こんにちは、あゆむです。
put together と assembleはどちらも「組み立てる」という意味があります。
気になるのはそれぞれのニュアンスと「どんなときに使うのか?」ですよね。
put together と assembleの違いについて深掘りしていきます!
put together と assemble は同じニュアンス?
put together は assemble よりも口語表現として使われることが多いようです。
ただ、人によっては「put together も assemble もほとんど同じ意味」と捉ええる場合があります。
こちらの記事では「アメリカ・カナダ・フィリピン・イギリスなどのネイティブにput together も assembleの違いを聞いてみた」という内容が紹介されています。
比較されているのは、以下の文。どちらも「これらのパーツを組み立てます」という意味です。
1) I’ll put these pieces together.
2) I’ll assemble these pieces.
各ネイティブの回答をまとめると、こんな感じになります。
- ▫ アメリカ人 → 2が正しい
- ▫ カナダ人 → どちらも問題ない
- ▫ フィリピン人 → どちらも問題ないが、put together のほうが理解しやすい
- ▫ イギリス人 → 1は無目的、2は目的があるように感じる
こうしてみると、正直なところ put together も assemble も明確な違いはないと考えたほうがいいのかもしれません。
ここまで解釈が異なるとなると、国によって感じ方が異なるというよりは、人によって感じるニュアンスが違うと考えたほうが自然だからです。
どっちを使うべきか悩んだり、怯えたりして英語がうまく話せないようでは本末転倒ですよね。
「自分はこっちで覚える!」と決め打ちして、英語を発信するときは自分の使いやすいほう(覚えやすいほう)を使ったほうが良さそう!
覚えやすいのは put together?
両方覚えるに越したことはないですが、少しでも効率的に労力をかけずに英語を習得したいところ。
聴き取りや読み取りは両方知らないとダメですが、話したり書いたりするときはput together か assembleのどちらかが使えればOKです。
で、肝心なのはどっちが覚えやすいか?ということ。
もちろん人によるのですが、一般的には put together のほうが覚えやすい気がします。together という単語のおかげで「一緒に(ひとつに)まとめるんだな」というニュアンスを記憶しやすいからです。
ただ、コンピュータやプログラミングの知識がある人で「アセンブリ」という名称を知っているのであれば、assemble という単語のほうが覚えやすそう。
なにかしらの”記憶のフック”を意識して覚えるのが忘れないコツです!
TOEICでは put together も assemble も頻出です
余談ですが put together と assemble は両方ともTOEICの試験で出題されます。
assemble という単語は「工場でパーツを組み立てる」といった文脈で出ることが多いので、覚えておいて損はありません。
一方のput together については、パーツの組み立てだけでなく「チームをまとめる」というニュアンスで出題されることもあります。
たとえば、TOEIC公式問題集9では以下のような英文が出題されています。
I spent a lot time putting together my advertising team.
私は自分の広告チームをまとめるのに膨大な時間を費やしました。
※spend 〜 doing = 〜を…するのに費やす
put together も assemble も人やモノの両方に使われる事がある単語です。
そのため「組み立てる」という訳で覚えるよりも、イメージやニュアンスで覚えておくべき。
put together と assemble は【複数の人やモノを1つにまとめる】というイメージで覚えておいたほうが記憶に残りやすい気がします!