こんにちは、あゆむです。
TOEIC対策というと、アレコレ色んな参考書や問題集を用意しないといけないイメージがあると思います。
しかし、実際には必要最低限の教材だけでスコアを伸ばすことは可能です。
今回は、実際に僕が使ってきて効果を感じたTOEICの参考書+問題集+アプリを紹介していきます。
コレだけあれば800〜900点も狙えるので、ぜひ使ってみてください!
僕が使ってきた3冊のTOEIC本+アプリ
「これだけでTOEIC対策は十分!」と言い切れる本を3冊+アプリを紹介します。
- 僕が使ってきた3冊のTOEIC本+アプリ
- ① 金のフレーズ(単語帳)
- ↓
- ② スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース
- ↓
- ③ TOEIC文法問題でる1000問(文法問題集)
- ↓
- ④ TOEIC公式問題集
上記の本とアプリがあれば、ひとまずOKです。
僕はこの4つを①〜④まで順番に進めていき、TOEICスコア800点超まで到達しました。
というわけで、1つずつくわしく紹介していきます。
① 最強の単語帳「金のフレーズ」
TOEIC対策で欠かせないのが、なんといっても語彙対策です。
TOEIC頻出の単語を知らずして、スコアUPは図れません。
逆に言うと、語彙力を強化するだけでもスコアはある程度伸びるということです。
「金のフレーズ」はTOEIC頻出の単語をフレーズ単位で学べる単語帳です。
一般的な単語帳は【見出し語+語義】が多いですが、この本はTOEICでよく出るフレーズをそのまま覚えるので、試験でのスコアUPに直結します。
本のレイアウトは、上記のように左ページが穴埋め形式になっており、実際に問題を解きながらフレーズを覚えるというスタイルになっています。
このおかげで、英作文感覚で本を読み進めることができるので、記憶への定着率が非常に上がるんですね。
僕は金のフレーズを買って、とにかく反復しまくりました。音声だけでリスニングすることもあり、それを含めると誇張なしで100周くらいはしたと思います。
おかげでTOEICスコアが100点ほどUPしたり、TOEICに限らず英語力そのものが上がったので、本当に買ってよかった本です。
ただし、英文法や基礎単語がまったくわからない超初心者の人にはむずかしい可能性があるので、事前に内容を確認して自分の英語レベルに合っているかチェックすることをおすすめします。
② TOEICの問題を深掘り「スタディサプリENGLISH」
金のフレーズで語彙がある程度身についた段階で、スタディサプリENGLISH(アプリ)のTOEIC対策コースを始めました。
スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースを選んだ理由は以下の2つです。
- ① 動画講義でTOEIC問題の傾向やテクニックを学べる
- ② 本よりも手軽に勉強ができる
① 動画講義でTOEIC問題の傾向やテクニックを学べる
TOEICの勉強を始めたばかりのころって、
「試験では一体どんな問題が出るんだろう?」
「本番では2時間で200問も解かなきゃいけないとか無理ゲーでは…」
という感じで、疑問や不安であふれると思うんですよね。
にもかかわらず、本だけだと自分で解決しないといけない部分も多かったり…。
そんな中、目にとまったのがスタディサプリENGLISHの動画講義でした。
スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースは、設問を解くたびにその内容について抑えるべきポイントを動画で解説してくれます。
ただの動画講義と侮るなかれ。講師は有名な関正生さんが担当しているので、納得感がハンパじゃないです。
また、問題の解説がわかりやすいのはもちろんですが、
「Part2では◯◯という単語が頻出だから覚えておいたほうがいい」
とか
「◯秒で問題を解いて、1問早めに終わらせて次の設問を先読みすべし」
といった感じで、TOEIC本番で役立つテクニックもバンバン教えてくれます。
僕は1人で黙々と勉強するのも好きなのですが、TOEICに関しては「コツやテクニックを知るだけでスコアが伸ばしやすい」試験だと思っているので、時間を節約する意味もあってスタディサプリENGLISHを使いました。
僕は無料体験で動画講義のすばらしさを目の当たりにして「これは使わなきゃ損だわ」と思い、速攻で課金しました。
② 本よりも手軽に勉強ができる
TOEICの勉強は毎日の習慣にしたかったのですが、本だと勉強に手をつけるまでにハードルが高いんですよね。
デスクに座って、今日やるページを開いて…という感じで文字にするとたいしたことはないのですが、いざ行動に移すとなると面倒な気持ちが勝ってしまう。
スマホアプリならそういったハードルが一切ないので、気軽に勉強を始められます。
また、本よりも携帯性に優れているので、外出先や電車内でもすぐにTOEICの勉強に取り掛かれます。
小さくて内容も充実しているという意味で、スタディサプリENGLISHのアプリはTOEIC対策において欠かせない存在といえそうです。
スマホだけでなく、PCでも使えます。僕は自宅でスタサプをやるときはPCのキーボードで文字を打ち込んで勉強していました。
③ TOEICの全Partに効果あり「でる1000問」
次に紹介するのは、文法の問題集です。
前提知識として、TOEIC L&Rは前半リスニング、後半リーディングに分かれています。
※表は横スクロールできます
TOEICリスニングセクション(約45分間・100問) | |
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Part1 | 写真描写問題 6問 1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。 説明文は印刷されていない。 4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。 |
Part2 | 応答問題 25問 1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。 印刷はされていない。 設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。 |
