こんにちは、あゆむです。
社会人の英語学習は効率を重視すべきだと思っています。
少ない勉強時間で多くの成果をあげるには、良い英単語帳との出会いが欠かせません。
僕はこれまで10冊以上の英単語帳を使ってきましたが、社会人に合うもの・合わないものはハッキリしています。
ということで、記事の前半で教材や英単語帳の選び方を解説し、後半は「おすすめの教材&アプリ」を紹介します。
すべて僕が実際に使ってきたものだけを厳選しました!
必要な英単語を最短かつ効率的に学ぶには
「ビジネス英語」と一言でいっても、その範囲は多岐にわたります。
営業で必要な英語と研究開発で必要な英語が異なるのはもちろんですし、TOEICスコア取得に必要な英語であれば試験対策をしたほうが効率的です。
まずは「英語を学ぶ目的」を決めることから
また、書く英語なのか話す英語なのかよっても教材選びは変わってきます。
ビジネス文書やビジネスメールを習得したいのであれば、書く英語(ライティング)が必要ですし、商談や会議で使う英語を身に付けたいのであれば話す英語(スピーキング)が求められます。
「英語を使う機会はほとんど英会話(話す英語)だけ」という場合は、口語の語彙を増やすべきです。
一方、英語を書く機会が多いのであれば、いわゆる”書き言葉”を覚えていったほうが説得力のある文章を書けるようになるでしょう。
つまり、英単語の教材を選ぶ前に「自分にはどんな英語が必要なのだろう?」と冷静に分析する必要があります。
これを怠ると、せっかく英語を勉強してるのに全然効果を実感できずに挫折しやすいですし、仕事にも良くない影響を及ぼすので注意が必要です。
自己分析をするようで面倒に感じるかもしれませんが、これをやらないと努力が無に帰す可能性もあるので、少しだけでもいいので時間をとって考えてみましょう。
覚えた単語は使うことで記憶に定着する
また、英単語を学んだらそれをすぐにアウトプットして記憶を定着させるという一連の作業が必要だと個人的には思っています。
そのためには、単語帳単体で学ぶよりも【英単語を学ぶ→ 実際のシチュエーションで使ってみる】という流れを体感できる総合的な教材を使いましょう。
市販の単語帳は定番ですが、あくまでも単語を覚えるプロセスに特化しています。覚えた単語を使う(実践する)ためは、問題集やオンライン英会話などを試すしかありません。
「1つの教材で単語のみならず、文法や英語表現など全てを学べて、実践できるようにしたい」という人にはスタディサプリENGLISHというアプリがおすすめです。
仕事で使う英語はビジネス英語コース、TOEICスコアが必要な人はTOEIC対策コースが用意されてます。
僕も実際に使ってきましたが、ビジネスに必要な英語を1つのアプリで網羅できるので、非常に効率的です。
さきほど説明した【英単語を学ぶ → 実際のシチュエーションで使ってみる】という学習が1つのアプリで集約されているので、覚えた英単語のアウトプット機会が豊富です。英単語が最短で効率的に身につきます。
社会人の英単語帳選びで重視すべきポイント
- 社会人の英単語帳選び【ポイント】
- ① 仕事に関係する語彙が学べること
- ② ビジネス系の例文が掲載されていること
- ③ 分厚すぎないこと
- ④ 自分の英語レベルに合っていること
- ⑤ アプリ版があること
① 仕事に関係する語彙が学べること
せっかく英語を学ぶのであれば、ビジネスの場で使える(実践で役に立つ)英単語を学ぶべきです。
会社の会議で英語を使う人が、旅行英会話のテキストで勉強するのは非効率ですよね。
自分のビジネスに直結する英語を学ぶことは、英語力アップだけでなく、キャリアや給料にも良い影響を与えてくれます。
「売れているから」とか「なんとなく良さそうだから」という安易な理由で英単語帳を選んでしまうのは、大きな機会損失になると考えるべきです。
書籍であれば、特定の職種や職業に特化した英語教材が売っていますので、自分の仕事に合わせて選ぶことで効率的な英語学習が可能になります。
書店に行って立ち読みして決めるのもいいですし、Amazonで検索すれば大量の教材がヒットするはずです。
② ビジネス系の例文が掲載されていること
英単語帳は例文の掲載があるかないかで大きく2つに分けることができます。
例文があると、その英単語がどんな文脈で使われるのかがわかるので、より深いフェーズで理解できるようになります。
最近の英単語帳はほとんどが例文ありなので、むしろ例文なしの英単語帳を見つけるほうがむずかしいかもしれません。
とはいえ、例文が載っていれば何でもいいかというと、そういうわけではありません。せっかく例文で学ぶのであれば、ビジネスの場で活かせる例文のほうが良いですよね。
そのほうが「これ、このまえ勉強したやつだ!」という嬉しい体験ができますし、仕事も円滑に進みます。なにより、勉強と仕事がシームレスにつながるので効率的ですよね。
ビジネスパーソン向け専用の英単語帳を選ばない限り「例文のすべてがビジネス用途!」とはならないので、選択肢としては少ないのですが、できるだけ仕事でもそのまま使える例文が多いほうが効率的です。
「自分の仕事で使う可能性が高い例文」が多い単語帳のほうが効率的!
