こんにちは、あゆむです。
英語教材は数がありすぎるので、最初のうちは一体どれを使えばいいのかわからないと思います。
僕はこれまで40冊以上の本、10以上の英語アプリを使ってきましたが、「心の底からおすすめできる本やアプリ」というのは意外と少ないです。
失敗を通して学んだ、英語教材の正しい選び方についてくわしく解説していきます!
英語レベルや目的に合わせて教材を選ぶ
他の記事でも何度か述べていますが、英語教材を選ぶまえに、必ず英語を勉強する目的を決めてください。そして、自分の英語レベルに合った教材を選ぶことが不可欠です。
目的が決まっていれば、その目的に最も効果のある教材を選べるので、最短ルートで目的を達成することができます。
反対に、目的が曖昧なまま英語教材を選んでしまうと、アレコレと色んな教材に手を出すハメになり、効果もないしお金もムダに使うことになってしまいます。
目的やレベルが合ってない教材というのは、たとえばこういうことです。
- ・仕事で英語を使うのに、日常英会話を広く学ぼうとする
- ・英文法の理解が不十分なのに、ライティング(英作文)の本を買う
- ・TOEICを受けるのに、一般的な英単語帳を使っている
上記はあくまでも一例ですが、「自分の英語レベルと英語を学ぶ目的に合わせて教材を使う」というのが、英語力UPの最短ルートです。
最短で最効率、なおかつ最安で英語教材を選びたいのであれば、まずは自分の英語レベルを客観的に捉え、英語を目的をしっかり決めることから始めましょう。
英文法と英単語帳は各1冊やればOK
英語の教材を選ぶうえで、まず最初に取り掛かるべきは英文法と英単語帳です。
「英文法はやらなくていい」という意見もありますが、そういう声は一切無視して良いです。
英文法と英単語の勉強に苦手意識を持つ人は多いと思いますが、僕が思うに「最初にやっておくと、後でめちゃくちゃラクできる」というメリットがあります。
…と偉そうなことを言ってますが、じつをいうと、僕は英文法と英単語の勉強を省略して、いきなり英語音読の教材を始めてしまった過去があります…。
英文法や単語を知らない状態だと、わからないことが出てくるたびに教材を中断して辞書やネットで調べるハメになります。これがなかなかのストレスでして…。
教材とネットの海を言ったり来たりしてると、だんだん嫌気が差してくるんですよね。
その結果「これって、英文法と単語をちゃんと勉強したほうが早いのでは?」と思いなおし、教材でイチから勉強しました。
英文法と英単語の勉強を終えて、再度音読にチャレンジしてみると、読むスピードや理解力が圧倒的に改善されていたんですね。
スラスラ読める感覚が味わえたのは、完全に文法と英単語をやったおかげ。
この経験があるので、皆さんにもぜひ英文法と英単語は最初に終わらせてほしいと思います。最初に身につけてしまえば、一生使えるスキルです。
ちなみに、英文法も英単語もアレコレ教材には手を出さず、決めたものを2〜3周すればOK。
おすすめは以下の3冊です。『Evergreen』は参考書として補助的に使います。
- 英単語 … 『DUO 3.0』
- 英文法 … 『スクランブル英文法』+『Evergreen』
ただ、人によっては「本を使って英文法を勉強するのが苦手すぎる…」という場合もあると思います。
本が苦手であれば、アプリを使いましょう。僕はスタディサプリENGLISHでも勉強してきましたが、中学英文法から丁寧に教えてくれるので非常にわかりやすいですよ。
スタディサプリENGLISHは”勉強感が薄い”ので、英文法や単語も抵抗感なく学べるはず!
1つのスキルに特化した教材を選ぶべき?
英語の教材というのは、1つのスキルに特化したものと、まんべんなく学べるものの2種類に大別できます。
1つのスキルに特化したものというのは、たとえばリスニングやスピーキングをメインに扱っている教材です。
たとえば「自分はリスニングが苦手だから、リスニングを集中的に学べる教材を選びたい」という場合、書名(またはアプリ名)に「リスニング」という文字が入っている教材を選べば、おおむねリスニングに特化した勉強ができます。
どの程度まで英語レベルを上げたいのかは人それぞれですが、たとえば英語の4技能(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)をすべて伸ばしたいのであれば、単純計算で教材(あるいはアプリ)を4冊買う必要があります。
4冊買えば、各スキルを深く学べるので、より進化させることはできるでしょう。
しかし、4冊買うというのはお金もかかるし、そのぶん色んな本に手を出す必要があるので集中力も散漫になりがちです(本を切り替えるのも地味に面倒)。
僕の個人的なおすすめとしては、1つのスキルに特化した教材を選ぶよりも、色んなスキルを複合的に学べる教材を選んだほうが良いと思います。
なるべく少ない教材で広い範囲の英語スキルを身につけられるほうがコスパもいいし、集中力もキープしやすいということです。
【音読+口頭英作文】で全方位的に学ぶ
「なるべく少ない教材に絞る」。それを踏まえて、なにを選べばいいか?
