僕もそうですが、「英語を話す」ために勉強している人は多いと思います。
しかし、漫然と勉強をするだけではスピーキングの力は身につきません。
どうすれば最短で英語が話せるようになるのか?僕が実践してきた勉強法を紹介します。
最低限の挨拶や質問を最初に覚えてしまう
英語を話せるようになるためには、まず英会話の導入に自信を持つ必要があります。かんたんに言えば、英会話でよく使う挨拶や質問を覚えることです。
英会話ではジャンルを問わず必要になる挨拶や質問があります。これらを身につけてないと、自信を持って英会話に臨めません。挨拶の時点で言葉に詰まっているようでは、先に進めませんから。
さらにいうと、挨拶や雑談によるコミュニケーションで空気を良くしておかないと、会話の相手もあなたに信頼を寄せることはできないでしょう。特にビジネスにおいては相互理解がとても大切です。
ですから、まずは英会話における最低限の挨拶や質問を覚えることが不可欠です。本格的なスピーキングの練習はそのあとでもいいと思います。
具体的に、どんな挨拶や質問を覚えておけばいいのでしょうか?ここでは一例を紹介します。
- 最低限覚えておきたいフレーズ例
- ・Nice to meet you.(はじめまして)
- ・What do you do for a living?(お仕事はなんですか?)
- ・How have you been?(お元気でしたか?)
- ・That sounds good.(それは良いですね)
- ・Could you say that again?(もう一度言っていただけますか?)
- ・Have you heard of it?(それ知ってる?)
これらは英会話の導入部分、あるいは会話の途中で挟み込むのに便利なフレーズです。こういったフレーズを覚えておくと、会話の本筋に入りやすくなりますし、内容の理解もスムーズになります。
ちなみに、こうした基本的なフレーズを覚えるのにおすすめの教材は以下のとおり。
- ・スタディサプリENGLISH(アプリ)
- ・英会話 ペラペラビジネス100(書籍)
話したいジャンル・内容を絞り込む
「英語を話す」といっても、その内容はさまざまです。もちろん、どんなジャンル・内容であっても話せるようになるのが理想ですが、いきなり手広くやろうとしても挫折します。
まずは「自分はどんなジャンル・内容の英語を話せるようになりたいのか?」を自己分析してみましょう。
定番の分け方は日常英会話とビジネス英会話です。この分け方も悪くはないですが、できればもう少し踏み込んで細分化していったほうが、実践でも役に立つし、勉強してて飽きにくいです。
たとえばビジネス英会話を例にとってみましょう。ビジネスといってもその幅は広いですよね。営業や商談で使う英語なのか、マーケティングで使う英語なのかによって、覚えるべき単語やフレーズは異なります。
もちろん、ビジネスで広く使われる普遍的なフレーズの習得は不可欠ですが、最初の段階から「自分はこういう英語を話せるようになりたい」とイメージしておくことは大切です。それがないと、現場で使える英語は身につかないし、途中で勉強がイヤになって挫折しやすくなります。
理想のイメージを強く持つのは、まだ英語を使った仕事(あるいは環境)にいない人にこそ必要です。なぜなら、すでに英語を使って仕事をしている人は緊急性があるのでモチベーションが高くなるから。いますぐ身につけないと仕事に影響が出るという状況なら、誰しも頑張れますよね。
以上を踏まえてまとめると、英語を話す勉強を本格化するまえに、まずは自分が話せるようになりたいジャンルや内容を絞り込むことが必要です。
口頭での英作文をひたすら反復する
最短で英語を話すためには、口頭英作文が有効です。口頭英作文とは、日本語の文を瞬時に英文に訳すこと。瞬間英作文と呼ばれることもあります。
僕たち日本人は、英語を話すときに【日本語で言いたいことを思い浮かべる→それをもとに英語を組み立てる】という作業を頭のなかでおこなっています。
つまり、日本語→英語という変換作業のスピードを上げることができれば、英語を話すスピードも上がるということなのです。口頭英作文を続けると、最終的に日本語の介在がほぼない(反射的に英語が出てくる)状態にまで持っていくことができます。
それを実現させるためには、まさしく口頭英作文が役に立つのです。
ちなみに、英作文=ノートに書くというイメージが強いですが、書く必要はありません。というより、書かないほうが良いと思います。なぜなら書くと時間がかかるので量をこなせないからです。
口頭英作文はとにかく大量の英文を反復して何度も声に出しながら行うのが効果的です。
口頭英作文ができる教材はたくさん出ていますが、おすすめは以下の教材です。
- 口頭英作文におすすめの教材
- ・『NOBU式トレーニング』(書籍)
- ・「動詞の型」で話す! 語順マスター英作文(書籍)
- ・スタディサプリENGLISH(アプリ)
音読とシャドーイングを取り入れる
英会話は話すだけでなく、聞く力も求められます。言うまでもなく、相手の話を聞いて会話のキャッチボールができないと英会話は成立しません。
英語を話すだけであれば口頭英作文が効果的ですが、リスニングまで総合的に鍛えたいのであれば音読とシャドーイングのトレーニングを取り入れましょう。
音読をすることで英語の発音練習ができるので、自分の話す英語がより磨かれます。
シャドーイングは、テキストを見ずに聞こえてきた英文に少し遅れてついていくトレーニングです。こちらは発音のみならずリスニングにも効果絶大です。なぜなら、聴き取れない音は発音ができないから。
音読とシャドーイングは英語力を総合的に上げることができるトレーニングなので、先ほど紹介した口頭英作文と組み合わせることで無敵の英語勉強法が完成します。
オンライン英会話を習慣化する
身も蓋もない話ですが、英語は結局のところ英会話で実践しなければ身につきません。どんなに口頭英作文をやっても、それを反射的に出すようにするためには、実践が不可欠です。
教材での勉強は、言ってみれば決まった内容をひたすら反復するだけです。しかし、実際の英会話ではどんな内容の会話がおこなわれるかわかりません。つまり、その場で即座にレスポンスを返さないといけないわけです。
