わたしはオンライン英会話も対面式(教室型)の英会話も両方経験したことがあります。
正直なところ、オンラインと対面式には、どちらにも良いところがあり、 悪いところもあります。
わたしの経験を踏まえて、オンラインと対面式の英会話はどっちがいいのか、比較しながらくわしく解説していきます。
【結論】オンラインでも十分成果を得られる
最初に結論からお伝えすると、わたしはオンライン英会話をおすすめします。
なぜかと言うと、オンラインでも十分に英語力が上がりますし、実際に英語を喋れるようになったという実体験があるからです。
わたしが英会話を始めた頃は、 最初に対面式の英会話教室(場所は渋谷)に通いました。約半年間です。
対面式のレッスンは週2回しかなく、ちょっとレッスン量が足りないと感じたので並行してオンライン英会話もスタート。
実際にやってみて「正直、これならオンライン英会話で十分だわ」と感じてしまいました。
もちろん、対面式にもいいところはあるのですが、わたしが感じた限りでは、対面式はメリットよりもデメリットの方が多いと思います。
というわけで、オンラインのメリット&デメリット、 対面式のメリット&デメリットについて解説していきます。
ざっくりと比較した表は以下のとおりです。
オンライン英会話 | 対面式の英会話(教室) | |
---|---|---|
料金 | 安い | 高い |
レッスン場所 | 自宅など好きな場所 | 指定された場所 |
レッスン可能時間 | 24時間が多い | 夜間や早朝は不可 |
講師の変更 | レッスンごとに可能 | 変更はしづらい |
講師との関係性 | 築きにくい | 築きやすい |
録画・録音 | できる場合が多い | 原則、不可 |
教材の種類 | 多い | 少ない |
レッスンのキャンセル | しやすい | しにくい |
レッスンのサボりやすさ | サボりやすい | サボりにくい |
絶大すぎる、オンライン英会話のメリット
- オンライン英会話のメリット
- ・料金が圧倒的に安い
- ・自宅で受けられる(外でもOK)
- ・講師を気軽に変えられる
- ・24時間レッスンできる
- ・録音録画で復習がしやすい
- ・教材の種類が豊富
- ・対面式よりも緊張しにくい
というわけで、オンライン英会話と英会話教室を比較しながら、1つずつくわしく解説していきます。
比較① 料金はオンライン英会話が圧倒的に安い
まず、1つ目は料金の安さです。オンライン英会話と対面式、どっちにすべきか迷っている人は費用面で悩んでるケースが多いと思います。
結論からお伝えすると、オンライン英会話の方が圧倒的に安いです。
比べてしまうと「もう対面式の英会話なんて行けなくなっちゃうかも…」というぐらいの差があります。
たとえば、レアジョブ英会話 の月額料金は7,980円ですが、 これは毎日25分のレッスンを受けた場合の料金です。
一方、対面式英会話のGabaマンツーマン英会話 (マンツーマン)は、1回40分のレッスン×月4回で月額28,160円です。
1レッスンあたりの料金を比較してみましょう。レアジョブ英会話は1回あたり(25分)で約250円。GABAは1回あたり(40分)で約7,000円です。
恐ろしい差ですよね…。オンライン英会話がいかに安い料金でレッスンを受けられるかがわかると思います(教室型のグループレッスンはもう少し安いです)。
念のためお伝えしておくと、英会話教室の料金が高くなるのは当然です。なぜなら、ネイティブ講師のレッスンが受けられるし、教室の賃貸(場所代)もかかるから。
料金が安いからオンライン英会話は悪いということは一切なく、講師の質もレッスンの質も非常に高いので、 対面式と遜色ないレベルのレッスンが受けられます。
対面式ならではの「良い緊張感」や交流もメリットではありますが、費用対効果は正直微妙かなというのが個人的な考え。
比較② オンライン英会話は自宅で受けられる
2つ目はレッスンをどこで受けられるか?(どれくらい気軽で自由度があるか?)について。
オンライン英会話の最大のメリットは自宅で気軽にレッスンを受けられるということです。教室に通う必要もないので、交通費もかかりません。
