「読みたい本が多すぎる」という幸せな悩みを解消する5つのアイデア【積ん読】

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読書が好きすぎるせいで、ついつい本を買いすぎてしまうことがあります。

買うときは良いんですが、結果的に「読みたい本が多すぎる…」という幸せな悩みを抱えることに。

読書好きにとっては悪くない話ですが、「読みたいのに読めない状態」が続くとだんだんプレッシャーに変わっていくこともあります。

というわけで今回は、読みたい本をきちんと読んで、積ん読を解消する方法をご紹介します。

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このブログを書いている人
あゆむ

英語学習者、書評家、文具好き。書店員→出版社→フリーランス10年目。TOEIC450→830。英検1級の勉強中。

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大前提として、調子に乗って本を買わないこと

読みたい本を見つける

読みたい本が多すぎて悩む前に、まずは本を買いすぎないようにしましょう。

本屋に行くとついついテンションが上ってしまい、本を買いすぎてしまう人がいます(僕のことです)。

装丁がおしゃれだとか、話題の本だからという理由で買ってしまう人は、レジに行く前に一度手に持っている本を見返してみましょう。

ネットで本を買うときも同じです。カートの中をチェックして、もう一度冷静になってみましょう。

買う候補の中から「この本こそ、自分が求めていた本だ」と思えるような1冊を買うべきです。

また、すでに持っている本で代用できるのではないか?という視点も大切です。

特にビジネス書、実用書、英語の参考書などは同じような内容の本が多いので、重複には注意しましょう。

とにかく、調子に乗って本を買わないようにすることが根本的な解決につながります。

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拾い読み・飛ばし読みを覚えよう

読みたい本が多すぎるのであれば、1冊の本にかける時間を最小限にして、より多くの冊数を読めるように改善していく必要があります。

そのために有効なのが、拾い読み・飛ばし読みの技術です。

小説やエッセイなどの娯楽作品には向きませんが、ビジネス書や実用書など「知識を得るための本」であれば、必要な箇所だけを読むようにすることで時間をかなり節約できます。

僕はビジネス書を読むことが多いですが、最初のページから丁寧に読むことはまずありません。

とりあえず目次に目を通して、自分に必要な情報や面白そうな内容が書かれているページにジャンプしてしまいます。

このほうがムダな情報(既知や自分に不要なもの)を排除して、本当に必要な知識だけを得ることができるようになります。

もちろん、拾い読みや飛ばし読みには欠点もありますが「読みたい本が多すぎる」という状況であれば、1冊を速く読み切るほうがずっと有用だと思います。

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「本は最後まで読むべき」という呪縛からの開放

読書

「読みたい本が多すぎて読めない」という人の多くは、1冊ずつ律儀に読み進めている傾向があります。

つまり「せっかく買ったんだから、最後のページまで読み終えなきゃ」という意識が強すぎるということです。

もちろん、買った本を最後まで読もうとする姿勢は素晴らしいと思います。ただ、その気持ちが強すぎると、本当に読みたい本を読むことができません。

「読みたい本を読む」という喜びよりは、「ちゃんと最後まで読まなきゃ」という義務感のほうが強くなってしまうわけです。

これをやってしまうと、そもそも読書への喜びも薄れてしまいますし、下手すると読書が嫌いになってしまう可能性もあります。

ですから、「1冊を最後まで読まなきゃ」という意識は捨てましょう。

僕は買った本がイマイチだったら、容赦なく次の本を読むようにしています。気が乗らない本に時間を費やすほどツライものはないので。

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勢いで買ったけど、一度も読まずに放置してる本

洋書の薄い本

僕は何度も経験があるのですが、本屋で「この本、おもしろそう!」と思って買ったはいいけど、家に帰ってから一度もページを開かずに放置してしまうことがあるんですよね。

読みたいと思っていた本も、じつは目を通してみると案外おもしろくない可能性があります。

買うだけ買って、まだ手をつけてない本は、とりあえず全体的にパラパラと読んでみることをおすすめします。

そうすれば「この本、そうでもないかも」と気付くことができます。読みたい本が多すぎるという状態は解消され、程よい冊数が自分の手元に残ることになるでしょう。

本を読むときは、以下のように読んでいくことをおすすめします。

  • ・とりあえず1冊をパラパラ読んでみる
  • ・興味が持てれば読むし、つまらなければやめる

いたってシンプルですが、これを実践すれば、読みたいと思っていたあの本が、じつはたいして面白い本ではなかったと気づけるようになります。

あるいは単純に「自分にとっては難しすぎる本だった」というケースもありますから、その場合もその本は読みたい本リストから除外できるようになるでしょう。

読みたい本はそのまま読めばいいですし、興味が持てない本は積ん読にするのではなく処分(売却)するのがおすすめです。

ちなみに、本屋で本を買ったら、帰りにカフェに寄ってページに目を通しておくのがおすすめです。導入を済ませておけば帰宅後も読書に入りやすいですし、本の取捨選択もしやすくなります。

