英語学習は今や多くの人にとって必須のスキルであり、そのためにさまざまな英語教材が出版されています。
しかし、英語学習が一段落したり、教材が不要になった場合、どのように売却すればいいのでしょうか?
この記事では、英語教材の買取を行っているブックオフに注目し、そのデメリットやブックオフ以外の買取方法、おすすめのネット業者について解説します。
英語教材は中古でも需要が高い
英語教材には書籍やCDなどがあり、幅広い種類のものが出版されています。
教材は子供から大人まで幅広い年齢層向けに提供されているので、自分の英語レベルにあった教材を選ぶことで勉強を効率化できます。
英語教材にはさまざまな価格帯のものがありますが、英語学習の需要も高いため市場ではよく取引されています。
ただし、一部の教材は売りにくい場合もあります。
たとえば、個人認証が必要な教材や違法コピーの教材、ビデオテープやカセットテープ、8cmシングルCDやレコードなどは買い取ってもらえないことがあります。
とはいえ、中古の英語教材には一定の需要があり、中古市場でも取引されているので、使わなくなった教材でも高値で買い取ってもらえる可能性があります。
使わなくなった英語教材を売却する場合、ブックオフの店舗よりもオンラインの業者かフリマアプリがおすすめです(ブックオフはオンラインでも売却できます)。
オンライン業者なら、大量の重い教材の処分も迅速に行えるため便利です。自分で重い本を何冊もお店に運ぶ必要がないので、女性や年配の方にもおすすめ。
ただし、オンライン業者や大手チェーン店は、オークションサイトやフリマアプリよりも買取額が低くなることが多いです。
ブックオフでの英語教材買取のデメリット
本を売る=ブックオフと連想する人も多いと思いますし、僕自身もこれまで何冊もの英語教材をブックオフで売却してきました。
じつをいうと、ブックオフの英語教材買取にはいくつかのデメリットが存在します。
1. 買取価格が安くなる場合が多い
ブックオフでは、英語教材の買取価格が非常に低くなることがあります。
そもそも、ブックオフは本の目利きができない(専門知識がない)アルバイトでも本の買取ができるよう、本の査定方法がマニュアル化されています。
つまり、本を個別に細かく評価して買取額を決めているわけではないので、本やDVDの買取価格が低く設定されているのです。
僕自身も過去にブックオフで20冊ほどの教材やテキストを持ち込んだことがありましたが、わずか1000円でしか売れませんでした。
2. 高い運営コスト
ブックオフは日本での知名度を高めるため、毎年何十億円もの広告費を費やしています。
また、ブックオフは駅や大型施設に店舗を構えているため、土地やテナント代にも多額の費用がかかります。
さらに、多くのスタッフを抱えているため、運営コストも高くなっています。
これらの要因により、本の買取価格はどうしても低く抑えざるを得ないのです。
3. ニーズの欠如
ブックオフで特に需要が高いのは文庫本などの小説や実用書です。ブックオフにおける英語教材の需要はあまり高くないため、高額な買取価格になることは少ないです。
実際、ブックオフの売り場を見てみるとわかりますが、英語教材の売り場面積は大きくありません。
また、刊行年が古くなればなるほど買取額も低くなっていきます。
これは一般的な書籍にもいえることですが、英語教材についてはより傾向として強くなります。
4. 書き込みやマーカーが引いてる本は売れない
英語教材に書き込みをしたり、マーカーを引いたりする人は多いと思いますが、それらの本はブックオフでは買い取ってもらえません。
言うまでもなく、書き込みなどがある本を購入しようとする人は圧倒的に少ないからです。
もし書き込みがある本を売りたいなら、このあと紹介するメルカリなどのフリマアプリをおすすめします。
フリマアプリなら、商品説明で書き込みがある旨を記載し、販売価格を低めに設定すれば十分に売れる可能性があります。
ブックオフ以外で本を売るならどこがいい?