さらにいうとオンライン英会話は、レッスン場所を選びません。自宅のソファーでくつろぎながらレッスンを受けることもできますし、外に出て、人の少ない公園とかでレッスン受けることもできます。
わたしは基本的に自宅のパソコンを使って自分の部屋でレッスンを受けることが多いですが、気乗りしない時などは屋外や自宅駐車場に停めた自家用車の中でレッスンを受けることもあります。
いずれにせよ、自宅などで気軽にレッスンを受けることができるので、休日などはお化粧やファッションなどに気を遣う必要もありません。
自宅のだらだらとした気分の延長で英会話レッスンを受けることも可能です(調子に乗ると全然喋れなくて痛い目に遭うけど)。
「家だと家族の目が気になるんだよなぁ…」という人は、屋外もいいですが、さきほど述べたとおり「自分の車の中」でレッスンを受けるのもおすすめです。もちろん、停めて良い場所に駐車した状態でね。
英会話教室の場合、英会話レッスン以前に「行くのがしんどい…」というメンタルになりやすく、挫折しやすいです。
比較③ 講師を気軽に変えられるオンライン英会話
3つ目のメリットは講師を気軽に変えられるということです。
どんな英会話レッスンにも言えることですが、講師との相性は非常に重要です。
英会話レッスンは人対人。当たり外れはどうしても出てくるものです。
わたしが以前まで通っていた英会話教室はレッスンのたびに2人の講師から選べたのですが、1人や超優しい女の先生。もう1人は超厳しい男の先生。こんなん、もはや選択の余地がないんですよ。
しかし、オンライン英会話であれば、レッスンごとに違う講師の予約を取ることができるし、相性が良くないなと感じたらすぐに違う講師にチェンジすることができます。
対面式の場合、講師の数は限られていますし「合わないので講師を交換したいです」とはなかなか言い出しにくいですよね。
また、オンライン英会話によっては6000名以上の講師が在籍していることもあるので、 その中から自分に合ったお気に入りの講子を見つけることができます。
一例として、QQ English とネイティブキャンプの講師は以下のとおり。
講師の資格有無 | TESOL資格(全員必須) | 講師による |
講師の雇用形態 | 全員が正社員 | アルバイト |
講師の勤務体制 | オフィス | 在宅 / オフィス |
講師の国籍 | フィリピン | 120カ国以上 |
ネイティブ講師 | ー | ● |
日本人講師 | ● (カウンセリングのみ) | ● |
講師の評価 | ★5段階評価で表示 | ★5段階評価で表示 |
わたしの場合、オンライン英会話の講師は固定で予約するようにしていますが、予約が取れなかったりする場合もあるので、5名から10名ほどのお気に入り講師を登録しておいて、その中から選ぶようにしています。
講師が良い人だと、英会話レッスンも楽しくなるから、継続率も格段にアップしますよ。
比較④ 時間の融通がきくのは断然オンライン英会話
どのオンライン英会話も基本的に24時間いつでもレッスンが受けられますが、たとえばGABAの場合は早朝7:00~夜21:55までと開講時間に限りがあります(※教室によって開講時間は異なる)。
これは、どのオンライン会話を選ぶかにもよるのですが、基本的に多くのオンライン英会話が24時間のレッスンに対応しているので、朝4時や5時に起きて早朝レッスンを受けることができますし、仕事帰りが遅くなったとしても、23時や24時にレッスンを受けることもできます。
朝型・夜型人間のどちらにも対応できるのがオンライン英会話の強み。使う人を選ばないというのも大きなメリットです。
24時間レッスンを受けられるので、仕事や学校が忙しい人でも柔軟に対応ができて、続けやすいんですよね。
比較⑤ 録音・録画しやすいのはオンライン英会話
レッスンの録音や録画機能というのは非常に重要で、自分がどんな英語を発音をしているのか?どこができて、どこがダメなのか?というのが一目瞭然です。
また、復習のときに自分がうまく表現できなかったところや、イントネーションがおかしいところをすぐに発見することができます。弱点を潰すことで効率的に英会話力のアップに繋げることができるので大きなアドバンテージに。
