スタディサプリイングリッシュのTOEIC対策コースは、基本的にカリキュラムどおりに進めていけば問題ありません。
ただ、人によってはカリキュラムどおりに進めてもうまく理解ができなかったりする場合があるので、注意が必要です。
今回はスタサプTOEIC対策コースの進め方について、僕の経験踏まえて詳しく解説していきます。
スタサプTOEIC対策の進め方は2パターン
TOEIC対策コースの進め方は、2つのパターンに分けることができます。
- TOEIC対策コースの進め方
- ① カリキュラムに沿って、順番どおり進めていく
- ② 基礎講座を使って英文法や英単語の勉強から始めていく
1つ目は、カリキュラムに沿って、順番どおり進めていく方法です。
スタディサプリはどのような流れで勉強を進めていくべきか悩む必要がありません。というのも、カリキュラムが しっかり組まれているので、順番どおりに進めていけば自然と英語力がアップし、それによってTOEICスコアのアップも望めるからです。
カリキュラムの具体的な内容と進め方についてはあとで紹介していきますが、中学レベルの文法や単語が身についている人は、スタディサプリのカリキュラムどおりに進めていきましょう。
一方で、中学レベルの文法や単語に自信がない人は、カリキュラムに入る前に基礎講座を使って英文法や英単語の勉強から始めていくのがおすすめです。
つまり、中学レベルの英語力がある人は、カリキュラムどおりに進めていけばOKです。
一方で、中学レベルの英語に達していない人、あまり英語に自信がない人は、スタディサプリ内にある基礎講座から始めて、基礎が身についた段階でカリキュラムに進んでいくのがいいと思います。
スタサプのカリキュラムに沿った進め方
最初に説明したとおり、中学レベルの英語力がある人はスタディサプリのカリキュラムどおりに進めていきましょう。
TOEIC対策コースは、パートごとにトレーニング内容が分かれています。具体的な内容は以下のとおりです。
Part1 | Part2 | Part3 | Part4 | Part5 | Part6 | Part7 | |
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例題 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
例題講義(動画) | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
単語・イディオムチェック | ー | ー | ● | ● | ー | ● | ● |
ディクテーション | ● | ● | ● | ● | ー | ー | ー |
本文チェック | ー | ー | ● | ● | ー | ● | ● |
スピード音読 | ー | ー | ー | ー | ー | ● | ● |
シャドーイング | ● | ● | ● | ● | ー | ー | ー |
問題演習 | ー | ー | ー | ー | ● | ー | ー |
多くのパートで共通しているのは、まず例題を解くことです。
TOEIC対策コースでは、実際の出題傾向を踏まえて作られた例題を解き、その例題に対する解説動画を見て、そのあとにディクテーションやシャドーイングなどのトレーニングに進んでいきます。
「最初から例題を解くのって、難しくないの?」と感じる人もいると思いますが、まずは問題に触れることで、やるべき対策や身につけるべき英語がハッキリするので、最初に例題を解くのは非常に大切なプロセスです。
ここで紹介したカリキュラムどおりに進めていけば、TOEIC学習の進め方に迷うことなく、しっかりとスコアアップが図れます。
実際、僕もスタディサプリのTOEIC対策コースを使ったことで、スコアを大きく伸ばすことができました。
中学レベルの基礎英語から始める場合
最初に説明したとおり、TOEIC対策コースでは中学レベルの英語力がない人は、まず基礎講座から始めるのがおすすめです。
本編のカリキュラムでは最初にいきなり例題から入るので、文法や単語の知識がないと難しく、挫折する可能性もあります。そのため、焦ることなく基礎講座から始めていくのがいいと思います。
スタディサプリのTOEIC対策コースには、本編のカリキュラムとは別に中学英語が学べる基礎講座というものが用意されています。これを活用することで、中学レベルの英文法、英単語、リスニングを学ぶことができます。まずはここから始めて、中学レベルの英語力を身につけてしまいましょう。
