ウォーキングで運動しながら英語の勉強ができたら効率的ですよね。
英語アプリや音声CDを活用すれば、歩きながら英語の音声を聞き流すことができます。
僕も散歩しながらリスニング学習をすることも多いので、今回はウォーキング中にオススメの英語アプリ&教材を紹介します。
最初に結論からお伝えすると、僕が最も愛用している英語アプリはスタディサプリENGLISH 新日常英会話 です。
スタディサプリENGLISHで聞き流し
最初におすすめしたいのはスタディサプリENGLISHという英語アプリです。僕が一番よく使っていて、特に効果を実感したアプリでもあります。
日常英会話、TOEIC対策、ビジネス英会話と3つのコース(アプリ)に分かれており、目的に合わせて英語学習ができます。
ドラマ仕立てのストーリーで英語を学べるので、飽きずに楽しく英語の勉強ができるのが特徴です。
また、他のアプリと大きく違うのは、シャドーイング(音声に少し遅れて発音する)やディクテーション(音声を聞いて書き取る)といったトレーニングを採用しているところです。
スタディサプリENGLISHの新日常英会話コースには【オートリスニング機能】が付いており、音声だけを再生することができます。つまり散歩やウォーキング中でも、聞き流しながら勉強ができるということです。
あらかじめ音声をダウンロードしておく必要がありますが、オートリスニング機能を使えばスマホをポケットに入れたまま英語の勉強ができるので効率的です。
パソコン版はオートリスニング機能に非対応なので要注意ですが、ウォーキング中はスマホを持ち歩くだけなのでとっても手軽です。
僕は自宅でスタディサプリENGLISHをやる時はパソコンを使い、ウォーキング中や電車での移動中はスマホでオートリスニング機能を活用して勉強しています。
場所を選ばずに最適な英語学習ができるのもスタディサプリENGLISHの良いところです。
さきほど説明したとおり、3つのコースに分かれていますが、「新日常英会話」と「ビジネス英語」の2つがオートリスニングに対応しています。
- 10秒でわかる!スタサプENGLISH
- ① 速攻で日常会話や旅行会話を覚えたいなら → 新日常英会話コース
- ② スグに仕事の現場で使える英語を身につけるなら → ビジネス英語コース
- ③ 最短でTOEICのスコアをアップをしたいなら → TOEIC対策コース
- ※ すべて7日間の無料(無料期間は申込日が1日目となります)
散歩しながら瞬間英作文をする
英語の教材は世の中にたくさんありますが、その中でも特に有名で人気が高く、なおかつ効果を実感できるのが『瞬間英作文』です。
僕も瞬間英作文を何度も読み、何度も口を動かして発音してきました。この本を使うと、英会話の時に言いたいことが口をついて出てくるのを実感できます。
そんな瞬間英作文には音声CDが付いており、これを活用するとウォーキング中にも耳を使って瞬間英作文を行うことができます。
そもそも瞬間英作文というのは、日本語の文を見て瞬時に英語の文を作るシンプルなトレーニングです。
本は以下のように左ページに日本語、右ページに英語というレイアウトになっています。
音声CDは【日本語→ポーズ→英語】という順番で収録されているので、日本語を聞いた後にすぐ英語で文を作るというトレーニングができます。
僕は瞬間英作文の音声CDを使ってウォーキング中にも英作文しますし、防水スピーカーを持ち込んでシャワーを浴びながら英作文することもあります。
ただし、いきなり音声だけを聞いて英文を作るのは難しいと思うので、最初のうちは本を読みながら一通り目視で英作文をしておいたほうがいいと思います。
ちなみに瞬間英作文にはアプリ版もあります。アプリには自動再生機能が付いているので、音声を流しっぱなしにして散歩するのもおすすめです。
瞬間英作文があれば、いろんな場面で勉強できて便利です
TOEIC対策もウォーキング中にできる
忙しい社会人にとって「いかに効率的にTOEIC対策をするか」は重要なテーマだと思います。
歩きながらTOEICの勉強ができれば、通勤中はもちろん、営業で外回りする時にもTOEIC対策が可能です。
TOEIC対策において、超有名&鉄板の教材があります。それが『金のフレーズ』(通称、金フレ)という書籍です。
その名の通り、TOEICによく出題されるフレーズを集めたもので、これが非常によくできています。
