかりますが、 それを言っていては永遠に英語が話せるようにはなりません。
もちろん、英会話をやってみないと上達したかどうかもわからないので、 ずっとモヤモヤしたまま英語の勉強を続けることになります。
最低限の英文法・英単語(具体的には中学レベルの英語力)が身についた段階で、すぐに英会話レッスンを受けてみるのがおすすめです。
実際に英会話のレッスンを受けてみると、自分が思っていたよりも英語が話せるという実感ができることがあります(反対に、まったく英会話ができずに、凹む可能性もゼロではありません)。
実際、僕もダメ元で英会話レッスンを受けてみて、自分が思ったより英語を話せる・聞けるということに気づいたので、非常にテンションが上がったという経験があります。
オンライン英会話を使えば、外国の人と気軽に英語を話すことができるので、 自宅にいながらすぐに自分の上達度合いを図ることができます。
英語力が上達しなくてツライと悩んでいる人は、早速オンライン英会話のレッスンを受けてみることをおすすめします。ちなみに、おすすめはQQ English です。
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