英語学習を長いことやっていると「英語なんてやっても意味ないのでは?」と思うことがあります。
実際、「英語をやる必要がない」という意見を後押しする理由(後述)はたくさんあるので、英語学習をやらない人も多いはずです。
今回は、英語やる必要がないと言われる理由&それでも僕が英語学習を続ける理由について説明していきます。
「英語は意味ない」と言われる2つの理由
- 「英語は意味ない」2つの理由
- ・AIの自動翻訳で何とかなる
- ・日本にいれば、英語を使う機会がない
英語がわからなくても、AIの自動翻訳で何とかなる
「英語をやる意味はない」という意見の人が真っ先に挙げる根拠、それはAIの発達です。
自動翻訳、自動通訳などの技術が発達すれば、英語のみならず外国語を勉強しなくても十分やっていけます。
日本語→英語の翻訳・通訳は、精度を高めるのがむずかしいとは言われていますが、それでもここ数年で十分実践に耐えうる精度に進化しています。
AIの翻訳機能があれば、英語を読めなくてOKだし、英文を書くスキルも不要になります。
日本にいれば、英語を使う機会がない
実際のところ、英語を使う仕事に就いていない限り、英語を日常生活で使う機会はほとんどないですよね。
毎日の買い物も娯楽も食事も、すべて日本語だけで生活できます。
僕も英語を使う仕事をしているわけではないので、自分から英語を使おう・学ぼうと思わない限り、日本語だけで十分満足な生活が送れますよね。
これだけ治安も良くて、安全な日本に住んでいると、積極的に英語を学ぶ理由を見つけるのは難しいのかもしれません。
外国人に怖気づくことがなくなる
英語をやらない理由はたしかに説得力がありますが、それでも僕は英語の勉強を継続しています。
理由の1つ目は、外国人に怖気づくことがなくなるからです。しょうもない理由に思われるかもしれませんが、自分に自信をもって生活できるだけで、日々の充実度が格段に上がると思っています。
日本人は(僕も含めて)外国人と比較してコンプレックスを感じている人が多いと思うんですよね。もちろん日本という国は素晴らしいんだけど、どこか心のなかで「イギリスはスゴい」「アメリカには勝てない」みたいに、自国を卑下する気持ちが少なからずあると思います。
それって、じつは意外と「英語がしゃべれないこと」が原因の1つになってるんじゃないかと思うんです。
英語が話せて、外国人と同じ土俵に立つことができれば、自分の考えや行動を堂々と評価できるようになるはずです。
また、街ナカで訪日外国人を見かけることが多くなりましたが、英語を勉強していれば外国人に話しかけられても堂々と対応できます。
英語が使えるようになれば、もっと自分に自信が持てるようになるので、それだけでも英語を勉強する価値はあるのかなと思っています。
動画視聴の選択肢が劇的に広がる
みなさんもそうだと思うんですが、僕も負けず劣らずYoutubeの虜になっております。
ヒマさえあれば動画を見てしまうんですが、最近は英語の動画もちょくちょく見るようにしています。
日本語の動画も楽しいんだけど、やっぱり英語の動画のほうが数が断然多いし、日本では見られないようなコンテンツもたくさん観られます。
僕はアメリカの総合格闘技(UFC)が好きでよく観るんですが、英語の実況とか解説を理解できるようになると楽しみが格段にUPします。
他にも、洋楽のMVを字幕なしで理解できたら、楽しいことこの上ないですよね。
もちろん、動画だけでなくWebのニュース記事なんかも、英語が理解できると幅が劇的に広がります。
「動画もニュース記事も翻訳されたの読めばいいのでは?」という意見もありますが、日本語に翻訳されているコンテンツってごく一部なんですよね。
情報収集で圧倒的な優位に立てるというのも、英語を学ぶ大きな意義だと思います。
翻訳者の意図ではなく、自分の解釈で英語を理解できる
僕は読書が好きで和書、洋書どちらも好んで読んでいます。
英語を勉強する前までは海外文学なども翻訳版を読んでいたのですが、英語力がUPするにつれて少しずつ洋書にも手を出すようになりました。
海外の作品を読んでいて思うのは、「やっぱり著者が書いた言葉をそのまま読みたい」ということです。
翻訳者によって翻訳された言葉というのは、どうしても訳者の考えや意図が少なからず入ってしまいます。
映像翻訳の例だとわかりやすいと思いますが、有名な翻訳家の戸田奈津子さんが訳すセリフは、原作の英語をかなり意訳したものになっているんですよね(なかには、誤訳という意見もありますが)。
もちろん、日本語として理解しやすいカタチにするためにはやむを得ないとは思いますが、意訳されてしまうと「本来の物語のおもしろさ」が少なからず失われてしまいます。
本や映画などを、本来の言語で味わうことは至福だと僕は思っているので、それも英語学習を続ける理由の1つです。
できる仕事が増える。収入も増える
僕は今でこそ英語を使う仕事ではありませんが、いずれは英語を生かしたキャリアを送りたいと思っています。
英語が使える人は年々増えていますが、それでもまだ英語ができる人材には希少価値があります。
「英語が使える」というだけで職場での価値も上がるし、なにより給料にも良い影響があります。
もっといえば、英語が使えればやりがいも格別なものになるはずです。
キャリアアップという意味でも、英語学習には大きなメリットがあると思っています。
どうすれば効率的に英語学習ができるか?