英語学習において復習は絶対に欠かせないことなので、それを後押ししてくれる録音録画機能というのは、オンライン英会話のメリットだと思います。
オンライン英会話のレッスン録画・録音機能の対応状況は以下とおり。
レッスンの録音機能 | レッスンの録画機能 | |
---|---|---|
ー | ◯ (自動) |
|
◯ (自動録音) | ー | |
◯ (自動録音) | ー | |
◯ (自動録音) | ー | |
ー | ◯ (手動) |
|
ー | ◯ (自動) |
|
△ (自身の端末で) | △ (自身の端末で) |
|
△ (自身の端末で) | △ (自身の端末で) |
オンライン会話によって機能が異なるのですが、レッスンの自動録画に対応しているのが最も便利です。
レッスンツールが録音や録画に対応していない場合は、自身の端末(スマホやパソコンの画面録画機能など)を使って音声や映像を残すことは可能です。
レッスンが自動で録画されれば「録画忘れ」もなくなるので、復習が確固たるものになります。
比較⑥ 教材の豊富さ。オンライン英会話が優勝
教材が豊富さを比較すると、オンライン英会話の優勝です。
オンライン英会話は教材をスマホでチェックできるので、 紙で用意する教材と違って場所を取りません。あくまでも、サイト側でデータを管理するだけなので、膨大な量の教材を用意することができます。
レベル別・目的別に合わせた教材を自分で選ぶことができるので、自由にカスタマイズすることもできます。
もちろん、教材だけでなく自分の個人的な課題やタスクをレッスンに取り入れるのもアリです。プレゼンの練習をしたり、自分が書いた英語日記を添削してもらったり。
英会話教室の場合、最初に面談やレベルチェックテストなどをおこない、それにもとづいておすすめの教材が指定されることが多いです。
実際に使ってみて自分に合わなかったら教材を変えてもらうこともできますが、教材費として追加料金が発生する場合もあるし、なにより変更を申し出るのがいろいろと面倒くさい。
「でも、自分に合った教材を教えてもらえるのが英会話教室のメリットなのでは?」と思われるかもしれませんが、オンライン英会話でも日本人講師にカウンセリングで相談できます。しかも無料(月額料金内)です。
英会話の上達には、自分に合った教材選びというのが不可欠なので、そういった意味でも、オンライン英会話は大きなメリットとなるでしょう。
比較⑦ オンライン英会話は対面式よりも緊張しにくい
社交性の高い人や、いわゆる「人たらし」であれば英会話レッスンなど余裕だと思います。
わたしはその対極にいる人間なので、英会話レッスンでは尋常じゃないぐらい緊張します。対面式のレッスンなんて緊張の極みです。
オンライン英会話でも緊張はしますが、対面式よりはずっとラク。
緊張って本当に体力も精神も削られるんですよね。適度な緊張は良いけど、極度の緊張に良いことなんてマジで1つもない。
英会話教室で「緊張の極限」に達したおかげで、オンライン英会話がラクに感じるようになりました。
欠点もあるオンライン英会話
- オンライン英会話のデメリット
- ・対面式の空気は味わえない
- ・通信が不安定な場合がある
- ・レッスンをキャンセルしやすい(サボりやすい)
デメリット① 対面式の空気は味わえない
オンライン英会話の1つ目のデメリットは、 対面式レッスン独特の空気感は味わえないことです。
英会話レッスンは相手との会話で成り立つものなので、講師との距離感をどうとるかも大切ですし、独特の空気感や緊張感、ジェスチャーで伝わるものがあります。
趣味として英語学習を楽しむだけならオンライン英会話でもいいのですが、 実際に仕事や留学などで対面で英会話をすることになる場合、あらかじめ対面式レッスンに慣れておくことは大きなアドバンテージです。
わたしは対面式の英会話も通っていたことがありますが、 やはり対面式の方が圧倒的に緊張しますし、その空気に飲まれてしまう場合もあるのですが、それが逆にいい経験だったりします。
対面式でネイティブとの対話に慣れておくと、実際の仕事の場でもそこまで緊張することなく会話ができたりするはず。
デメリット② 通信が不安定な場合がある
