以前までは紙の本を部屋に積んで、恍惚とするのが好きだった。
しかし、紙の本やめて、電子書籍(Kindle)に一元化することに。
紙の本にペンで書き込むことができなくなったいま、「Kindleに手書きメモを書く」というスタイルを模索せずにはいられない。
Kindleに手書きのメモを書き込むにはどうすればいいか?
どのやり方が最も効率的で使いやすいか?
試行錯誤してみたところ、自分なりの良い方法が見つかったので共有したい。
ちなみに僕はKindleを使っているが、Kindleに限らずあらゆる電子書籍(すべてのアプリ)に使える方法も紹介していく。
電子書籍に手書きメモを書く方法は2つある
- 電子書籍に手書きメモを書く方法
- 1. メモしたいページをスクショして、画像に書き込む
- 2. ペン付きノート機能がついた電子書籍を使う(Kindle Scribeなど)
結論としては、このどちらかで手書きメモを書くことができる。
僕は当初、1の「スクショして書き込む」というスタイルだった。
しかし、いまはKindle Scribe Colorsoft という端末を使っているので、スクショすることはなくなった。
というわけで、それぞれのやり方についてくわしく見ていこう。
メモしたいページをスクショして書き込む

Kindleでメモを直接書き込む1つ目の方法は、スクリーンショット(以下、スクショ)だ。
いわゆる「画面メモ」と呼ばれたりもするが、いま画面に表示している状態を画像として保存する機能である。
僕は以前までiPadでKindleを読んでいたが、iPadでスクショをしてApple Pencilでメモを書き込むというやり方だった。
もちろん、iPadに限らず、スクショ機能があれば基本的にどのスマホでもタブレットでも問題ない。
スクショする手間はあるものの、スクショをしてその場でスグにメモを書き込むこともできるから、読書の妨げにはなりづらい。
「スクショしてメモを取る」というやり方は、活用の幅が広いメリットがある。
ようするに、書籍以外にも応用できるということだ。
たとえば僕の場合だと、電子雑誌の 楽天マガジン を読みながら、気になる誌面があったらスクショしてメモを取ることもあった。
それ以外にも、自分が気になるネット記事や画像をスクショして、それに書き込むこともできる。

もともとある機能でもメモは取れる

念のためお伝えしておくと、Kindleには「ハイライト機能」があって、それを使ってメモを取ることもできる。
Kindleに最初からついている機能だから、スクショなどをしなくてもメモは取れる。
手書きメモではなく、内蔵キーボードで入力するやり方なので、今回の目的からは外れるものの、知っておいて損はないと思う。

文字の太さ、文字の色も自由に変えられる

「スクショに書き込む」というやり方を具体的に見ていく。
まずはKindleなどの電子書籍アプリを開き、メモを書き込みたいページを表示。
そのページをスクショすると画像が表示されるので、それをタップ。

画面にペンツールが表示されるので、お好みの色や太さでメモを取っていく。

メモを取ったら画面左上の【完了】を押して、【”写真”に保存」】を選択。
これで、メモを書いたページがアルバムに画像として保存される。

手でも書けるが、専用のペンがあると便利

メモは手でも書けるが、正確な字やメモを書こうとするとやはり手で書くのは限界がある。
特に、画面が小さいスマホに手書きをしても、きれいなメモは残せない。
僕はスタイラスペンという専用のペンを使っていた。
スタイラスペンは、スマホやタブレットに文字を書くためのペンのこと。
本家のApple Pencilは20,000円オーバーと高いが、思い切って購入した。
過去には他社製の安いペンを買ったこともあるが、やはり本家の書き味と使い勝手は抜群に良い。
価格はピンきりだが、他社製なら3000〜4000円くらいで品質の良いものを買うこともできる。
ちなみに、以下の画像はAmazonで買った安い価格のスタイラスペンで書いたもの。読書メモを取るには十分な筆致だと思う。

パームリジェクション機能付きがおすすめ

ちなみに、スタイラスペンはパームリジェクション機能が付いているものをおすすめする。
パームリジェクション機能とは、メモを取る時に指などを感知せず、ペン先だけが反応してくれる機能(パーム=手のひら、リジェクション=拒否・拒絶)。
もう少しくわしく説明すると、メモを書くときは右手小指の第一関節あたりがノートに触れることが多い(鉛筆だとここが真っ黒になる)。
紙ならいいが、スマホやタブレット端末だと手に反応して余計な線が描かれてしまう。
パームリジェクション機能があれば手に反応しなくなるので、普通の紙に書く感覚でスマホやタブレットにメモを書けるというわけだ。
※お使いの端末によってはスタイラスペンに非対応の場合があるので、よくご確認を。
ちなみに、値段は上がるが、純正品を買える人は断然Apple Pencilがおすすめ。
マグネットで本体横に収納することで自動的に充電ができるし、書きやすさも段違いに良い。