「フレーズ」という名のとおり、単なる英単語ではなく、単語+単語が組み合わさったフレーズを覚える単語帳です。本のレイアウトはこんな感じ↓
たとえば、 accept an offer(オファーを受け入れる) や a connecting flight(乗り継ぎ便)といったフレーズが出てきます。TOEICでそのまま出てくるようなフレーズばかりなので、試験対策として申し分ありません。
そんな金のフレーズにはアプリ版もあって、僕はこれをかなり使い倒しているのですが、おかげでTOEICのボキャブラリーが格段に増えました。
ふつうに画面を見ながら勉強するのも良いですが、オートリスニング機能が付いているのでウォーキング中にもバッチリ勉強できます。
さらに、このアプリがすごいのは、再生する音声の順番やスピードを自分でカスタマイズできるところです。
基本的には【単語 → 日本語フレーズ → 英語フレーズ】という順番がデフォルトになっているのですが、順番を自由に組み変えることができたり、表示回数や秒数も調整できます。
またフレーズごとの再生間隔(何秒空けるか)も設定できるので、自分のペースでリスニングが出来るのも嬉しいところです。
英単語やフレーズは漫然と繰り返すよりも、自分の苦手なものを集中的にやったほうが効果的。そういった意味で、細かいカスタマイズができると助かります。
金フレのアプリは内容もさることながら、使い勝手も非常に良いので、ウォーキング中にTOEICの勉強をしたいと言う人には非常にオススメです。
金フレさえあればTOEICの語彙対策はバッチリ
英語の長文を聞きながらシャドーイング
僕は「音読とシャドーイング」を中心に英語を勉強しているのですが、そのときに使うのは英語の長文が書かれた本です。
特に愛用しているのは『速読速聴・英単語 Core1900』という本。
「文脈の中で単語を覚える」というコンセプトの本で、政治経済・文化・科学などのニュース記事が掲載されているので読んでいて純粋に楽しいです。
さらに音声CDが付いているので、テキストを見ながら音読した後は、音声だけを聞いてシャドーイングもしています。
机に座ってシャドーイングすることもありますが、気分転換に散歩に出かけ、歩きながら音声を聞いてシャドーイングしたりもします。
あと、部屋でデスクに座りっぱなしだと健康に良くないので、部屋の中をウロウロしながらリスニングすることも多々あります。
歩きながらシャドーイングするときには、耳だけでなく口を使って英語を勉強するのがポイントです。
リスニングだけだとインプット学習に過ぎませんが、実際に口を動かして発音することでアウトプットすることが可能です。
ちなみにシャドーイングは口パクでも十分な効果があると言われています。散歩中、周りに人がいて声を出すのがためらわれるときは、口パクでもOKです。
ここでは『Core1900』を紹介しましたが、他にも『文で覚える単熟語』(文単)もおすすめです。
文単は英検対策に使う単語帳ではありますが、英文の質も高く、読んでいて楽しいので愛用してます。
英文の内容が面白いから飽きずに続けられます🙆
ウォーキング中におすすめの教材&アプリ
- ・スタディサプリENGLISH
- ・瞬間英作文
- ・金のフレーズ
- ・Core1900
- ・文で覚える単熟語
歩きながら、音声だけで英会話レッスン
ウォーキング中にオンライン英会話レッスンを受けるというのも1つの方法です。
画面を見ながら歩くのは危険なので非推奨ですが、オンライン英会話は音声だけでやり取りすることも可能です(実際、僕も音声だけでオンライン英会話をやったことがあります)。
散歩中、目に入ったお店や建物などの風景をトークのネタにできるので、意外と盛り上がるのではないかと思います。
また、カメラをPOV視点で映しながら、街を紹介するというのもおすすめ(ネックマウントなどを使うと簡単にできます)。
観光案内のように日本の街並みを見せると喜ぶ講師も多いので、お互いにとってWin-Winです。自分自身の英語での説明力もUPします。
一部のオンライン英会話では音声のみ(カメラOFF)でレッスンすることができるので、歩きながら英会話をすることも可能です。
視覚的な情報がない分、リスニングをより鍛えることができます。
ちょっとチャレンジングではあるけど、やる価値あり。