ですから、真の意味で英語を話せるようになるためには、英会話レッスンが欠かせません。
幸いなことに、オンライン英会話を使えば自宅にいながら低コスト(1レッスン300円程度)でレッスンを受けることができます。
ただし、ただ闇雲にオンライン英会話を受けても英語を話せるようにはなりません。僕もかつてはロールプレイングだけやって満足していたのですが、一向に英語を話せるようにはなりませんでした。
僕が英語を話せるようになったのは、レッスン前の予習で「今日はコレを言ってみる」という内容を英作文して(カンペを作って)レッスンに臨んでいたからです。
英会話レッスンでは何らかの教材を使いますが、その中で質問文がほぼ確実にあります。その質問に対して、自分なりに英作文しておくわけです。そうすると、実践で使えた!という自信がつきます。
主要なオンライン英会話は以下のとおり。個人的におすすめなのは QQ English です。
※表は横スクロールできます
1レッスン | 25分 (教材によっては50分) | 5分/10分/15分/20分/25分 ※今すぐレッスンの場合 | 25分〜 | 25分 | 25分 | 15分 / 30分 / 60分 | 25分 ※幼児プランは15分 | 10分 or 25分 |
無料体験 | 2回分 | 7日間 | 2回分 | 2回分 | 1回分 | 1回分 | 10日間 ※幼児プランは2レッスン無料 ※回数プランは1レッスン無料 | 8日間 |
月額料金 | 【月4回プラン】 2,980円 【月8回プラン】 4,980円 【月16回プラン】 7,980円 【月30回プラン】 11,980円 | 【ライトプラン】 5,450円 【プレミアムプラン】 7,480円 ※1年間継続で毎月1,000円OFF 【ファミリープラン】 家族1人につき 1,980円 【ネイティブ受け放題オプション】 9,800円 | 【日常英会話コース】 月8回 4,980円 毎日25分 7,980円 毎日50分 12,980円 毎日100分 21,480円 【ビジネス英会話コース】 毎日25分 12,980円 【中学・高校生コース】※年齢制限なし 毎日25分 12,980円 | 【スタンダードプラン】 毎月8レッスン 4,880円 毎日1レッスン 6,980円 毎日2レッスン 11,980円 毎日4レッスン 19,980円 【ネイティブプラン】 毎月8レッスン 12,980円 毎日1レッスン 19,880円 毎日2レッスン 38,980円 毎日4レッスン 72,980円 | 初月50%OFF※ 【毎日25分プラン】 13,200円 → 6,600円 【毎日50分プラン】 19,800円 → 9,900円 【毎日75分プラン】 29,700円 → 14,850 円 【毎日100分プラン】 39,600円 → 19,800円 ※無料会員登録後3日以内に 有料プランに加入した人が対象 | 【30分 / 週】 7,190円 【1時間 / 週】 12,790円 【1.5時間 / 週】 19,190円 【2.5時間 / 週】 27,790円 【5時間 / 週】 53,490円 | 【スタンダードプラン】 毎日1レッスン 6,380円 【ウィークデイプラン】 平日9時-16時1レッスン 4,840円 【幼児プラン】 月8レッスン 7,260円 【回数プラン】 月2回 1,210円 月4回 2,420円 月8回 4,840円 | 【スタンダード】 7,150円 【スタンダードDAYS】 4,950円 【プレミアム】 10,780円 【プレミアムDAYS】 8,800円 ※DAYSは全日16:00までの限定プラン |
支払い方法 | ・クレジットカード ・PayPal | ・クレジットカード ・PayPal | ・クレジットカード | ・クレジットカード ・DMMポイント (銀行振込、コンビニ払い、電子マネー等) | ・クレジットカード ・PayPal | ・クレジットカード | ・クレジットカード | ・クレジットカード ・店頭決済(現金) |
教材数 | 非公表 | 18,000以上 | 5,000以上 | 13,000以上 | 1,200以上 | 400以上 | ー | ー |
カランメソッド | ● | ● | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
英語資格対策 | TOEIC 英検 IELTS | TOEIC 英検 | 英検 (中学・高校生コースのみ) | TOEIC 英検 TOEFL IELTS | ー | TOEFL IELTS | 英検 GTEC | 英検 TOEIC |
講師の国籍 | フィリピン ※全員がTESOL資格保有 | 120カ国以上 | フィリピン アメリカ、イギリスなど | 134カ国以上 | フィリピン ※講師全員がビジネス経験者 | アメリカ カナダ イギリス オーストラリア等 | フィリピン | フィリピン |
日本人講師 | カウンセリングのみ | ● | ● | ● | ー | ー | ー | ー |
講師の勤務体制 | オフィス | 在宅 / オフィス | 在宅 / オフィス | 在宅 | 在宅 / オフィス | 在宅 / オフィス | 在宅 / オフィス | 在宅 / オフィス |
講師の評価 | ★5段階評価 | ★5段階評価 | ★5段階評価 | ★5段階評価 | ー | ★5段階評価 | ★5段階評価 | ー |
レッスン録画機能 | ● | 録音のみ | 録音のみ | 録音のみ | ● | ● | ー | ー |
レッスン予約 | ● | ● 要追加料金 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
直前予約 | 15分前まで | 即レッスンも可 | 5分前まで | 15分前まで | 5分前まで | 即レッスンも可 | 15分前まで | 30分前まで |
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