ペーパーライクフィルムは必須かも…
電子書籍への書き込みは良いことづくめのようにも思えるが、ひとつだけ欠点がある。
それは、画面がツルツルと滑って書きにくいことだ。
紙に書くときは適度に摩擦が起きるので文字がゆっくり丁寧に書ける。
iPad などの画面は表面がツルツルだからペン先が走ってしまい、思ったような字が書けないことがある。
殴り書きでOKという人はいいが、字を丁寧に書きたい人はペーパーライクフィルムを貼ったほうがいい。
ペーパーライクフィルムというのは、その名のとおり”紙のような書き心地”を再現した保護フィルムのこと。
これを貼るだけで、紙に近い書き心地を実現できる。
僕も過去に使っていたが、ペーパーライクフィルムを貼ることで劇的に文字が書きやすくなる。
ただし、画面がざらついた感じになるから、動画やSNSで端末を使うときの視認性が低下するというデメリットも。

電子書籍にメモを書く快感

紙に文字を書くのも好きだが、僕はタブレット端末に文字を書くのにどっぷりハマっていた。
なんというか、紙のメモ書きにはない、独特の心地よさがある。
言葉では表せない、スタイラスペンで文字を書く気持ちよさ。
あと、文字やイラストを間違えてしまっても、ボタンひとつで消すことができるのも便利。
正直、デメリットがないくらい良いことづくめだと思う。
スクショではなく、電子書籍そのものに書き込みたい人は

もう一つ、スクショ以外で直接書き込む方法がある。
それは、ペン付きノート機能が付いた電子書籍を使う方法だ。
この方法は、スマホやタブレットでは実現できない。専用の端末を買う必要がある。
有名どころだと、Kindle Scribe など。
この手の端末は、電子書籍リーダーに加えてノートとしての機能も付いている。
純粋な電子ノートとして使うことはもちろん、いま読んでいる本にメモを書き込むことも可能だ。
僕が使っているのはKindle Scribe Colorsoft 。
直接メモを書き込むと、実物はこんな感じになる。

ページの縦半分のメモスペースに書き込む

ページの余白に文字を書き込む
あくまでもKindle Scribe Colorsoftの場合だが、書き込み方は二通り。
- ・縦半分のメモスペースに書き込む
- ・余白(行間)に書き込む
縦半分のメモスペースに書き込むやり方は、書き込むスペースが小さいから気を使う。
余白(行間)に書き込むと、もともとのレイアウトに無理やりメモをねじこむ形になるから、行が崩れる。見た目があまりよくない。
実際に使ってみた正直な感想としては、全体的にあまり使い勝手が良くない。
そもそも、固定レイアウトにはメモを書き込めないという欠点もある。
そして、リフロー型(文字やレイアウトを変えられるタイプ)でも、書き込みに対応してない書籍が多い。
僕が書き込みをしているのも、基本的に洋書だけだ。
このやり方のデメリットをまとめると、
- ・専用の端末を買わなければいけない(値段も高め)
- ・固定レイアウトには書き込めない
- ・余白に書くとレイアウトが崩れる
- ・カラー対応の端末でないと白黒のみ
- ・リフロー型レイアウトでも、本によっては書き込みに対応してない
以上の理由から、個人的にはあまりKindle Scribe Colorsoftの書き込みメモに魅力を感じていない。
まだまだ発展途上という感じだから、今後の使いやすさ向上に期待している。
僕がKindle Scribe + 読書ノートを併用する理由

前項でふれたように、僕はKindle Scribe Colorsoftの書き込み機能をほとんど使ってない。
そして、純粋なノート機能も使っていない。
そもそも、僕はKindle Scribe Colorsoftを買う前から、ペンとノートの機能は使わない想定だった。
ただ単に、大きな画面で本やマンガを読みたかったにすぎないからだ(それだけの目的で10万円以上の端末を買うのはちょっと馬鹿げてるが)。
では、いまはどのようにしてKindle Scribe Colorsoftで読書を運用しているのか。
具体的にはKindle Scribe Colorsoft+読書ノート(システム手帳)という組み合わせで使っている。
つまり、読書ノートは外部化しており、Kindle Scribe Colorsoftは純粋な電子書籍リーダーとして使っているということだ。
どのような方法で読み、読書ノートをとっているのか?
具体的なステップは以下のとおりだ。