中学レベルの英語力が身についたら、次はパーフェクト講義英文法編に進みましょう。
パーフェクト講義の英文法編は、TOEICの出題傾向に合わせて、実際に出そうな問題を学ぶことができます。英文法に的を絞っているので、狙われやすい時制、仮定法、to不定詞などの文法を重点的に学ぶことができます。
基礎講座とは違って、TOEICに頻出の英文法を学ぶことができるので、TOEICのスコアアップに直結します。
この講義が終わったら、次はTEPPEN英単語というコンテンツをやるといいと思います。このTEPPEN英単語というのは、TOEICの出題傾向に合わせて用意された英単語のカリキュラムです。
TOEICのスコアアップに英単語力は不可欠なので、ここでしっかりと必要な英単語・イディオムを身につけておきましょう。
これが終わったら、カリキュラム本編であるパーフェクト講義に進んでいきます。
パーフェクト講義は先ほど説明したとおり、まずは例題を解いて、そのあとに解説動画を確認し、ディクテーションやシャドーイングなどのトレーニングに進んでいきます。
パーフェクト講義が終わったら、最後に実践問題集を解いていきましょう。実践問題集というのは、その名のとおり、TOEIC頻出の例題が用意されており、これを解くことでTOEIC本番のイメージを 体感することができます。
AIによるアダプティブ講座で苦手を克服する
実践問題集まで一通り解き終わったら、アダプティブ講座を活用するのをおすすめします。アダプティブ講座というのは、AIがその人の苦手な項目を判定した上で、必要な問題を出題してくれるというコンテンツです。
これを活用することで、自分がどのような問題が苦手なのかはっきりわかりますし、それに対する対策を効率的に行うことができます。
TOEICのスコアアップには自分の弱点をカバーする必要があります。言い方を変えると、自分の苦手なポイントを克服することが、TOEICスコアアップの最短ルートです。
アダプティブ講座は、スタディサプリのTOEIC対策コースに最初から組み込まれているので、もちろん最初のうちに使ってもいいのですが、僕は個人的に実践問題集までやったあとにアダプティブ講座を活用するのがいいと思っています。
アプリのあとは公式問題集で
スタディサプリのTOEIC対策コースを活用すれば、完全な英語初心者だけでなく、TOEIC500〜800点の人でも十分に活用できます。それぐらい、幅広い人におすすめできるアプリです。
ただし、1点だけスタディサプリに欠けているものがあります。それは実際の公式問題を解くという体験です。
TOEICは過去問を公開していないので、実際に試験で出題された問題を解くことができません。スタディサプリで使われている問題はあくまでも予想(傾向)にすぎないということです。
しかし、TOEICの公式問題集はTOEICの運営が実際に作っている問題なので、本番にかぎりなく近い内容の問題が収録されています。ですから、公式問題集をやる価値は十分にあるということです。
また、スタディサプリではマークシートで解くことができません。TOEICの試験本番はマークシートに鉛筆やシャープペンで記入することになるのですが、スタディサプリ単体では、マークシートのトレーニングができませんよね。
実際にマークシート試験を受けたことがある人ならわかると思いますが、問題を解いてマークシートに入力するというのは非日常的な作業なので、ふだんから慣れておかないと本番で本領発揮することができません。どんなに英語力が高い人でもマークシートで手こずってしまうと、実際の英語力よりも低いスコアになってしまうこともあるくらいです。
ですから、 スタディサプリでひととおり勉強が終わった後は、公式問題集を購入して、実際にマークシートに記入しながら問題を解く練習をしていくという進め方がおすすめです。これをやっておけば、無敵です。
スタディサプリで効率的に英語の基礎TOEICの基礎を勉強し、公式問題集で仕上げれば怖いものはないでしょう。僕はこういった進め方をしてTOEICのスコアアップを実現してきました。
ちなみに、TOEIC対策コースは7日間無料で試すことができます。
まずは実際に使ってみて、その良さを体感してみてください。少しでも気になる人は、まず申し込みだけして、軽く触れてみるだけでもいいと思います。
無料期間のうちに解約すれば、お金は一切かからないので安心です。