「仕事で英語を使うけど、忙しいから短期間でサクッと英語を身につけたい…」
そんな希望を実現する方法としておすすめしたいのが、「短期集中」でビジネス英会話を習得することです。
この記事では、短期集中型のメリットとデメリットや、ビジネス英会話を短期集中で学ぶためのポイントを紹介していきます。
短期集中でビジネス英会話をマスターする5つのコツ
ビジネス英会話を短期集中で効果的に習得することは可能です。
「日常英会話よりビジネス英会話のほうが難しい」と言われることがありますが、じつは逆でして、ビジネス英会話のほうが比較的身につけやすいです。
もちろん、ビジネス英会話は専門用語が出てくるので語彙力の面では日常英会話より難易度が高い場合もあります。
ただ、それを除けばビジネス英会話のほうが難易度は低めです。
日常英会話だと文法が崩れていたり、スラングが使われることがありますが、ビジネス英会話はフォーマルな英語で文法どおりのことが多いため、独学で勉強した内容をそのまま実践しやすいという特徴があります。
さて、以上を踏まえて、限られた時間で効果的な学習をするためにも以下の5つのポイントに注意しましょう。
1. 学習期間を設定する
まず、短期集中の期間と1日の勉強時間を決めましょう。
短期集中といっても、人によって期間は異なります。
1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月などどれくらいの期間で勉強をやるのか。自分の仕事と相談しつつ、決めます(英語習得にはそれなりに時間がかかるので、1週間とかだと短すぎます)。
「6ヶ月後に海外出張があるから、それまでみっちりやろう」といったわかりやすい目標がある人はいいですが、そうでない人はまずは3ヶ月という期間でやってみるのがおすすめです。
ひとまずの目標(ゴール)を設定することで、モチベーションを高く保つことができます。
2. 目標を決める
短期集中とはいっても、それなりの期間はずっと勉強しなければいけません。また、集中力が求められるので、相応のモチベーションも確保する必要があります。
やる気を保つうえで役に立つのが「目標」です。設定した学習期間を終えたあと自分はどうなっていたいのか?これを決めると、勉強に対する意識が高まります。
ビジネス英語でいうと、最もわかりやすい目標はTOEICでしょう。たとえば現在TOEIC400点なら、6ヶ月後に600点を目指すといった感じ。
TOEICはスコアが数値で明確に出るので、目標達成の可否がハッキリするから良いんですよね。さらに、TOEICスコアがあれば昇進や転職なども有利になるから一石二鳥。
ちなみに、目標を決めるときは「外資系企業に転職する!」といった内容ではなく、英語の上達度が客観的にわかる目標にすべきです。
ビジネス英語上達に役立つ英語資格については、以下の記事にくわしくまとめました。
3. 学習教材を選ぶ
効果的な学習教材を選ぶことも重要です。
ビジネス英会話を学習する際には、実際のビジネスシーンで使用されるフレーズや表現を学ぶことが求められます。
専門的なビジネス英会話教材や、ビジネスシーンをシミュレーションできる学習プログラムを選ぶと効果的です。
市販の英語教材(こちらの記事でまとめて紹介してます)でもいいですが、実践的なビジネス英会話を短期間で身につけたいならオンライン英会話を使ったほうが手っ取り早いと思います。
個人的にはビズメイツとQQ Englishがかなりおすすめです。
4. リスニングとスピーキングを最優先で
ビジネス英会話を短期間でマスターするためには、リスニングとスピーキングの能力を高めることが重要です。
英会話に求められるのは聴く力と話す力です。仕事でビジネス英文書などを読んだり書いたりする機会もあるとは思いますが、すべてをやろうとすると時間がかかりすぎます。
ひとまずライティングとリーディングは置いといて、リスニングとスピーキングを最優先で勉強しましょう。
ちなみに、英文法と英単語については最初のうちに勉強しておいたほうが良いです。
中学レベルの英文法と単語に自信がない人は、初心者向けの教材を使って早めに基礎学習を終わらせてしまいましょう。
5. 短期集中の効果を最大限に引き出すコツ
短期集中の期間中に効果的な学習を行うためには、以下の方法を取り入れるのがおすすめです。
- マンツーマン指導: 経験豊富な教師によるマンツーマン指導を受けることで、自分のニーズや目的に合わせた学習ができます。英会話レッスンは、グループレッスンではなく、必ず1対1でやりましょう。
- 実践的なトレーニング: 日常のビジネスシーンで実際に使われるフレーズや表現を学習することで、実践的な英会話スキルを身につけることができます。自分の仕事で使う英語を、英会話レッスンや自習でも取り入れましょう。