③ 分厚すぎないこと
よほど手広くやってない限り、仕事で使う英単語というのは限られています。専門性の高い職種であればなおさらです。
そのため、基本的に英単語帳は分厚すぎるものを選ばないほうが賢明です。もっといえば、薄い英単語帳を反復して何度もやったほうが、効果的です。
【薄い英単語帳=本当にビジネスで必要な英語だけを集約した本】ということがほとんどなので、効率的に英語を学ぶことができます。
分厚い英単語帳を覚えきるのは確かに素晴らしいですが、仕事で全然使わない語彙を覚えても時間のムダになってしまいます。
さらに、分厚い英単語帳は挫折の原因にもなりますから、できるだけ自分の身の丈に合ったページ数のものを選ぶようにしましょう。
④ 自分の英語レベルに合っていること
言うまでもないですが、自分の英語レベルに合ってない単語帳はNGです。
英単語帳は英語レベルをはっきり明記してない場合が多いので、下手に選ぶと「むずかしすぎて勉強がシンドい…」という事態になりかねません。
表紙に英語レベル(「TOEIC600点以上が対象」など)が書いてあればわかりやすいのですが、書いてない場合は対象レベルの記載があるページを探しましょう。
多くの英語教材は【まえがき】あるいは【はじめに】のページに対象レベルが書いてあります。いわゆる最初のページです。
そのページの最後のあたりに「本書は◯◯のレベルの人を対象にしています」という記載があるはずので、探してみましょう。
⑤ アプリ版があること
最近の英単語帳は書籍だけでなくアプリ化されているものがたくさんあります。
僕は書籍で英単語をひととおりインプットして、そのあとにアプリでアウトプットしまくるというやり方で勉強しています。つまり、書籍とアプリが連動しているものが理想です。
アプリを使うとテンポよくクイズ形式でアウトプットができるので、時短になりますし気持ちよく英単語の勉強ができます。本を赤シートで隠しながら何度も反復するのはなかなかしんどいので…。
そのため、できれば書籍だけでなくアプリでも使える英単語帳がおすすめです。
幸いなことに、mikan や 物書堂といった英単語アプリが充実しているので、書籍+アプリのラインナップは増えつつあります。
ただし、絶対数でいえばまだまだ書籍のみ or アプリのみが多いのも事実。
このあたりは、自分が必要とする語彙のジャンルをよく吟味してアプリ化もされている英単語帳を選ぶしかありません。
僕は英検1級のパス単とTOEIC「金のフレーズ」という英単語帳を使っていて、それらをアプリでも合わせて利用しています。
自宅では英単語帳の本で勉強しつつ、外出時や散歩時はスマホのアプリでひたすら聞き流しをすることが多いです。使い分けができるので、ライフスタイルに合わせることもできます。
なお、TOEICの英単語に関してはこのあと紹介しますが『金のフレーズ』という本+アプリを組み合わせるのが絶対的におすすめです。
ズバリ、社会人におすすめの英単語帳
ここからは、実際に僕が使ってきた単語帳の中から「社会人こそコレを使うべき」と思った単語帳をピックアップしました。
目的やレベルはそれぞれ異なるので、ご自身に合うものを選んでみてください。
- おすすめの英単語帳
- ① DUO
- ② TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
- ③ Z会 速読英単語
- ④ 速読速聴英単語 Business 1200
- ⑤ 英検1級 単熟語EX
① DUO
僕が数ある単語帳のなかで最も多くやりこみ、最も効果を実感したのが『DUO』という英単語帳です。
この単語帳が素晴らしいのは、1つの例文で3〜4つの英単語を学べること。ふつうは1つの例文に1単語なので、それと比較すると圧倒的に効率的です。
すべての例文がビジネス向けというわけではありませんが、確実に覚えておくべき基礎的な単語が収録されているので【まずはこの1冊をやりきる→ビジネス英語に特化した本 or アプリで勉強する】のが良いと思います。
たとえば、本書には以下のような見出し語と例文が載っています。
- 【見出し語】
- receive 〜を受ける
- architecture 建築
- prestigious 権威のある
- award 賞
- 【例文】
- In 1995, Ando received architecture‘s most prestigious award