- 効率的な英語学習のコツ
- ・英語学習を習慣化(小さい目標を達成する)
- ・アプリを使って、スキマ時間を活用する
- ・オンライン英会話で、勉強したことをアウトプットする
「英語をやっても意味ない」と思っている段階から英語学習をスタートさせ成果を得るまでは、そこそこハードルが高いと思います。
ですから、少しでも効率的な方法で英語学習を進めるべきでしょう。ここでは僕の実体験をもとに、成果を得やすい勉強法を紹介していきます。
英語学習を習慣化(小さい目標を達成する)
英語の勉強をはじめたばかりのころは、正直しんどい時期が続くと思います。
それこそ「英語なんてやっても意味ないんじゃないか…?」という疑問が浮かぶはずです。
人間は恒常性(いつもと変わらない状態)をキープしようとします。変化を”危機”と感じるので、それが必要な英語学習だとしても、「やらない方向へ」身体が動いてしまい、やる気が出なかったり、面倒に感じてしまうんですね。
それを乗り越えるためには、小さい目標をコツコツ達成しながら、英語学習を習慣化する必要があります。
小さい目標というのは、本当に小さいことから始めるようにしましょう。それこそ「スマホの英語アプリを立ち上げる」という目標です。実際に、勉強をしなくても、アプリを起動するだけで目標達成とします。
「たったそれだけ?」と思われるかもしれませんが、そうやって小さい目標を達成していくと、小さな満足感が重なっていき、少しずつ英語学習に取り組めるようになってきます。
【小さい目標を達成して、習慣化につなげる】というのは、いわば定石ですので非常におすすめです。
英語学習の悩み解決法については、以下の記事でもくわしく解説しています。
アプリを使って、スキマ時間を活用する
英語学習に意義を感じない人は、英語アプリを使ってスキマ時間を活用してみてください。
具体的には「電車の移動時間」「待ち合わせの待ち時間」などです。
たった5分、いや1分でもいいので、細切れの時間を活用して英語を勉強しましょう。
スキマ時間で英語を勉強すると「家で勉強しなくて良い」という気楽さがあるので、継続しやすいです。
たった5分であっても、積み重なると30分、1時間と長い時間になりますからあなどれません。
何度か紹介しているスタディサプリENGLISHは、1日5分から始められるように設計された英語アプリなので、スキマ時間の活用にもぴったりです。
オンライン英会話で、勉強したことをアウトプットする
英語を勉強しても、それを使う機会がないとやる気も起きにくいですし、英語学習の意味も感じにくいです。
そのため、日頃の勉強で学んだことをオンライン英会話でアウトプットするようにしましょう。
オンライン英会話の良いところは、格安料金にも関わらず、質の高い教材&講師とレッスンができるところです。
勉強したことをそのままにするよりも、アウトプットして実際に使ってみたほうが定着しやすいですから、総合的に見てもオンライン英会話は優秀だと思います。
個人的には、QQ English がおすすめです。無料体験レッスンもあるので、ぜひ試してみてください。