それはズバリ、【音読+口頭英作文】です。この2つをやるための英語教材を選んでいけば、非常に効率的に英語を学ぶことができます。
もちろん、厳密には足りない部分も多少はありますが、最も効率的で最もコスパの良い勉強法は間違いなく【音読+口頭英作文】だと僕は思っています。
というわけで、英語教材の選び方は【音読+口頭英作文】をやるための教材を選んでいくのがおすすめです。
音読をやれば、最速で英語力UPできる
まず音読についてですが、音読をすることによってリーディング(読む力)とリスニング(聞く力)を強化することができます。音読に加えてシャドーイングにも取り組めれば最高です。
音読は口も耳もフルで使うので、ただ黙読するだけの勉強と比べて時間対効果が抜群に高いんですよね。
僕は基本的にどんな英語教材でも必ず音読をするようにしています。単語帳の場合、例文を絶対に音読するし、TOEICの問題集でも解いたあとに必ず問題文を音読します。
これを続けたおかげでTOEICスコアも上がりました。
正直、どんな教材でも音読はできますが、「音読しやすい教材」というのがあるのもたしかです。
- 音読におすすめの教材
- ・『英会話ぜったい音読』(初心者におすすめ)
- ・速聴速読英単語 Core1900(中級者〜上級者)
- ・「CNN ENGLISH EXPRESS」(月刊誌、楽しいけど難易度高め)
音読は、1つの文章を最低でも5回。がんばれる人は20回30回と何度も繰り返し読むのがおすすめです!
日本語→英語で話す力・書く力を身につける
口頭英作文というのは、日本語→英語を瞬時に作るトレーニングです。
瞬間英作文とも呼ばれます。これによって、スピーキング(話す力)とライティング(書く力)を身につけることができます。
正直、最初はかなり凹むと思います。特に初心者の人は。僕は初めて瞬間英作文をやったときに「こんなにもできないか…」と心が折れそうになりました。
でも、めげずにコツコツ続けたあとにオンライン英会話に挑戦したら、「明らかに英語が口から出るようになってる!」という体験を味わいました。
当たり前の話ですが、英語学習は負荷がキツかったり、しんどいと感じるほうが効果は出やすいです(レベルがキツいのとは別物なので要注意)。それがまさに、口頭英作文だと思います。
ちなみに、口頭英作文におすすめの教材は以下のとおり。
- 口頭英作文におすすめの教材
- ・『NOBU式トレーニング』(やさしい中学英語レベル)
- ・『+足すだけ英会話トレーニング』(難易度高め)
こんな人は英語教材に「アプリ」を選ぶべき
英語教材選びで悩むのが、アプリにするか。それとも本・雑誌にするべきかです。
僕はどちらも使ってきましたが、それぞれ良いところ&良くないところがあるので一長一短です。
- こんな人にはアプリがおすすめ
- ・いわゆる”座学”が苦手な人
- ・外出先など、スキマ時間を中心に勉強したい人
1つずつ、深掘りしていきます。
いわゆる”座学”が苦手な人
勉強が苦手な人にとって、デスクに座って本で勉強するのはかなり苦痛だと思います。
座学が苦手な人は、アプリを英語教材として選んだほうが挫折が少ないはずです。
僕もその日の気分によって「今日はちょっとやる気が起きないな…」というメンタルになることがあります。
その場合、本では勉強せずにスマホでアプリを開いて勉強する事が多いです。
あまり褒められたものではないですが、リクライニングチェアで横になりながら勉強することもあるし、果てはベッドで寝ながらやることも…。
外出先など、スキマ時間を中心に勉強したい人
アプリならスマホさえあれば勉強ができるので、自分の好きな場所で英語学習ができます。
電車で移動中でもできますし、カフェや公園でも。さらには、コンビニのレジ待ちで少しだけやるなんて使い方もあります。
本だとこうはいきませんが、スマホのアプリなら余裕です。
スキマ時間の積み重ねが、英語学習の習慣化につながります!