2つ目のデメリットは、通信が不安定な場合があるということです。
最近でこそ安定してきていますが、オンライン英会話はフィリピン人講師が多く、特に講師が自宅からオンラインでレッスンを行っている場合、 通信が不安定な場合があります(講師の自宅のWi-Fi環境に依存するので)。
通信が不安定だと映像が乱れるだけでなく、講師の言っていることが途切れ途切れになってしまったり、 発音がいまいち聞き取りづらかったりします。
ただ、これに関しては、オフィス勤務の講師が在籍するオンライン英会話を選べば外れがないですし、最近はインフラも整ってきているので、そこまで心配する必要はないかもしれません。
ちなみに、先ほど紹介したQQ Englishは、講師全員がオフィスに勤務しているので、通信が非常に安定しています。
ネット回線の安定性を重視するのであれば、自宅勤務の講師は(当たり外れがあるので)避けたほうが無難です。
特徴 | 講師はTESOL資格保有 |
無料体験 | 25分 2回分 (計50分) |
料金プラン (税込) | 【月4回プラン】 2,980円 【月8回プラン】 4,980円 【月16回プラン】 7,980円 【月30回プラン】 11,980円 |
1レッスンあたり | 25分 (教材によっては50分) |
講師の国籍 | フィリピン ※全員がTESOL資格保有 |
日本人スタッフ | あり(カウンセリングのみ) |
講師の勤務体制 | 自社オフィス |
教材数 | 非公表 |
カランメソッド | ◯ |
英語資格対策 | TOEIC 英検 IELTS |
テレビ電話 | 自社開発の無料ツール【Classroom】を使用 ※以前まではスカイプ |
対応デバイス | スマホ、タブレット、PC |
営業時間 | 24時間 |
予約 | 15分前まで ※キャンセルも15分前まで |
公式サイト | QQ English |
デメリット③ レッスンをキャンセルしやすい(サボりやすい)
オンライン英会話の場合、レッスン本番の15分前から30分前まではボタン1つでキャンセルができてしまいます。
都合が悪くなった場合には便利でいいのですが、気分が乗らない場合でも気軽にキャンセルができてしまうというデメリットもあります(サボりやすい)。
また、オンライン英会話は料金が安いので、キャンセルしてもそこまでコスト的に響かないというのもあるかもしれません。
対面式レッスンの場合、高額な料金を1回のレッスンに払っているので、どうしても気持ち的にもキャンセルをしづらくなります。
キャンセルしやすいのは良し悪しありますが、レッスンを気軽にサボれてしまうというのは大きなデメリットだと思います。
結局のところ、人の気持ちの問題なので、気持ちを強く保てる人にとってはまったく関係ない話ですが(わたしはたまにサボってしまいます…)。
対面式の英会話でしか得られない経験とは?
- 対面式英会話のメリット
- ・その場の空気感や間合いを体感できる
- ・発音がクリアに聞こえる
- ・講師との関係性を築きやすい
- ・レッスンをサボりにくい
メリット① その場の空気感や間合いを体感できる
先ほどもちらっと述べましたが、対面式にはオンラインにはない独特の緊張感や空気感があります。
また、相手のジェスチャーや表情も細かく見て取れるので、相手がどう思っているか、何を考えているかというのも推測しやすいです。
対面式で講師と会話をしておくと、仕事や留学などリアルな現場に出た場合も、そこまで緊張なく英会話ができるようになると思います。
メリット② 発音がクリアに聞こえる
最近は、オンライン英会話の通信環境も安定してきましたが、どうしても通話品質になってしまうので、対面式のクリアな音声には当然かないません。
英会話は、発音をいかに聞き取れるか、それをそ自分のものにするか、というのが重要になってきます。
綺麗な発音の英語を浴び続ければ、それが自分のいい発音にも繋がるので、相乗効果を得ることができます。
もちろん、オンライン英会話の少し聞き取りにくい発音で自分を鍛えるというのも重要な必要なことではありますが、やはり聞き取りやすいクリアなイントネーションの方が勝ります。
メリット③ 講師と関係性を築ける
