僕はこれまで数多くのオンライン英会話を使ってきましたが、オンライン英会話はどこも似ているように見えて、意外と個性があります。
英会話を学ぶ目的によっては合う・合わないがあると思うので、しっかり吟味したいところ。
今日はレアジョブとキャンブリーを比較しつつ、僕の経験を交えながらレビューしていきたいと思います。
【結論】レアジョブがおすすめ
最初に結論からお伝えすると、僕はキャンブリーよりもレアジョブがおすすめです。人によって条件が異なるので、あくまでも”個人的には”という話としてご覧ください。
なぜレアジョブがおすすめかというと【講師の質・料金・教材の良さ】というオンライン英会話を継続するうえで不可欠な要素がバランス良く組み込まれているからです。
もちろん、キャンブリーにもいいところはありますが、個人的にはレアジョブのほうが優れている部分が多いと思ってます。
このあとレアジョブとキャンブリーをくわしく比較していきますが、どっちを選べばいいかわからない人は、ひとまずレアジョブを選んでおけば間違いないと思います。無料体験レッスンも受けられるので、まずは試してみてみることをおすすめします。
キャンブリーはこんな人におすすめ
- キャンブリーを選ぶべき人
- ・ネイティブ講師のレッスンを受けたい
- ・スキマ時間で数分だけサクッと英会話がしたい
ネイティブ講師のレッスンが受けたい人は、キャンブリーを選ぶべきです。
そして、「スキマ時間で数分だけサクッと英会話がしたい」という人も、キャンブリーがおすすめです。
レアジョブは1回25分というレッスン時間が決まっていますが、キャンブリーにはその制限がありません。つまり、「スキマ時間に5分間だけ英会話する」みたいなことができます。
キャンブリーには各講師に【会話可能な時間】が掲載されているので、その時間内であれば長くても短くてもOKです。
空いた時間にサクッとレッスンを受けられるので継続しやすいですし、気が向いたときにすぐ講師とつながれるのは大きな魅力です。
一方、「ちゃんと予習をしてみっちり30分間のレッスンを受けたい」という使い方もできるので、その点も心配はいりません。
レアジョブとキャンブリーを比較してみよう
※表は横スクロールできます
レアジョブ | Cambly | |
---|---|---|
1レッスン | 25分〜 | 15〜30分 |
月額料金 | 【日常英会話コース】 月8回 4,620円 毎日25分 6,380円 【ビジネス英会話コース】 毎日25分 10,780円 【中学・高校生コース】※年齢制限なし 毎日25分 10,780円 【あんしんパッケージ】※オプション 月額料金 + 1,078円 ・日本人カウンセラーへの相談 ・レッスンの自動予約が可能 | 【15分×週1回】 3,190円 【15分×週5回】 11,990円 【30分×週3回】 14,390円 【30分×週5回】 20,990円 【30分×週7回】 28,990円 ※長期契約割引あり |
教材数 | 29 | 27 |
カランメソッド | ー | ー |
英語資格対策 | 英検 (中学・高校生コースのみ) | TOEFL IELTS |
講師の国籍 | フィリピン | アメリカ カナダ イギリス オーストラリア等 |
日本人講師 | ● | ー |
講師の勤務体制 | 在宅 / オフィス | 在宅 / オフィス |
講師の評価 | ★5段階評価 | ★5段階評価 |
レッスン録画機能 | ー | ● |
レッスン予約 | ● | ● |
直前予約 | 5分前まで | 即レッスンも可 |
レッスン 可能時間 | 6:00~25:00 | 24時間 |
無料体験 | 2回分 | 1回分 |
公式サイト | レアジョブ英会話 | Cambly(キャンブリー) |
レアジョブとキャンブリーを比較すると、大きく違うところが3つあります。
- レアジョブとキャンブリーの違い
- ・料金
- ・講師の国籍
- ・英語資格対策
まず料金についてはレアジョブのほうが安いです。これは、講師の国籍の違いが影響しています。
レアジョブはフィリピン人講師、キャンブリーはアメリカやイギリスなどのネイティブ講師です。国籍の違いによる講師の賃金差が、オンライン英会話の料金に反映されています。
また、英語の資格対策についても違いがあります。レアジョブは英検(中学・高校生コースのみ※年齢制限なし)ですが、キャンブリーはTOEFLとIELTSに対応しています。