- 1995年、安藤(忠雄)氏は建築における最も権威ある賞を受賞した。
例文で覚えると記憶に残りやすいというメリットもあります。これは実際にやってもらうとよくわかると思うのですが、単語を単体で覚えるよりも断然思い出しやすいです。
たとえば、prestigious(権威のある)という単語を単体で覚えても「prestigious って何だったっけ…」と詰まりやすいものです。
しかし、さきほどの例文のように prestigious award で覚えていると「prestigiousってprestigious awardで覚えてたな。権威ある賞だから、prestigious は権威あるって意味か」みたいな感じで思考回路が流れていきます。
わりと基本的な英単語が多いですが、例文で覚えるスタイルなのでまったくの英語初心者にはおすすめしません。TOEIC400〜500点台であれば(少し手応えがある感じですが)ちょうど良いと思います。
一方、TOEIC600点とか700点を超えているような人は既知の単語が多いと思うので、選ぶ際は中身をよくチェックしてから決めるようにしましょう。
② TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(金フレ)
金フレという愛称で親しまれている名著です。書籍とアプリの両方があります。
この英単語帳は本当によくできていて、TOEICに出てくるフレーズを覚えることができます。英単語ではなくフレーズで覚えるので、頭に残りやすいというメリットがあります。
左ページに例文(あるいはフレーズ)、右ページに見出し語+解説というレイアウトです。
「すべての英単語帳がこの形式・レイアウトになればいいのに」と思うくらい、僕はこの本が大好きです。
本書には、たとえば以下のようなフレーズが掲載されています(太字が見出し語)。
- 会議は午後1時ちょうどに始まります。
- The meeting starts promptly at 1 P.M.
- マーケティング戦略
- a marketing strategy
promptly も strategy も単体で覚えるより、こういったフレーズの中で学んだほうが絶対に覚えやすいですよね。a marketing strategy なんてそのまま仕事で使えそうですし。
また、TOEIC対策用に作られているので、TOEICスコアが必要な社会人にはうってつけです。
TOEIC対策というと、どうしても実用英語(使える英語)とは切り離されてしまっている印象がありますが、金フレをやってみるとそのイメージは覆ります。
むしろ、仕事で使える英語が学べて、ついでにTOEIC対策もできるくらいの感覚です(もちろん良い意味で)。
ビジネス英語に特化した英単語帳はあるにあるのですが、数が少ないし、正直あまり良い本がありません(Amazonで「ビジネス 英単語」と調べてもらうとよくわかるはず)。
そのなかにおいて、金フレだけが燦然と輝く星のような存在になってくれています。
③ Z会 速読英単語
見出しと例文がある単語帳は、どうしても単調になりがちなので飽きやすいというデメリットもあります。
単語の暗記が苦手な人は、ニュース記事などの長文を読みつつ語彙力アップが 図れる本を選びましょう。オススメは、Z会が出している『 速読英単語』という本です。
以下は、速読英単語に掲載されている英文のテーマの一例です。
- ・サッカーの起源
- ・ハエの超能力
- ・ディズニーの大きな決断
- ・群集心理
- ・企業のニーズ調査能力
- ・ビタミンAの重要性とサツマイモ
こういった英文を読みつつ、英単語を学ぶことができるので、飽きずに継続ができます。 また、社会人にとって必要な教養も同時に身につけることもできるのが魅力です。
④ 速読速聴英単語 Business 1200
「例文どころか文章(長文)のなかで英単語を覚えたい」「仕事で英文を読むことが多い」という人におすすめなのが、『速読速聴英単語 Business 1200』です。TOEIC L&R 700〜900点レベルの人向けなので、難易度は高め。
この本は、1本の短いニュース記事の中で英単語を学ぶことができます。例文は英字雑誌・新聞の記事、Webサイトなどからの抜粋された文章なので、ネイティブが実際に読んでいるものばかり。
たとえば、以下のような記事が収録されています。
