英会話をやっていると「言葉が出てこない」があります。 頭が真っ白になってしまうパターンもあれば、 冷静に「英語表現がわからない」というケースもあります。
いずれの場合にも共通して言える事は「英語を話すための反復練習が足りない」ということです。
今回は、英会話で言葉が出てこないときの対策法ついてくわしく解説していきます。
なぜ、言葉が出てこないのか?
- 英語が出てこない3つの原因
- ・ 外国人と話すことに慣れていない(緊張)
- ・文法や単語の勉強が足りない
- ・知っている英語が使える英語になってない
外国人と話すことに慣れていない(緊張)
そもそも、外国人と話す回数(場数)が少ないのが 原因の場合もあります。
ほとんどの人が経験している事ですが、最初は誰しも英会話に緊張するものです。緊張すると、本来自分が持っている能力(パフォーマンス)を発揮できません。
その結果「本当は英語を話すだけの知識はあるのに、英語が出てこない」という状態に陥ります。
これを解消するにはとにかく英会話に慣れていくしかありません。そのためには、オンライン英会話を活用してアウトプットの機会を 増やしていくことが不可欠です。
幸いなことに、オンライン英会話ならレッスン単価も低く、安い費用で英会話レッスンを受けることができます。
文法や単語の勉強が足りない
文法や単語の知識がないせいで英会話中に言葉が出てこないという場合もあります。
「勉強は不要。ブロークンイングリッシュでも何とかなる」という人が一定数いるのは確かですが、個人的には、最低限の文法と単語を勉強してから英会話やるべきだと思っています。
ただ、文法や単語の勉強が足りてないのであれば、単純に勉強量を増やせばいいので、そこまで解決策は難しくありません。
使うべき教材や単語帳も決まっているので、それを淡々とやれば英会話の下地もできるようになります。
知っている英語が使える英語になってない
英単語や英文法勉強しても、英会話で言葉が出てこない事はあります。 それは知っている英語が使える英語になっていないことが原因です。
頭では理解していても、それを実際に英会話で実践できるかどうかは別問題。「勉強しているのに、英会話ができない」という人は、 使える英語の勉強が足りてないかもしれません。
具体的な勉強法や教材は後で紹介しますが「 英語が話せるようになりたい」という目標があるのであれば、口頭英作文を中心に取り組むと言葉に詰まることもなくなるはずです。
言葉が出てこないときの対処法
どんなに対策をしても、会話中に言葉が出てこない事は起こり得るものです。 では、実際に英語を話すときに言葉につまってしまった場合、どうすれば良いのでしょうか?
結論としては「言いたい表現がわからないことを素直に伝える」のがベストです。
言葉が出てこない状態で沈黙になってしまうのは最も避けるべきなので、わからないときは素直に相手に頼ってしまうのがいいでしょう。
相手に頼るというのは、要するに「こういう表現がしたいけど、わからない」「言葉が出てこない」と伝えることです。
わからないことを聞くための英語表現はいろいろあります。
- 言葉が出てこないときに役立つ英語表現
- ・What does ◯◯ mean?(◯◯はどういう意味ですか?)
- ・How do I say this…(これはなんと言えばいいんだろう…)
- ・I can’t come up with anything. (何も思いつかない)
- ・I don’t know what to say. (なんと言えばいいかわからない)
人によっては、仕事や学校などで今すぐに英会話をしなければいけない場合もあると思います。 そういう人は、ひとまず「使える英語表現」だけ身に付けておけば、 万が一英語が出てこなくても何とか対処できるはずです。
わからないことを素直に相手に伝えれば、それを受け取った相手は「 こういう風に言えばいいよ」などとアドバイスをくれるかもしれません。
言葉が詰まってたとしても、相手に尋ねることでコミュニケーションが中断する心配もありません。
TPO(特にビジネスの場)には要注意
ただし、ビジネスの場で「わからない」「言い方を教えてほしい」と連発するのは避けるべきです。
冷静に考えてもらえばわかると思いますが、知識や理解があいまいな人とビジネスはしたくないですよね。あまりに連発すると、相手から信用を失う可能性があります。
相手に良い方を尋ねたり表現を教えてもらうという事は、少なからず相手に負担をかける行為です。 そのため、ビジネスの場などでそういった表現を連発するのは避けましょう。
スラスラと英会話ができるようになる勉強法
英会話で語が出てこない人におすすめの勉強法は、ずばり「口頭英作文」です。
口頭英作文では、日本語から英語に変換する練習を行います。『瞬間英作文』などの書籍を使うことで、 効率的に学習ができます。
左のページに日本語、右のページに英語が書かれているので、 ひたすら英作文をしていきます。
口頭英作文を 続けることで、反射的に英語が出てくる体を作ることができます。そのため、英会話で言葉が出てこない人にとってはぴったりのトレーニングです。
僕も英作文を学習のメインに据えていますが、以前よりも明らかに英語が口から出てきやすくなりました。
しばらくは英作文で練習を積んでいき、 オンライン英会話を活用してアウトプットしていくのがいいと思います。