「オンライン英会話で資格や面接対策をしたい!」と考えているのであれば、対応しているオンライン英会話を選ぶ必要があります。
ちなみに、TOEFLやIELTSに対応しているオンライン英会話は意外と少ないので、そういった意味でキャンブリーは貴重な存在です。
【料金】レアジョブのほうが安い
- レアジョブの月額料金(一例)
- ・日常英会話コース 毎日25分
- → 7,980円
- キャンブリーの月額料金(一例)
- ・キャンブリー 30分×週7回
- → 34,790円
レアジョブは「1回25分のレッスンを何回受けるか」によって料金プランが決まっています。
一方、キャンブリーは「1日にレッスンを受けられる時間」が決まっており、1回あたりのレッスン時間に規定はありません。
たとえば、キャンブリーで【30分×週7回】のプランを選んだ場合、30分のレッスンを1日1回受けてもいいですし、10分のレッスン × 3回 みたいな使い方もできます。30分間という上限を使い切るまでは、何回でもレッスンOK。つまり、1回あたりのレッスン時間に明確な決まりがありません。
料金が安いオンライン英会話を選びたい人は、レアジョブの一択です。一方で「ネイティブ講師のレッスンが受けたい」という人はキャンブリーの一択です。
【講師の良さ】レアジョブのほうが安定してる
次は講師の比較です。レアジョブもキャンブリーも優れた講師はたくさん存在します。
しかし、実際にレッスンを受けてみて感じたのは、「レアジョブのほうが講師の良さが安定しているな」ということ。
レアジョブはフィリピン人なのですが、基本的にみんな真面目です。教材通りレッスンやってくれるし、時間もきっちり守ってくれます。
キャンブリーはネイティブ講師なのですが、講師によってかなり差があります。時間にきっちりで教材もしっかり使って丁寧に教えてくれる講師もいれば、お菓子とか飲み物を飲みながらリラックスした感じで教える講師もいます(笑)
「このラフな感じがアメリカっぽくて好き」という人もいると思いますが、たいていの日本人には「なんて態度の悪い講師なんだろう…」と映るかもしれません。
僕としては「講師というより、友達と会話してるつもりでレッスンを受ける」という意識でキャンブリーを使うのがいいのかなと思います。もちろん、そんな怠惰な講師ばかりではないですよ!(笑)あくまでも一部の講師は、という話です。
キャンブリーで良い講師を選ぶコツ
正直、キャンブリーの講師は当たり外れがあるので、選び方のコツを知っておきましょう。
最も簡単な方法は、【スーパー講師】を選ぶというものです。スーパー講師というのは公式サイトで以下のように説明されています。
スーパー講師は、レーティングが 4.9 以上、かつ数多く(何百回)にわたり高い評価を受け取っている講師のみに表示されます。「非常に多くのレッスンを提供し、それでも評価の高い優秀な講師」とご認識いただければと思います。
キャンブリーの講師一覧画面には、その講師の特徴や属性が記載されており、そこに【スーパー講師】と書かれている場合は狙い目。さらに【教員資格】という記載があれば、さらに最高です。
また、スーパー講師でなくても、★5段階評価で4.5以上の講師を選んでおけば大きな失敗はないはず。キャンブリーの講師一覧には、基本的に評価の高い講師が上から順番に並ぶので、上から選んでいけば効率的に講師を見つけられます。
ちなみに、僕は念には念を入れて ★4.8以上の講師を選ぶようにしています。
▶【無料体験】Cambly を試してみる【教材】使いやすさはレアジョブが上
教材の種類(数)はレアジョブもキャンブリーも大きな差はありません。しかし、教材の内容についてはレアジョブのほうが使いやすいと感じました。
キャンブリーの教材はレイアウトやデザインは優れているのですが、内容がすべて英語表記です。日本語訳がありません。そのため英語初心者にはむずかしく、ある程度英語に慣れている人でないと厳しいと思います。
もちろん、英語で書かれた教材を使うことで英語を読む力が鍛えられるのは間違いありませんが、英会話では話す力を鍛えることを優先させるべきだと思うので、他の部分で余計な集中力やリソースを使うべきではないと思います。
レアジョブの教材は日本語表示のON-OFFが切り替えられるので、日本語を参照しながら勉強したいときはONに、完全に英語モードで学習したいときはOFFにできます。
このあたりの融通が効く感じが好きなので、僕はレアジョブのほうが気に入っています。
▶【無料体験】レアジョブを試してみる