- 速読速聴英単語 Business 1200 の記事例
- ・Tik Tokが米国の禁止令に反発し提訴
- ・数字に見るコロナウィルスの航空会社への影響
- ・ビルゲイツのマイクロソフトという遺産
- ・サントリー、ノンアルコールビールで米国ビール市場に参入
- ・AIによって広告がよりパーソナルに
どちらかというと金融や経済系の記事が多めですが、どれもタイトルからしてそそりますよね。
【英単語学習=つまらない、すぐ飽きる】というイメージが強いなか、この本については読書で教養を学びながら語彙力も身につける感覚なので勉強が楽しくなります。ふつうに読み物として面白い文が豊富なので。
ちなみに、「速読速聴英単語」という英単語帳はシリーズで刊行されています。僕はBusiness 1200の他に、Core 1900という単語帳も読みました。
Core 1900のほうがビジネス色は弱く、あらゆるジャンルから満遍なく記事が収録されているので万人向けです。こちらもすごくおすすめ。
⑤ 英検1級 単熟語EX
英検を受験する人におすすめの単語帳は『単熟語EX』です。
英検の単語帳といえば「パス単」が有名で、僕も長らく使ってきました。 しかし、ひょんな事から単熟語EXを使ってみたところ、一気にこの本が好きになりました。
「パス単」よりも収録語数が多く、見出し語の例文が短くて簡潔なので効率的に英単語を習得できます。
僕は英検1級を受ける予定なので本書を選びましたが、 英検準1級や2級など他のレベルにも対応した本が出ています。
英検というと「学生が受けるもの」というイメージが強いかもしれませんが、 英検2級以上になってくると社会人でも役立つ英語が学べます。何より、英検は英語の4技能を全部学べる資格なので、個人的にはTOEICよりも有意義だと思っています。
最短で成果を得られる、英単語帳の使い方
社会人たるもの、最短最速で英単語帳を消化したいものです。そのためには、どうすれば速く記憶に定着させられるか?と意識するようにしましょう。
絶対に欠かせないのが復習です。最短で記憶に定着させるためには、必ず復習をしてください。
「復習をすると、進度が遅くなるのでは?」と思われるかもしれませんが、英単語というのは反復してやらないとすぐに忘れてしまいます。つまり、復習をしないとやった範囲が丸々ムダになりかねないのです。
【エビングハウスの忘却曲線】を知っている人も多いと思います。この理論によれば、人の記憶力というのは【単語を覚えた20分後には58%、1時間後には44%、1日後には26%、7日後には23%、1ヶ月後になると21%しか覚えていない】と言われています。
つまり、せっかく覚えた英単語も復習しないとすぐに消えてしまうということなのです。「1冊の単語帳をやり終えたけど、最初のページの単語をほとんど覚えてなかった…」という 経験したことがある人は多いと思います。
これを防ぐためには、とにかく反復して何度も英単語を見聞きすることが大切。毎日のように新しい英単語をやりたい気持ちになると思いますが、英単語学習のスタートは必ず前日の範囲の復習から始めるようにしましょう。
また、1つの単語に対して使う時間は10秒前後です。結局、英単語帳は何周もやることになるので、1回で覚えようとする必要はありません。時間よりも回数を意識して、速いスピードでさばいていきましょう。
英単語帳の具体的な進め方は以下のとおりです。
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社会人の英単語暗記【やり方】
- ① 英単語帳を1冊選ぶ(音声、例文は必須)
- ② ページを区切って、1日の単語数を決める
- ③ 音声を聞きながら、見出し語と例文を音読
- ④ 1つの見出し語にかける時間は10秒前後
- ⑤ 翌日は前回の範囲をやってから、新しい範囲をやる
1つずつ詳しく説明していきますね。
① 英単語帳を1冊選ぶ(音声、例文は必須)
さきほどおすすめの単語帳を紹介しましたが、単語帳を選ぶときには音声と例文は必須です。
最近の単語帳はほとんどが両方を兼ね備えているので問題ないと思いますが、ごくまれに音声なし・例文なしという古い単語帳も存在します。
音声がないと正しい発音を聞けませんし、例文がないとその単語の使われ方のイメージが湧きません(さらに、音読もできない)。
必ず、音声と例文がある単語帳を選ぶようにしましょう!