対面式の英会話教室は講師の在籍人数も限られており、場所によっては担当する講師が1人だけという場合もあります。
そうなると、特定の講師のレッスンを継続して受けることになるので、必然的に講師との仲も深まります。
関係性が深まれば、話題も広がっていくでしょうし、話題が深いものになっていくと、フレーズや語彙力も深化していきます。
表面的な話題だけでは信頼関係は生まれませんが、講師との関係が築けると、レッスン以外でランチに行ったり、みんなでちょっとしたイベントに参加したり、ということも可能になるので、英会話のバリエーションもさらに広がるでしょう。
ちなみに、わたしが通っていた渋谷の英会話教室では、会場を借りて季節ごとに立食パーティーやハロウィーンのイベントなどを開催していました。
そういったイベントに参加しやすいというのも、対面式のメリットでしょう(わたしは家が大好きなので参加しません😇)。
メリット④ レッスンをサボりにくい
さきほどオンライン英会話のところでも述べましたが、対面式の英会話では、レッスンが非常にサボりにくいです。
その理由は、講師との関係性が築かれているから。そして、レッスン1回当たりの費用が高いからです。
レッスンをサボる回数が増えれば、 講師との関係性もどんどん悪化していきますので、気軽にはサボれなくなります。
英会話教室によっては「毎回講師が変わるから関係ない」という場合もあるかもしれませんが、わたしが通ってたところは担任制だったので、講師との関係が大切に感じられるものでした。
また、1回あたり4000円〜7000円といった高額の料金を払っているので、1回休むことは、そのお金を捨てているのと同じことです。
そういった背景があるので、 気軽にレッスンをサボれなくなり、それが英会話の上達に繋がっていきます。
ちなみに、対面式の英会話は必ずマンツーマンのレッスンを受けることをおすすめします。なぜなら、グループレッスンだと自分が発話する時間が非常に少なく、効果が薄いからです。
最近は、マンツーマンのレッスンを提供する対面式の英会話は増えてきました。特にGabaマンツーマン英会話 などは、1対1のレッスンに特化した英会話教室なので、非常におすすめです。
対面式の決定的な欠点は「費用の高さ」
- 対面式英会話のデメリット
- ・料金が高い
- ・通うのが大変
- ・講師が変更しづらい
- ・教材のバリエーションが少ない
デメリット① 料金が高い
さきほども述べましたが、 オンライン英会話と対面式英会話を比較すると、料金は10倍以上の差があります。
さらに、対面式英会話の多くは週1〜2回といった少ないレッスン回数なので、 英会話の上達には不足している部分があります。
というのも、英会話の上達には、毎日コツコツ英語に触れることが必要なので、週1〜2回レッスンを受ける程度では、なかなか英語が上達しません。
それでいて料金が高いので、もし毎日対面式の英会話に通うということになれば月10万円以上の負担を考えなければいけません。
デメリット② 教室まで通うのが大変
たとえ、自宅の近くや最寄り駅に英会話教室があったとしても、そこに通わなければいけません。
仕事帰りに通うことができればまだいいですが、休みの日にわざわざ電車を乗り継いで教室まで行くとなると、お金も時間もかかるので、それだけで大きな負担になります。
英会話の上達には、レッスンを習慣化することが必要なのですが、レッスンを受けるまでに身だしなみを整えて、電車に乗り、教室まで行くという複数の工程が発生するので、そこで挫折しやすいという難点があります。
デメリット③ 講師の変更がしづらい
対面式の英会話は講師の在籍人数が少ないですし、場合によっては1人の場合もあります。そうなると、自分と相性が良くなかった場合、他の講師に変更することができません。
英会話教室で他の講師への変更が可能だったとしても、講師を変えてほしいとは言いづらいでしょう。どうしても気まずい雰囲気になるのは必至です。
そういうのが気にならない人にはデメリットになりませんが、たいていの人にとっては講師の変更を申し出づらいと思います。
レッスン料金を支払済みで、返金不可の場合、その講師のレッスンを泣く泣く受け続けるしかありません。
