「何ヶ月を選ぶべきか?」これはスタサプに加入するときに誰もが悩むポイントだと思います。
スタディサプリのTOEIC対策コースには【1ヶ月・6ヶ月・12ヶ月】という3つの期間(プラン)があるのですが、どの期間を選べばいいのか悩ましいところです。
今回はスタディサプリTOEIC対策コースの3つの期間の選び方について、僕の経験を踏まえてくわしく解説していきます。
ちなみに、僕は6ヶ月プランに課金した後、現在は1ヶ月単位の月額プランで勉強を続けています。
スタディサプリは、3つの期間に分かれている
あらためて説明すると、スタディサプリのTOEIC対策コースは3つの期間に分かれています。1ヶ月(月額払い)、6ヶ月、12ヶ月の3つです。
1ヶ月単位のプランは、月額払いで料金を支払っていくのですが、6ヶ月と12ヶ月の期間は一括払いになります。
そのため、 たとえば6ヶ月プランに加入した場合、6ヶ月分の料金を一括で払うことになるので最初の負担は大きくなるものの、6ヶ月パックや12ヶ月パックは月あたりの料金が割引になるので、トータルの費用は安くなります。
ベーシックプラン | パーソナルコーチプラン | |
---|---|---|
月あたり | 2,728円 | 3,058円 |
3ヶ月パック | ー | 74,800円 |
6ヶ月パック | 18,348円 月あたり32,736円 | 107,800円 |
12ヶ月パック | 32,736円 月あたり2,728円 | ー |
※キャンペーン時は料金がさらに割引になります |
買い物をした時に、まとめ買いをすると安くなるというパターンはよくありますよね。スタディサプリも同じで、1ヶ月単位で少しずつ買うよりも、6ヶ月や12ヶ月分まとめ買いしたほうが安くなるというわけです。
ちなみに、6ヶ月パックや12ヶ月パックを途中でやめた場合でも残期間の分は返金が受けられます。
以上を踏まえて、どの期間を選べばいいのか、くわしく見ていきましょう。
スタディサプリは、どの期間を選ぶべきか?
スタディサプリの3つの期間でどれを選べばいいのか迷った場合、以下の3つのポイントを検討材料にしてみるといいと思います。
- 1. 現在の英語レベルがどれくらいか?
- 2. TOEICスコアの必要度(=緊急度)はどれぐらいか?
- 3. 安い料金(節約)に対する執着度合い
1. 現在の英語レベルがどれくらいか?
英語の勉強をあまりしておらず、中学レベルの英文法も分からない人、あるいは英語の完全な初心者の場合、ある程度まとまった期間で勉強をしないと上達しません。そのため、スタディサプリで勉強を続けていくのであれば、 6ヶ月や12ヶ月といった長期のプランを選んだ方がいいでしょう。
一方で、すでに英語力がある程度あって、TOEICの対策に特化したい、傾向を知りたいという人は、1ヶ月だけ使ってみて、TOEICの対策を知ればOKだと思います。
こういった感じで、いま現在の自分の英語力はどれぐらいかという視点で考えると、スタディサプリで選ぶべきプラン決めやすくなってきます。
2. TOEICスコアの必要度(=緊急度)はどれぐらいか?
たえば、社内の昇進や転勤のためになるべく早くスコアが必要という人は、とにかく1ヶ月間みっちり勉強して、短期間でスコアを伸ばす必要があります。あるいは、大学の単位取得にTOEICスコアが必要という場合も同様です。
短期間でTOEICスコアが欲しい人(緊急度が高い人)は、まず1ヶ月プランに加入して、短期集中でスタディサプリに取り組むのがいいと思います。
3. 安い料金(節約)に対する執着度合い
さきほど説明したとおり、スタディサプリのプランは6ヶ月パックや12ヶ月パックに加入したほうが、月あたりの料金が安くなります。
そのため月額払いで6ヶ月継続した場合「最初から6ヶ月パックに入っていたほうが安くなった…」ということになるので、損をしたくない人は、最初から 6ヶ月パックや12ヶ月パックに入ったほうがいいでしょう。
スタディサプリの申し込み画面を開くと、1ヶ月プラン、6ヶ月パック、12ヶ月パックの料金比較が載っています。
これを見ると、6か月パックや12か月パックに入ったほうが月あたり料金が安くなるので、どうしてもこちらに引かれてしまう人は多いと思います。
しかし、料金だけで決めるのではなく、現在の自分の英語力や「TOEICスコアがどれぐらいの短期間で必要なのか」というポイントをよく考える必要があると思います。
とはいえ、安い料金に対する執着度が高い人(節約意識が高い人)は、少しでもお得な6ヶ月パックや12ヶ月パックを選んだほうがいいでしょう。
ちなみに、冒頭で説明したとおり、僕は1番最初に加入した時は6ヶ月パックを選びました。いわゆる”松竹梅”という3つのランクがあった時に「とりあえず真ん中を選んでおこう」という単純な理由です。