② ページを区切って、1日の単語数を決める
単語の勉強を始める前に、まずはページを区切って「1日どれくらい(何個)やるか?」を決めておきましょう。
単語帳によっては「1日◯個のペースで進めていく」というコンセプトで作られているものもありますが、そうでない場合は自分で区切りをつける必要があります。
なぜわざわざ区切るかというと、毎日継続して良いペースで単語帳を進める必要があるからです。区切りが明確だと、やる気も起きますし、やり終えたあとの達成感も得られます。
ちなみに、区切るときは付箋を貼って、視覚的にわかりやすくしておくのがおすすめです。
付箋で区切られていると、自然とモチベーションも上がります。
③ 音声を聞きながら、見出し語と例文を音読
単語帳はただ読むだけでは効果が薄いため、必ず音声を使って音読をおこないましょう。
音読をすることでリスニング力も上がりますし、単語の記憶定着率も上がります。
また、ただ漫然と読むよりも飽きにくく、一定のペースを保てるので短い時間で単語の勉強を終わらせることもできます。
単語帳の音読は良いことづくめなので、ぜひ取り入れましょう。
④ 1つの見出し語にかける時間は10秒前後
単語の勉強は質より量を重視しましょう。たとえば、1つの単語を1分かけて1回やるよりも、10秒×6回やったほうが記憶の定着率が高くなります。
多くの人は「1回で覚えなきゃ」と思って時間をかけすぎてしまいます。しかし、たとえ1回に1分間かけたとしても、たいていの場合は忘れるものです。
ですから、忘れて当然という前向きな意識を持ちながら、とにかく単語帳を多く周回することを心がけてください。
⑤ 翌日は前回の範囲をやってから、新しい範囲をやる
英単語は過去にやった内容を振り返る必要があります。そのために、前日やった範囲を復習→今日の範囲をやるという習慣を身につけましょう。
たとえば、1日50個区切りで単語帳を進める場合、前日の50個+今日の50個=100個が1日にやる量になります。
これをやらないと、今日やった範囲を次にやるのが1ヶ月後…みたいなことになりかねません。そうなると、次にやったときには全く覚えておらず、意味がありません。
欲をいえば、自分で復習サイクルを作って、過去にやった範囲を忘却曲線に合わせて復習できるようにするのがベストです。
アプリ1つで英語学習すべてを完結させる方法
英単語帳をコツコツやるのもいいですが「英単語帳は勉強感が強いから苦手」「できればアプリだけで完結したい」という人もいると思います。
そんな人にはスタディサプリENGLISHをおすすめします。僕も実際に課金して使ってきましたが、思っていたよりも英単語の暗記がしやすいアプリでした。
スタディサプリENGLISHはそもそも、英語の4技能(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)をバランス良く伸ばせるアプリです。
しかし、本編のカリキュラムとは別に英単語のフラッシュカード機能がついており、これが素晴らしく使いやすい。
しかも、学んだ英単語は本編のカリキュラムにも出てくるので、反復による学習効果もバッチリです。
つまり、【英単語を学ぶ → 実際に使ってみる】というサイクルを回せるので記憶に定着しやすくなります。
ゲーム感覚であまり勉強してる感じがないのに、しっかり英語力がUPするという神アプリなので、ぜひ試してみて欲しいです。
ちなみに、スタディサプリENGLISHは3つのコースに分かれています。
社会人でビジネス英語を学びたい人はビジネス英語コース(あるいはTOEIC対策コース)がおすすめ!