ちなみに、オンライン会話であれば、レッスンごとに講師を予約することになるので気軽に変更ができます。
デメリット④ 教材のバリエーションが少ない
対面式の英会話の教材は紙ベースになることが多いため、物理的な制約もあり、教材のバリエーションがどちらかというと少なめです(例外もあります)。
最近は、PDFを使って生徒にダウンロードしてもらうタイプの教材も増えてきましたが、それでもオンライン英会話に比べると教材のバリエーションは少ないです。
さきほども説明したとおり、英会話の上達において教材の良し悪しというのは非常に重要になってきますので、その点は対面式のデメリットと言えるでしょう。
なぜ対面式をやめて、オンライン英会話にしたのか
わたしは英会話を始めたばかりのころは対面式の教室に通っていましたが、 その後オンライン会話に切り替えました。
なぜ対面式→オンライン英会話に切り替えたのか?その理由をまとめると以下のようになります。
- ① 費用が高いから
- ② オンライン英会話でも十分だった
- ③ 遠くまで通うのが大変だった(これは自分のせい)
- ④ 緊張しすぎてシンドかった
① 費用が高いから
対面式にもメリットはあるものの、やはり料金が高いです。そういった点で、わたしにとっては対面式の英会話を継続するのが難しかった という経緯があります。
さきほども説明しましたが、対面式のレッスンは1回あたり5,000円以上かかります。しかし、オンライン英会話なら1回あたり300円程度。あまりに違いますよね。
これほどの金額差を上回るほどの価値が、対面式レッスンにあるか?と問われれば、答えはノーです。
特に、わたしの場合は仕事で英語が必要なわけでもなかったので、なおさらでした。
② オンライン英会話でも十分だった
最初にも述べた通り、オンライン英会話で十分成果があると感じたのも大きな理由です。
わたしは英会話教室に通いはじめたタイミングで、並行してオンライン英会話もスタートしました。
そこで気づいてしまったのです。「これって、オンライン英会話でも十分なのでは?」と。
オンライン会話であれば、自宅ですぐにレッスンを受けられますし、いろんな講師とお喋りができるので、非常に楽しい。正直、 対面式の会話に通う必要はほとんどないとすら思ってしまいました。
もちろん、人によっては対面式のメリットを享受できる場合もあると思うので、あくまでも「わたしの場合は」という話です。
③ 遠くまで通うのが大変だった(これは自分のせい)
わたしが通っていた英会話教室は渋谷にあるのですが、自宅からは電車で1時間以上もかかります。
別に仕事のついでに行くわけでもなく、完全に英会話教室のためだけに通う感じでしたので、次第に移動時間が大変に感じるようになりました。
これは完全に自分のせいなのですが、さすがに英会話教室のためだけに1時間以上もかけるのはムダが多すぎますよね。電車賃もバカにならないし。
逆に言えば、もし英会話教室に通うのであれば、自宅や職場の近くを選ぶべきだと思います。
④ 緊張しすぎてシンドかった
わたしは非常に緊張しやすいタイプでして、特に初対面の人と会うときは心臓の鼓動がヤバいです(いま思えば、よく営業の仕事なんてやってたなと思います)。
これは当然、英会話レッスンに当てはまりまして、英会話レッスンの前日ぐらいからすでに緊張感が高まってきます。
渋谷駅に着いて、教室が近くなるにつれて鼓動が速くなるのが明らかにわかるレベル。
そんな感じの人間なので、身体というかメンタルが持ちませんでした。
オンライン英会話のレッスンも緊張はするのですが、対面式よりはだいぶラクに感じます。
オンライン会話は、非常に安い料金で質の高いレッスンが受けられるので、ぜひ試して欲しいです。
おすすめのオンライン英会話はQQ English
ちなみに、オンライン会話はどこを選べばいいか?という話ですが、 わたしは長らくQQ English を使っています。
QQ Englishは、講師全員がTESOLという資格を保有しており、なおかつ教材の質も非常に高いです。
初心者向けに日本語のガイドもついているので、初めての人でも安心して レッスンを受けることができます。無料体験レッスンもできるので、ぜひ活用してみてください。