特に深い意味はなかったのですが、無意識のうちに「1ヶ月単位の支払いよりも安くなる6か月パックを選んでいた」というのもあると思います。少なからず、 安い料金に対する気持ちが入ったはず。
ただ、現在はより柔軟に学習方法を変えられるように、1ヶ月単位で加入しています。基本的にスタディサプリで勉強することが多いのですが、たまに英検の勉強を始めたくなったり、気分がコロコロ変わるタイプなので、1ヶ月間のプランですぐに契約が終えられるようにしています。
こういった柔軟性が欲しい人も、1ヶ月プランを選んだほうがいいと思います。
1ヶ月の月額プランがおすすめの人
- 1. とりあえずスタディサプリを試したい
- 2. TOEICの形式に慣れたい
- 3. すぐにTOEICスコアが必要
1. とりあえずスタディサプリを試したい人
これは想像しやすいと思いますが、深く考えずに6ヶ月パックに加入してしまい、「実際に使ってみたら自分の目的に合わなかった…」というパターンがあり得ると思います。
こういった場合、6ヶ月パックに加入してしまうと、途中で解約をする必要があるので、面倒な手続きが発生します。
スタディサプリは、6ヶ月パックや12ヶ月パックを途中で解約をしても返金してもらえるので損をするということはないのですが、やはり返金手続きは多少面倒です。そのため、いきなりわからない状態で6ヶ月プランに入るよりも、多少割高であっても、1ヶ月プランを試してみるっていうのがいいのかなと思います。
1ヶ月使ってみて「今後も長期間、継続していきたい」と思えたら、そこから6ヶ月パックや12ヶ月パックに入り直せばOKです。
2. TOEICの形式に慣れておきたい
たとえば、英語初心者の人がスタディサプリを始める場合、TOEICの勉強を始める前に、 基礎的な英文法や単語を勉強する必要があります。
その場合、どうしても1ヶ月ではすべてのコンテンツを完了できないので、月額プランはおすすめできません。
一方、すでにある程度の英語力があって「TOEICの形式に慣れたい、出題傾向を知りたい」という人は、ひとまず1ヶ月間使ってみて、傾向をしっかり把握するという使い方もあると思います。
1ヶ月だけスタディサプリを使ってみて、そのあとTOEICの公式問題集に進むというのも効果的な使い方かなと思います。
3. すぐにTOEICスコアが必要な人
さきほど説明したとおり、仕事や大学などでTOEICスコアがすぐに必要という場合、ダラダラと長く勉強しているヒマはありません。
まずは1ヶ月という期間を決めて、その期間は1日3〜4時間みっちり勉強していく必要があります。
下手に6ヶ月パックや12ヶ月パックに入ってしまうと「まだ時間があるから大丈夫だろう」と自分に甘くなってしまう可能性もありますよね。
それを避けるためにも、1ヶ月という期間をきっちり設定して、短期集中でやったほうが成果は得られると思います。
以上の理由から、すぐにTOEICスコアが必要という人も1ヶ月プランを選んだほうがいいでしょう。
こんな人には 6ヶ月パックがおすすめ
- 1. 月あたりの料金をお得にしたい
- 2. ある程度、腰を据えて勉強していきたい
- 3. TOEICスコア400点→600点台を狙いたい人
- 4. 1日の勉強時間があまり確保できない
1. 月あたりの料金をお得にしたい
さきほど説明したような「安い料金に対するこだわりが強い人」は6ヶ月パックがいいでしょう。
1ヶ月単位だと、月あたりの料金が割高になってしまうので、とりあえず6ヶ月パックに入ってみて、まずその期間だけは続けてみるというのがいいと思います。
そうすることで、月額払いで6ヶ月間続けるよりも、トータルの支払いは安く抑えられます。
2. ある程度、腰を据えて勉強していきたい
そもそも英語力があまりない、あるいはTOEICを受験するのが初めてという人は、 TOEICに慣れるまでにそれなりに時間がかかります。
そのため、6ヶ月というある程度の長期間、腰を据えて勉強していくことで、じっくりと英語力を上げ、そしてTOEICスコアのアップを図ることができます。
3. TOEICスコア400点→600点台を狙いたい人
オックスフォード大学出版の資料によると、400点→600点台に到達するには合計450時間の勉強が必要と言われています。
1日3〜4時間勉強すると仮定すると4ヶ月かかるわけです そのため、現在400点台の人が600点台を目指す場合は、スタディサプリの6か月パックに加入して、
その期間でみっちり450時間分の勉強時間を確保し、600点台に到達をするのを狙うのが現実的だと思います。
1日3〜4時間かけて4ヶ月かかるという計算なので、仕事をしている人の場合、1日3〜4時間の勉強量を毎日コンスタントにやるのはなかなか難しいと思います。