- 英語漬けの環境: 短期集中の期間中は英語に囲まれた環境を作ることで、英語への集中度を高めることができます。理想は海外留学ですが、できない人も多いと思うので、日本にいながら英語漬けにする方法を参考にして日本語に触れる機会を減らしましょう。
短期集中でビジネス英会話をマスターするためには、計画的な学習と効果的なトレーニングを行うことが重要です。
自分に合った学習スタイルや環境を選び、一気にビジネス英会話力を伸ばしていきましょう。
なぜ短期集中なのか?3つのメリット
メリット①学習間隔が短いから定着率が高まる
短期間で一気に勉強することで英語に触れる機会が増えるため、学習内容の記憶定着率が高まります。
英語に限りませんが、知識やスキルというのは「反復」が非常に大切。
何度も繰り返すことで、脳が「これは大事なことだ」と認識するので、定着率も高まるのです。
メリット② 短期間なのでモチベーションを維持しやすい
短期集中で学習期間が限られているため、モチベーションを維持しやすくなります。
英語の勉強が1年間続くよりも、短期集中のほうが「ここから3ヶ月間だけは無心で頑張るぞ」という意識になりやすいですよね。
英語学習においてモチベーションは本当に大切です。一つのことを長く続けるのが苦手な人こそ、短期集中が向いていると思います。
メリット③自信がつく(いろんなことに応用できる)
短期集中でビジネス英会話が身につくと、あらゆることに自信が持てるようになります。
というのも、英語というのはあらゆる技能の中でも難易度が高いほうなので、それを身につけたということは「他のたいがいのことはなんとかなる」といっても過言ではないです。
たとえば、新しく楽器を始めるとか、筋トレを始めるとか。あるいは、TOEIC満点や英検1級をめざすとか。こういった目標も、英語習得で短期集中という成果を得たあとなら、自信を持って取り組めるはず。
自信が持てると、いろんなことに挑戦したくなるもの。結果的に、その自信が人生を充実したものにしてくれるのだと思います。
短期集中には2つのデメリットがある
デメリット① 一定のコミットが求められる
短期間での英語学習には、一定のコミットが求められます。
短い期間で成果を上げるためには、高い集中力が必要になりますし、1日あたりの勉強時間も増やす必要があります。
目指すレベルや学習期間にもよりますが、個人的には1日3時間は確保したいところ。
仕事が忙しくてどうしても勉強時間を確保できないのであれば、無理に短期集中に取り組まず、逆に1年間など長い目でコツコツ勉強したほうが良い場合もあります。
すべての人に短期集中がおすすめできるわけではないということです。
デメリット② 短期間での成長には限界もある
短期集中型は期間が限られているため、成長には限界があります。
たとえば、「TOEIC400点の人が3ヶ月でTOEIC900点を取る」といった目標は現実味がありません。
他にも、英語知識ゼロの人が「1ヶ月後に英語ディベートができるくらいになる」という目標を掲げるのも無茶です。
適切な目標を掲げないと、逆に自信を失うことにもつながります。
英語学習は生涯継続して行うものです。長期的な目標を持ちつつも、短期間での現実的な成長を図る意識が重要です。
おすすめの短期集中ビジネス英会話【3選】
短期集中でビジネス英会話を習得したい人におすすめのオンライン英会話を見ていきましょう。
個人的にはオンライン英会話でも十分に短期集中で効果があがると思っています。
短期集中でビジネス英会話が身につくオンライン英会話をリストアップしました。個人的におすすめのオンライン英会話は3つあります。
もし、自分ひとりでは英語学習や英会話を継続するのがむずかしいようなら、オンライン英語コーチングサービスの【イングリード】を使ってみるのもおすすめ。
専属コーチが学習プランを作成してくれるので、短期間で大幅に英語力を伸ばすことができます。
複数の無料体験レッスンを受けてみる
短期集中の英会話レッスンに興味がある方は、複数の無料体験レッスンを受けることをおすすめします。
各オンライン英会話の雰囲気や教授方法は異なりますし、なにより講師の質にもかなり差があります。
口コミや評判も参考にはなりますが、結局のところ「使ってみないとわからない」のが現実です(身も蓋もないですが)。
実際に体験することで、自分に合ったプログラムを見つけることができますし、自信をもって勉強をスタートできるはず。
さきほども紹介しましたが、ビジネス英会話の習得ならビズメイツ がおすすめ。
ビズメイツは、ビジネス英語に特化した数少ないオンライン英会話で、講師は全員がビジネス経験ありなので、実際の仕事のシチュエーションを意識した英会話レッスンを受けることも可能です。
無料体験レッスンが受けられるので、少しでも気になる人はぜひ使ってみてください。
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