こんな人は英語教材に「本」を選ぶべき
- こんな人には本がおすすめ
- ・人気の本や、定番書で勉強したい人
- ・デスクに座ってじっくり学びたい人
- ・目が疲れやすい人(本のほうが目にやさしい)
もちろん、アプリと本を併用するのもおすすめです。というより、両方使って組み合わせたほうが効率的な勉強ができます。
僕の場合、メインの英語学習は本です。デスクに音読と英作文の教材を常に用意してあり、すぐに勉強が始められるようにしています。
電車移動、毎日の散歩、入浴中などはアプリを使ってます。英単語のアプリを音声だけ流しっぱなしにして、ひたすら耳でインプット。これはアプリにしかできない使い方です。
人それぞれ生活スタイルが違うので、決め打ちでコレ!とは言えないのですが、おそらく大半の人にとって【アプリ+本】の組み合わせがベストな選択になるのではないでしょうか。
状況やライフスタイルに合わせて使い分けるようにしてます。
コスパの良いアプリを選ぼう
次はアプリの選び方を見ていきましょう。
さきほど説明したとおり、僕はスキル1点集中型の教材よりも、1つの教材で広範囲に学べるほうが効率的でコスパが良いので好きです。
では、実際にどんな教材を選べばいいのでしょうか?ここでは具体例を上げながら、オススメ教材を紹介していきます。
結論からいうと、アプリはスタディサプリENGLISHの一択です。
有料アプリではありますが、その完成度と効果の高さを考えると、お金を出す価値は大いにあると思っています。
コース名 | 新日常英会話 | ビジネス英語 | TOEIC対策 |
目的 | 旅行英会話 おもてなし英会話 | 仕事で使う英語全般 | TOEIC L&R スコアアップ |
1週間無料お試し | ◯ | ◯ | ◯ |
入会金 | 0円 | 0円 | 0円 |
ベーシックプラン | 月額:2,178円 6ヶ月パック:実質月額 1,958円 12ヶ月パック:実質月額 1,738円 | 月額:3,278円 6ヶ月パック:実質月額 3,058円 12ヶ月パック:実質月額 2,728円 | 月額:3,278円 6ヶ月パック:実質月額 3,058円 12ヶ月パック:実質月額 2,728円 |
英会話セットプラン (ネイティブキャンプ) | 月額:6,028円 6ヶ月パック:月あたり5,478円 | 月額:7,128円 6ヶ月パック:月あたり6,578円 | ー |
パーソナル コーチプラン | ー | ー | 3ヶ月プログラム:74,800円 6ヶ月プログラム:107,800円 |
講師の解説動画 | ◯ スティーブン・ソレイシィ先生 | ◯ Matt先生 | ◯ 関正生先生 |
公式サイト | ▶【無料】スタサプのビジネス英語を試してみる |
スタディサプリENGLISHが他のアプリと決定的に違うところは「有名講師による動画講義が観られる」「英作文やシャドーイングができる」というところです。
ただ単にアプリで音声を聞いたり問題を解いて入力するだけではないので、能動的に飽きずに英語の勉強が継続できます。
さらに、基礎英文法や基礎英単語を学べる講座も自由に使えるので、いわばオールインワンなアプリです。
僕は新日常英会話コースとTOEIC対策コースに課金しました。おかげで英会話は格段にラクになったし、TOEICスコアにいたっては830点まで到達。
スタディサプリENGLISHはマジでおすすめなので、教材選びで迷っている人はぜひ一度使ってみてください(7日間無料で、解約もかんたんなので安心です)。
- 10秒でわかる!スタサプENGLISH
- ① 速攻で日常会話や旅行会話を覚えたいなら → 新日常英会話コース
- ② スグに仕事の現場で使える英語を身につけるなら → ビジネス英語コース
- ③ 最短でTOEICのスコアをアップをしたいなら → TOEIC対策コース
- ※ すべて7日間の無料(無料期間は申込日が1日目となります)
即座にオンライン英会話を始めるべき人
英語を学ぶ目的が「英会話=話すこと」にあるのであれば、今スグにでもオンライン英会話を受けてみましょう。
英語レベルは問いません。まったくの初心者でもいいので、まずはオンライン英会話でレッスンを受けてみるべきです。
なぜかというと、オンライン英会話で実際にレッスンを受けることで「今の自分には何が足りないのか?」がハッキリわかるからです。
自分の弱点が明確になることで、その弱点を克服ための英語教材を選ぶことができます。つまり、より効果のある”処方薬”を使うことができるわけです。
じつは、オンライン英会話というのは教材の宝庫です。
しかも、これらの教材を無料で使えてしまうわけですから、コスパはかなり良いと思います。他のアプリや本を買わずとも、オンライン英会話の教材だけで勉強を進めることも十分可能です。
ちなみに、オンライン英会話ならQQ Englishがおすすめです。
【おさらい】教材選びで失敗しないために
■ 英語の教材選び、ひいては勉強そのものに失敗したいためには、まず大前提として「英語を学ぶ目的」を決める必要があります。
■ その目的に合わせた教材を選んでいくわけですが、【音読+口頭英作文】が最も効率的でコスパの良いトレーニング方法です。そのため、音読と口頭英作文ができる英語教材を選びましょう。
■ 外出先やスキマ時間を活用するためには、アプリが不可欠です。おすすめはスタディサプリENGLISH。オールインワンです。
■ 英会話スキルを身につけたい人は、いきなりオンライン英会話を受けてみましょう。そこで失敗をすることで、自分の弱点がハッキリわかるので、今後の英語学習でやるべきことや教材選びが明確になります。