そのため、4ヶ月という短いギリギリの期間を設定するよりも、1日1〜2時間の日があったと仮定して、トータルで6ヶ月かけて450時間の勉強時間を目指すというのが現実的だと思います。
こうした理由から、400点台の人が600点台を狙う場合には、6か月パックを選ぶのがいいと思います。
4. 1日の勉強時間があまり確保できない人
仕事や学校で忙しくて、1日の勉強時間がなかなか確保できない場合、1ヶ月プランに加入してしまうと、全然勉強できずに終わってしまう可能性があります。
なかなか勉強時間が取れない人の場合、ある程度長期間のスパンで計画を立てた方がいいと思いますし、そのほうが挫折を防ぐことができます。
そのため、まずは今の1日の自分のスケジュールを振り返って、どれぐらいの勉強時間が確保できるか?というのを考えてみるといいと思います。
こんな人には12か月パックがおすすめ
- 1. 月額当たりの料金を最安にしたい
- 2. 英語力0からTOEIC対策をしたい
- 3. 今すぐTOEICスコアが必要ではない(趣味を含む)
1. 月額当たりの料金を最安にしたい
さきほど説明したとおり、スタディサプリは12ヶ月パックを選んだ方が月あたりの料金を安くすることができます。
12ヶ月パックは1ヶ月当たりの料金が最安になるので、トータルでのコストをよりお得にしたいという人は、12ヶ月パックを選ぶといいでしょう。
12か月分を一括払いすることになるので初期費用の負担は大きくなりますが、月額プランで12か月続けるよりも、はるかに安い料金でスタディサプリを使うことができます。
2. 英語力0からTOEIC対策をしたい
英語をほとんど勉強していない状態から、いきなりTOEICスコアを狙うというのは現実的ではありません。そもそも、TOEICの対策を始める前に、基礎的な英文法や単語を勉強していく必要があります。1ヶ月では到底終わらないと考えた方がいいでしょう。
スタディサプリには、TOEIC対策の本編とは別に、中学レベルの英語が学べる基礎講座というものが用意されています。
この基礎講座を活用することで、スタディサプリ内で中学レベルの英語をしっかりマスターすることができます。
英語力0の人が始める場合、まず基礎講座から始めて、それが完了したあとにTOEIC対策の本編を進めていくのが現実的だと思います。
基礎の基礎から始める場合、それなりの長い期間で計画していておいたほうが、挫折や失敗もなくなりますので、12ヶ月パックを選んでおいたほうがいいでしょう。
また、12ヶ月パックに入ることで、いい意味で自分にプレッシャーをかけることができるかもしれません。一括払いでお金を払ってしまえば「払ったお金に見合う勉強をしよう」という気持ちになる人もいると思います。
3. 今すぐTOEICスコアが必要ではない(趣味を含む)
今すぐTOEICスコアが必要ではない人、趣味で勉強やっているという人も12ヶ月パックがいいかもしれません。
人によっては必ずしもTOEICスコアが必要ではないという場合もあると思います。僕もそうなのですが、特に会社でTOEICスコアが求められるわけでもないので、TOEIC勉強しなくても特に問題はありません。
ただ、自分の英語力向上のために、TOEICスコアという分かりやすい指標があったほうが勉強のモチベーションになるので、TOEICを定期的に受けるようにしています。
また、 単純に趣味として英語学習を続けている人の場合、長く勉強することが容易に想定できると思うので、12ヶ月パックに入ったとしても、途中で辞めることなく継続ができると思います。
まずは勉強する理由、英語力を分析しよう
「スタディサプリでどの期間を選ぶべきか」というのは、自分が英語を学ぶ目的やTOEICスコアの緊急度、そして自分の現在の英語力によって決まってきます。
とりあえず、1ヶ月プランで試してみるというのも全然アリだと思いますが、自分の目的や目標、あるいは英語力が明確になっていて「6か月(あるいは12ヶ月)は続けたほうがいいだろう」と想定できる場合、パックを選んだ方が月額料金が安くなるので、絶対にお得だと思います。
ただ、スタディサプリの6ヶ月パックや12ヶ月パックは途中で退会しても返金してもらえます。手続きは多少面倒ではあるものの、確実に返金されるので、金銭的に損をすることはありません。
実際、僕も過去に6ヶ月パックに加入して、途中で解約をしたことがあります。
手続きが多少面倒ではあるものの、確実に返金されたので、その点は安心してもらって大丈夫だと思います。
いずれにせよ、まずは最初の1歩を踏み出すことが大切です。幸いなことに、スタディサプリは7日間無料で使うことができます。どのプランにするかというのは、まず実際に使ってみて判断するというのも1つの方法です。
スタディサプリは間違いなく素晴らしいアプリだと、僕自身が使って痛感しているので、ぜひ1度試してみてください。