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本は複数冊、同時に読むのがおすすめ

本の価格

取捨選択をしても、まだ読みたい本がたくさんあるという人は、複数の本を同時に読み進めましょう。

僕の場合、少なくとも3冊は平行して本を読んでいます。ある1冊の本に飽きたら、別の本を手に取ることができます。

複数冊の本を読むと、気分転換に他の本を読むことができるのでおすすめです。

読みたい本が多すぎて困るという問題も、複数冊同時読みでかなり解消できると思います。

余談ですが、「複数冊を同時読む」という話題においては、日本マイクロソフト元社長の成毛眞氏が書いた『本は10冊同時に読め!』という本が有名です。

この本で書かれている「10冊」というのは、10のジャンルを同時に読めということ。

具体的には歴史、経済、社会、芸術、スポーツ、サイエンス、ビジネス…etc といった分野から1冊ずつ本を選んで平行して読むことを意味しています。

たしかにこのやり方にも有用性はあると思いますが、僕としては1つのジャンル・1つのテーマに絞って、本を複数冊同時に読んだほうがいいと思っています。

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1つのジャンル・テーマに絞って同時に読む

複数の本を平行して読むとき、なるべく同じジャンル・テーマの本を読むのがおすすめです。

同じ系統の本を読むことで、本を行ったり来たりしてもすんなり読書に入り込むことができるからです。

また、それぞれの本が知識を深めてくれたり、記憶力を増強してくれるという利点があります。わかりやすくいえば、相乗効果があるということです。

たとえば僕はいま、戦争の歴史に興味があるので『戦争プロパガンダ10の法則』と『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』を2冊読んでいます。

この本に出てくるのは、第一次世界大戦・第二次世界大戦の話です。

本を行ったり来たりしながら平行して読んでいると、こっちの本でわからなかった話が、もう1冊の本ですんなり理解できることがあります。

この相乗効果があるからこそ、1つのテーマに絞って本を同時に読むべきなのです。

ですから、読みたい本をむやみに買うのではなく、なるべく同じテーマや同じジャンルに絞って買うことをおすすめします。

ちなみに僕は哲学の本を読むときにも同じやり方を実践しました。

今までは苦手だった哲学ですが、本を組み合わせて読んだことですんなり理解できるようになり、今となっては哲学が大好きな学問の一つです。

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積ん読の重圧に苦しむ人は、電子書籍がおすすめ

読みたい本が多すぎるという幸せな悩みは、積ん読の重圧と紙一重です。

もし本が多すぎてプレッシャーを感じているのであれば、紙の本をやめて電子書籍に切り替えることをおすすめします。

読みたい本が多すぎるという悩みは、以下の2つから成り立っています。

  • ① 部屋にある本が多すぎる、場所を取る(物理的な悩み)
  • ② 読みたいのに読めない(精神的な悩み)

このうち、①の物理的な悩みについては、電子書籍に切り替えることで解消できます。

僕は最近、電子書籍で本を読むことが増えていて、部屋の本が多すぎて困ることはなくなりました。

もちろん、電子書籍にしたからといって「読みたい本が多すぎて読めない」という問題を解消できるわけではありません。

しかし、電子書籍にすることで部屋に積み上がった本を目にする機会はなくなるので、それだけでも精神的な負担はかなり軽くなるはずです。

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読み放題を使って、超低コストで読み漁る

サブスク

「読みたい本が多すぎる」とはいっても、実際に読んでみたらそうでもない…ということが多々あります。

結局のところ、その本が面白いかどうかは読んでみなければわかりません。

ということは、なるべく低コストで大量の本に目を通すことができれば読書がはかどりますし、家計も助かります。

そんなときに役立つのが、Amazonの読み放題サービスKindle Unlimitedです。僕もかなり愛用しているのですが、980円で500万冊以上が読み放題という神サービスとなっております。

読める本がたくさん出てきてしまいますが、裏を返せば”本のザッピングがやり放題”ということでもあるわけです。

つまり、コストを気にせず本の中身を読み漁れるので、取捨選択が非常に気軽になります。

読書の概念が変わるレベルなので、心からおすすめしたいです。

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