「自宅の近くにブックオフがある」「ネット買取ではなく、店舗に持ち込みたい」といった事情があればブックオフでも全然OKです。
ただ、実際にブックオフで英語教材を売却してきた僕の経験から言わせてもらうと、ブックオフ以外の方法で手放したほうが良いと思います。
1. ネットの買取業者
ネット上には、専門的な英語教材買取業者が存在します。
これらの業者は、一般の古本屋やブックオフよりも高い価格で買い取ってくれることがあります。
ネット上なので、簡単に見積もりを出すことができ、宅配による買取も可能です。
買取額についてはこのあと紹介するフリマアプリのほうが高いですが、ネット買取はダンボールにまとめて梱包するだけでOKなので、手間がかかりません。
2. メルカリなどのフリマアプリ
メルカリやラクマなどのフリマアプリに英語教材を出品する方法が、個人的には1番おすすめです。
フリマアプリでは、販売手数料や手続き費用がかかる場合がありますが、それを差し引いても買取業者より高い価格で買い取ってもらえることが多いです。
自分で出品することで、査定や振込の手間を省くこともできます。
出品や梱包・発送などの作業が苦にならない人にとっては最善の売却方法です。
ちなみに、僕は英語教材を売るときはメルカリを使っています。
3. 古本屋や古書店
英語教材を古本屋や古書店に持ち込むこともできます。
ただし、個人経営の古本屋では買取価格が低くなる場合が多いです。
特に英語教材は需要が少ないため、安い価格で買い取られることもあります。
ただし、個人経営の古本屋では他では見つけられないようなマニアックな本やアンティークな本が高値で売れることもありますので、探してみる価値はあります。
ちなみに、絶版になっている名著(英語教材)が高額で取引されている例は意外と多いです。
もし、刊行年の古い本を大量に持っていて「これって意外と高値で売れるかも?」と感じたら、ひとまずAmazonでその教材を探してみてください。
Amazonで高値(プレミア価格)で売られている場合、買取額も高くなる傾向があります。
Amazonでの価格を参考にして、フリマアプリに出品してみましょう(ブックオフではそういう希少性は無視されて、安値で買取されることがほとんどです)。
おすすめのネット業者と英語教材
ネット業者は他の買取業者よりも高い価格で英語教材を買い取ってくれます。
また、ネット業者には他社にはない様々なサービスがあります。
専門書アカデミー
「専門書アカデミー」は教育系の本やDVDを扱う専門業者です。
この業者は他の古本屋やネット買取業者よりも英語教材を高く買い取ってくれることで知られています。
さらに、「専門書アカデミー」では英語教材の処分をスムーズに行うための特典として、「自動集荷」と「段ボール無料配布」サービスを提供しています。
また、多少の汚れや傷、書き込みがあっても手厚い査定をしてくれる点も魅力的です。
テキストポン
「テキストポン」は、「専門書アカデミー」に次いでおすすめのネット買取業者です。
この業者も他の買取業者よりも高い価格で英語教材を買い取ってくれます。
また、簡単に買取申し込みができる点も魅力的です。
さらに、「自動集荷」と「査定だけでも無料」といった特典があります。
また、24時間いつでも買取申し込みが可能で、忙しい人でも手軽に利用することができます。
これらのネット業者は、英語教材を高価買取してくれるだけでなく、重くてたくさんある教材の処分をスムーズに行うことができます。
また、運営コストを削減することで他社よりも高い価格で本を買い取っています。
個人的なイチオシはフリマアプリ
ブックオフでの英語教材買取にはいくつかのデメリットがあります。
買取価格が低くなる場合が多く、店舗の運営コストが買取額に不利にはたらいています。
さらに、ブックオフにおいては英語教材のニーズがそこまで高くありません。
ブックオフ以外の買取方法としては、ネットの買取業者やオンラインマーケットプレイス、古本屋や古書店を利用することが挙げられます。
これらの方法を組み合わせることで、より高い価格で英語教材を売ることができるはずです。
特におすすめなのは、フリマアプリを使って売る方法です。たしかに出品や梱包の手間はありますが、ブックオフやネット買取業者に売るよりも高い金額で売却できます。
「大量の教材があって出品が大変すぎる」という人は、まとめ売りで販売するのもアリです。1冊あたりの単価は下がりますが、ダンボールにまとめて梱包できるので、出品や発送の手間も省略できます。