Part3 | 会話問題 39問 2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。 印刷はされていない。 会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。 会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。 |
Part4 | 説明文問題 30問 アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。 各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。 トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各トークには質問が3問ずつある。 |
TOEICリーディングセクション(75分間・100問) | |
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Part5 | 短文穴埋め問題 30問 不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。 |
Part6 | 長文穴埋め問題 16問 不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。 各長文には設問が4問ずつある。 |
Part7 | 1つの文書:29問 複数の文書:25問 いろいろな文書が印刷されている。 設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。 文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。 各文書には設問が数問ずつある。 |
後半のリーディングセクション初っ端のPart5では、30問の穴埋め文法問題が出題されます。
そのPart5の対策本としておすすめしたいのが、『TOEIC文法問題でる1000問』(通称、でる1000)です。
この本は、名前のとおりTOEICで本当に狙われやすい文法問題を1000問という大ボリュームで学習することができます。
左ページが問題、右ページが解説というレイアウトになっており、勉強してすぐに答え合わせができるので、非常に使いやすいです。
「コレだけでOKという”必要最低限の”参考書を知りたいのに、Part5に特化した本をやるの…?非効率じゃない?」と思う人もいるかもしれません。
たしかに、もっとまんべんなく対策できる参考書や問題集を使ったほうが良さそうですよね。その気持ち、よくわかります。
僕自身も、最初はいらないかなーと思っていましたが、口コミでの評判が非常に高いので試しに購入。
実際に問題を解いていくうちに気づいたのですが「これやれば、他のPartでも通用するかも」と思うようになったんです。
Part5で文法力や速読みのスキルを身につけると、Part6の長文問題を解くのが非常にラクになります。
知らない人のために説明しておくと、TOEICのPart6では上画像のような長文穴埋め問題が出題されます。
この穴埋め問題って、たしかに長文ではあるんだけど、分解してみると「Part5の文法穴埋め問題がたくさん連なっているだけ」と捉えることもできるわけです。
だから「でる1000」でPart5対策することで、必然的にPart6の得点力もUPします。
さらにいうと、「でる1000」で短い英文を読む練習を繰り返すと、英語を読むスピードが上がるので、Part7にも良い影響が出て、リーディング全体のスコアも上がります。
また、読む力は聞く力にもつながっているので、前半のリスニングパート(Part1〜4)のスコアUPにも良い影響があります。
嘘みたいに思われるかもしれませんが、僕は「でる1000」で勉強を始めてから明らかに英文を読むのがラクになったのを実感しています。
Part5の文法問題は、比較的得点しやすいので、短期間でスコアを伸ばしたい人にもおすすめしたい!
④ TOEICの傾向に慣れる最善の本「公式問題集」
金フレ→でる1000と来たら、最後の仕上げで公式問題集をやりましょう。本記事執筆時点でTOEIC公式問題集は1〜10まで計10冊が刊行されています。
念のためお伝えしておくと、TOEICは過去問を公開していないので(試験用紙の持ち帰りもNG)、TOEICの形式に慣れるには市販の模試問題集を買うか、公式問題集を買うしかありません。
市販の模試は、TOEICを何度も受けているプロが「限りなく本番に近い問題」を作ったものです。内容は非常によくできていますが、やはりTOEICの公式が出している問題集には及びません。
公式問題集は(当然ながら)TOEIC本番に近いため完成度も高く、解答の解説も簡潔でわかりやすいです。
難点は試験2回分収録で定価3,300円と決して安くないこと。このあたりは、IIBC(TOEICを運営する会社)の商売上手な一面が垣間見えるところでもあります。
とはいえ、TOEIC公式問題集はAmazonの口コミ評価も非常に高く、良いレビューも非常に多いので使う価値は十分にあります。
ちなみに、僕は公式問題集の「9」を買って、合計2周しました。自分でもびっくりしているんですが、公式問題集をやる前とやったあとでは「見える景色が違う」という実感を得ました。
具体的には、日常的に観ていた海外のYoutube動画の聴き取りが明らかに向上したし、読んでいる洋書の読むスピードが上がりました。
やはり、同じ問題を反復して解くことは非常に効果があるのだなと実感しております。
ちなみに、TOEICの試験は年々難化しており、公式問題集の内容も変化しているので要注意。
新しい試験傾向が反映された問題集で対策したほうがいいので、最新版を買うのがおすすめです!
参考書が苦手な人は、アプリがおすすめ
TOEIC対策は上記で紹介した3冊だけで十分に対応可能です。反復すれば、600点や700点はおろか、900点超も狙えると思います。
ただ、人によっては参考書や問題集で勉強するのが苦手な人もいるはず。そういった人は、アプリがおすすめです。
さきほど紹介したように、僕が長らく使ってきたのはスタディサプリENGLISHというアプリでして、正直なところ参考書や問題集なしでもTOEICスコアは伸ばせます。
紙の本での勉強が苦手な人は、ぜひスタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースを試してみてください。
7日間無料(無料期間は申込日が1日目)で体験できるので、少しでも気になる人は試してみてください!